一般的な会社と異なり、派遣会社は派遣者ごとに勤怠情報や給与計算、休暇取得にいたるまでの様々な情報を把握する必要があり、その管理が非常に複雑化しています。
もし、そんな作業が単純になったら...?もし、自動で行えたら....?
そんな「もし」を実現させるのが人材派遣システムです。
ここでは、数多ある人材派遣システムの中から13個ピックアップし、簡潔にわかりやすくその利便性を説明します。
ぜひ、自社に合った派遣システムを探してください。
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このページの目次
人材派遣システムとは、人材派遣会社が派遣者の各種データを一括管理できるようになるシステムです。
人材派遣会社は、派遣者の個人情報に始まり、派遣先での仕事の状況やスキル・勤怠の内容・給与など多くのデータを扱う必要があります。派遣者は複数拠点に点在しているため、人材派遣会社のデータの管理は繁雑かつ特殊です。
人材派遣システムを導入すれば、これらのデータを整理して一元管理できるようになるため、管理コストを大きく下げられます。
画像出典元:「HRビジネスクラウド」
「HRビジネスクラウド」は人材紹介・派遣特化型のマッチングシステムです。
データの一元管理により、求職者と求人のマッチングの機会を増やすことができます。
またベンチャー企業から大企業まで幅広く導入されており、導入実績1,500社という実績もポイントです!
わかりやすいUIで業務進捗管理と必要な機能をすべてオールインワンで提供しているため人事の負担も減らせます。
初期費用は0円で、月額利用料は1ユーザーあたり15,000円で人数によって変動します。その他、便利なオプションもあります。
画像出典元:「スタッフナビゲーター」公式HP
「スタッフナビゲーター」は人材派遣システムのシェア率No.1です。導入者数は2,400社を突破しました。
サポート体制も充実しており、電話によるサポートや遠隔で同じ画面を表示させながらのサポートも可能です。無料のセミナーも開催されているのでより深く理解できるでしょう。
スタッフの管理においては、印象や仕事に対する姿勢までまとめられています。想像していた人物と違った、ということは滅多に起こりません。さらに、社員全体で情報共有により、人を選ばずに仕事を任せられます。
引合管理と受注管理のデータ化により、クライアントの要望を聞きながらスタッフを探し出し、契約した内容を労働派遣契約書や雇用契約書に自動生成できます。人員の削減だけでなく、コンプライアンスも守られるので、安心して使用できます。
・引合管理、受注管理
・自動計算式給与管理
・細かなスタッフ管理
詳細はお問い合わせをする必要があります。
画像出典元:「CROSS STAFF」公式HP
「CROSSSTAFF」はスタッフの管理に特化したクラウドサービスです。基本情報や就業記録の管理はもちろん、スタッフに個別のマイページを作成することによって特定のスタッフ、または一括に連絡を取れるよう工夫されています。
基本情報の名前や住所のみならず、個々で決めた特有の情報を加えることも可能です。
スマホアプリの導入により外出先でも連絡が取れる上に、既読機能によって相手が確認したことを汲み取れます(オプション)。
ポイント制度も加わり、継続的なスタッフが増えることも見込めるでしょう。スタッフにとってもポイントの閲覧はマイページでできるので簡単です。自社の既存のシステムとの連携もできるため、導入する際の手間を省けます。
・スタッフ向けマイページ
・スマートフォンアプリによるチャット機能
・簡易的なスタッフ管理
初期費用0円 30,000円 / 月
画像出典元:「スタッフエクスプレス」公式HP
「スタッフエクスプレス」は縷々たる品質向上により如何に手軽に利用できるかの核心に迫る人材派遣システムになります。
月額制のサブスクリプションと、ソフトウェアを購入するパッケージの2種類が用意されています。使用期間によってお安い方を選定可能です。
カスタマイズ機能があることで、さらに利便性を向上させています。人材派遣から、人材紹介、業務の請負まで行えるオールインワンシステムとしても人気があります。
オプションになりますが、派遣業務代行サービスなどもあります。サポート体制も充実しており、法令改正の際に必要な対応なども平日の日中に行っています。
