HRMOS採用はビズリーチ社が運営する採用管理システムです。
自社製品であるビズリーチと連携し、新卒採用・第二新卒・中途採用などフェーズの違う採用活動も並行して対応可能なので、大規模な採用を行っている会社におすすめです。
主に中途採用に力を入れているサービスで、中小企業から大手企業まで幅広い規模で利用できます。
HRMOS採用はビズリーチ社が運営する採用管理システムです。
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主に中途採用に力を入れているサービスで、中小企業から大手企業まで幅広い規模で利用できます。
このページの目次
今回起業LOGでは「HRMOS採用」がどんな会社におすすめかを調査するために、バックオフィス系サービスの購買実績が2億円を超える専門家の井上幸さんにお話を伺いました。
その内容を踏まえ、編集部で調査した結論からまとめると、「HRMOS採用」をおすすめしたい会社は以下のような会社です。
・採用業務の効率化に取組みたい会社
・採用データ分析を通じ戦略的採用を実現したい会社
・複数の媒体や紹介会社など幅広く採用活動を行っている会社
ここからはその理由となる「HRMOS採用」の特徴3つを紹介していきます!
「HRMOS採用」は、複数の媒体や紹介会社からの候補者情報を一元管理できます。
求人・スカウト媒体ではビズリーチをはじめ、多くの媒体との自動連携が可能です。(自動連携が対応していない場合はcsv取り込み)
候補者管理画面においては添付ファイルも取り込めるので、履歴書など各種書類の管理・面接官への共有もスムーズに行えます。
また、候補者とのやりとりや面接官との日程調整・評価連絡もすべてHRMOS上で管理できるので、採用業務をシステム上ですべて完結することができます。
連携サービスも充実しており、オンライン面接ツール(Microsoft Teams、Zoom、Google Meet)をはじめ、カレンダー(Google,Microsoft Outlook)やSlack、人事ツール(SmartHR,HRMOSタレントマネジメント)との連携ができるのでシステム間の自動連携による業務工数削減が可能です。
業務効率化のイメージ
「HRMOS採用」を導入すると、採用サイトに画像や動画を挿入したりなど、簡単な編集なら自社でできるようになります。
会社の魅力を最大限に引き出した採用サイトを自社制作できれば、タイムリーに情報更新できる上に応募者に自社の魅力をダイレクトに伝えられるようになり、結果的に採用のミスマッチも減らせます。
また、HRMOS採用に蓄積された人材データの中の自社に適切な候補者にアプローチすることも可能です。
さらに、リファラル採用の基盤を構築することで、効率的に優秀な人材へ辿り着くことができます。
人材紹介会社へ任せっきりの採用活動ではなく、本当に採用したい人材に向けた戦略的採用が叶うでしょう。
「HRMOS採用」は、採用に関するあらゆるデータをグラフ化し数値の見える化を実現します。
採用担当者が採用活動に時間をとられ、採用プロセス分析まで手が回らないことも多々あると思いますが、「HRMOS採用」なら選考実績や進捗状況、案件ごとの応募者数や面接実施数もグラフで表示可能です。
面接官の評価をリアルタイムで可視化し評価傾向をグラフ化することもでき、よりスピード感のある採用につなげられます。
採用にかかるコストや目標値を登録すれば、予算と関連づけた達成度合いもあわせて管理できます。
また、辞退・内定理由などを採用経路ごとに分析することで、傾向を掴むことも可能です。
これにより、常に採用戦略を最適化することができます。
レポート画面のイメージ
「HRMOS採用」では、強固な採用基盤づくりに向けたサポートも充実しています。
契約周りを中心に、導入目的の整理・振り返り、企業に合わせたサービスの提案をする「アカウントマネージャー」と、操作説明やチャット対応、ツールの活用方法の提案などをする「カスタマーサクセス」が情報連携してサポートを行います。
チーム体制で、それぞれの分野を各スタッフが対応してくれるため、安心してサービスを利用することが可能です。
「HRMOS採用」は導入前から導入後まで、一貫して手厚いサポートを受けられるので安心です。
導入前には基本的な操作方法を学ぶセミナーがあります。導入前に使い方を覚えられるので、導入後がスムーズでしょう。
導入後は問い合わせによるサポートはもちろんのこと、使いこなせるようになるまでカスタマーサポートが並走してくれます。
ユーザー同士が情報交換できる場も定期的に設けられており、他社の使い方を参考にできる貴重な場となっています。
「HRMOS採用」は2017年度グッドデザイン賞を受賞しています。ボタン1つまでこだわっているその管理画面はとても分かりやすいため、初めて採用管理システムを利用する担当者でも直感的な操作で利用することができます。
分析結果も見やすいと好評で、そのまま社内資料に使うことができます。経営陣とのデータのシェアも簡易化されるでしょう。
わかりやすい分析画面
人事担当者
応募数が少ない業種や新卒に注力している法人ではHRMOS採用は使いづらいかもしれません。母集団が少ない場合、おそらくExcelで管理が可能ですし、新卒だと自動反映される採用管理ツール自体少ないので、その際はHRMOS採用にあまり価値を感じないと思います。
(広告業、従業員数:101~250名)
※起業LOG独自インタビュー
導入した人事担当者からはこのような意見もありました。
HRMOS採用には新卒採用向けのシステムと中途採用向けのシステムが別で用意されていますが、ビズリーチとの自動連携を考えると中途採用向けの採用管理システムと言えます。
また、HRMOS採用は分析機能が充実しており、大規模なデータを詳細なところまで分析できる分、少人数しか採用していない会社にとってはExcelでカバーできてしまう場合もあります。
