中小企業向け文書管理システムについて

【最新比較】中小企業におすすめ文書管理システム13選!選び方は?

記事更新日: 2024/03/14

執筆: 編集部

「書類が多く、すぐに必要な情報が見つからない」「テレワーク社員や取引先との情報共有をスムーズにしたい」という中小企業におすすめなのが文書管理システムです。

社内の書類をデータ化・自動で整理することで、キーワード入力のみでかんたんに検索ができるようになり、アクセス権限を設定すれば安全に書類データを共有できます。

書類の検索時間を短縮&セキュリティ面にも配慮されたシステムを求める企業、この機会にテレワークを推進していきたい企業にはとくに導入をおすすめしたいシステムです。

この記事では、中小企業におすすめのコスパに優れた文書管理システム13選と選び方のポイント、メリット・デメリットを解説し、あわせて電子契約サービスも紹介していきます。

 

おすすめの中小企業向け文書管理システム3選

キーワード入力でファイルの中身全文を検索できる!『NotePM』

画像出典元:「NotePM」公式HP

特徴 

NotePMは、組織内のナレッジ共有機能に優れた社内wikiツールですが、社内文書の管理にも有益です。

ツリー構造で情報を管理でき、Windowsエクスプローラーのように簡単な整理が可能なうえ、検索機能にも優れているのが特徴です。

格納されたWord、Excel、PDFファイルの中身を全文検索することができるほか、キーワードハイライト、ワンクリック絞込など強力な検索機能が充実しています。

セキュリティにおいては、メンバーでの共有範囲を柔軟に設定できるほか、ゲストや参照専用権限にも対応しているので、外部のユーザーとの共有も安心です。

機能

・Web上で文章作成
・ツリー構造での情報整理
・ファイル内の全文検索
・アクセス権限
・変更履歴の自動記録
・既読管理
・お知らせ通知
・チャット連携、API対応
・マルチデバイス対応

料金プラン

▶︎無料トライアル:30日間

▶︎初期費用:0円

▶︎月額費用:4,800円/8ユーザー/80GB~

 料金はユーザー数とストレージ容量に応じます。

 詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

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ユーザー数無制限で使える!『MyQuickクラウド』

画像出典元:「MyQuickクラウド」公式HP

特徴

「MyQuickクラウド」は、ユーザー数無制限で月額4万円~、コストを抑えて導入したい企業におすすめの文書管理システムです。

検索機能は、全文検索/項目検索/お気に入りや仮想分類から選択など目的に合わせた詳細条件で短時間で目的の文書を検索することができます。

電子契約サービス「クラウドサイン」との連携で契約書を自動取込みでき、シングルサインオンも利用可能。

更新期限のアラート通知も利用シーンに合わせて柔軟に設定できるので、使いやすさと低コストを求める企業にうってつけです。

機能

・文書ごとのアクセス権限設定
・詳細な条件での文書検索
・更新漏れを防ぐメール自動通知
・電子契約サービス「クラウドサイン」との連携
・シングルサインオンも利用可能

料金プラン

無料トライアル:あり

初期費用:300,000円/契約

月額費用:
・同時アクセス数4ユーザー/40,000円
・同時アクセス数8ユーザー/60,000円

ユーザーID数:無制限
ディスク容量:30GB
作成可能DB数:1DB

詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

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紙とデータのハイブリッド!『CLOUD CABINET』


画像出典元:CLOUD CABINET 公式HP

特徴

「CLOUD CABINET」は、紙の契約書も電子契約書もWeb上で一括管理できるハイブリッド型の文書管理システムです。

書面による契約と電子契約が混在しても、検索・出し入れ・廃棄などの処理を簡単におこなえます。

サービスを提供している寺田倉庫は、書類保管サービス事業の実績は47年、導入実績は2,500社と豊富な実績も持ち、長年培ったノウハウが強み。

契約書に限らず、書面を一元管理したい企業に適しています。

料金プラン

「基本料金」+「保管料」で構成されます。

スキャン費用や、紙書類の預け入れ・集配等にかかる諸費用は、使った分だけの負担ですみます。

料金詳細を知りたい方は、以下の無料資料からご確認ください。

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その他の中小企業におすすめ文書管理システム

box


画像出典元:「box」公式HP

特徴

容量が無制限でストレスフリーを感じられることや、セキュリティの高さがboxの特徴です。

法人向けに作られ、toBを意識したツールなので、社内の情報共有ツールとしてはとても優れたツールとなっています。

料金プラン

プラン 料金 容量
個人プラン 無料 10GB
Personal Pro(個人向け) 1,200円/月 100GB
Business Starter 550円/月/ユーザー 100GB/ユーザー
Business 1,800円/月/ユーザー 無制限
Business Plus 3,000円/月/ユーザー 無制限
Enterprise 4,200円/月/ユーザー 無制限