・リアルタイム仮払い機能
・派遣、請負、紹介のワンストップ
・カスタマイズ可能なソフト
・サブスクリプション 初期費用15万円 40,000円 / 月
・パッケージ 初期費用100万円 15,000円 / 月
画像出典元:「e-naviタイムシート」
クライアント・派遣元・スタッフに関する勤怠管理業務でお悩みの方におすすめしたい、クラウド型の人材派遣管理システムです。
操作がかんたんで導入しやすく、オンライン承認・集計機能などにより、手間と時間をかけることなく勤怠データの管理が可能です。導入後も安心して使えるよう、多様なサポートサービスが用意されています。
初期費用は基本0円です。
100人以下は1人400円ですが、801人以上だと1人250円です。
利用する条件や人数によって、料金が変わりますので、導入前に問い合わせをした方が良いでしょう。
画像出典元:「DigiSheet」
DigiSheetは、導入派遣先数 4,500社以上、利用ユーザ数 60,000名以上の実績を誇る人材派遣管理システムです。
クラウド型なので、すぐに利用を開始できます。
勤務パターン設定機能や、勤務報告・勤務承認についての督促を通知する機能により、勤怠管理業務にかける時間の短縮も可能。労働基準法改正にスピーディーに対応したい企業にもおすすめです。
画像出典元:「フォーカス人材派遣管理」
「フォーカス人材派遣管理」は、スタッフマッチング機能に優れた人材派遣管理システムです。
タイムレコーダーなどとのデータ連携もスムーズに行え、ペーパーレスで給与明細確認も可能です。
低価格で、コストも抑えらる為、企業規模を問わず導入しやすさ抜群です。
Basic版:150,000円
スタンドアロン版:300,000円
ネットワーク版【2クライアント】:400,000円
ネットワーク版【3クライアント】:500,000円
4クライアント以降は、1クライアントにつき50,000円(税別)です。
画像出典元:「ORDIA」
「ORDIA」は30年以上人材派遣業界向けに特化した管理システムを開発。
そのため様々な導入事例に精通してきたスタッフが業界特有の困り事を提案から解決までサポートしてくれます。コストがかかっても業務量を減らしたい企業に必見です。
<ライトプラン>
・初期費用:500,000円
・月額利用料:150,000円
<スタンダードプラン>
・初期費用:10,00,000円
・月額利用料:200,000円
ライトプランには「商談管理」「案件管理」が含まれません。サービスの最低契約期間は6ヶ月間です。
画像出典元:「マッチングッド」
応募から進捗管理、そして契約後まで一元管理できる人材派遣システムです。クラウド型で場所を選ばず、既に600社以上に採用されています。
リクナビやenなど大手採用サービス経由の情報を管理しています。
初期費用は無料、月額費用は20,000円~となっています。
オプション機能は問い合わせが必要です。
画像出典元:「staff-one」
staff-one(スタッフ-ワン)は直感的な操作やスマートフォンなどのWebブラウザから派遣社員の勤怠状況管理ができ、自動で請求書が作成できます。
月額のライセンス費用も人数に対して発生するのでコスト削減も可能です。
初期費用は300,000円、ライセンス費用は人数によって月額料金が変わります。
保守費用は月額20,000円です。
画像出典元:「派遣can」
派遣can(ハケンカン)は人材登録から契約、勤怠管理、給与請求計算などの項目から必要な機能を選択可能。
企業の規模・人数に応じた価格体系や基本料金プラス契約書の枚数での課金制など用途によってプランが選べます。
「派遣canライト」は基本料金+利用月の契約書の枚数での課金制です。
「派遣canSTARTING10」(新規開業応援パック)では、最大人材登録数50人で月額5,800円となっています。
画像出典元:「jobs」
jobs(ジョブス)は独自開発したシステム「C3」による求人情報のデータベースと15万人を超える登録キャストで効率的なマッチングが可能です。
派遣スタッフの方向けの専用サイトのマイページ機能はスマホアプリがあるので便利です。
画像出典元:「キャスティングナビ」
