【2025年】電子契約サービス比較17選!おすすめ・選び方も解説

【2025年】電子契約サービス比較17選!おすすめ・選び方も解説

記事更新日: 2025/04/04

執筆: 編集部

電子契約はテレワークへの対応を契機に導入が進み、現在およそ78%の企業で利用されています。(2024年3月JIPDEC調査)

業務効率を大幅に向上できる電子契約サービスですが、コストや機能、法的対応など、選ぶポイントはさまざまです。

本記事では、電子契約に詳しい行政書士のアドバイスをもとにおすすめ電子契約サービス17選を比較紹介!

選ぶときの4つの重要ポイントや導入前の注意点など、徹底解説します。

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この記事に登場する専門家

電子契約に詳しい行政書士

石下貴大

行政書士法人GOAL代表。 行政書士、社労士、税理士からなるGOALグループ代表として設立手続きだけでなく、融資や補助金、助成金や税務、労務の起業支援のワンストップサービスを提供している。その他「行政書士の学校」校長をつとめつつ、補助金検索サイトの「みんなの助成金」を運営。著書9冊、「めざましテレビ」などへのメディア出演歴も。取締役を務めるweee株式会社にて、産業廃棄物、建設系の契約締結に特化したクラウド電子契約 サービス「e契約」も提供中。 > 続きを見る

このページの目次

目次を開く

電子契約システムとは?

電子契約システムとは、電子データ(PDF)に電子署名タイムスタンプを付与することで「本人性」と「非改ざん性」を担保し、Web上で契約を完結するシステムのことです。

郵送で時間のかかっていた遠方との契約も、契約業務を効率化することで締結までの期間を短縮することができます。

もっと詳しく知りたい方は、こちらの起業LOG記事もご覧ください

 

電子契約システムの主な機能

電子契約サービスは、製品によって標準機能が異なりますが、主に以下の機能があります。

契約書テンプレート 知識が無くても分野別に契約書を作成できる
タイムスタンプ 「いつ・誰が・何を」したかという証明。非改ざん性を証明できる
ワークフロー管理 契約書の申請~成立までの流れを管理。決裁ルートが正しいか確認できる
リマインド 契約書送付後一定期間署名がない場合、メールなどでリマインドできる
インポート 過去の紙の契約書も取り込み、電子契約書と一緒に保管できる
保管・管理 契約書名/社名/金額などで検索し、過去の契約書を簡単に参照できる
外部サービス連携 他の営業ツールやCRMツールと連携、契約書の作成がスムーズにできる

 

電子契約システムの費用相場

電子契約システムの費用は大きく2つで構成されています。

基本料金 契約書送信料
月額固定
※ユーザー数や機能などによって決定
→無料~数万円(おおむね10,000円前後)
従量課金
※契約書の送信件数によって決定
→100~200円程度/件


実際にかかる費用は、月当たりの契約件数やオプション利用によって変動するため、見積もりをたてておくとよいでしょう。

電子契約を選ぶ際に重要な4つのポイントとは?

電子契約サービスを比較する際は、多くの企業が抱えている課題に沿った「法的対応」「業務効率化」「コスト」「大規模対応」の4つの観点が重要になります。

一つ一つご紹介していきますので、どのカテゴリが自社に最適かを考えながらサービスを選択すると、より効果的に電子契約を活用することができます。

法的対応・セキュリティが気になる

電子契約の法的有効性やセキュリティに不安がある企業には、法的対応がしっかりしたサービスがおすすめです。

特に重要なのが「電子署名」と「タイムスタンプ」。

契約の真正性を証明し、改ざんリスクを防ぐことができます。結果として、法的トラブルのリスクを軽減できるのが大きなメリットです。

契約の信頼性を重視する企業や法律事務所、コンプライアンスが求められる業界に最適です。

導入メリット
・電子署名/タイムスタンプ対応で法的有効性を確保できる
・監査ログ/改ざん防止機能があり、安全な契約運用が可能
・コンプライアンス対策がしっかりできるため、リスクを最小限に抑えられる

 

契約業務の手間を削減したい

契約業務に手間や時間がかかっている企業には、業務を効率化できるシステムがおすすめです。

特に重要なのが「ワークフロー機能」と「契約管理機能」。

承認フローの自動化や契約書の一元管理ができるため、作業時間を大幅に削減し、ミスも防げます。結果として、契約手続きをスムーズに進められるのが大きなメリットです。

契約件数が多い企業や、複数の部署で契約を管理する企業に最適です。

導入メリット
・社内の承認フローを電子化できるため、契約締結のスピードが向上
・契約書の検索/管理が容易になり、業務効率がアップ
・リマインド機能により、契約の更新忘れを防止できる 

 

コストを抑えて導入したい

「電子契約を導入したいけれど、コストはできるだけ抑えたい…」そんな企業や個人事業主には、低コストで使えるサービスがおすすめです。

特に重要なのが「無料プランの有無」と「基本機能の充実度」。

契約の締結や管理に必要な機能がそろっていれば、コストを抑えながら業務効率化が可能です。結果として、紙の契約書にかかる手間やコストを削減できるのが大きなメリットです。

まずは手軽に電子契約を試してみたい個人事業主や、中小企業に最適です。

導入メリット
・無料 or 低価格で手軽に始められる
・導入までのハードルが低く、小規模企業でも利用しやすい
・紙の契約書からスムーズに電子契約へ移行できる

 

大規模な契約管理が必要

大規模な契約業務を抱える企業には、高度な機能を備えた電子契約システムがおすすめです。

特に重要なのが「アクセス権限の細かい設定」と「グローバル対応」。

多くの部署や海外拠点での利用を想定したシステムなら、情報管理がしやすく、法規制にも対応できます。結果として、契約業務を効率化しながら安全に運用できるのが大きなメリットです。

大企業や、複雑な契約フローを持つ企業、海外取引が多い企業に最適です。

導入メリット
・複数拠点・複数部門の契約を一元管理できる
・API連携により、既存の業務システムと統合しやすい
・契約書のテンプレート管理・自動作成機能が充実している

