【24年版】無料で使える採用管理システムおすすめ8選を比較!有料機能との違いとは

【24年版】無料で使える採用管理システムおすすめ8選を比較!有料機能との違いとは

記事更新日: 2024/10/18

執筆: 編集部

採用管理システム(ATS)とは、応募者情報を一元管理し採用業務を効率化できるシステムです。

本記事では「無料で使える採用管理システム」に焦点を当てて、選び方や無料/有料の機能の違いなどを詳しくご紹介していきます。

完全無料や無料プランのあるおすすめ採用管理システム8選の中から、自社に合うシステムを見つけていきましょう!

【人気の無料で使える採用管理システム(ATS) 比較表】
サービスによって機能や料金プランは異なりますので、自社の課題に合うサービスかどうか確認しておきましょう。

ツール名 主な対象 利用方法 有料プラン時の料金 特徴
リクナビHRTech
中途
すべての機能が無料
候補者データの保持期限も無制限に
Hirehub
新卒・中途
すべての機能が無料
無料自社サイト作成ツール「engage」と連携できる
engage
新卒・中途・アルバイトなど
すべての機能が無料
有料オプションあり
導入実績60万社!利用企業数№1
AirWORK採用管理
新卒・中途・アルバイトなど
すべての機能が無料
有料オプションあり
Indeed PLUSと連携で求人サイト利用者約7割に届く
ジョブカン採用管理
新卒・中途・アルバイトなど
無料プランあり
8,500円~
リファラル採用、LINE連携機能も活用可能
SHIRAHA
新卒・中途・アルバイトなど
無料プランあり
9,800円~
自社の魅力を伝える求人コンテンツあり
Talentio Hire
新卒・中途・アルバイトなど
無料プランあり
20,000円~
採用初心者企業におすすめ!採用活動の最適化支援
採用係長
新卒・中途・アルバイトなど
無期限の無料トライアル
9,800円~
最大5つの求人検索エンジンに採用サイトを一括連携

 

無料で使える採用管理システムの主な機能

無料プランには制限がかかる

無料で使える採用管理システムは大きく2つに分けて「すべての機能が無料で使えるシステム」と「有料プランより機能が制限された無料プランがあるシステム」があります。

有料プランと比べた主な制限は、下記になります。

・掲載可能求人数が少ない
・連携できる求人媒体が少ない
・独自ドメインが作れない など


すべての機能が無料で使えるシステムの場合、複数の求人サイトへの自動掲載や自社に合わせたカスタマイズなどはできないものが多く、無料で使い続けるには不便がでてくるかもしれません。

ですが、求人作成や応募者管理・日程調整に優れているため、コストを抑えて採用業務を楽にしたい企業にとっては強い味方となります。

無料と有料の機能を比較

では、無料の範囲でできること・できないことを、有料プランと比較しながら確認しましょう。

主な機能 無料プラン 有料プラン
自社採用サイト開設
応募者管理
選考状況管理
日程調整
効果測定
求人媒体自動連携機能
独自ドメイン対応
LINE応募
導入サポート
掲載求人上限数 ~3件 無制限
新規候補者登録数 ~30名 31名~1,000名
候補者データ保持期間 30日間 10年間


機能があればあるほどコストは上がりますので、自社の採用業務で効率化したい業務は何か、どんな機能が必要かを確認しておくことが大切です。

 

■採用管理システムや機能についてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

おすすめの無料で使える採用管理システム8選

リクナビHRTech

画像出典元:「リクナビHRTech」公式HP

特徴

「リクナビHRTech」は、初期費用・月額費用0円なのに、ユーザー数・求人エージェント・候補者の登録制限がない高コスパの採用管理システムです。

リクルート提供による圧倒的な知名度はもちろん、53,000社に及ぶ豊富な導入実績があり、初めての方も安心して利用できます。

対象 応募から入社まで/中途採用向け
無料範囲 すべての機能が無料
無料プラン内容 登録数無制限、候補者データ保持期間無制限
エージェントからの候補者情報の自動登録
最新選考状況を一元管理(レジュメ・データ閲覧・DL・合否判定)
日程調整
選考データの集計・分析 など
有料プラン内容
初期費用 なし
有料プラン料金

 

料金プラン

初期費用・月額費用ともに0円(機能制限なし)

 

Hirehub

画像出典元:「Hirehub」公式HP

特徴

「Hirehub」は、エン・ジャパンが提供する応募者管理・求人管理・選考管理のすべての機能が完全無料で利用できる採用管理システム。エン転職をはじめ、主要10サイトの求人メディアから応募を取込める機能があります。

