フリーランスマネジメントシステムについて

フリーランスマネジメントシステムのおすすめ5選を比較紹介!

記事更新日: 2021/08/23

執筆: 川嶋志保

働き方改革を通じ、フリーランス、パラレルワーカー、副業など、個人の働き方が多様化しています。

一方で、こういった労働力と契約する企業は、連絡方法・請求、支払手順・リソース全体の把握、分配など管理事務業務が複雑化してしまう…といった課題を抱えています。

フリーランスマネジメントシステム(FMS)とは、こういったバックオフィス業務を効率よく行うための支援ツールです。

この記事では、編集部が厳選した5種のフリーランスマネジメントシステムを比較して紹介します。あわせて導入時に参考にしてほしい選定ポイントやFMSの種類、メリット・デメリットを解説します。

働き方改革とフリーランスの関係

日本の労働者不足を補う施策として打ち出され、コロナ禍によって加速した、働き方改革。

この働き方改革の「長時間労働の是正」の解決策のひとつとして注目が集まった働き方が「フリーランス」です。

フリーランスは国の労働者不足問題を解決する一策として期待がされており、今後ますます増えていく働き方の姿と考えられています。

企業からみたフリーランス

企業の繁忙期だけに追加投入できるリソースのため、フリーランスを使うことで、従業員を長時間労働から守ることができます。

労働者からみたフリーランス

業務内容や労働時間を自分の都合にあわせて決められるため、高齢者や子育て中の人など稼働制限がある人でも市場参入が可能です。

国策として副業・兼業の解禁が推奨されたことで、本業の空いた時間を副業として使って活躍する人の増加が予想されています。

 

フリーランスマネジメントシステムとは

FMSは、企業とフリーランスパートナーの間に発生するバックオフィス業務をワンストップで行なうためのシステムです。主に次のような機能があります。

1. 取引フローの一元管理

業務依頼・見積依頼・見積受領・発注・請求/支払といった、取引フローを一元管理することができ、煩雑なバックオフィス業務をサポートしてくれます。

取引先によって異なる書類のフォーマットや業務手順を統一することで、漏れ・ダブりなどのミスを減らしながら、作業効率を向上させる効果もあります。

また、今回ご紹介する「pasture」のように、承認作業がフローに組み込まれていて大幅に事務作業の手間が削減できるシステムもあります。

さらに、これらのフローを共有することで、社内のどのチームでどういった取引があるのかを確認することができ、「どのリソースが空いているのか分からず、社内の人に聞いて回らないといけない」というような課題を解決することができます。

2. タレントマネジメント

フリーランスパートナーのスキルや実績を蓄積することで、従来社員向けに行なわれてきたタレントマネジメントを他社リソースにも適用することができます。

新しいリソースが必要になったときに、いつ・どの人と契約したらよいのか、戦略的なアサインが可能になります。

今回ご紹介する「Meeepa」では、パートナー企業との間でお互いに抱えるフリーランスの情報共有ができる機能を備えています。

より案件に適した人材が探しやすくなるほか、より多くの活躍の場と成長のチャンスをフリーランスに与えることができます。

3. 下請法遵守の担保

FMSはリスク管理の視点でも効果があります。

フリーランスパートナーと契約する際には下請法遵守の義務があり、相応の事務手続きが必要となります。

FMSの汎用的なワークフローに則ることで、契約上のトラブルを最小限に留めることができます

今回ご紹介する「エクスチーム」では、発注作成フォームの項目に従って入力していくだけで下請法に準じた発注書が作成できるので、法的知識が少なくても法令対策に対応でき安心です。

おすすめのフリーランスマネジメントシステム3選

 

1. フリーランスのタレマネをするなら『エクスチーム』

画像出典元:「エクスチーム」公式HP

特徴

「エクスチーム」は、業務委託契約に必要な発注から納品、請求までをオンライン上で完結でき、簡易なUIで管理できるフリーランスマネジメントシステムです。

特に、フリーランスの評価管理機能に優れていて、フリーランスのスキルや強みを登録し、分かりやすい形で可視化できるので、依頼したい仕事にマッチする人材をスピーディーに探しだせ、同時にミスマッチも防げます。

蓄積されたフリーランスのスキル情報は会社全体で共有することができ、企業の資産として管理していくことが可能です。

また、エージェントを通してのフリーランスとのやりとりに対応したワークフローも用意されているので、フリーランスと直接契約をしないケースでも安心して利用できます。

人気の理由

・フリーランスのスキルや強みを分かりやすく可視化できる機能
・フォームの項目に沿って発注書を作成するだけで法令対策ができる

料金プラン

・月額費用:3万円(税抜)〜
・初期費用:無料
・お問い合わせによりデモ画面の視聴可能

月額料金は契約内容によって異なり、初期導入費用・基本サポートは無料です。

サポート内容には、導入前のヒアリング、導入準備、専属コンサルタントによる常時サポートなどが含まれています。

2. 業務フロー一体型で安心『pasture』

画像出典元:「pasture」公式HP

特徴

「pasture」は、大手求人メディア、エン・ジャパンが提供するFMSで、契約から発注、月末の請求管理までが一元化できます。

特に、請求管理では、上長や経理担当者による承認機能があらかじめフローとして組み込まれているので、書面を印刷するなどの事務作業が削減できます。

一番の特徴として、外部サービスとの連携機能があげられ、SlackやChatworkなどのメッセージツールや会計ソフトやCRMとのAPI連携が可能です。

メッセージツールを介してフリーランスと小まめなやりとりができたり、報酬の支払いがスムーズにできたりと、外部サービスとの連携によりフリーランス管理のさらなる業務効率化が狙えます。