 

以下より4つのポイント別おすすめサービスをご紹介します。自社課題に合う章から検討してみましょう。

▼こちらからもご覧になれます。

・法的対応・セキュリティが強いサービスの紹介章へ
・契約業務を効率化できるサービスの紹介章へ
・低コストで導入しやすいサービスの紹介章へ
・大規模企業向けの高機能な電子契約サービスの紹介章へ
【その他】・電子契約システムを補完するその他サービスの紹介章へ

 

人気の電子契約システム比較表

ツール名 月額基本料 電子署名 無料プラン API連携 特徴
電子印鑑GMOサイン
8,800円~
立会人型・当事者型
⭕️
⭕️
契約書ごとに署名方法が選べる
クラウドリーガル
11,000円~
要問合せ
トライアルあり
⭕️
専門家の法務サポートがある法務クラウドサービス
DocuSign
3,100円~
立会人型
トライアルあり
⭕️
利用ユーザーは世界180か国以上の世界No.1シェア
CONTRACTHUB@absonne
要問合せ
立会人型・当事者型
要問合せ
法律のエキスパートが対応
イースタンプ
要問合せ
認印タイプ/実印タイプ
要問合せ
契約書と証明書を同時にデジタル化
電子契約システム(日本情報クリエイト株式会社)
要問合せ
立会人型
デモあり
要問合せ
不動産業界専用電子契約システム

まとめて資料をダウンロードする

 

法的対応・セキュリティが強い電子契約サービス

電子印鑑GMOサイン

画像出典元:「電子印鑑GMOサイン」公式HP

 

電子印鑑GMOサイン 含む電子契約の資料を一括DL

特徴

「電子印鑑GMOサイン」は、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型電子契約システムです。契約締結にかかる手間や時間の大幅な短縮により、業務の効率化を実現できます。

"重要契約書などは本人確認を付けることで、特定の人物でしか開けないように設定ができます。"という口コミにもあるとおり、重要な書類を安全に取り扱うことができます。

電子署名方法 立会人型/当事者型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 350万社以上、累計送信件数3,000万件超
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能  メールに電子署名、二要素認証、IPアドレス制限
API連携 10カテゴリ以上の外部サービスと連携可能

行政書士
石下貴大氏

「電子印鑑GMOサイン」は、GMOの知名度、大手の信頼度が高いシステム。汎用的な分、カスタマイズの細かさがどこまでできるかを商談時にしっかり確認するようにしましょう。

 

料金プラン

  お試しフリープラン 契約印&実印プラン
月額(税抜) 0円 8,800円
登録ユーザー数 1 無制限
送信数 上限5件/月 無制限
署名方法 立会人型 立会人型/当事者型
送信料 0円 契約印タイプ:100円/件
実印タイプ:300円/件


詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

電子印鑑GMOサイン 含む電子契約の資料を一括DL

 

実際に利用したユーザーの口コミ

IT/通信/インターネット

251〜500人

 

他社サービスと比較し圧倒的にコスパが高い

・立会人型と当事者型の電子署名を柔軟に使い分けられ、取引先の状況に応じて最適な契約方法を選択可能

・APIを活用した社内システムとの連携により、契約書作成から承認までの一連の流れを自動化できる

・セキュリティ面が充実しており、暗号化やバックアップ体制が整っているため安心感がある

小売/流通/商社

251人〜500人

 

高度なカスタマイズは難しい

・特定の業務フローに合わせた高度なカスタマイズが難しく、汎用的な設定に限られている。

・他のビジネスツールとの連携が限られており、特にSalesforceやMicrosoft Officeなど主要なツールとの深い統合が課題。

・大規模な組織で多くのユーザーを管理する際に、ユーザー権限の設定や管理が煩雑で手間がかかった。


電子印鑑GMOサインの口コミをもっと見る

 

クラウドリーガル

画像出典元:「クラウドリーガル」公式HP

クラウドリーガル 含む資料を一括DL

特徴

「クラウドリーガル」は、専門家の法務サポートと生成AIの融合によって、企業の法務・労務の課題を効率的かつリーズナブルに解決へと導く法務クラウドサービスです。

弁護士監修のフォーマットを利用し契約書作成・電子契約・管理もワンストップ。得意領域の異なる複数の事務所の提携弁護士が在籍しているため、企業の多様な法務課題に対応可能です。

電子署名方法 要問合せ
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 取扱い契約書数10,000通以上、利用者数5,000社以上
法的サポート 企業法務の経験が豊富な弁護士に相談可能
契約書作成 カスタマイズ可能で用途に合った契約書を自動作成
外部連携 Slack

 

料金プラン

クラウドリーガルには3つのプランがあり、いずれも年間契約での料金となっています。

プランに含まれていない作業については、作業所要時間×時間単価(税別3万円)で依頼することができます。

会社登記と商標出願は別途費用がかかります。

詳細はお問合せ下さい。

  ブロンズ シルバー ゴールド エンタープライズ
月額料金 11,000円 55,000円  110,000円 要問合せ
サービス
内容
  • スマート契約書作成
  • 法務・労務相談
  • 契約書レビュー
  • スマート契約書
    作成
  • 法務・労務相談
  • 契約書レビュー
  • Slack連携
  • スマート契約書
    作成
  • 法務・労務相談
  • 契約書レビュー
  • Slack連携
要問合せ
カスタム
ワーク
-

2時間/月

  • 新規契約書作成
  • 法令調査・
    事業化リスク判定/精査
  • 会社登記
  • 商標出願
  • 広告審査

5時間/月

  • 新規契約書作成
  • 法令調査・
    事業化リスク判定/精査
  • 会社登記
  • 商標出願
  • 契約交渉
  • 株主総会・取締役会サポート
  • 資本政策・ファイナンスサポート
  • 広告審査
  • 社内規定整備
  • 内部通報窓口
要問合せ
追加依頼
割引率
10% 20% 30% 要問合せ

