電子契約はテレワークへの対応を契機に導入が進み、現在およそ78%の企業で利用されています。(2024年3月JIPDEC調査)
本記事では、電子契約に詳しい行政書士のアドバイスをもとにおすすめ電子契約サービス29選を比較、選び方のポイントも徹底解説!
最短で自社にぴったりのシステムを見つけたい方は、資料請求で詳しい情報をご確認ください!
このページの目次
電子契約システムとは、電子データ(PDF)に電子署名とタイムスタンプを付与することで「本人性」と「非改ざん性」を担保し、Web上で契約を完結するシステムのことです。
契約業務を効率化でき、郵送で時間のかかっていた遠方との契約も締結までの期間を短縮できます。
▶ 電子契約とは何か、確認したい方はこちらもお読みください
電子契約サービスは、製品によって標準機能が異なりますが、主に以下の機能があります。
契約書テンプレート | 知識が無くても分野別に契約書を作成できる |
タイムスタンプ | 「いつ・誰が・何を」したかという証明。非改ざん性を証明できる |
ワークフロー管理 | 契約書の申請~成立までの流れを管理。決裁ルートが正しいか確認できる |
リマインド | 契約書送付後一定期間署名がない場合、メールなどでリマインドできる |
インポート | 過去の紙の契約書も取り込み、電子契約書と一緒に保管できる |
保管・管理 | 契約書名/社名/金額などで検索し、過去の契約書を簡単に参照できる |
外部サービス連携 | 他の営業ツールやCRMツールと連携、契約書の作成がスムーズにできる |
電子契約システムの費用は大きく2つで構成されています。
基本料金 | + | 契約書送信料 |
月額固定 | 従量課金 | |
ユーザー数や機能などによって決定 | 契約書の送信件数によって決定 | |
無料~数万円(おおむね10,000円前後) | 100~200円程度/件 |
実際にかかる費用は、月当たりの契約件数やオプション利用によって変動するため、見積もりをたてておくとよいでしょう。
ツール名 | 月額基本料 | 電子署名 | 無料プラン | 契約書の電子化 | API連携 | 特徴 |
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電子印鑑GMOサイン |
8,800円~
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立会人型・当事者型
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⭕️
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⭕️
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オプション
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契約書ごとに署名方法が選べる
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クラウドサイン |
10,000円~
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立会人型
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⭕️
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⭕️
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オプション
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サービス導入率No.1の圧倒的知名度
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マネーフォワード クラウド契約 |
2,980円~
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立会人型・当事者型
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トライアルあり
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⭕️
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上位プランで可能
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契約書作成から管理までを一気通貫
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freeeサイン(旧:NINJA SIGN by freee) |
5,980円~
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立会人型
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トライアルあり
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⭕️
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⭕️
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送信料0円・フォルダ権限設定が高評価
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ContractS CLM(旧:Holmes) |
要問合せ
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立会人型
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❌
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⭕️
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⭕️
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最適な契約管理をワンプラットフォームで
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Great Sign(グレートサイン) |
7,150円~
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立会人型
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⭕️
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⭕️
