採用ツールについて

【最新比較】おすすめの採用ツール9種類を目的別に紹介!

記事更新日: 2024/03/12

執筆: 川嶋志保

限られた時間とリソースの中で、いかに効率よく優秀な求職者に出会うか。採用難が続く今、採用担当者を支援するツールは世の中に星の数存在します。

編集部でもこれまで採用関連業務を効率化するサービスやツールを数多く紹介してきました。この記事では、それらを目的別に整理し、概要とおすすめを紹介していきます。

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採用ツールとは

採用ツールとは、求職者の特性にあわせ、企業の姿や募集内容を端的に・魅力的に伝えるツールのことです。

現在は従来の採用活動の中心であった「新卒一括採用」を廃止する企業が増え、募集・応募・選考・採用にいたるすべてのフェーズが多様化しています。このような変化に対応するために、採用ツールを導入して企業の魅力をミスなく迅速に伝える企業が増えています。

自社の魅力を伝えるための必須採用ツール

どのような採用を始めるにあたっても、「採用サイト」「採用動画」「採用パンフレット」の3点は必須アイテムです。

採用サイト(自社ホームページの採用サイト、採用データベースへの投稿サイト)

採用サイトは、自社ホームページや採用データベースへの投稿サイト内で、事業内容や企業の魅力を紹介できるツールです。多くの求職者が参考にするため、採用ツールの中でも中心的な存在となっています。

検索エンジンやSNSを併用することで、さらに効率的に採用活動できます。特に自社ホームページを閲覧して応募してくる求職者は、自社企業とマッチする意欲的な人材が多いです。

おすすめの採用サイト制作会社と選定ポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

採用動画

採用動画は仕事内容や職場の雰囲気、やりがいなどを効率的に伝えられるツールです。

職場の雰囲気や業務内容をリアルにイメージできるため、新しい採用手法として近年人気を集めています。

工夫次第で活用範囲も広がりますが、社員インタビューや社員の1日を追跡したドキュメンタリー動画、社長メッセージ動画などを紹介するのが一般的です。

最近は視聴数の増加を目的として、自社ホームページ上に公開するライトな動画も増えています。

おすすめの採用動画制作会社と選定ポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

採用パンフレット(会社案内)

採用パンフレットは従来から活用されている方法で、会社の魅力を詳細に紹介できます。

企業理念や社長メッセージ、仕事内容などを記載して、企業概要を分かりやすく伝える企業が多いです。

来客用の会社案内を、そのまま採用パンフレットとして活用するところもありますが、その場合は従来の内容に加え、会社の魅力や福利厚生などを追加して、求職者ニーズにしっかり対応することが大切です。

例えば、「株式会社フォーウェイ」は、企業書籍・パンフレット・社史・周年史といったコンテンツの制作会社です。過去200件以上もの法人と取引実績があり、リピーター率が高いサービス。

パンフレット制作を外注することで、会社の魅力を最大限に引き出してくれるだけでなく、工数をかけずに魅力的なパンフレットを活用することができるでしょう。

 

求職者の管理を効率化するための必須採用ツール

管理業務の効率化を助けてくれるツールは3つ。「採用管理システム」はもちろんですが、withコロナ時代の採用活動には「Web面接ツール」もぜひ導入をしたいアイテムです。

採用管理システム

採用管理システムは、面談のスケジュール調整や面談結果の登録、面接オファーなど、コンタクトから入社までのステータスを一元管理できます。

過去履歴を確認することで、同一人物からのアタッチも把握可能です。

人事システムやワークフローシステムと連携させることで、入社手続きも効率化できます。求職者が10人を超えるようなら、ぜひ導入してほしいツールです。

おすすめの採用管理ツールと選定ポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

Web面接ツール

Web面接ツールは、オンライン上で会社説明会や面接を実施できる採用ツールです。

インターネットなど一定のインフラ環境さえあれば誰でも参加でき、Withコロナに対応するためにも、積極的に導入することをおすすめします。

求職者との接点を増やすことで、遠隔地にいる有望な人材にもアプローチ可能です。参加人数を調整することで、グループディスカッションも開催できます。

おすすめのWeb面接ツールと選定ポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

アンケートツール

アンケートツールは説明会の参加者から直接ニーズを把握できるため、今後の採用活動にたいへん役立ちます。

紙ベースでの実施と比べ集計やデータ管理の手間が減るため、業務工程の削減にも効果的です。

採用管理ツールを連携させることで、応募者を軸とした情報管理も一元化できます。また管理データベースから、求職者のITスキルを把握することも可能です。

おすすめのオンラインアンケートツールについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

母集団を増やすための採用ツール

採用人数を大きく増やしたい、これまで見つけられなかった層と出会いたい、という場合には「求人サイト」を使います。また広くアタッチをかけるためには「SNS」、精度・確度の高い採用の味方となる「リファラル採用」も効果的です。