Business Starterプランは容量が100GBですが、Businessプランは、容量が無制限になります。

ファイルのアップロード量も増えるので、重たいデータも簡単にアップすることができます。

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使えるファイル箱

画像出典元:「使えるファイル箱」公式HP

特徴

「使えるファイル箱」は、月額費用固定でユーザー数に制限なく利用できるクラウドファイル共有サービスです。

これから事業が拡大していく中小企業には特にオススメです。

Microsoft Officeアプリとも連携しており、既存のパソコン操作と同じ感覚で利用できるため、今までクラウドサービスに触れてこなかった人でも安心して利用することができます。

取引先ごとにデータの共有方法をカスタマイズできるのが魅力で、関係企業とのデータやり取りの負担から解放されると同時に、パソコンの容量節約にもつながります。

ストレージに容量上限はなく、基本料金に含まれる1TBに対して、必要な時に必要な容量だけ追加できるため、中小企業から大企業まで、各企業の実情に合わせた柔軟な使い方が可能です。

料金プラン

使えるファイル箱の料金は、1年契約の場合、月単価が安くなります。

また、1年契約すると最初の1年間は全額返金を保証 (1年契約のみ)! いつでも解約可能だから安心して使えます。

容量追加は無制限に可能で、追加容量1TBあたり税込8,580円/月が発生します。

プラン名 料金(税込) 年契約月単価(税込)
スタンダード(1ヵ月契約) 25,080円
スタンダード(1年契約) 254,760円 21,230円
アドバンス(1ヵ月契約) 75,680円
アドバンス(1年契約) 726,000円 60,500円

 

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LegalForceキャビネ

画像出典元:「LegalForceキャビネ」公式HP

 

特徴

契約書の管理に悩んでいる会社におすすめのAI契約書管理システムで、文書管理のなかでも契約書管理をスムーズにおこないたい中小企業におすすめです。

契約書をアップロードするだけで全文がテキストデータ化され、契約書に含まれる情報を自動で抽出します。

契約書を探すのに時間がかかる、管理台帳への入力・契約更新期限の管理が難しい、といった問題を一気に解消。

強固なセキュリティを確保しているため、機密情報の流出防止にも役立ちます。

サービスの概要については、以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

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Hubble


画像出典元:「Hubble」公式HP

 

特徴

Hubbleは法務ドキュメント業務を効率化する契約書管理クラウドサービスです。

作成した書類の管理や共有を効率化することで法務作業の生産性を向上します。

ドキュメントリストは、契約書作成と同時に自社専用の契約台帳を半自動で生成できます。

他にも、Hubbleに蓄積されたデータはデータベースとなり、全文検索、条項検索、コメント検索、取引先検索などさまざまな条件で検索できるなど、他社と比べて優れた機能を豊富に揃えている点もポイントです。

誰もが簡単で使いやすい操作性に定評があるため、法務担当者だけではなく、事業全体で使えるサービスと言えるでしょう。

料金プラン

Hubbleでは、 月額¥60,000〜、企業規模や課題に合わせて最適なプランが用意されています。

無料トライアルあり。

詳しくは、以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

 

Hubble 含む文書管理システムの資料を一括DL

 

 

文書管理支援ソリューション


画像出典元:文書管理支援ソリューション

特徴

「文書管理支援ソリューション」は、文書管理コンサルティング・文書電子化・文書管理システム・書類の別地保管でそれぞれ発生する悩みを総合的に解決する、株式会社 日立ドキュメントソリューションズよる文書管理サービスです。