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オプション
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高いコストパフォーマンスが魅力
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FAST SIGN |
10,000円~
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立会人型
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⭕️
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⭕️
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要問合せ
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大量の契約に最適
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エコドラフト |
10,000円~
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立会人型
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トライアルあり
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⭕️
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クラウドサインと連携
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産廃・建廃業に特化!
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ONEデジDocument |
18,000円~
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当事者型
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トライアルあり
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❌
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要問合せ
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複数者間の契約にも対応可能
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電子契約システム(日本情報クリエイト株式会社) |
要問合せ
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立会人型
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デモあり
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⭕️
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要問合せ
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不動産業界専用電子契約システム
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「電子印鑑GMOサイン」は、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型電子契約システム。
契約締結にかかる手間や時間の大幅な短縮により、業務の効率化を実現できます。
"重要契約書などは本人確認を付けることで、特定の人物でしか開けないように設定ができます。"という口コミにもあるとおり、重要な書類を安全に取り扱うことができます。
行政書士
石下貴大氏
「電子印鑑GMOサイン」は、GMOの知名度、大手の信頼度が高いシステム。汎用的な分、カスタマイズの細かさがどこまでできるかを商談時にしっかり確認するようにしましょう。
電子署名・高度電子署名・ハイブリッド署名の全ての署名方法が利用可能なので、契約書ごとに使い分けることができます。
お試しフリープラン | 契約印&実印プラン | |
月額 | 0円 | 9,680円 |
登録ユーザー数 | 1 | 無制限 |
送信数 | 上限5件/月 | 無制限 |
契約印タイプ | 立会人型 | 立会人型/当事者型 |
詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
ゲーム業界
1001人以上
件数の多い大規模な会社にはおすすめ
回覧完了のスピードが格段に上がりました。申請者が申請したのと同時に、承認者に一斉に承認依頼が送られるので、承認完了までがスピーディーで非常に良いです。
通信業
51〜100人
慣れるのに時間がかかった
クラウドサインに比べると、感覚的な使いやすさが劣っていると思うので、ユーザビリティという点では低いと言えるかもしれないです。
「クラウドサイン」は、弁護士監修のもと開発された国内で圧倒的な利用実績を誇る電子契約システムです。
立会人型電子契約システムとして初めて、電子署名法が定める「電子署名」に該当することを法務省・デジタル庁に認められています。
"クラウドサインを導入しておけば基本的に問題ない!"というくらい必要な機能が網羅されており、シンプルなUIでI操作も簡単です。
行政書士
石下貴大氏
「クラウドサイン」は、大手である分、導入の安心度が高い。弁護士ドットコム社による弁護士監修があるという信頼度も強みです。実際はベンチャーなどでも多数導入されていますが、大企業での導入実績が目立ちますね。
メール認証による署名での契約締結。締結のしやすさを重視する企業に向いています。
月額に送信費用200円/1件を合わせた金額になります。
すべてのプランで「ユーザー数・送信件数」は無制限となります。
Light | Corporate | Business | Enterprise | |
プラン | 個人事業主や少人数の企業向け | 電子契約・書類管理の機能を備えた一般企業向け | 内部統制・セキュリティを強化する機能を追加 | 全社利用を想定された企業向けの書類管理機能を追加 |
月額 | 10,000円 | 28,000円 | 要問合せ | 要問合せ |
詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
IT/通信/インターネット
11人〜30人
邱 世偉