最大の特徴は採用支援ツール『engage』と連携し、自社の採用サイトを低コストで作成できるところです。

対象 応募から入社まで/新卒・中途採用向け
無料範囲 すべての機能が無料
無料プラン内容 主要10サイトからの応募取込
自社採用サイト作成ツール『engage』と連携
エン転職の応募を自動集約
求人作成
選考管理、面接日程の調整 など
有料プラン内容
初期費用 なし
有料プラン料金

 

料金プラン

初期費用・月額費用ともに0円(機能制限なし)

 

engage

画像出典元:「engage」公式HP

特徴

「engage」は、導入実績60万社・利用企業数№1の採用管理システムです。求人の掲載から採用まですべて無料で利用することができ、何名採用しても0円・採用成功報酬もかかりません。

IndeedやGoogleしごと検索など有名求人サービスに自動で一括掲載できるので、約90%の企業が掲載開始から1か月以内に応募を集めています。応募者数の伸び悩みを抱えている会社におすすめなサービスです。

対象 求人掲載・採用まで/新卒・中途・アルバイトなど向け
無料範囲 基本機能すべて無料
無料プラン内容 無制限の求人掲載
自社採用ページ作成
応募者管理
様々な媒体に一括求人掲載
採用成功報酬なし など
有料プラン内容
(無料プランの機能含む)
オプションサービス有り(要問合せ)
初期費用 なし
有料プラン料金 有料オプションあり

料金プラン

初期費用・月額費用ともに0円(機能制限なし)

有料オプションも用意されていますので、詳しくはお問い合わせください。

 

AirWORK採用管理

画像出典元:「AirWORK採用管理」公式HP

特徴

「AirWORK採用管理」は、求人作成から採用まですべて無料で利用できる採用管理システムです。無料機能でもIndeedに自動連携することができ、応募者とのやりとりや採用状況も一元管理できます。

有料オプションのIndeed PLUSを利用することで国内主要求人サイト利用者の最大約7割に求人を届けられるので、応募が来る可能性がぐんと上がります。

対象 求人作成~採用まで/新卒・中途・アルバイトなど向け
無料範囲 基本機能すべて無料
無料プラン内容 Indeedに自動連携
求人作成と採用管理
応募者とのやりとり
採用HP開設 など
有料プラン内容
(無料プランの機能含む)
Indeed PLUSの利用(提携求人サイトへの掲載が可能に)
自動/手動アプローチ機能
掲載効果閲覧 など
※求人票がクリックされた分だけ費用発生
初期費用 なし
有料プラン料金 有料オプションあり

料金プラン

初期費用・月額費用ともに0円

有料オプションも用意されていますので、詳しくはお問い合わせください。

 

ジョブカン採用管理

画像出典元:「ジョブカン採用管理」公式HP

特徴

「ジョブカン採用管理」は、シリーズ累計導入実績25万社を誇る新卒・中途・アルバイト採用まで幅広い採用に対応している採用管理システムです。

応募者と気軽にやり取りできるLINE連携機能や、動画面接機能、AIが応募者との面接日程調整を行ってくれるAI日程調整機能など、他社にはない機能が豊富に搭載されています。

対象 募集から内定まで/新卒・中途・アルバイトなど向け
無料範囲 無料プランあり
無料プラン内容 LINE連携
AIによる自動日程調整
内定承諾者情報をジョブカン労務HRに自動登録
新規候補者登録数30名まで
候補者データ保持期間30日間 など
有料プラン内容
(無料プランの機能含む)
求人媒体自動連携機能
新規候補者登録数31名~
候補者データ保持期間10年間
初期費用 なし
有料プラン料金 8,500円~(30日間のトライアル有り)

 

料金プラン

初期費用:0円

求人媒体自動連携機能がない無料プランがあります。(新規候補者登録数30名まで)

新規候補者登録数 LITEプラン
(求人媒体自動連携機能なし)
STANDARDプラン
(求人媒体自動連携機能あり)
~50名/月 8,500円/月 30,000円/月
51~150名/月 30,000円/月
151~300名/月 70,000円/月
301名~1,000名/月 120,000円/月

 

 

SHIRAHA

画像出典元:「SHIRAHA」公式HP

特徴

「SHIRAHA」は、企業の採用活動を総合的に支援するためのサービスです。AIが会社やお店に合う最適な求人サイトデザインを提案してくれるので、自社の魅力を最大限にアピールすることができます。

Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどSNSでの告知にも対応しているだけでなく、SEO対策機能も搭載しているため、採用サイトがきちんと検索結果に表示されるためのサイト構造の最適化まで行なってくれます。