キャスティングナビは誰でも簡単に使用できるUIで多様な勤務形態に対応した、派遣や業務請負に関する業務をスムーズに処理出来るシステムです。
スマホのアプリとの連携で勤怠管理やスタッフへのオファーもスピーディに行えます。
ST版【スタンドアロン】でシステム費用:998,000円、導入費用:100,000円です。
年間保守はシステム価格(基本システム・追加クライアント・オプション含む)の15%+年間電話対応20,000円(初年度のみ必須)となります。
すでに自社で利用しているシステムと連携できると便利です。
連携できない場合はExcelやCSVなどのフォーマットに再入力する必要などがあります。その繁雑な作業を割愛するために連携の可否はとても重要です。
特に給与計算や勤怠管理との連携を確認しましょう。
この2つとの連携により、勤怠を入力するだけで給与の計算まで自動で行われれば、多くの手間を省けます。
人材に関する業務はどこまで機能が必要なのかを、最初の時点で見極めきれないことが多々あります。円滑に作業を進められていない業務や、スタッフやクライアントからのクレームが多い箇所はオプションによって解決できるかもしれません。
システムを利用していくうちに明確になる課題を随時オプション機能追加によって解決できれば、運用コストにも無駄がなく、結果的にシステム自体を最大限活用できるでしょう。
後から機能を追加したくなった時に、オプションをつけたら結果的にかなり割高だったとならないよう、オプションの価格を事前に確認する必要があります。
システムによって導入までの手順が大きく異なります。
基本的には、電話や問い合わせフォームでどんな機能を所望するかについてシステム側と自社で質疑応答をし、見積もりを決めます。その後、場合によっては無料体験できることもあります。
連携可能か、どれだけの機能を用意するかにより必要な準備は変動します。最低でも1週間は必要ですが、アプリが必要な場合、導入までに2~3カ月かかることもあります。
自社スケジュールとあわせて、導入手順を確認しましょう。
人材派遣システムに備わっている主な機能は以下になります。 自社に絶対に必要なもの、なくても問題がないものを事前に精査しましょう。
勤怠管理は毎日のことなので、いかにミスを減らせるかが大事なポイントです。しかし、人の手で入力する項目が増えると、どうしてもミスは多くなります。
人材派遣システムを導入することにより、必要最低限の情報を入力するだけで勤怠管理が可能になります。
ミスが減れば業務工数が減り、他に人材を回すことによって業務の円滑推進につながります。
給与計算を代行できる人材派遣システムを導入すると給与管理が圧倒的に楽になります。少ない情報入力で管理できるのみならず、スタッフのニーズに合わせた支払いが可能になります。
例えば、日払いや週払いなどをスタッフごとに変更することも、システムを用いれば簡単です。それにより、色々な勤務体系のスタッフを集めることが可能になります。
連絡があまり取れないことはスタッフの不安や不信感を煽ります。人材派遣システムを利用すれば、スタッフとの連絡が円滑になり、さらに依頼人との連絡も速やかに行えれば、どちらからも信頼を得ることができます。
スタッフからの信頼を得ることで、より多くのスタッフを獲得できる機会が増えます。それにより、クライアントのニーズに合ったスタッフの振り分けも可能になるでしょう。
安いものは一人あたり月額15,000円~ですが、それでも高額には変わりません。より高度なシステムとなると月額150,000円ほどかかります。
パッケージ購入になると100万円~150万円です。自社に必要な機能を吟味しましょう。
データ化をせず紙に頼っている会社にとっては急に導入するのは難しいかもしれません。急な変化に社員がついてこられないことも。
初心者向けのクラウドサービスから始め、少しづつデータ化を目指すといった導入方法でもよいかもしれません。
近年、様々な働き方を選べるようになったため、それに伴って管理する側の工数やコストはぐんぐん上昇しています。
人材管理に関する業務を簡略化したい、自動化したい方は、今回紹介したシステムを参考に、ぜひ自社にあったシステムを見つけてみてください。
画像出典元:O-dan
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