業務効率化間違いなし!しかし、細部に難あり。
検索機能がある点は極めて便利だと感じました。これがあることによって書類を保存する手間、管理する手間、紛失するリスク、また必要なときに探す手間、全てなくなります。唯一残念なのは、文字が多くなると名前や住所といった基本情報が枠からはみ出たり、文章に被ってしまうことです。
IT/通信/インターネット
1人
鐘ヶ江由美
ペーパーレス化して本当に良かったです
ペーパーレスでネット上で完結できるのが何より業務しやすいと思いました。電子契約になれば時間のロスを減らすことが出来るのが魅力的です。メールを開いたら契約書をすぐ読めて、内容を承諾し、名前と住所を入力するだけで契約が出来ます。
クラウドサインの口コミをもっと見る
クラウドサイン 含む電子契約の資料を一括DL
画像出典元:「マネーフォワード クラウド契約」公式HP
「マネーフォワード クラウド契約」は、電子契約も紙の契約も一元管理できるため、紙の契約書も管理しながら少しずつ電子契約も導入していきたい企業におすすめな電子契約システムです。
ワークフロー機能が標準で備わっているため、社内での申請・承認から契約締結までを一つの画面内で行うことができる点も優れています。
▼マネーフォワード クラウドシリーズの法人向け各プラン基本料金
スモールビジネス (年額プラン) |
ビジネス (年額プラン) |
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税抜き金額 | 2,980円/月~ | 4,980円/月~ |
※公式ホームページでは料金は公開されていませんが、編集部の調査によると、ワークフロー機能・紙の契約書との一元管理機能・他社API連携機能がついて、月々50,000円程度で利用できます。
IT/通信/インターネット
2〜10人
メールの授受含めシステムで完結するので業務量が減る
経費申請等も当システムを利用しているため、1ユーザーであらゆる事務作業に対応でき、アカウント管理の手間もなくなりました。押印や印刷、スキャンの手間が不要で、メールの授受含めシステムで完結する点で業務量が減り、保存忘れもありません。
メーカー/製造
11〜30人
印影のサイズが大きく見栄えが悪い
電子押印の印影のサイズが大きく、印影が印鑑と言うよりサインのようなので、契約書の見栄えが悪いです。取引先が大企業が多いため、紙面で契約を交わしていた際は印鑑を斜めに押してお辞儀しているように見せる等の対応をしていたが、本システムではできません。
「freeeサイン」(旧:NINJA SIGN)は、いつものGoogleドキュメントを使って契約書の作成ができる電子契約システムです。送信料0円と、”フォルダ権限設定”が、ユーザーに高く評価されています。
使いやすさの点で高評価を獲得していおり、ITリテラシーがあまり高くない企業にも支持を得ています。
行政書士
石下貴大氏
「freeeサイン」は、汎用性とカスタマイズ性のバランスが優れている。認知度の面でいっても一番強いシステムと言えます。ただし、freeeと連携しているため、現在マネーフォワードクラウドや弥生シリーズなどを利用している企業では連携のしづらさがネックになる可能性はあります。
メール認証、二要素認証による署名での契約締結になります。締結のしやすさを重視する企業に向いています。
スターター | Light | Light Plus | Pro / Pro Plus | |
料金(年払い) | 980円/月 | 4,980円/月 | 19,800円/月 | 要問合せ |
基本アカウント数 | 1 | 1 | 6 | 20 |
送信数 | 10通/月 | 50通/月 | 無制限 | 無制限 |
Salesforceやkintoneと連携できるプランもありますので、詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。
輸送/交通/物流/倉庫
51人〜100人
大森裕
人事労務管理と一緒に管理できる
お客さんに送付した際に、お客さんがわからないケースもサポートしてくれる。
対社外の問題は相手の協力が必要なのですぐ運用するのは難しいが、対社内の問題は比較的早く取り組める。入社時の書類や労働契約などを電子化するのは非常に良いので是非使ってみてほしい。
サービス/外食/レジャー
2人~10人
尾田聖也
送信相手側の入力項目もカスタマイズできる
主に顧客との売買契約書が中心だが、送信相手側の入力項目も自由にカスタマイズできるため、フォームに応じた項目設計が可能なのは嬉しい。紙面での契約書やりとりが基本となっている会社におすすめしたい。
プロトスター株式会社代表取締役
31人〜50人
前川英麿
月間で考えれば、約10時間のコスト削減につながっている
取引先から契約書の修正依頼があっても、全てfreeeサイン上で対応でき、毎契約書の送信が1、2分で完結できています。
画像出典元:「ContractS CLM」公式HP
「ContractS CLM」は、電子契約締結だけでなく”契約の作成・相談・承認・締結・更新管理”をすべて1つのツールで対応できる契約管理ソリューションです。Word編集機能やナレッジマネジメント機能も備えており、契約プロセス全体の効率化を実現してくれます。
「システム導入によって契約関連業務すべてを効率化したい」といった本格的な導入を考えている企業に向いています。
行政書士
石下貴大氏
「ContractS CLM」は、テンプレートの使いやすさが強み。ですが、実際の締結場面では、テンプレートそのままで利用できるわけではないので、ある程度の法務知識レベルをもった担当者におすすめのシステム。上位版を利用すればカスタマイズもかなり自由に行えます。
ContractS CLMによる締結に加えて、DocuSign/クラウドサインを利用した電子締結が可能です。
「初期費用」+「月額基本料金」という料金体系になっています。
料金については公式HPよりお問い合わせが必要です。
Standard 100 | Standard 300 | Standard 500 | Professional | |
アカウント数 | 100 | 300 | 500 | 要問合せ |
年間契約数 | 300件 | 600件 | 900件 | 要問合せ |
サービス
11人〜30人
契約や承認業務が日常化している会社におすすめ
毎回PDFから紙に印刷をして承認をもらった後に、再度PDF化してから先方にメールで送るなど作業工程がとにかく多く、時間がかかっていました。操作方法に関してもマニュアルから動画解説まであるので、いままで2~3日かかっていた作業が当日で完了できるまでに効率化されました。
コンサル
51人〜100人
中小企業にはお勧めしない
ペーパーレス化することで、電子系に慣れていないクライアントが困惑するという事態が発生するので、一概にすべて電子化することがいいとは思いませんでした。
LegalOn Cloud は、法務担当者のためのAIプラットフォームです。
各法務体制の連携や、無限拡張が可能であるため、将来的に会社規模が拡大するという場合でも安心です。