対象 人材募集サイト作成~管理まで/新卒・中途・アルバイトなど向け
無料範囲 無料プランあり
無料プラン内容 掲載求人上限数3件まで
応募者閲覧上限数3名まで
基本デザインはデフォルトのみ
独自ドメイン非対応
サイト解析/ATS機能利用制限あり など
有料プラン内容
(無料プランの機能含む)
掲載求人/応募者閲覧上限数が無制限
豊富なテンプレからデザインを選択可能
独自ドメイン対応
Youtube埋め込みやフィード投稿などのオプション追加可能
サイト解析/ATS機能あり など
初期費用 なし
有料プラン料金 9,800円~

 

料金プラン

少数の採用を前提としている中小企業は、フリープランやスタンダードプランがおすすめです。

  フリープラン スタンダードプラン プロプラン
料金/月 0円 9,800円 24,800円
掲載求人上限数 3件 6件 無制限
応募者閲覧上限数 3名 無制限 無制限
オプション追加

 

 

Talentio

画像出典元:「Talentio」公式HP

特徴

「Talentio」は、会社規模・採用手法などに合わせた採用活動の最適化支援を行ってくれる採用管理システムです。採用を始めたばかりの企業におすすめな無料プランがあり、月間で管理できる候補者数は50名までとなっています。

有料プランも他の採用管理システムより比較的安価なので、コストを抑えたいユーザーにおすすめです。

対象 応募から入社まで/新卒・中途・アルバイトなど向け
無料範囲 無料プランあり
無料プラン内容 採用な必要な機能は利用可能
候補者管理最大50名まで
有料プラン内容
(無料プランの機能含む)
候補者管理~150名、~500名、無制限のプランあり
他媒体連携
導入サポート
カスタマイズ機能 など
初期費用 なし
有料プラン料金 要問合せ

料金プラン

初期費用:0円

必要な機能だけを備えた完全無料プランもあります。

  Basic Business Enterprise
月額 要問合せ
候補者数/月 150名 500名 無制限
媒体連携
対面サポート
初期導入サポート

 

 

採用係長

画像出典元:「採用係長」公式HP

特徴

「採用係長」は、最大5つの求人検索エンジンに採用サイトを一括連携することができる採用管理システムです。ライトプラン以上ではLINEからの応募に対応しています。

無料プランはありませんが、無期限の無料トライアルがあります。自動で有料プランに移行することはないので、有料プランの前に使用感を確かめてみるには最適です。

対象 採用業務全般/新卒・中途・アルバイトなど向け
無料範囲 無期限の無料トライアル
無料プラン内容 応募者情報の閲覧1件まで
公開求人数3件まで
求人デザインページ
効果測定 など
有料プラン内容
(無料プランの機能含む)
応募者情報の閲覧無制限
公開求人数:プランごとに~10、~50、~100、~500、500~件
LINE応募
採用支援サポート
テクニカルサポート など
初期費用 なし
有料プラン料金 9,800円~

料金プラン

無料のトライアルプランもあり、有効期限はありませんが機能が制限されています。

すべての有料プランで「5つの求人検索エンジン連携」が可能です。
求人ボックス/Googleしごと検索/スタンバイ/キャリアジェット/キュウサク(連携には掲載審査があります)

  スモール ライト ベーシック プロ エンタープライズ
月額(税抜)
※1年契約
9,800円 19,800円 25,800円 39,800円 59,800円
月額(税抜)
※6ヶ月契約
15,800円 25,800円 29,800円 45,800円 65,800円
公開求人数 3件 ~10件 ~50件 ~100件 ~500件
LINE応募

 

 

無料で使える採用管理システムの選び方

機能制限を把握しておこう

すべての機能が無料で使えるシステムや無料プランを利用する際は、使える機能が各システムによって異なるので事前にチェックしておきましょう。

自社ではどんな採用活動をしたいか、どんな業務を効率化したいかを話し合うことが重要です。

各システムごとに主な機能を掲載しているので、比較してみてください。

▶おすすめシステム紹介にもどる

連携機能が充実しているか

採用管理システムを利用するにあたって「求人サイト」「採用活動後に必要となるシステム(労務管理・人事評価システム等)」「利用中の既存システム」と連携できるものがおすすめです。

また、既に利用している求人サイト・システムがある場合は、連携対応しているか確認が必要です。

もし有料プランへの移行を考えているのであれば、求人サイトが対応しておらずシステム再検討とならないように、しっかりと確認しておきましょう。

応募者・管理者双方にとって使いやすいか

応募者にとって便利な機能

LINE連携機能…やり取りがメールより簡単。返信率アップが期待できる

スマホ・タブレット対応…PCがなくても気軽に応募できる環境を作る

 