どのように書類を管理するかの目標設定から、電子化推進計画の立案、電子化後のフォローまで専門スタッフが対応してくれます。

書類の電子化に対して何から取り組んだらよいか分からない企業であっても安心して依頼できます。

「既に知識やシステムはあるので電子化だけ依頼したい」など、目的とする機能が絞られる場合でも活用可能です。

料金プラン

「文書管理支援ソリューション」の料金プランは、公式HPなどへの記載がなく、都度問い合わせが必要となります。

詳細につきましては、以下の無料資料をダウンロードの上、ご確認ください。

 

flouu

画像出典元:「flouu」公式HP
 
 

特徴

flouuは無料お試しが利用可能で、社内のドキュメントをメンバー全体で共有し、データ管理をスムーズにおこないたいという会社におすすめの社内情報共有ツールで、文書管理システムとして活用できます。

さまざまな形式のドキュメントをひとまとめにして、チームでの共有を可能にし、生産性向上に役立ちます。

14日間の無料トライアルがあるので、まずは実際に利用してみるのが良いでしょう。

料金プラン

【スタンダードプラン】1ユーザーにつき月額500円(税抜)で利用できます。(ストレージ:1GB)

【エンタープライズプラン】セキュリティを重視する企業向けのプラン(料金は問い合わせが必要です)

【オプションの導入支援サービス】これまでの文書を集約し、「flouu」に移行するまでのサポートが受けられるサービス(料金は問い合わせが必要です。)

詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

 

 

Dropbox Business

画像出典元:「Dropbox Business」公式HP

特徴

Dropbox Business は、ファイルやドキュメントの作成、共有が行えるツールです。

コメント機能などを活用することですぐにフィードバックを確認できます。変更内容は自動で更新されるため、一緒にファイルの編集を行うことも可能です。

いつでもどこでも共有でき、作業を開始できるので作業環境がこれまでよりスムーズになるでしょう。

料金プラン

無料トライアル:30日間

Standard:月額1,250円(3TBのストレージ・共有作業ツールの利用可能)

Advanceed:月額2,000円(3ユーザ~。3人未満だった場合でも、そのアカウントは再利用可能)

 

Confluence

画像出典元:「Confluence」公式HP

特徴

Confluenceは、大規模なチームがあり、沢山の情報をやり取りするような企業におすすめです。

マクロやアドオンを使って使いやすいようにカスタマイズできるところが魅力。アドオンは800種類以上も用意されています。

導入することで散乱してしまう情報をまとめることができます。

料金プラン

料金プランは、「クラウド版」と「自社ホスト版(オンプレミス)」があります。

【クラウド版】

10ユーザーまで:10ドル/月
11〜100ユーザーまで:1ユーザーあたり5ドル/月

101ユーザー以上はユーザー数が増える毎に1ユーザーあたりの月額料金が安くなっていきます。

 

Fleekdrive

画像出典元:「Fleekdrive」公式HP

特徴

クラウド上でドキュメントや画像・動画データを共有できます。

顧客関係管理(CRM)のソリューションなどのクラウドサービスを運営しているSalesforceと提携し、アップロードしたファイルを管理することができます。こうした連携は提携先のサービスを利用していると相乗効果が期待できます。

30日間のトライアル期間もあるので使用感を試してから運用することをお勧めします。

料金プラン

Teamプラン:月額500円/1ユーザー/10GB
Businessプラン:月額1,500円/1ユーザー/10GB(APIコールの数がTeamプランの3倍)

 

楽々Document Plus

画像出典元:「楽々Document Plus」公式HP

特徴

楽々Document Plusは、文書や図面などの重要な資料を保管・共有できる契約書管理システムです。

ファイルを登録する際は、文書登録フォームへ必要事項を入力してファイルをドラッグ&ドロップするだけで完了します。文書登録フォームを入力する時は、様々な入力支援機能により記入漏れや入力ミスを防げます。

煩雑な契約書管理業務にかけていた時間とコストを大幅に削減できるでしょう。

 

中小企業向け文書管理システムの3つの選定ポイント

検索しやすい

文書管理システムは文書の検索時間を短縮することを目的としているシステムなので、まず、「検索しやすい」という点が重要です。

検索の方法には、ファイル名や更新日、フォルダやタグなどの条件を指定し検索を行う「基本情報検索」、各ファイルに登録したキーワードを条件に検索を行う「属性検索」、文字列を指定し検索を実行する「全文検索」、以上3つの検索を同時に実行する「なんでも検索」などなど…、いくつかの種類があります。