また、LegalOn Cloud 上で業務を行うことで、自然とナレッジが蓄積され、それをAIが整理してくれます。
これにより、欲しい時に欲しい情報をAIがレコメンドしてくれる環境が実現可能です。
GMOサイン、ドキュサイン、クラウドサインとの電子契約とも連携しています。
LegalOn Cloud は、利用するストレージ容量などに応じて基本プランを選択可能です。
基本プランのみの利用は不可で、強化したい機能やオプションによって料金が異なるため、詳細はお問い合わせが必要です。
また、強化したい機能によっては、基本プラン料金が発生しない場合もあります。
基本料金 | |
Growth | 11,000円 |
Business | 33,000円 |
Enterprise | 110,000円 |
(税込表示)
※上記基本プラン料金に別途1アカウントにつき税込220円~330円かかります。
詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
画像出典元:「Great Sign」公式HP
「Great Sign(グレートサイン)」は、株式会社TREASURYの提供する電子契約システムです。
電子契約に必須な機能は備えながらも、初期費用不要で低価格から導入可能です。
また、各法令に遵守した万全のセキュリティ対策や導入サポートの充実さも特徴で、安心して利用ができます。
Great Signでは、従量課金が発生するタイミングは、契約が締結したときです。
送信毎に毎度費用が発生しないので、無駄な費用発生が抑えられます。
基本機能を試すことができるフリープランも提供されており、導入前のテスト利用におすすめです。
Free Plan | Light Plan | Great Plan | |
月額料金 | 無料 | 8,580円 | 10,780円~ |
(年間払い) | ー | 94,380円(1ヵ月分得) | 118,580円(1ヵ月分得) |
従量課金 | 無料 | 165円/ 締結 | 198円/ 締結 |
ユーザー数 | 1名まで | 無制限 | |
送信件数 | 10件まで | 無制限 |
(税込)
画像出典元:「FAST SIGN」公式HP
「FAST SIGN」は、スマホでも簡単に契約を結べる電子契約システムです。雇用契約だけでなく、業務委託契約や秘密保持契約を締結する際にも活用できます。
複数担当者で多くの契約書を扱う企業にとってはWeb上で一貫した対応ができ、契約業務の効率化が期待できます。書面ミスなど契約締結に至らない場合、無駄なコストがかかりません。
「FAST SIGN」には3つの料金プランがあり、どのプランも初期費用は無料です。
いずれのプランも担当者のアカウント数は無制限です。
ライトプラン | ベーシックプラン | プレミアムプラン | |
月額 | 10,000円 | 20,000円 | 応相談 |
初期契約期間 | 6ヵ月 (以降1ヶ月更新) |
6ヵ月 (以降1ヶ月更新) |
6ヵ月 (以降1ヶ月更新) |
締結可能通数 | 100通/月 | 500通/月 | 応相談 |
タイムスタンプオプションもあり、ライトプランが3,300円(税込)、ベーシックプランが13,200円(税込)で利用できます。
マスコミ
51人〜100人
web上で契約書締結まで一貫して管理出来る
WEB上で契約書締結までを一貫して管理できます。もちろん作成や修正も基本動作だけで済むので、複数の担当者で契約書を取り扱う場合でもズレがなく、効率的に進められました。
画像出典元:「エコドラフト」公式HP
「エコドラフト」は、トライシクル株式会社が提供する産廃・建廃業に特化した電子契約システムです。
従来の紙による契約手続きをクラウド上で完結させ、手間やコストの大幅に削減を実現します。
また、東港金属による監修とクラウドサインの連携で、安全かつ迅速に契約を締結できます。
加えて、クランドサインの通常機能も使えて、産廃以外の契約書における電子契約が可能な点も特徴です。
エコドラフトは、従量課金制の料金体系です。
クラウドサインと同様の利用料でエコドラフトとクラウドサインの2つのシステムが利用可能なため、コストパフォーマンスが非常に高いシステムです。
Standardプラン | Corporateプラン | |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額利用料 | 10,000円~ | 28,000円~ |
送信件数ごとの費用 | 200円~ | |
ユーザー数 | 無制限 | |
送信件数 | 無制限 | |
機能 | ・書類作成+送信 ・電子署名+タイムスタンプ ・テンプレート作成+管理 ・チーム管理 ・Web API |
Standardプランの機能+ ・高度な認証による署名 ・英語、中国語での契約締結 ・二要素認証 ・AI契約書管理機能 ・紙の書類インポート機能 ・監査ログ機能 ・書類受信時の認証強化 ・電話によるサポート ・受信者ファイルアップロード機能 |
(税抜き表示)
さらに、オプションとして下記のサービスも提供されています。
詳細は、エコドラフトまで問い合わせてみましょう。
画像出典元:「電子契約システム(日本情報クリエイト株式会社)」公式HP
日本情報クリエイト株式会社が提供する不動産業界専用の電子契約システムです。
郵送費や人件費などのコストを削減し、2要素認証により情報漏洩から顧客の情報を守ります。
電子証明は10年間有効で、電子署名により契約書の偽造や改ざんを防止します。
非対面サービスの需要が高まる中、日本情報クリエイトの他のシステムと組み合わせることでより広範なオンライン対応が可能です。
日本情報クリエイト株式会社の料金プランについては、問い合わせが必要です。
システムの概要については、以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
▶ 不動産業界におすすめの電子契約システムは、こちらもお読みください
画像出典元:「LegalForceキャビネ」公式HP
「LegalForceキャビネ」は、契約書の管理に悩んでいる会社におすすめのAI契約書管理システムです。
電子契約で締結した契約書が自動でPDF化されて格納されるため、電子契約システムと連携させて使う企業が多いようです。契約書を探すのに時間がかかる、管理台帳への入力・契約更新期限の管理が難しい、といった問題を一気に解消してくれます。
料金体系は導入初期費用+ライセンス費用+オプションです。最低利用期間は1年間。
詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。
IT
251人〜500人
AIが自動で分類してくれ便利
100以上の枚数がある契約書の中から契約書を探さなければならなかった際に、企業名や契約書に含まれている単語や文言を1~2個入力して検索しただけで、探したい契約書を一発で見つけられてすぐに新たな取引先との契約締結に移れたのでありがたかったです。
画像出典元:「クラウドスタンプ」公式HP