管理者にとって便利な機能

自動返信設定…応募者への連絡を自動化することで、歩留まりを改善

応募者情報自動取込機能…複数の求人媒体から集まる応募者情報の一括管理が可能

日程調整機能…個別にメールを送る手間や日程変更の更新が簡単になる

採用サイト作成機能…採用サイトを自作することでコストを下げて採用活動が行える


採用管理システムを使うことで採用活動のDX化が進み、面接時の準備がぐんと減ったという声もあります。

自社にとって応募しやすく管理もしやすい機能が搭載されたシステムを検討し、応募者と担当者のストレスを減らせるシステムを選んでみましょう。

サポート体制は整っているか

無料プラン・無料トライアル中であっても、トラブル発生時の対応や相談サポートが充実しているシステムがおすすめです。

導入サポートは有料プランのみというシステムもあるので、どんなサポートがあるのか確認しておきましょう。

■あわせて読みたい

 

有料プランの方が向いている場合

手間が変わらない・増える場合

社内の採用手順が複雑でテンプレートのデザインでは対応できなかったり、データの保管期間が短いため他に移す手間があったりと、うまく効率化できない部分が積み重なってくると担当者への負担は大きくなります。

作業が増えてしまったら採用管理システムを導入した意味がありません。

「ラクに採用活動を行いたい」「人手がとにかく足りない」という場合は有料プランへの移行も検討してみましょう。

応募者数などの規模が大きい場合

大規模な企業や一度にたくさんの採用を行いたい場合は、無料プランの求人掲載数や管理できる人数などの制限がネックになることでしょう。

また、連携媒体数が少ない場合も効率よくたくさんの人に募集をみてもらうことができません。

有料プランへの移行でしか解決できないこともあるので、アプローチしたい範囲に合った有料プランにするのがおすすめです。

必要な機能が有料プランにしかない場合

例えば、LINEから応募ができる機能や高セキュリティが必要になってくると、有料プランの導入が必須になります。

企業ごと理想の採用イメージがあると思うので、自社の採用活動にはどんな機能が必要か確認し決めておきましょう。

他社との差別化やブランド力を重視したい場合も有料プランの導入がおすすめです。

 

■どんな採用管理システムがいいか迷ったらこちら!

 

無料で使える採用管理システムのメリット

管理コストがかからない

求人メディアへの掲載やエージェントへの手数料など、採用活動はコストがかかるもの。そのため、管理にこんなにコストをかけられない!と思っている方も多いことでしょう。

そんなとき、無料の採用管理システムは、コストを気にせず利用することができます。

たとえば、今までExcelで管理していた面接日の調整や選考状況などの業務を、無料で自動化することが可能です。

管理にかかるコストの心配がないので、大切な採用活動費に影響がありません。

他サービスと比較しやすい

重要な採用活動において、最初にどのシステムを導入したらいいのか迷われている方も多いでしょう。

特にいままで導入したことのない企業では、必要な機能と不要な機能の見わけも難しいものです。

自社にとって必要な機能を洗い出すためにも、まずは無料の採用管理システムで複数比較してみるおすすめです。

手間のかかる作業を無料で軽減できる

いままで手間や時間のかかっていた作業を省力化することができます。

さまざまな求人媒体やエージェントから寄せられる応募者情報の入力、つい後回しにしてしまったなんてことはありませんか?

多くの作業が自動化されシステム上で完結できるため、応募者情報の入力作業や面接スケジュールの個別調整などが不要になるほか、抜け漏れやミスの心配もなくなり担当者の負担を軽減できます。

予算がなくても導入できる

たとえば管理作業を自動化して浮いた余力で「会社説明会の内容を充実させる」「応募状況の分析をする」など、人事担当者は本来の業務に力を注ぐことができます。

また、自社の採用サイトを簡単に作成できるシステムも登場しており、自社にマッチする良い人材を呼び込む環境を自主制作することも可能です。

 

■あわせて読みたい

 

無料で使える採用管理システムの注意点

想定していた使い方ができない

無料で利用できる機能やデータの保存期間に制限があり、想定していた使い方ができない可能性がデメリットとしてあげられます。

利用ユーザー数や連携できる求人媒体、候補者登録数など、無料で使える範囲が自社にとって十分かどうか、しっかり確認しておきましょう。

もし制限が気になるようであれば、無料プランで使い勝手を確認し、必要な機能が具体化してきたら有料プランへ移行、という流れがスムーズです。

まとめ

無料で使える採用管理システムを利用することで、コストをかけずに管理業務を自動化・効率化でき、本来の採用業務に集中することができます。

コストをかけずに始められるので、色々な採用管理システムを比較したいと考えている方や既存システムから乗り換えを検討している方など、まずは気軽に試してみることをおすすめします。


画像出典元:O-dan

 

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