探したいファイルのキーワードが不明な場合や、ファイル情報が不足している場合に備え、全文検索機能など精度の高い検索機能が搭載されているシステムを選択するのがベストです。

アクセス権限と承認フロー

文書管理システムは、文書ごとに権限を付与できるものがほとんどです。

例えば、ユーザーごとにアクセス権限を設定したり、フォルダや文書の追加・閲覧・修正・削除などの作業権限を設定したり、中にはゲスト向けに権限を設定できるシステムもあります。

さらに、承認ルートが設定可能なワークフロー機能が付随しているシステムもあるので、契約文書など上長の承認が必要な文書の取り扱いが多い場合や、書類を持ち出すことが多い場合にはおすすめです。

ナレッジが共有できる機能

文書管理システム内で簡易マニュアルを作成すると、効率的に業務を進められます。

さらに、文書管理システムにはコメント機能やチャットツールとの連携機能など、チーム内で業務上必要なナレッジを共有し蓄積できる機能が搭載されているものもあります。

このようなナレッジの共有機能があれば、業務内容に関する質疑応答に対応する担当者の手間・時間を削減することができ、チーム全体の業務効率化・人件費削減にもつながるでしょう。

契約書管理に特化した電子契約サービス

契約関連文書の扱いが多い部署で、特に契約書関連文書の管理を効率化したいという場合には、電子契約サービスがおすすめです。

電子契約サービスでは、電子署名やタイムスタンプ機能、紙面と電子版契約書の一元管理、契約書の有効期限の管理など、「契約書管理に特化された機能」が充実しています。

以下の記事では、無料プラン・無料トライアルがある電子契約サービスも紹介しているのでぜひご覧ください。

 

中小企業向け文書管理システムのメリット3つ

文書やファイル検索の手間を削減できる

文書管理システムの大きなメリットは、検索の手間を大幅に削減できることです。

紙面でファイリングされた書類は、ファイル名・ファイリングされた時期・保管場所が分からなければ探し出せませんが、文書管理システムなら、それらの情報が不明でも、条件やキーワードを指定するだけで探し出すことができます。

文書の共有が簡単にでき、リモートでも安心

文書管理システムによりクラウド上に書類が保存されていれば、メンバーとの共有が簡単にでき、リモートワーク中の社員とのデータ共有も円滑に進めることができるでしょう。

文書管理システムなら設定により複数人での閲覧や共同作業が可能です。

さらに、コメント機能などがあれば、社内のナレッジやマニュアルとして蓄積していくこともできるので一石二鳥です。

情報漏洩リスクが軽減でき、BCP対策にも有効

紙面の書類は簡単に持ち出すことができ、情報漏洩のリスクがつきまといますが、文書管理システムは、グループやユーザーごとにアクセス権限や作業権限を設定できるので、情報漏洩のリスクを軽減することができます。

さらに、紙面書類を誤って破棄してしまった場合や災害で消失してしまった場合、復元は不可能ですが、文書管理システムのデータなら復元が可能です。

人的要因によるリスクだけでなく、BCP対策の観点から考えてみても、導入しておくメリットがあります。

中小企業向け文書管理システムのデメリット2つ

取引先への事前周知が必要

特に、契約書の管理を電子化する場合、取引先への事前周知・了承を得る必要が出てきます。

理解し納得してもらえるよう、スムーズに説明できるよう準備しておきましょう。

電子化へ完全移行するまでの時間

これまで紙面で管理してきた書類を完全に電子化するまでに、ある程度の手間は覚悟が必要かもしれません。

書類をスキャンしたり、キーワードをつけて保存したり、電子帳簿保存法を考慮したりなど…。

あまりにも手間がかかりそうな場合には、アウトソーシングを利用するのも一つの方法です。

まとめ

今回ご紹介した文書管理サービスを導入すれば、書類検索の手間が削減できたり、リモート中の社員との書類の共有もスムーズにできます。

さらに、社内の書類をデータ化することで、セキュリティ対策やBCP対策にも対応でき、これからの時代の必須ツールとなっていくこと間違いないでしょう。

文書管理サービスを活用してみたいと考えている企業は、ぜひ今回紹介したツールを始めとした文書管理サービスの導入を検討してみることをおすすめします。

画像出典元:O-dan

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