「クラウドスタンプ」は、契約締結機能・セキュリティ対策・情報管理機能がバランス良く搭載されており、経営相談を受け付けてくれるプランもあるので初心者でも使いやすい電子契約システムです。
プランにはライトプランとベーシックプランがありますが、経営面のトラブルを専門家に相談できるのはベーシックプランのみなので、その点は注意しましょう。
電子証明書を発行して契約締結を行う必要があります。電子証明書を用いているので、本人性の担保が非常に強くなります。
料金については公式HPよりお問い合わせが必要です。
サービス
51人〜100人
下書き機能とメール承認機能が大変便利
下書き機能とメール承認機能が非常に便利で、外出先や在宅ワーク中であっても承認をもらいやすくなりました。また、対顧客向けの契約書、対企業向けの契約書とでそれぞれマニュアルが充実していたので困った際にも問題点をスムーズに解決していけました。
サービス
11人〜30人
外部サービスと連携ができない
契約書はメールでしか送付できないのでチャットと比べると時間がかかってしまいます。ビジネスチャットツールに連携できると更に効率よく活用できるので、もったいないと感じます。
画像出典元:「ジンジャーサイン」公式HP
「ジンジャーサイン」は、多彩な機能によって、契約書起案・レビュー・契約締結・保管など、契約締結に関する業務がWEB上にてワンストップで行える電子契約システムです。
使いやすいUIときめ細やかなサポート体制で、導入企業・契約先企業ともに安心して利用できるため、電子契約システムを初めて導入する企業でもスムーズに運用できます。
行政書士
石下貴大氏
「ジンジャーサイン」は、サポート体制に強みのあるシステム。他のjinjerシリーズとも連携して使える分、総合的なDX化を一つのシリーズで整えたい企業には向いています。
料金は、初期費用+月額(300円~)+従業員数で計算されます。
詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。
サービス業界
51〜100人
営業職
簡単な操作だけで完結出来て便利
基本的にはドラッグ&ドロップという操作だけで必要事項の入力が完了するので、操作に特別な知識は必要ありません。
サービス業界
31〜50人
PDFにしか対応していないところは不便
PDFにしか対応していないところは不便に感じました。ファイル形式が他にあって、編集に手間がかからないようになればもっと使いやすいと思いました。
画像出典元:「イースタンプ」公式HP
「イースタンプ」は、契約関連業務をパッケージ化した電子契約システムです。締結後の文書管理だけではなく、締結と同時に免許証や許可証の画像もクラウド保存できるので、契約書と証明書を同時にデジタル化して保存することが可能です。
利用開始に必要な操作方法・疑問点・運用方法について徹底サポートしてくれるので、初心者におすすめです。
電子証明書、メール認証のどちらの署名方法にも対応しています。企業のコンプライアンスに合わせて契約ごとに使い分けることができるので便利です。
料金については公式HPよりお問い合わせが必要です。
IT
251人〜500人
印刷にかかる手間や費用を減らせる
従来使っていた紙の契約書は100枚近くあったのですが、スキャンするだけでデータ化できたので、紙の契約書をすべてデータ化することが5分程度の時間で完了できました。
建設業
1001人以上
クラウドサインの方が使いやすい
クラウドサインの方が、認知度も高く、他の会社も利用しているため、契約がすんなり行きます。他にも、クラウドサインはオプションが多く弁護士がバックについていることも心強いです。
画像出典元:「BtoBプラットフォーム契約書」公式HP
「BtoBプラットフォーム 契約書」は、他のBtoBプラットフォームシリーズと連携させることで、契約書だけではなく、見積・受発注・請求の際の帳票類をすべて電子データ化できる電子契約システムです。
ただし電子証明書型の電子署名方法を提供しているため、クライアントに手間・工数をかけさせたくない、という企業にはあまり向いていません。
電子証明書を発行して締結を行います。取引先にも、招待メールのリンクから電子証明書の設定を行ってもらう必要があります。
フリープラン | シルバープラン | ゴールドプラン | |
初期費用 | 0円 | お問い合わせ | お問い合わせ |
月額費用 | 0円 | 10,000円〜 | 30,000円〜 |
特徴 | ユーザー数無制限 | 電子契約のみ利用可能 | 電子保管も利用可能 |
料金は全体的に割安だといえます。文書送信1通あたりの費用も50円/通と、他のシステムと比べても安いです。
IT業界
251〜500人
導入決定者
検索機能や並べ替え機能などが便利
契約書を更新日時が最新である順など、その時に応じて探しやすい順番で並び替えることができた
ゲーム業界
11〜30人
相手先にもユーザー登録してもらわないといけない
相手先のユーザーにもユーザー登録してもらわなくてはならず、セキュリティーの厳しい企業はちょっとハードルが高いです。
画像出典元:「ConPass (コンパス)」公式HP
「ConPass(コンパス)」は、AI抽出機能などを搭載した、紙の契約書や種類の異なる電子契約データを一元管理できる契約書管理システムです。
導入時はもちろんのこと、導入後も専任のカスタマーサクセス担当がサポートし、利用者向けのトレーニングや定期ミーティングを実施し手厚く支援してくれるのが魅力です。
ConPass(コンパス)の有料プランは3種類で、月額費用と導入時初期費用100,000円(税別)のシンプルな料金体系です。
おすすめは、タスク管理やAPI連携などの便利な機能が備わっている月額50,000円(税別)の「スタンダードプラン」です。
ライトプラン | スタンダードプラン | スタンダードプラス | |
月額費用 | 30,000円 | 50,000円 | 要問い合わせ |
データ容量 | 5GBまで | 5GBまで | 要問い合わせ |
電子締結連携 (API連携) |
なし | あり | あり |
画像出典元:「RAQCABI」公式HP
「RAQCABI」は、契約書や請求書、書類などを電子データとして一元管理できるシステムです。中小企業向けに開発されたシステムで、「らくらく管理、すばやく検索」といういキャッチフレーズ通りマニュアルを熟読せずとも直観的に操作ができます。
書類管理にかかる業務を減らしたい企業や、電子署名の活用でコスト削減を目指す企業におすすめです。
初期費用:30,000円
エントリープラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
月額 | 9,800円 | 14,800円 | 24,800円 |
ユーザー | 3名 | 10名 | 50名 |
保存容量 | 5GB | 10GB | 100GB |
システム内容は、「書類インポート」「管理台帳」「管理台自動作成」「電子署名送信」です。
プレミアムプランを超えるユーザー数、容量にもオプションにて対応可能です。
▶ 大企業向けの電子契約システムをもっと知りたい方は、こちらもお読みください
画像出典元:「ONEデジDocument」公式HP
