労務管理システムを比較!選び方のポイントやおすすめ16選を比較表で紹介

労務管理システムを比較!選び方のポイントやおすすめ16選を比較表で紹介

記事更新日: 2025/09/16

執筆: 編集部

労務管理システムは、日々の労務業務を効率化するためのツールです。

法改正の自動対応や年末調整も簡素化され、業務の大幅な負担軽減が期待できます。

本記事では、おすすめの労務管理システム16選を目的別に徹底比較!

費用相場や選び方、導入のメリット・注意点も詳しく解説します。

ぜひ資料請求をして、貴社の課題解決に役立つ労務管理システムを見つけてください。

 

この記事に登場する専門家

多様な働き方支援の専門家 株式会社OKAN 代表取締役 CEO

沢木 恵太

中央大学商学部卒業後、東証1部上場企業の株式会社ベンチャー・リンクジャパンに入社し、新規事業開発に関与。 ベンチャー企業でゲームプロデューサー兼事業責任者を経て、株式会社すららの立ち上げを経験。 その後、2012年12月に株式会社OKAN(当時CHISAN)を設立し現職。 「働くヒトのライフスタイルを豊かにする」をミッションに、2014年3月には、ぷち社食サービス「オフィスおかん」をリリース。多くのメディアで紹介されるなど注目を集めている。 2019年には、「人材が定着する組織づくり」を支援するツール「ハイジ」をリリース。「ハイジ」は、現在「ハタラクカルテ」に名称変更してサービス提供中。 取材実績 「株式会社OKAN 代表取締役CEO 沢木 恵太氏 インタビュー」(経営ノート) 「株式会社OKAN 代表取締役CEO 沢木 恵太」(東京都創業NET) 「法人向けプチ社食サービス『オフィスおかん』、人材定着支援サービス『ハタラクカルテ(旧ハイジ)』を2軸に事業を展開」(20年10月、ダイヤモンド経営者倶楽部) 「働く人におせっかいを焼き、望まない離職を減らす」(20年3月、サーキュラーHR) 「オフィスおかんのおとん、四人娘の子育てを語る」(18年9月、日経ビジネス) > 続きを見る

社会保険労務士

金山杏佑子

2013年に東京大学法学部卒業後、三井住友銀行、郷原総合コンプライアンス法律事務所での勤務を経て、2019年に社会保険労務士事務所ヨルベを開設。 創業期における労務管理の重要性と難しさに着目し、開業時からスタートアップ支援にも注力。 東京都ASACをはじめとするアクセラレータープログラムのメンター業務を複数務める。 メンター実績 「TOKYO UPGRADE SQUARE」(東京都中小企業振興公社) 「ASAC」(東京都) > 続きを見る
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下矢印

このページの目次

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労務管理システムとは?

労務管理システムとは、従業員の労務に関する業務を効率的におこなうためのツールです。

労働時間の記録や給与計算、手続きのための書類発行など、手間がかかる業務を従来よりも迅速に進行できるようになります。

以前はパソコンにインストールして使うソフトが主流でしたが、現在はインターネットを通じて使えるクラウド型が一般的です。

どこからでもアクセスでき、アップデートも自動で行われるため、多くの企業で利用されています。

労務管理システムと勤怠管理システムの違い

労務管理システムは「勤怠管理システム」と混同されがちですが、両者は役割が異なります。

勤怠管理システムは、出退勤や残業、有給休暇など「労働時間の記録」に特化しています。

一方で、労務管理システムはそのデータを活用して給与計算や社会保険手続き、法令遵守までを含めた労務全体を管理します。

近年は、勤怠・給与・人事労務を一元管理できるシステムもあれば、勤怠管理や給与計算は別のシステムと連携させて柔軟に運用できるタイプもあり、自社の規模や体制に合わせて選ぶことが可能です。

 

労務管理システムの機能一覧

一般的な労務管理システムで自動化・効率化できる主な業務は以下のとおりです。

どの業務をシステム化したいのか、自社業務を見直しておきましょう。

帳票自動作成|従業員データや手続きの情報を基にして帳票を自動作成

雇用契約手続き|契約書の作成から同意・確認作業まで可能

入退社手続き|社会保険・雇用保険の資格取得書類や扶養控除申告書等の作成・提出を効率化

マイナンバー管理|各種提出書類に必要なマイナンバー管理もクラウド上で可能

年末調整|年末調整に必要な書類の自動作成

電子申請|役所まで足を運ばずにクリック1つで手続きが完了

Web給与明細|給与明細を発行してWeb上で配布可能

 

労務管理システムの費用相場

労務管理システムの料金体系は、主に「クラウド型」と「買い切り型(パッケージソフト)」の2種類に分けられます。

それぞれの特徴と費用相場を理解し、自社の予算や運用スタイルに合ったものを選びましょう。

クラウド型の料金相場

現在、主流となっているクラウド型は、インターネットを介してシステム会社のサーバーにアクセスして利用します。

初期費用:0円〜30万円ほど

月額費用:1ユーザーあたり200円〜1,000円ほど

料金はユーザー数に応じて変動する従量課金制が一般的で、月額または年額で利用料を支払います。

初期投資が少なく、サブスクリプションモデルを採用しているため、企業の成長に合わせて柔軟にプランを変更できるのがメリットです。

買い切り型(パッケージソフト)の料金相場

現在の主流ではありませんが、特定のニーズに向けたパッケージ型もあります。

ソフトウェアの利用ライセンスを購入し、自社のPCやサーバーにインストールして利用する形式です。

初期費用:50万円〜100万円ほど(従業員100人規模)