機能の4割は利用企業の要望をもとに改善され、週2回のアップデートが行われます。

人気の理由

・外部サービスとAPI連携ができる
・チャットサポートが受けられる

料金プラン

・月額費用:16,500万円(税込)〜
・初期費用:見積りのためお問い合わせが必要です

初期費用は、無料相談により自社に合ったプランを用意してもらえる見積制です。

 

3. IT業界なら絶対おすすめ『Meeepa』

画像出典元:「Meeepa」公式HP

特徴

「Meeepa」は無料での利用も可能な、IT業界向けのフリーランスマネジメントシステムで、IT業界特有の複雑な契約形態・受発注・請求・精算業務などが効率的に行えます。

特徴的なのは、パートナー契約を結ぶ企業とフリーランスの情報がシェアできる”フレンド機能”で、パートナー企業が抱える技術者の中から「保有スキルやスケジュールの空き状況」などをもとに、人材を検索することができます。

もちろん、パートナー企業が自社の技術者情報を閲覧することもでき、双方にスキル不足や要員不足を補い合いながら、新たなプロジェクトの商談機会を生み出すチャンスが増えます。

技術者のスキルはクラウド上のスキルシートで管理でき、スキルの入力は技術者本人が行えるため、いつでも最新情報が入手可能、案件のミスマッチも防げます。

人気の理由

・IT業界特有の複雑な購買業務に対応できる
・パートナー企業とフリーランス人材情報の共有ができる

料金プラン

  レギュラー会員 プレミアム会員
初期費用 無料 無料
月額費用 無料 12,800円(税別)〜
備考   1注文書400円の従量課金制

※31日間プレミアム会員と同じ機能が利用できるプランあり。

 

その他のおすすめフリーランスマネジメントシステム

WorkMarket

画像出典元:「WorkMarket」公式HP

特徴

WorkMarketはタレントマネジメント、契約・請求管理などのバックオフィス支援に留まらず、フリーランサーの人材プール・人材プラットフォームも運営している点に特徴があるFMSです。

人事管理ツールとして有名な「ADP」という米国企業が母体であり、グローバル企業には馴染みの高いツールです。

料金プラン

詳細はお問い合わせが必要です

MBOpartners

画像出典元:「MBOpartners」公式HP

特徴

WorkMarket同様、MBOpartnersもFMSにとどまらずにタレントプ―ルも運用している、フリーランスマッチングのマーケットプレイスです。

登録者数は7万人超!自社社員とフリーランスメンバーを一元管理し、最適な人員配置を可能とします。

世界中から優秀なフリーランスを集めてバーチャルなプロジェクト運営をしたい企業向けのFMSです。

料金プラン

詳細はお問い合わせが必要です

フリーランスマネジメントシステムのメリット2つ

1. フリーランス管理にかかる作業を効率化できる

フリーランスマネジメントシステムを利用すれば、案件発注から納品、報酬支払までを一元管理でき、それにかかる事務作業を大幅に削減することが可能です。

契約条件や報酬額、納品期限などバラバラに異なる複数のフリーランスと契約を結ぶ企業では特に強く導入メリットが感じられるでしょう。

また、フリーランスマネジメントシステムでは、フリーランス各々の稼働状況や作業の進捗情報が可視化できるので、誰の手が空いているのかをすぐに確認でき、社内で聞いて回らないといけないというような問題も解決できます。

2. フリーランスを公平に評価できる

フリーランスマネジメントシステムでは、フリーランスのスキルや経歴、成果物などを登録し社内共有できるので、社内全体で偏りなく公平に一人のフリーランスを評価することが可能となります。

一人の担当者による評価で実力を判断されがちなフリーランスですが、自身のスキルが会社全体で公平に評価されるとなればモチベーションも上がり、同時に自身のカラーも出しやすくなります。

そこで高評価が得られれば、さらにこの企業に貢献しようというフリーランスのエンゲージメントも高まるでしょう。

一人のフリーランスが持つ力を最大限に活かすためにも、公平な評価は必須です。

フリーランスマネジメントシステムのデメリット2つ

1. 情報漏洩のリスク

フリーランスのスキルや経歴、場合によっては連絡先など、個人情報の扱いには注意が必要です。

システムのセキュリティ対策が万全でも、従業員による軽はずみな行為により情報が漏洩してしまうこともあります。

フリーランスの個人情報を守るために、システムに触れる従業員の教育を徹底させましょう

また、フリーランスが自らスキルを登録するなどシステムにアクセスできる場合は、自社の情報がフリーランスにより漏洩するリスクも考えられます。

閲覧権限の設定を細かく設定し万全の対策をとりましょう。

2. 複雑な契約形態の場合は注意が必要

例えば、フリーランスと複雑な契約形態を結ぶことが多いIT業界などでは、シンプルな取引フローだけに対応しているシステムでは、特記事項を追加したり、一部のフローにシステムが活用できなかったりするなど、不都合が生じる場合があります。

自社の契約フローの複雑さを把握し、自社のフローに合うシステムを選ぶようにしましょう。

まとめ

フリーランスマネジメントシステムを導入すれば、多様化する労働力の管理を効率的に行うことができ、また、これまで社内で行ってきたタレントマネジメントをフリーランスに施し、フリーランスを正当に評価することも可能となります。

今後個人の働き方がますます多様化していく中で、それぞれの立場で働く全ての人材が輝ける場を生み出せる企業が成功することに間違いはありません。

正社員だとか非正規社員だとかにこだわらず、自社にかかわる全ての人材を大切に扱いたいと考えるなら、フリーランスマネジメントシステムの速やかな導入をおすすめします。ぜひ、今回ご紹介したシステムを検討してみてください。

画像出典元:O-dan

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