ONEデジDocumentは、書面は電子帳簿保存法に基づいて保存され、文書の最新状態や改ざん有無、修正履歴等を確認・証明できる電子契約システムです。
3者間以上での契約にも対応しているので、多くの署名が必要なケースでも役立ちます。
また、署名済の文書に関して、紙の交付を希望する相手には紙で印刷して渡すことも可能です。
ブロックチェーン技術を活用し、文書の改ざん防止と原本確認を可能にする電子署名システムです。
ONEデジDocumentは、初期費用はかけずにシステムを利用できます。
月額利用料は公式HPにて18,000円(税抜)との記載がありますが、詳細は問い合わせが必要になります。
利用内容にあわせたプランを案内しているので、システムを検討する場合は相談してみましょう。
画像出典元:「DocuSign」公式HP
「DocuSign」は、世界180か国以上・100万社以上の企業に利用されている世界No.1シェアを誇るグローバルスタンダードな電子契約システムです。
契約締結に関する機能が非常に充実しており契約プロセスすべてで効率化が狙える上、世界最高水準のセキュリティ対策が施されています。取引先はアカウント作成不要・または無料アカウントでもOKのため、導入ハードルが低いのも嬉しいポイント。
行政書士
石下貴大氏
「DocuSign」は、スタートアップでの利用もありますが、大企業向けのイメージが強いシステムです。
電子証明書による署名を行います。
一般的な企業の契約業務には、Standard(企業向け)がおすすめです。モバイルアプリの他、コメント機能や通知機能が利用でき、電子契約の推進という目的は充分達成することができます。
月額1,208円~の個人向けプランもあります。(利用可能ユーザー数1名)
電子署名機能だけ利用 | Standard (企業向け) |
Business Pro (企業向け) |
|
月額 (年間一括払い) |
無料 | 3,100円 (年37,200円) |
4,850円 (年58,200円) |
送信可能な契約件数 | 3件 (受信はOK) |
100件/年 | 100件/年 |
利用可能ユーザー数 | - | 50名 | 50名 |
サービス
51人〜100人
直感的に操作できて作業効率も上がる
専門的なスキルがなくても「次に何をするのか」という誘導がしっかりされているので使いやすかったです。作業結果がリアルタイムで配信されるので、漏れなく作業を進めていくことができました。
メーカー/製造
251人〜500人
管理画面で契約書の全貌が見えない
・契約書リンク再送付時に自分で操作できず、送付依頼をする必要があり手間がかかる
・管理画面にて契約書最後の方が省略されており、見えないものがある
画像出典元:「Acrobat Sign」公式HP
「Acrobat Sign」は、年間80億回の取引処理件数の実績を誇るグローバル規模の電子契約システムです。企業版では、Microsoft製品とのシームレスな連携、その他Salesforceやkintoneなど他システムとの連携が可能で、営業活動や顧客管理などの業務効率化にも役立ちます。
時間と場所を問わずに各デバイスから契約書の送信や署名を行えるので、とても使い勝手がいいでしょう。
電子証明書による署名を行います。メール・ウェブサイト・Microsoft 365などの連携システムから直接署名が可能です。
ビジネスのスピードを重視する企業に向いています。
【個人版】では、基本機能の揃ったAcrobat Standard(1,518 円/月)と豊富な機能が使えるAcrobat Pro(1,980円)のプランがあります。
【法人版】 | Acrobat Standard | Acrobat Pro | Acrobat Sign Solutions |
月額/ ライセンス |
1,848 円 | 2,380 円 | 要問合せ |
機能 |
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詳しくは、公式HPよりご確認ください。
サービス
51人〜100人
ペーパーレス化になり利便性が上がった
ペーパーレス化を図れたこともよかったです。一度登録をしてしまえばそのサインは他でも使えるようになったので、その後の仕事の利便性が増えました。
メーカー
51人〜100人
紙の契約書が良いと言われる事も
我が社では高齢の方も多く在籍しております。その方々への説明を行ったのですが、なかなか利用方法を覚えていただけなく、正式に導入するまでに時間がかかってしまいました。
画像出典元:「CONTRACTHUB@absonne」公式HP
「CONTRACTHUB@absonne」は、購買システム・決裁ワークフローなどの基幹システムと連携も可能で利便性も高い電子契約システムです。
専門のコンサルティンググループと電子契約に関する法律・税務のエキスパートがこまめに対応してくれるので、電子契約導入に不安を抱えている企業におすすめ。取引先へのサポートプランも用意されているので、合意を得られやすいのも大きなポイントです。
電子証明書による署名を行います。法的効力を重視する企業にはおすすめです。
署名タイプを自由に選択し、文書登録の分だけ料金が発生するシステムとなっています。
より選択ができます。詳しくは公式HPよりご確認ください。
不動産/建設/設備
31人〜50人
時間と費用の削減ができて嬉しい
収入印紙の関係での経費がかなり抑えられる。また、契約書類の郵送や、相手先まで直接持っていくなどの時間と費用が削減できるため、コスト削減が見込まれる。こうした面から是非お勧めしたい。
不動産/建設/設備
31人〜50人
バグにより作業できない時間が発生した
・午前中に使用するとなぜが表示にバグが生じ、午前中は使い物にならなかった。契約書の提出期限が迫っているときにこのバグが生じると、血の気が引く思いをした。
「paperlogic」は、企業のガバナンスを重視するような大手企業や行政機関などにおすすめのシステムです。決済者が承認した場合はタイムスタンプが自動で押されるシステムのため、領収書保管の手間をはじめとする事務効率の改善に繋がります。
経費精算の領収書管理コスト500万円のコストを70%削減した、という実績もあります。
電子証明書を発行して契約締結を行う必要があります。電子証明書を用いているので、本人性の担保が非常に強くなります。
電子契約・書類送付・社内承認・法的保存・共有フォルダの機能をすべて含めた「paperlogic電子契約(単一プラン)」があります。
月額:20,000円
標準ユーザー数50名、標準保存容量20GB
ユーザー数や容量を追加できるオプションもありますので、詳しくは公式HPをご確認ください。
画像出典元:「Shachihata Cloud」公式HP
「Shachihata Cloud」は、社内・社外で取り扱う文書の作成から回覧・承認を電子化することができる電子決裁システムです。
月額110円/人~利用できて、回覧ルートの保存・Word / ExcelのPDF変換・ファイル保存容量が1GBなど、標準搭載されている機能が豊富なのが大きなメリットです。電子帳簿保存法にも対応しており、バックオフィスの業務負担を削減することができるでしょう。