※(税表記なし)

 

クラウドリーガル 含む資料を一括DL

 

 

DocuSign

画像出典元:「DocuSign」公式HP

特徴

「DocuSign(ドキュサイン)」は、世界180か国以上・160万社以上の企業に利用され、世界最高水準の堅牢なセキュリティを誇る世界No.1シェア電子契約システムです。

充実した契約締結関連機能により契約プロセスすべてで効率化が狙えます。取引先はアカウント作成不要・または無料アカウントでもOKのため、導入ハードルが低いのも嬉しいポイントです。

電子署名方法 立会人型/当事者型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 世界中で10億人以上のユーザーが利用
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 国際的なセキュリティ認証を取得
API連携 350以上のシステムと連携可能

行政書士
石下貴大氏

「DocuSign」は、スタートアップでの利用もありますが、大企業向けのイメージが強いシステムです。

 

料金プラン

一般的な企業の契約業務には、Standard(企業向け)がおすすめです。モバイルアプリの他、コメント機能や通知機能が利用でき、電子契約の推進という目的は充分達成することができます。

月額1,208円~の個人向けプランもあります。(利用可能ユーザー数1名)

  電子署名機能だけ利用 Standard
(企業向け)
Business Pro
(企業向け)
月額
(年間一括払い)
無料 3,100円
(年37,200円)
4,850円
(年58,200円)
送信可能な契約件数 3件
(受信はOK)
100件/年 100件/年
利用可能ユーザー数 - 50名 50名

 

実際に利用したユーザーの口コミ

サービス/飲食/レジャー

1001人以上

 

お互いに紙を出さずパソコン上で契約手続きを完結できる

・動画があるので、初心者でも簡単に利用することができた。

・既存のシステムと連携ができているので楽。

・顧客にもわかりやすいような仕立てになっている。

・顧客がやり方わからなくても、申込書送付後に電話して、その場で3分もあれば完了できた。

メーカー/製造

251人〜500人

 

管理画面で契約書の全貌が見えない

・契約書リンク再送付時に自分で操作できず、送付依頼をする必要があり手間がかかる
・管理画面にて契約書最後の方が省略されており、見えないものがある


DocuSignの口コミをもっと見る

 

CONTRACTHUB@absonne


画像出典元:「CONTRACTHUB@absonne」公式HP

特徴

「CONTRACTHUB@absonne(コントラクトハブ)」は、購買システム・決裁ワークフローなどの基幹システムと連携も可能で利便性も高い電子契約システムです。

専門のコンサルティンググループと電子契約に関する法律・税務のエキスパートがこまめに対応してくれるので、電子契約導入に不安を抱えている企業におすすめです。

電子署名方法 立会人型/当事者型
おすすめ企業規模 中堅企業から大企業まで
主な導入実績 製造業、金融業、流通業など多岐にわたる
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 アクセス制御、操作ログ管理、データ暗号化など
API連携 基幹システムやワークフローシステムとのAPI連携が可能

 

料金プラン

署名タイプを自由に選択し、文書登録の分だけ料金が発生するシステムとなっています。

  • 当事者署名型電子署名
  • 事業者署名型電子署名(1要素認証)
  • 事業者署名型電子署名(2要素認証)
  • 非署名
  • 電子捺印

より選択ができます。詳しくは公式HPよりご確認ください。

実際に利用したユーザーの口コミ

不動産/建設/設備

31人〜50人

 

時間と費用の削減ができて嬉しい

収入印紙の関係での経費がかなり抑えられる。また、契約書類の郵送や、相手先まで直接持っていくなどの時間と費用が削減できるため、コスト削減が見込まれる。こうした面から是非お勧めしたい。

不動産/建設/設備

31人〜50人

 

バグにより作業できない時間が発生した

・午前中に使用するとなぜが表示にバグが生じ、午前中は使い物にならなかった。契約書の提出期限が迫っているときにこのバグが生じると、血の気が引く思いをした。

 
CONTRACTHUB@absonneの口コミをもっと見る

 

イースタンプ

画像出典元:「イースタンプ」公式HP

特徴

「イースタンプ」は、契約関連業務をパッケージ化した電子契約システムです。締結後の文書管理だけではなく、締結と同時に免許証や許可証の画像もクラウド保存できるので、契約書と証明書を同時にデジタル化して保存することが可能です。

利用開始に必要な操作方法・疑問点・運用方法について徹底サポート有!初心者におすすめです。

電子署名方法 認印タイプ/実印タイプ
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 多岐にわたる業種での導入実績あり
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 手書きサイン機能、スキャン保存機能、画像添付機能など
API連携 要問合せ



料金プラン

料金については公式HPよりお問い合わせが必要です。

実際に利用したユーザーの口コミ

IT

251人〜500人

 

印刷にかかる手間や費用を減らせる

従来使っていた紙の契約書は100枚近くあったのですが、スキャンするだけでデータ化できたので、紙の契約書をすべてデータ化することが5分程度の時間で完了できました。

建設業

1001人以上

 

クラウドサインの方が使いやすい

クラウドサインの方が、認知度も高く、他の会社も利用しているため、契約がすんなり行きます。他にも、クラウドサインはオプションが多く弁護士がバックについていることも心強いです。

 
イースタンプの口コミをもっと見る

 

契約業務を効率化できる電子契約サービス

電子契約システム(日本情報クリエイト株式会社)

画像出典元:「電子契約システム(日本情報クリエイト株式会社)」公式HP

電子契約システム 含む資料を一括DL

特徴

「日本情報クリエイト株式会社が提供する電子契約システム」は、不動産業界で7,000社以上の電子契約のノウハウを元にした安心・安全な電子契約システムです。

ワークフロー機能で電子契約の進捗状況が確認可能。スマートフォンでも作業ができるので、署名から受領まで数分で完了することができます。全国30拠点のサポート拠点があるため、導入後も安心です。