求人サイト

リクナビなどの新卒採用、エン転職などの求人サイトは、求職者の母数を効率的に増やせるツールです。

アルバイト向けの求人サイトもあるため、状況に応じて臨時職員を雇うといった、柔軟な活用ができます。

複数の求人サイトを利用している企業では、横断で応募状況を把握できたり費用対効果を測定できたりする求人サイトをおすすめします。

新卒採用用、中途採用用、非正規採用用というように、ターゲットを明確にした求人サイトがあります。

おすすめの新卒採用サイトについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

おすすめの中途採用サイトについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

おすすめのアルバイト・パート採用については、こちらの記事を参考にしてください。

 

SNS

SNSは、企業側から能動的にアプローチできる採用ツールです。無料で不特定多数のユーザーに、企業の魅力や事業内容などを発信できます。

企業を広く知ってもらったり、特定のページに誘導したりするなど、目的に合わせた利用も可能です。

また、SNSに投稿された内容はユーザーの本心が反映されやすいため、求職者の性格や人柄などを知るヒントにもなります。

おすすめのSNS運用代行サービスについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

リファラル採用サービス

リファラル採用サービスは、従業員の知人を紹介してもらうリファラル採用を効率化できるツールです。

求職者のスキル問わず採用していた昔の縁故採用とは異なり、自社が求める人材を効率的にマッチしてくれ、リファラル採用における業務コストを削減したい企業におすすめです。

会社が一丸となって採用活動を行うため、従業員のエンゲージメント向上にも役立ちます。

おすすめのリファラル採用サービスについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

採用業務を代行してくれるサービス

採用運用代行は、専門ノウハウを保有する外部企業に採用業務を代行してもらうサービスです。

自社の状況に合わせて、近年多様化する採用方法にも柔軟に対応してくれます。

主要業務の実施に忙しく、社内リソースを採用業務に割く余裕がないという企業におすすめです。

現在採用活動における経験が足りない場合でも、サービス元と情報を共有することで、実用的な採用ノウハウを構築できます。

おすすめの採用代行サービスと選定ポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

おすすめのWantedly運用代行ツールと選定ポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

採用ツールのメリット2つ

採用工程を削減できる

採用ツールを利用することで、応募から採用までの業務工程を削減できます。社内リソースを温存し、採用コストを抑えたい企業におすすめです。

たとえば採用管理システムは、面接日程の打合せや細かな微調整といった求職者とのやり取りを、すべて管理画面上で一元管理できます。

求職者との連絡に手間取り、有望な人材を逃すこともありません。

求職者の売り手市場で採用方法が多様化する現代では、社内リソースだけで求職者へのコンタクトから面接、採用まで行うのは困難です。

企業の魅力を効率的に紹介できる

採用ツールは、企業の魅力を効率的に紹介できるように設計されています。時間をかけずに会社情報を確認できるため、採用活動を最適化したい企業におすすめです。

複数の企業を比較検討することが一般的な求職者にとって、一社にかけられる時間はそれほど多くありません。採用ツールは情報を集約させることで、そのような求職者ニーズにも柔軟に対応できます。

採用ツールのデメリット2つ

導入・運用コストがかかる

採用ツールは無料で利用できるものもありますが、導入に数十万以上かかるのが一般的です。

たとえば採用管理システムでは、初期費用にくわえ月額もしくは年額費用を支払う必要があります。クラウド型サービスになると、機能拡張によってそれ以上のコストになることも多いです。

ツールを選ぶ際は、サービスの提供内容とランニングコストのバランスを確認しましょう。

自社に合うツールを探すには準備が必要

自社に最適なツールを導入するには、事前に希望する人材や雇用形態などを決める必要があります。

自社の状況によっては、採用パンフレットなど昔から活用されているツールで十分なケースも多いです。

逆に優れたデジタルツールでも、目的もなしに運用すると満足いく結果を得られない場合もあります。

ツールを選ぶ際は、自社がどのような人材を求めているのかを明確にしましょう。

まとめ

採用ツールは、求職者に自社の魅力を効率的に伝えられるツールです。

さまざまな種類がありますが、採用管理システムとWeb面接ツール、アンケートツールは必ず用意することをおすすめします。

できるだけ多くの求職者に接触したい場合は、求職サイトやSNSなども活用しましょう。

状況によっては採用運用代行の利用も検討して、自社の採用活動を効率化してください。

画像出典元:O-dan

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