その場合、費用対効果に合わないことも起こり得るので、HRMOS採用は大規模な採用を行っている会社の方が基本的におすすめです。
編集部では、大手企業向けの中途採用コンサルタントとして様々な採用管理システムの比較検討・利用実績がある井上幸氏に取材を敢行しました。
バックオフィス系SaaS専門家 株式会社ミツカル 代表取締役
バックオフィス系SaaS専門家 井上幸による「HRMOS採用」の総評
バックオフィス系の購買実績は累計額は2億円以上。大手ERPベンダー、大手人材会社を2社経験し、営業・コンサルタント・新規事業開発など幅広い業務を経験。日本で利用されているクラウドサービス1000種類以上をカバーするクラウドサービス専門データベースConoris DBのベータ版を提供。
この記事では「HRMOS採用」の特徴・評判・料金について解説しました。
「HRMOS採用」は主に中途採用を大規模に行っている会社におすすめで、特にビズリーチを利用している会社におすすめします。
また、グットデザイン賞を取っただけあり、管理画面もシンプルで分かりやすく、採用管理システムを初めて導入する担当者にも使いやすく設計されているのも大きな魅力の一つです。
画像出典元:「HRMOS採用」公式HP
料金はそれぞれの会社に合った形でプランを提供しているため、問い合わせが必要です。
起業LOGで実際に導入した担当者にヒアリングしたところ、月額10万円前後で導入している会社が多いです。
後述の「評判・口コミ」の章で起業LOGがヒアリングした各社の事例を掲載しているので、是非合わせて参考にしてみてください。
クラウド型サービスのためパッケージや専用機器を購入する必要がなく、初期費用はかかりません。
2023年11月~2024年2月現在も使用中
・候補者毎に、履歴書や職務経歴書などの書類やメールでのやり取り、選考の進捗状況などを一括で管理可能。
・選考管理だけでなく求人情報の管理も可能で、直接応募を募ることもできる。
・ユーザーインターフェースが直感的で、初めて使うユーザーであってもすぐ使える。
・インポートした書類をブラウザ上で向きを変えたりする事が出来ないため、縦横逆になってインポートされていると閲覧時に不便。
・選考結果の代理入力などが、遷移元画面によって行える時と行えない時がある。
・候補者の書類を複数同時に閲覧することが出来ない。
ある程度の規模があり、複数の職種で人員募集をしているような会社におすすめ出来る。また、WEB上で完結することから、リモートワークが進んでいる会社にもおすすめする。
不明
HRMOS採用の費用は年間120万円でした。
このシステムは、プラットフォーム上で候補者とのコミューケーションが図れ、日程調整、カレンダーへの反映、候補者情報の管理、評価の管理を社内メンバーに応じて閲覧権限を設定し管理できる点は使いやすいです。
外部ツールとの連携に関しても、弊社では基本的に採用媒体のみと連携している状態ですが、設定が簡単なため使いやすいと感じました。
ツールによっては採用管理ツールと連携していないものがあり、プラットフォームをまたいで候補者情報を入力しないといけない点が不便でした。
HRMOSはZoomと連携していますが、弊社ではセキュリティーの問題でZoomを使用していなかったため、リモートワークになりWEB面談面接を行う中、WEB面談面接のURLを別で発行し、そのURLを再度採用管理ツールに入力しなければいけませんでした。
また、タレントプールの機能が単一的で、採用ポジションに応じてパイプライン管理のような見え方になっていないので、最適なタイミングで候補者とのコミュニケーションを図るための管理がしにくかったです。
以上を踏まえて、私はあまりHRMOS採用をオススメしません。その会社がどういう採用活動をされていて、年間どの程度のボリュームがあるかによってツールの使用用途が変わるためです。
ただ、一定の採用ボリュームがあり、採用ポジションも多く事業部も多くまたいでいる、採用担当者が少数、というところであれば利用しても良いかもしれません。
年間費用は約200万円 採用サポートツール
候補者様との進捗管理やデータ保存、データ解析などを一元管理できるツールであったため。また使い易さが魅力的である。
2019年〜2022年8月現在も利用中
・キャリア採用における一元管理がしやすい部分。
・応募者多数でも、漏れがないようにポジション分けや新着メールなどに対応しやすい。
・使用方法におけるヘルプデスクの素早い対応力。
・候補者様の進捗管理・面接評価システム。
・初心者の選考官にも使っていただきやすく説明しやすいところ。
・最終面接評価は、従来は紙ベースでの評定だったが、執行役にも評価を直接入力していただいている。
・まだまだ更新中のツールのため、一旦設定してしまったものを削除できないことが稀にある。
・ツール全体のシステムエラーでHRMOSが止まったことがあった。面接直前で履歴書や経歴をみれなくてとても困った経験があります。
ビズリーチ。
同社のシステムのため、連携がしやすい。
HRMOSで不合格にした方がビズリーチでも連携できようになった。(前はできなかったのでビズリーチにアクセスして設定していた)
採用活動が活発で尚且つ応募者がたくさんくる大手向きのツールだと感じました。
わたし自身、繁忙期は100件を超すメールのやり取りを行うため混乱をしがちですが、こちらのツールのおかげで何とか乗り越えてます。
年間費用は約200万円
この記事ではおすすめの採用管理システム(ATS)を新卒・中途・アルバイト採用向けに分類して紹介、価格や特徴を比較します。無料ツールや採用管理システムの選び方のポイント・導入メリットも解説するので参考にしてください。
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