電子署名方法 立会人型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 約7,521社との取引実績
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 二要素認証、セキュアなクラウド環境
API連携 要問合せ

 

料金プラン

日本情報クリエイト株式会社の料金プランについては、問い合わせが必要です。

システムの概要については、以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

電子契約システム 含む資料を一括DL

 

 

LegalOn Cloud

画像出典元:「LegalOn Cloud」公式HP

 

LegalOn Cloud 含む電子契約の資料を一括DL

特徴

LegalOn Cloud は、法務担当者のためのAIプラットフォームです。各法務体制の連携や、無限拡張が可能であるため、将来的に会社規模が拡大するという場合でも安心です。

また、LegalOn Cloud 上で業務を行うことで自然とナレッジが蓄積され、それをAIが整理してくれます。これにより、欲しい時に欲しい情報をAIがレコメンドしてくれる環境が実現可能です。

電子署名方法
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 多岐にわたる業種での導入実績があり
タイムスタンプ
セキュリティ機能 第三者機関による脆弱性診断を実施など
API連携 GMOサイン、ドキュサイン、クラウドサインとの電子契約と連携

 

料金プラン

LegalOn Cloud は、利用するストレージ容量などに応じて基本プランを選択可能です。

基本プランのみの利用は不可で、強化したい機能やオプションによって料金が異なるため、詳細はお問い合わせが必要です。

選択できるオプション:契約審査・案件管理・契約管理・電子契約 など

また、強化したい機能によっては、基本プラン料金が発生しない場合もあります。

基本プラン 基本料金(税抜)
Growth 1万円
Business 3万円
Enterprise 10万円

※上記基本プラン料金に別途1アカウントにつき税込220円~330円かかります。

詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

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freeeサイン

画像出典元:「freeeサイン」公式HP
 

特徴

「freeeサイン」(旧:NINJA SIGN)は、いつものGoogleドキュメントを使って契約書の作成ができる電子契約システムです。送信料0円と、”フォルダ権限設定”が、ユーザーに高く評価されています。

PDFやWordで作成した契約書ひな型をテンプレート化し、契約書作成ができます。使いやすさの点で高評価を獲得していおり、ITリテラシーがあまり高くない企業にも支持を得ています。

電子署名方法 立会人型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 多業種で導入実績あり
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 二要素認証、暗号化通信、アクセス制限機能
API連携 kintone、Salesforceなど、多数の外部サービスとも連携可能

行政書士
石下貴大氏

「freeeサイン」は、汎用性とカスタマイズ性のバランスが優れている。認知度の面でいっても一番強いシステムと言えます。ただし、freeeと連携しているため、現在マネーフォワードクラウドや弥生シリーズなどを利用している企業では連携のしづらさがネックになる可能性はあります。

 

料金プラン(法人向け)

  Starter Standard Advance / Enterprise
実質月額
年一括
5,980円/月
71,760円/年
29,800円/月
357,600円/年
要問合せ
基本ユーザー数 1 10 50~
電子サイン無料枠 50通/月 100通/月 300通/月~


Salesforceやkintoneと連携できるプランもありますので、詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。

実際に利用したユーザーの口コミ

輸送/交通/物流/倉庫

51人〜100人

大森裕

人事労務管理と一緒に管理できる

お客さんに送付した際に、お客さんがわからないケースもサポートしてくれる。
対社外の問題は相手の協力が必要なのですぐ運用するのは難しいが、対社内の問題は比較的早く取り組める。入社時の書類や労働契約などを電子化するのは非常に良いので是非使ってみてほしい。

サービス/外食/レジャー

2人~10人

尾田聖也

送信相手側の入力項目もカスタマイズできる

主に顧客との売買契約書が中心だが、送信相手側の入力項目も自由にカスタマイズできるため、フォームに応じた項目設計が可能なのは嬉しい。紙面での契約書やりとりが基本となっている会社におすすめしたい。

プロトスター株式会社代表取締役

31人〜50人

前川英麿

月間で考えれば、約10時間のコスト削減につながっている

取引先から契約書の修正依頼があっても、全てfreeeサイン上で対応でき、毎契約書の送信が1、2分で完結できています。


freeeサインの口コミをもっと見る

 

ContractS CLM(旧:Holmes)

画像出典元:「ContractS CLM」公式HP
 

特徴

「ContractS CLM」は、電子契約締結だけでなく”契約の作成・相談・承認・締結・更新管理”をすべて1つのツールで対応できる契約管理ソリューションです。Word編集機能やナレッジマネジメント機能も備えており、契約プロセス全体の効率化を実現してくれます。

システム導入によって契約関連業務すべてを効率化したい」という企業に向いています

電子署名方法 立会人型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 多様な業種・規模の企業で導入実績あり
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 アクセス権限の設計、契約プロセスの可視化、情報集約によるリスク回避
API連携 他システムとの柔軟な連携が可能

行政書士
石下貴大氏

「ContractS CLM」は、テンプレートの使いやすさが強み。ですが、実際の締結場面では、テンプレートそのままで利用できるわけではないので、ある程度の法務知識レベルをもった担当者におすすめのシステム。上位版を利用すればカスタマイズもかなり自由に行えます。

 

料金プラン

「初期費用」+「月額基本料金」という料金体系になっています。
詳細については公式HPよりお問い合わせが必要です。

  Starter Standard Professional
料金体系 アカウント料金
+締結料
基本料金※ 基本料金※
電子締結料金 200円/件 0円 0円
ユーザーアカウント
発行数
10 無制限 無制限

※使用料に応じて追加料金発生

 

実際に利用したユーザーの口コミ

サービス

11人〜30人

 

契約や承認業務が日常化している会社におすすめ

毎回PDFから紙に印刷をして承認をもらった後に、再度PDF化してから先方にメールで送るなど作業工程がとにかく多く、時間がかかっていました。操作方法に関してもマニュアルから動画解説まであるので、いままで2~3日かかっていた作業が当日で完了できるまでに効率化されました。

コンサル

51人〜100人

 