初期費用0円、一人当たり以下の月額料金で電子契約サービスを利用できます。
エントリープラン月額110円(税込) + 電子署名オプション月額110円(税込)
送信回数は無制限ですが、タイムスタンプには別途料金が発生します。
無料プランは件数などに制限があるものが多く、取引件数の少ない個人事業主などに向いています。
文書管理やAPI連携を考えている場合は、始めから有料プランを検討するか、無料プランで機能を確認してから段階的にプランをあげていくのもおすすめです。
▶ 無料の電子契約システムをもっと知りたい方は、こちらもお読みください
画像出典元:「WAN-Sign」公式HP
「WAN-Sign」は、政府機関や大手企業でも利用されているGMOグローバルサイン・ホールディングスと直接連携しており、世界的に評価の高い電子証明書を利用しているため、十分に本人性を確保する事ができる電子契約・契約管理システムです。
ユーザーフレンドリーな操作感なので、社外関係者にも負担なく利用してもらえるシステムです。
電子証明書・メール認証・ハイブリッド署名の全ての署名方法が利用可能です。
初期費用・月額費用ともに無料で利用できます。
すべての機能が標準搭載されており、契約管理・内部統制機能・セキュリティ管理機能に追加費用はありません。
無料の範囲には制限があり、以降は契約件数に応じて従量課金となります。
IT
251人〜500人
取引先に応じた電子契約が出来る
電子契約を行う機会が増えたものの企業ごとに異なる要望があり、すべてに対応することができず困っている会社におすすめです。取り引き先に適した手段で電子署名を行い電子契約を締結することができるようになります。
画像出典元:「契約大臣」公式HP
「契約大臣」は、電子契約が気になっていて、本格導入前に試してみたい中小企業やフリーランスにおすすめな電子契約システムです。期限が無く納得いくまで無料で試せるので、電子契約の導入が初めての企業でも安心して始めることができます。
フリープランは初期費用も永年利用料も無料。月1件の契約書を利用できる上に、システム契約中は契約書データも全て保存可能です。
メールアドレスとパスワード認証による署名での契約締結。締結のしやすさを重視する企業に向いています。
初期費用・利用料が無料のフリープランもあります。
スタータープラン | ベーシックプラン | プレミアムプラン | |
月額/年払い | 2,020 円 | 6,050 円 | 9,075 円 |
送信件数/月 | 10件 | 50件 | 100件 |
ユーザー数 | 1名 | 無制限 | 無制限 |
101件以上を送信したい場合のプランもありますので、詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。
画像出典元:「DX-Sign」公式HP
「DX-Sign」は、弁護士監修のもとセキュリティや操作性にこだわって設計された電子契約システムです。
電子契約に必要な機能と便利機能の数々を低コストで利用でき、料金面でも安心して利用することができるので、DX化の推進と運用コスト削減の両立を叶えてくれます。
おすすめは、基礎機能が備わっている月額8,800円(税込)の「Normalプラン」です。
Freeプラン | Normalプラン | Enterpriseプラン | |
月額固定費用 | 0円 | 8,800円 | 55,000円~ |
送信件数ごとの費用 | 5件まで無料 | 220円 | 220円 |
ユーザー数 | 1 | 無制限 | 無制限 |
画像出典元:「DottedSign」公式HP
「DottedSign」は、安全かつ迅速にワークフローの一元管理が可能な最先端の電子署名システムです。
異なるデバイス間でも電子サインによる契約締結が可能で、契約プロセスの自動化にも対応しています。
シンプルで使いやすいUXなため、個人またはチームで、スタートアップや中小企業、大企業まで幅広く利用されています。
「DottedSign」にはフリープランと3つの有料プランがあります。
年間プランには割引があり、月間プランよりもお得です。
電子契約システムによっては契約書1送信あたり100円程度かかる場合がありますが、DottedSignの有料プランは無制限のため利用しやすいです。
デバイスは、iPhone、iPad、Android、ブラウザに対応しているのも魅力です。
フリー プラン |
プロ プラン |
ビジネス プラン |
企業向け プラン |
||
価格 |
月間プラン | 無料 | 2,100円/ユーザー | 4,200円/ユーザー | 要相談 |
年間プラン | 無料 | 13,440円/ユーザー ※1カ月当たり1,120円 |
30,240円/ユーザー ※1カ月当たり2,520円 |
要相談 | |
ユーザー数 | 1名まで | 1名まで | 50名まで | 50名以上 | |
送信件数 | 月3件まで | 無制限 | |||
署名者への一括送信 | 1件3人まで | 無制限 | |||
アカウント認証 | Eメール | Eメール/SMS |
※(税別表記)
これらの機能がビジネスプラン以上で利用できます。
「SignTime」は、フリーランスから大規模オフィス向けのプランまで幅広く対応している電子契約システムです。美容医療など、店舗で書面に署名を依頼していたようなケースにも、事前に非対面・非接触でお客様の同意を得るために活用することができます。
月額980円のプランでも月10通まで送信手数料無料で利用できるので、コスパ重視の企業におすすめです。
SignTimeは、メール認証による署名での契約締結。締結のしやすさを重視する企業に向いています。
無料で無期限で使えるフリープランもあります。
エントリー プラン |
ビジネスプラン | スキャナ保存 | プライム | |
月額 | 980円 | 8,600円 | 9,800円 | 55,000円~ |
ユーザー数 | 3名 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
送信手数料 | 月10通まで無料 | 月50通まで無料 | 月10通まで無料 | 月50通まで無料 |
詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。
画像出典元:「みんなの電子署名」公式HP
「みんなの電子署名」は、基本料金完全無料で、ユーザー数や送信件数も無制限で使える電子署名システムです。
無料ではありますが、最高水準のセキュリティ体制をとっているのが大きなポイント。流出という万一の対策もとられているので、ビジネスでの利用にも充分耐えうるシステムです。
※「みんなの電子署名」は、2024年11月末をもって「ベクターサイン」へサービスを統合されます。
署名をはじめ、文書管理やワークフロー、アカウント管理など、全ての機能が無料。
文書保管料金は1年以内だと無料で、1年以上だと50文書単位で月額500円の課金です。
サービス
1001人以上