中小企業にはお勧めしない

ペーパーレス化することで、電子系に慣れていないクライアントが困惑するという事態が発生するので、一概にすべて電子化することがいいとは思いませんでした。


ContractS CLMの口コミをもっと見る

 

SignTime

画像出典元:「SignTime」公式HP
 

特徴

SignTime」は、フリーランスから大規模オフィス向けのプランまで幅広く対応している電子契約システムです。美容医療など、店舗で書面に署名を依頼していたようなケースにも、事前に非対面・非接触でお客様の同意を得るために活用することができます。

月10通まで電子契約を締結できるフリープランあり!コスパ重視の企業におすすめです。

電子署名方法 立会人型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 多様な業種・業界での導入実績あり
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 二要素認証、アクセスコード設定、署名ページの有効期限設定
API連携 SalesforceやGoogle Driveなどの外部サービスと連携可能



料金プラン

無料・無期限で10通まで電子契約を締結できるフリープランもあります。

  電子契約 スキャナ保存 プライム
月額 7,880円~ 8,980円~ 55,600円~
電子契約書類 50通/月~ 50通/月~
スキャナ保存
ストレージ
5,000~ 5,000~


詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。

 

Shachihata Cloud

 画像出典元:「Shachihata Cloud」公式HP

特徴

「Shachihata Cloud」は、社内・社外で取り扱う文書の作成から回覧・承認を電子化することができる電子決裁システムです。電子印鑑やワークフロー機能を中心に、多彩な機能を搭載しています。

電子帳簿保存法にも対応しており、バックオフィスの業務負担を削減。自社の悩みに合うセットプランから選択することで、不必要な機能にお金を払う心配がありません。

電子署名方法 立会人型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 導入数101万件
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 二要素認証、暗号化通信、アクセス制限
API連携 他システムとのAPI連携が可能

 

料金プラン

15日間の無料トライアルあり。

電子印鑑や保管の標準機能に加え、用途別にセットプランが用意されています。

プラン名 月額料金/ユーザー(税込)
業務の見える化・ナレッジを強化したい方
コミュニケーション満足セット
220円
従来の運用方法のまま業務効率化したい方
ワークフロー充実セット
330円
電帳法対策で書類保管を強化したい方
文書管理充実セット
220円
人が増えてセキュリティを強化したい方
セキュリティ強化セット
220円

詳しくは公式HPをご覧ください。

 

低コストで導入しやすい電子契約サービス

契約大臣


画像出典元:「契約大臣」公式HP

特徴

「契約大臣」は、本格導入前に試してみたい中小企業やフリーランスにおすすめな電子契約システムです。期限が無く納得いくまで無料で試せるので、電子契約の導入が初めての企業でも安心して始めることができます。

月1件の契約書を利用できる上に、システム契約中は契約書データも全て保存可能です。

電子署名方法 立会人型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 弁護士事務所や各種コンサルティングなど多岐にわたる
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 二要素認証​・暗号化通信・​アクセス制限
API連携 利用中の外部システムと連携可能

 

料金プラン

送信件数5件・ユーザー数1名までのフリープランがあります。

  スタータープラン ベーシックプラン プレミアムプラン
年払い時の月額
年額
2,020 円
24,240 円 /年
6,600 円
72,600 円/年
9,900円
108,900 円/年
送信件数/月 20件 50件 100件
ユーザー数 1名 無制限 無制限


年払い時は1ヶ月分がお得になります。
101件以上送信の場合は、公式HPにてお問い合わせが必要です。

 

低コスト・無料で使える電子契約サービスは、以下のサービスもおすすめです。

【詳しくはこちら】無料で使える電子契約サービス
ずっと無料で使えるフリープランがあるサービスを紹介しています。個人事業主やフリーランスの方に特におすすめです。

 

中小企業におすすめの電子契約サービス

契約手続きが多く業務負担の大きい中小企業には、電子契約システムの導入がおすすめです。

コストを抑えつつ、効率化を実現できる中小企業向けのサービスをご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

大規模企業向けの高機能な電子契約サービス

クラウドサイン

画像出典元:「クラウドサイン」公式HP


クラウドサイン 含む電子契約の資料を一括DL

特徴

「クラウドサイン」は、弁護士監修のもと開発された国内で圧倒的な利用実績を誇る電子契約システムです。立会人型電子契約システムとして初めて、電子署名法が定める「電子署名」に該当することを法務省・デジタル庁に認められています。

必要な機能が網羅されており、シンプルなUIでI操作も簡単です。

電子署名方法 立会人型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績  250万社以上、累計送信件数1,000万件超
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能  二要素認証や暗号化通信を採用
API連携 Microsoft Teamsやkintoneなど、多数の外部サービスと連携可能

行政書士
石下貴大氏

「クラウドサイン」は、大手である分、導入の安心度が高い。弁護士ドットコム社による弁護士監修があるという信頼度も強みです。実際はベンチャーなどでも多数導入されていますが、大企業での導入実績が目立ちますね。

 

料金プラン

月額に送信費用200円/1件を合わせた金額になります。
すべてのプランで「ユーザー数・送信件数」は無制限となります。

  Light Corporate Business Enterprise
プラン 個人事業主や少人数の企業向け 電子契約・書類管理の機能を備えた一般企業向け 内部統制・セキュリティを強化する機能を追加 全社利用を想定された企業向けの書類管理機能を追加
月額
(税抜)
10,000円 28,000円 要問合せ 要問合せ
送信料 200円/件 200円/件 要問合せ 要問合せ


詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

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実際に利用したユーザーの口コミ

IT/通信/インターネット

11人〜30人

邱 世偉

業務効率化間違いなし!しかし、細部に難あり。

検索機能がある点は極めて便利だと感じました。これがあることによって書類を保存する手間、管理する手間、紛失するリスク、また必要なときに探す手間、全てなくなります。唯一残念なのは、文字が多くなると名前や住所といった基本情報が枠からはみ出たり、文章に被ってしまうことです。

IT/通信/インターネット

1人

鐘ヶ江由美

ペーパーレス化して本当に良かったです

ペーパーレスでネット上で完結できるのが何より業務しやすいと思いました。電子契約になれば時間のロスを減らすことが出来るのが魅力的です。メールを開いたら契約書をすぐ読めて、内容を承諾し、名前と住所を入力するだけで契約が出来ます。


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Acrobat Sign


画像出典元:「Acrobat Sign」公式HP

特徴

「Acrobat Sign(アクロバットサイン)」は、年間80億回の取引処理件数の実績を誇るグローバル規模の電子契約システムです。企業版では、Microsoft製品とのシームレスな連携、その他Salesforceやkintoneなど他システムとの連携が可能で、営業活動や顧客管理などの業務効率化にも役立ちます。

時間と場所を問わずに各デバイスから契約書の送信や署名を行えるので、使い勝手◎です。

電子署名方法 立会人型/当事者型 
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 Fortune 500企業をはじめ、世界中の多くの企業で導入
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 エンタープライズレベルのセキュリティを提供
API連携 Dropbox、DocuWorks、Googleドライブなどと連携可能



料金プラン

【個人版】では、基本機能の揃ったAcrobat Standard(1,518 円/月)豊富な機能が使えるAcrobat Pro(1,980円)のプランがあります。

【法人版】 Acrobat Standard Acrobat Pro Acrobat Sign Solutions
月額/
ライセンス
1,518 円 1,980 円 要問合せ
機能
  • 電子サイン
  • 基本的なPDFツール
  • すべての変換・編集機能
  • 高度な保護
  • 強力な電子サイン機能
  • アプリケーション連携
  • APIなどを利用してビジネスの拡大を目指すチーム向け


詳しくは、公式HPよりご確認ください。

実際に利用したユーザーの口コミ

IT/通信/インターネット

251人〜500人

 

アクティビティ機能で顧客が開いたか確認できる

・単純でわかりやすいため、過去に電子契約ツールを使ったことがない人でも簡単に利用できる。

・アクティビティ機能で顧客が開いたかどうか確認できる。

・企業・お客様に契約書を開いてもらうまでに煩雑な作業がなくトラブルになったことがない。

メーカー

51人〜100人

 

シンプルなのはいいが・・・

・メールアドレスの設定を毎回行わなければならない。

・操作が簡素なため、ミスに気付きにくい。

・メールアドレスやパスワードの入力を間違えると自動でキャンセルとなり、また1からやり直さなければならない。

 
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BtoBプラットフォーム契約書

画像出典元:「BtoBプラットフォーム契約書」公式HP

特徴

「BtoBプラットフォーム 契約書」は、他のBtoBプラットフォームシリーズと連携させることで、契約書だけではなく、見積・受発注・請求の際の帳票類をすべて電子データ化できる電子契約システムです。

ただし電子証明書型の電子署名方法を提供しているため、クライアントに手間・工数をかけさせたくない、という企業にはあまり向いていません。

電子署名方法 立会人型/当事者型
おすすめ企業規模 会社/従業員規模、業種を問わずすべての企業
主な導入実績 利用企業数は全体で110万社以上
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 最新のブロックチェーン技術を採用し
API連携 契約書の発行と受領がシームレスに連携可能

 

料金プラン

  フリープラン シルバープラン ゴールドプラン
初期費用 0円 お問い合わせ お問い合わせ
月額費用 0円 1万円〜 3万円〜
特徴 ユーザー数無制限 電子契約のみ利用可能 電子保管も利用可能


料金は全体的に割安
。文書送信1通あたりの費用も50円/通と、他のシステムと比べても安いです。

実際に利用したユーザーの口コミ

不動産/建設/設備

101人〜250人

UIが非常に見やすくわかりやすい

・UIが非常に見やすくどこを触ればよいのか非常にわかりやすい

・マニュアルが適宜開ける位置にポップアップされている

・専属のシステム担当とメールでやりとりが可能であり、不明点が聞きやす

非公開

1001人以上

 

契約相手にも登録してもらう必要あり

・現在の契約書のステータスが(未処理、差し戻し、締結済み、終了、取り消し)それぞれタブに分かれて表示されており、いちいちそのタブに移動しないと現在どの契約書が進行済みなのかわからないので不便です。

・専用のメールアドレスをヒアリングするなど事前に準備が必要なので、そこは一手間かかるなと思っています。


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WAN-Sign

画像出典元:「WAN-Sign」公式HP

特徴

「WAN-Sign」は、政府機関や大手企業でも利用されているGMOグローバルサイン・ホールディングスと直接連携しており、世界的に評価の高い電子証明書を利用しているため、十分に本人性を確保する事ができる電子契約・契約管理システムです。

ユーザーフレンドリーな操作感なので、社外関係者にも負担なく利用してもらえるシステムです。

電子署名方法 立会人型/当事者型
おすすめ企業規模 中小企業から大企業まで
主な導入実績 200社以上の上場企業で導入
タイムスタンプ あり
セキュリティ機能 AATL(Adobe認定証明書)採用、IPアドレス制限 など
API連携 利用中のワークフロー・ CRM・基幹システムと連携可能



料金プラン

初期費用・月額費用ともに無料で利用できます。

すべての機能が標準搭載されており、契約管理・内部統制機能・セキュリティ管理機能に追加費用はありません。

無料の範囲には制限があり、以降は契約件数に応じて従量課金となります

詳しくは公式HPをご覧ください。

実際に利用したユーザーの口コミ

メーカー

1001人以上

 

実印と同様の契約締結ができ、セキュリティー面も安心

自社独自の電子証明書を発行できる点が良かったです。なるべく法的効力の強い電子契約を結びたかったので、実印での契約と同様のスタイルで契約を結べるのは大きなメリットだと思います。

郵送/交通/物流/倉庫

31人〜50人

 