契約書類の少ない会社にお勧め
過去は、完全に紙ベースだったので保管場所や保管方法が煩雑になりがちでした。必要な契約書をすぐに見つけることができ、何よりも無くす心配がないので安心して利用できます。
サービス/外食/レジャー
51人〜100人
外部とのやりとりにはハードルが高い
・外部やお客様とのやりとりに使用する場合には、機密保持契約などの準備が必要なため導入のハードルが高い。前段階の準備やお客様へ強いる負担があるため、多くのお客様への導入は難しいと感じた。
電子契約で安全・安心な契約を行うには、信頼できるシステムであることが重要です。
知名度が低いと、取引先に不安を与えたり、やり取りの手間が余計にかかるケースもあります。
GMOサインのように導入企業数・累計送信件数を公表していて豊富な実績があれば、取引先ともスムーズに話を進められる可能性が高くなります。
電子契約で用いられる電子署名には2タイプあり、いずれも法的に有効と認められています。
立会人型署名 | 当事者型署名 | |
特徴 | 電子契約システムが契約締結の 立会人となり電子署名を行う |
契約者本人の電子証明書を 利用して電子署名を行う |
証拠力 | 十分にあるが なりすましリスクがある |
非常に強い なりすましリスクが低い |
かかる時間 | メール認証のためスピーディ | 証明書取得に時間を要する |
取引先の負担 | 小さい 多くがアカウント登録不要 (費用負担なし) |
大きい 同じ電子契約システムの利用が必須 (費用負担あり) |
手軽さと法的効力のどちらを重視するか、取引先の負担もふまえて方針を定めておきましょう。
両方の電子署名に対応するハイブリッド型システムもあるため、検討してもよいでしょう。
自社のビジネスで必要となる法律や商習慣に対応できるか、事前に確認しましょう。
一般的な契約書には会社法上10年の保管期限があり、タイムスタンプの有効期限も最長10年です。
10年以上の長期契約を締結する場合には、有効期限を延長できる長期署名に対応したシステムを選ぶとスムーズです。
業種によって契約時に必要となる書類が異なる・企業によって契約承認のステップが異なるなどのケースもあるため、カスタマイズの自由度もチェックするようにしましょう。
行政書士
石下貴大氏
業種によって契約書の形式は異なり、IT系では詳細の仕様書を添付することがあったり、建設業では許可証とのセットでの管理が必要となる場合も。自社の業務フローにあった使い方ができるかの確認は必須です。
電子契約システムには、契約に必要な各種機能と連携できるものが多くあります。
外部連携(API連携)がどこまでできるかというのは、長期的に見ても非常に重要な視点です。
例えば、「テンプレートが活用できるシステム」や「AI契約書レビューサービスと連携できるシステム」を導入すれば、作成ステップまで効率化することが可能になります。
行政書士
石下貴大氏
最近は契約周りだけでなく、顧客管理や支払いなど様々なワークフローのDX化が加速しているため、電子契約単体だけでなく「チャットシステムや経費精算システムと繋げるかどうか」によって将来的な使いやすさが左右されます。外部連携の自由度は必須確認項目。
電子契約にすることで契約のスピードが劇的に早くなり、契約合意後の事務作業も効率化できます。
書面契約 | 電子契約 |
印刷・製本・郵送・保管など事務作業が多い | 作業は全てオンラインで簡単に行える |
行政書士
石下貴大氏
導入の現場での声を聞くと「電子契約は難しそう」というイメージがまだ残っていると感じます。でも実際はメールの送受信さえできれば問題なく使えるシステムがほとんど。現在では、相手方が同じシステムを使っていなくても締結できるものが大半なので、導入に踏み切りやすいです。
書面契約の場合は、費用が1通あたり約3,000円~5,000円かかるとも言われていますが、電子契約にすれば人件費と利用料以外は0円となるため、大幅なコスト削減につながります。
契約書の扱う件数が多い業界や、印紙税負担が高い業界(不動産・建設業・人材業など)では、さらにコストメリットを実感できることでしょう。
行政書士
石下貴大氏
印紙代は、初回の契約時だけでなく、内容変更の覚書などでも都度発生してくるものなのでこれが削減できると大きなコストカットに繋がります。また契約の種類によって印紙額がいくらなのか確認する時間的・作業的コストも削減できます。
電子契約システムを利用すれば、膨大な数の契約書をロッカーや倉庫などに保管する必要がなくなり、書類の整理などの作業も不要になります。
行政書士
石下貴大氏
会社法上、一般的な契約書の保管期間は10年間。契約件数が多い企業ではすぐに保管庫がいっぱいになりますが、データで保管できれば大幅なコストカットに繋がります。もしシステムを解約する場合はデータを別の場所に移す必要があるので、申込時に必ず方法を確認しておきましょう。
契約書を電子データ化すれば、契約終了後の契約書の検索や閲覧が簡単にできます。
書面契約の場合、膨大な契約書の中から探すのは大変ですが、電子データならキーワードを入力するだけですぐに書類を見つけることができ、類似の契約との比較も容易になります。
行政書士
石下貴大氏
膨大な紙の契約書から目的のものを見つけるのは非常に労力がかかります。電子契約であれば、検索機能ですぐに欲しい契約書が見つかる点がメリット。システムを選ぶ際に、検索機能が充実しているかどうかはチェックするようにしましょう。
次に示す契約は、契約書など書面での作成が契約の成立要件となっているものや、法律で契約の書面化が強く要請されているものです。
上記契約がメインの場合、電子契約に移行するメリットが少ない可能性があるので注意しましょう。
初めて電子契約を利用する取引先の場合、電子契約導入のメリット・操作方法などについて説明し理解を得る必要があります。
石下氏が述べていたとおり、送信側(締結元側)が電子契約システムを利用していれば、相手方はメールの送受信だけで完結できるタイプが多く、その場合相手の費用負担もありません。
行政書士
石下貴大氏
取引先への説明や社内での説得が難しい場合は、いきなり複雑な契約書を使うのではなく、雇用契約やNDAなど簡単で汎用的な契約書などの締結時に、テストケースとしてまず1回利用してみるのもおすすめです。
書面契約から電子契約へと変更する場合、社内の業務フローが大幅に変わります。
現場が混乱し業務が止まることのないよう、事前に社内説明を行い社員の理解と協力が得られる体制を整える必要があります。
電子契約システムを導入することで、従来の書面契約に比べ、契約までのスピードアップ・コスト削減・契約書管理の効率化が可能になります。
「法的に有効なのか」という懸念点も法改正に伴って解消され、どちらの署名方法でも法的効力は認められるようになりました。
編集部としては、締結が簡単な「立会人型(メール認証型)」の電子署名を提供しているシステムをおすすめしていますが、会社の規模や業界によって、どこまで法的効力の強さを求めるのかは変わってきます。
各電子契約システムの特徴を比較し、自社に合ったシステムを見つけましょう!
画像出典元:「O-dan」公式HP