スマホでは扱いづらい

スマートフォンで作成する場合は扱いづらいです。画面をタップしても反応が鈍いことがあったり、実際に作成したデータを印刷すると文字がずれていたりと、この辺りの改善の必要性を感じました。 

 
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電子契約システムを補完するその他サービス

ONEデジDocument

 画像出典元:「ONEデジDocument」公式HP

 

特徴

ONEデジDocumentは、書面は電子帳簿保存法に基づいて保存され、文書の最新状態や改ざん有無、修正履歴等を確認・証明できる電子署名サービスです。

3者間以上での契約にも対応しているので、多くの署名が必要なケースでも役立ちます。また、署名済の文書に関して、紙の交付を希望する相手には紙で印刷して渡すことも可能です。

契約書作成 自由にカスタマイズ可能な契約書作成機能
契約管理機能 契約書の進捗状況追跡、契約書保管・管理機能
セキュリティ機能 暗号化通信、二要素認証、改ざん防止(ブロックチェーン技術)
API連携 要問合せ
タイムスタンプ あり
ワークフロー機能 あり



料金プラン

ONEデジDocumentは、初期費用はかけずにシステムを利用できます。

月額利用料は公式HPにて18,000円(税抜)との記載がありますが、詳細は問い合わせが必要になります。

利用内容にあわせたプランを案内しているので、システムを検討する場合は相談してみましょう。

 

電子契約システムの選び方

導入実績・国内シェアは高いか

電子契約を導入する際は、信頼性の高いサービスを選ぶことが重要です。

知名度が低いサービスの場合、取引先が不安に感じたり、導入の説明に時間がかかることもあるでしょう。

その点、GMOサインのように導入企業数や累計送信件数を公表し、豊富な実績があるサービスであれば取引先の理解も得やすく、スムーズに契約を進められる可能性が高まります。

 

取引先のアカウント登録は必要か

電子契約で用いられる電子署名には2タイプあり、いずれも法的に有効と認められています。

ですが、タイプによっては取引先にアカウント作成の負担があったり、同じ電子契約サービスを利用していないと締結できないなどの条件があります。

手軽さと法的効力のどちらを重視するか、取引先の負担もふまえて方針を定めておきましょう。両方の電子署名に対応するハイブリッド型システムもあるため、検討してもよいでしょう。

  立会人型署名 当事者型署名
特徴 電子契約システムが契約締結の
立会人となり電子署名を行う
契約者本人の電子証明書を
利用して電子署名を行う
証拠力 十分にあるが
なりすましリスクがある
非常に強い
なりすましリスクが低い
かかる時間 メール認証のためスピーディ 証明書取得に時間を要する
取引先の負担 小さい
多くがアカウント登録不要
(費用負担なし)
大きい
同じ電子契約システムの利用が必須
(費用負担あり)

 

自社の業種・業態に合う機能はあるか

自社の業種や契約形態に合った機能が備わっているか、事前に確認しましょう。

たとえば、契約書の保管期限は会社法で10年と定められており、タイムスタンプの有効期限も最長10年です。10年以上の長期契約を結ぶ場合は、有効期限を延長できる長期署名対応のシステムを選ぶと安心です。

また、業種によって必要な書類が異なったり、企業ごとに契約承認のフローが違うこともあるため、カスタマイズの自由度もチェックしておくとスムーズに運用できます。

行政書士
石下貴大氏

業種によって契約書の形式は異なり、IT系では詳細の仕様書を添付することがあったり、建設業では許可証とのセットでの管理が必要となる場合も。自社の業務フローにあった使い方ができるかの確認は必須です。

 

API連携・他システムとの相性をチェック

電子契約システムを選ぶ際は、他の業務システムと連携できるか(API連携)をチェックしましょう。

たとえば、契約書のテンプレート機能があるシステムでは契約書作成の手間を削減できます。

また、AI契約書レビューサービスと連携できるシステムであれば、リーガルチェックを自動化し、ミスの防止や作業時間の短縮につながります。

長期的に効率よく運用するためにも、自社の業務フローに合った連携機能があるか確認しておくことが重要です。

行政書士
石下貴大氏

最近は契約周りだけでなく、顧客管理や支払いなど様々なワークフローのDX化が加速しているため、電子契約単体だけでなく「チャットシステムや経費精算システムと繋げるかどうか」によって将来的な使いやすさが左右されます。外部連携の自由度は必須確認項目。

 

電子契約システムを導入する5つのメリット

1. 契約締結スピードが向上・業務効率もアップ

電子契約にすることで契約のスピードが劇的に早くなり、契約合意後の事務作業も効率化できます。

書面契約 電子契約
印刷・製本・郵送・保管など事務作業が多い 作業は全てオンラインで簡単に行える

 

行政書士
石下貴大氏

導入の現場での声を聞くと「電子契約は難しそう」というイメージがまだ残っていると感じます。でも実際はメールの送受信さえできれば問題なく使えるシステムがほとんど。現在では、相手方が同じシステムを使っていなくても締結できるものが大半なので、導入に踏み切りやすいです。

2. コストを削減できる

■ 電子契約導入で削減できるコスト
  • 契約書の紙代・印刷代・製本代 ・郵送代・収入印紙代
  • 契約に関係するあらゆる業務を行う人の人件費 
  • 契約書の保管に関係する費用 


書面契約の場合は、費用が1通あたり約3,000円~5,000円かかるとも言われていますが、電子契約にすれば人件費と利用料以外は0円となるため、大幅なコスト削減につながります。

契約書の扱う件数が多い業界や、印紙税負担が高い業界(不動産・建設業・人材業など)では、さらにコストメリットを実感できることでしょう。

行政書士
石下貴大氏

印紙代は、初回の契約時だけでなく、内容変更の覚書などでも都度発生してくるものなのでこれが削減できると大きなコストカットに繋がります。また契約の種類によって印紙額がいくらなのか確認する時間的・作業的コストも削減できます。

3. 契約書の保管不要で管理がラクに

電子契約システムを利用すれば、膨大な数の契約書をロッカーや倉庫などに保管する必要がなくなり、書類の整理などの作業も不要になります。

行政書士
石下貴大氏

会社法上、一般的な契約書の保管期間は10年間。契約件数が多い企業ではすぐに保管庫がいっぱいになりますが、データで保管できれば大幅なコストカットに繋がります。もしシステムを解約する場合はデータを別の場所に移す必要があるので、申込時に必ず方法を確認しておきましょう。

4. 検索・閲覧が簡単ですぐに見つかる

契約書を電子データ化すれば、契約終了後の契約書の検索や閲覧が簡単にできます。

書面契約の場合、膨大な契約書の中から探すのは大変ですが、電子データならキーワードを入力するだけですぐに書類を見つけることができ、類似の契約との比較も容易になります。

行政書士
石下貴大氏

膨大な紙の契約書から目的のものを見つけるのは非常に労力がかかります。電子契約であれば、検索機能ですぐに欲しい契約書が見つかる点がメリット。システムを選ぶ際に、検索機能が充実しているかどうかはチェックするようにしましょう。

5. 契約書の紛失・改ざんリスクを防げる

電子契約システムを導入することで、契約書の紛失や改ざんリスクを大幅に軽減することができます。

データはクラウド上で厳重に管理され、アクセス権限の設定や操作履歴の記録により、不正な変更を防止可能。

さらに、電子署名やタイムスタンプ機能を活用すれば、契約の真正性を確保でき、法的証拠としての信頼性も向上します。

このように紙の契約書と比べてセキュリティレベルが高く、安心して契約業務を進められるのが大きなメリットです。

 

電子契約システム導入前に知っておくべき3つの注意点

1. 書面契約が義務付けられている契約は電子化できないケースも

次に示す契約は、契約書など書面での作成が契約の成立要件となっているものや、法律で契約の書面化が強く要請されているものです。

下記契約がメインの場合、電子契約に移行するメリットが少ない可能性があるので注意しましょう。

  • 定期借地設定契約
  • 定期建物賃貸借契約に関する契約書
  • 建設工事請負契約
  • 訪問販売・電話勧誘販売・連鎖販売取引における書面 など

 

2. 取引先の理解を得よう

初めて電子契約を利用する取引先にとっては、「手続きが難しそう」「法的に問題ないのか」など、不安を感じるケースもあります。

そのため、電子契約のメリットや操作方法を事前に説明し、安心して利用できる環境を整えることが大切です。

多くの電子契約サービスは、送信側(契約を締結する側)がシステムを利用すれば、受信側(契約を受ける側)はメールで契約を完結できる仕組みになっています。さらに、相手に費用負担がないタイプも多いため、取引先のハードルを下げる工夫も可能です。

導入した際には、相手側の負担が少ないことを伝え丁寧なサポートを行うことで、スムーズな運用につなげられます。

行政書士
石下貴大氏

取引先への説明や社内での説得が難しい場合は、いきなり複雑な契約書を使うのではなく、雇用契約やNDAなど簡単で汎用的な契約書などの締結時に、テストケースとしてまず1回利用してみるのもおすすめです。

 

3. 社内の運用ルールや従業員への説明が大切

書面契約から電子契約へと変更する場合、社内の業務フローが大幅に変わります。

現場が混乱し業務が止まることのないよう、事前に社内説明を行い社員の理解と協力が得られる体制を整える必要があります。

 

コストor機能?電子契約サービスの比較ポイント

電子契約サービスを選ぶ際、「安ければよい」というわけではなく、必要な機能が揃っているかどうかが重要です。そのため、コストと機能のバランスを考慮し、企業の利用目的に応じた最適な選択をする必要があります。

■コストと機能のバランスを考えるポイント

  • 基本料金(月額・従量課金)に対してどこまでの機能が使えるか
  • 無料プランの範囲と有料プランにするべきケース
  • 法的対応(電子署名・タイムスタンプなど)が含まれるか
  • 契約管理やワークフロー機能があるか

 

企業規模や目的に応じて使い分ける

①低コストかつ基本機能が充実しているサービス
機能:必要最低限の機能を備えているもの
・freeeサイン(無料プランあり・小規模向け)
・マネーフォワード クラウド契約(会計・経理と連携しやすい)
・ベクターサイン(無料で利用可能)
→ 個人事業主・小規模企業向け

②コストを抑えつつ法的対応も充実しているサービス
機能:電子署名・タイムスタンプなど法的に必要な機能をカバー
・クラウドサイン(使いやすさと法的対応のバランスが良い)
・電子印鑑GMOサイン(低コストで幅広い用途に対応)
・SignTime(送信課金型でランニングコストが抑えられる)
→ 中小企業向け・コスト重視の法人向け

③費用は高めだが高度な機能が揃ったサービス
機能:ワークフロー機能・契約管理機能・高度なセキュリティ
・DocuSign(グローバル対応・エンタープライズ向け)
・Acrobat Sign(Adobe製品と連携可能)
・ContractS CLM(旧:Holmes)(契約管理機能が充実)
・LegalOn Cloud(契約リスク管理機能あり)
→ 大企業・法務部門が強い企業向け


おすすめサービスの比較表で料金も確認してみましょう。【こちらから】

 

まとめ

電子契約サービスを導入することで、契約締結のスピード向上やペーパーレス化はもちろん、業務のDX推進にもつながります。

印紙税の削減や保管スペース不要といったコストメリットも大きいですが、導入時には慎重な選定が必要です。

選ぶ際は、法的有効性・セキュリティ対策・業務効率化機能・コスト・システム連携のしやすさなどを総合的に判断し、自社の業務フローに適したものを選びましょう。

電子契約サービスをまずは使ってみたい!という方は「freeeサイン」、高機能で電子署名の使い分けもしたいという方は「電子印鑑GMOサイン」がおすすめです。

自社に最適な電子契約システムを導入し、契約業務の最適化を実現しましょう!

画像出典元:「O-dan」公式HP

 

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