月額費用:基本的に発生しません(保守・運用コストは別途発生)

ネットワークの構築費なども必要なため、クラウド型よりも初期費用が高額になりますが、自社の業務フローに合わせて柔軟にカスタマイズできるのがメリットです。

ただし、法改正への対応やアップデートは自社でおこなうか、購入元と保守契約を結ぶ必要があります。

 

労務管理システムの導入メリット

従業員情報を一元管理できる

労務管理システムを導入すれば、従業員情報を一元的に管理でき、常に最新のデータを利用することが可能です。

情報の検索や更新もスムーズに行えるため、作業の効率が大幅に向上します。

また、アクセス権限を設定することで情報の閲覧を制限でき、セキュリティ面の強化にもつながります。

▼従業員情報の見える化 (参考:SmartHR)

情報の見える可

 

書類の作成・提出を自動化できる

書類の作成を自動化できるため、雇用や入社に関する手続き、年末調整なども簡単におこなえます。

手書き作業が不要になり、ミスを防ぎながら短時間で正確な書類を作成することが可能です。

さらに、電子申請対応の労務管理システムなら、申請までの一連のプロセスをオンラインで完結できます。

問い合わせ対応の工数を削減できる

従業員が自分でシステムに情報を入力できる仕様が多く、人事部への質問や対応の手間を減らせます。

年末調整のように複雑な手続きもアンケート形式で進められるため、迷わず入力することが可能です。

さらにリマインド機能によって自動でメール通知ができるので、未提出者への催促や確認の作業も効率化できます。

 

会社規模に合わせた労務管理システムの選び方

労務管理システムはどんな企業にも便利なシステムですが、企業の規模によってに何を重点的に選べばよいかは異なります。

ポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。

大企業|対応範囲の広さ・セキュリティ・カスタマイズ性を重視しよう

大企業では、従業員数が多く業務が複雑になるため、幅広い業務に対応できる機能性が求められます。

また、膨大な従業員の個人情報を扱うため、アクセス権の細かな設定やデータの暗号化など、高度なセキュリティ対策が施されているかも重要です。

さらに、独自の人事制度やワークフローに合わせて、システムを柔軟にカスタマイズできるかどうかも、導入後の定着を左右する大切なポイントとなります。

中小企業|コスパ・操作性を重視しよう

中小企業では、予算が限られていることが多いためコストパフォーマンスを重視した選定が求められます。

また、IT担当者が少ない場合も多いため、使いやすさとサポート体制の充実も重要な選定基準となります。

事業拡大を視野に入れ、将来的な拡張や他システムとの連携がスムーズにできるかを考慮することも大切です。

スタートアップ|導入の手軽さ・効率化を重視しよう

スタートアップ企業では、システム導入にかける時間やリソースが限られているため、手軽に導入できるシステムが最適です。

最初は少人数から利用を始め、徐々に規模を拡大できるような柔軟な料金プランや機能を選んでみましょう。

日常的な労務業務を効率化できる機能(勤怠管理、給与計算、書類管理など)を備えたシステムがおすすめです。

 

労務管理システムの3つの選定ポイント

対応範囲とコストのバランス

まずは自社の現状と、これから効率化したい業務範囲を洗い出しましょう

対応できる業務範囲は、システムによって異なります。

例えばfreee人事労務では、給与計算をはじめ労務管理に必要な機能がすべて網羅されています。

一方、SmartHRでは勤怠管理や給与計算の対応はできませんが、既にほかの勤怠管理システム・給与計算ソフトを導入しているという企業にとってはむしろ好都合です。

▼対応可能帳票例  (参考:オフィスステーション 労務)

対応可能機能

他システムとの連携

給与計算・勤怠管理を既にシステム化して管理している企業は、現在利用中のシステムとの連携がスムーズかが重要なポイントになります。

CSVデータでダウンロードできるものでも連携自体はできますが、手間のかからないAPI連携できるものを選ぶべきです。

基本的には、公式HPに載っている「API連携可能システム」に掲載されているサービス同士はシステム間連携がスムーズにできるので、公式HPでチェックしてみましょう。

社会保険労務士 金山杏佑子

データ連携の中でも、給料の仕訳で用いる会計ソフトとの組み合わせがスムーズにできるか?がすごく重要。自社が使っている会計ソフトとAPI連携できるかは必ず各サービスのHPからチェックするべきです。

電子申請への対応

社会保険の手続きの申請など、役所への届出が必要な項目は複数あります。

例えばSmartHRは、電子申請に対応しているため、役所へ出向く手間が不要です。一方、freee人事労務は電子申請に対応していません。

書類提出の工数を削減したい場合は、「電子申請に対応しているシステムか」という観点でサービスを選ぶことも大事です。

人気の労務管理システム比較表

初期費用 月額費用 無料プラン 入退社手続き 行政機関への電子申請 マイナンバー管理 年末調整 勤怠管理 給与計算
マネーフォワード クラウド人事管理
0円
2,480円~(1名) ※年払い時
トライアルあり(1ヶ月)
⭕️
シリーズ連携
シリーズ連携
シリーズ連携
シリーズ連携
シリーズ連携
SmartHR
0円
0円(30人以下)
トライアル(15日)・無料プランあり
⭕️
⭕️
⭕️
⭕️
⭕️
⭕️
ジンジャー人事労務
要問合せ
300円/人
トライアルあり(1ヶ月)
⭕️
オプション
⭕️
オプション
シリーズ連携
シリーズ連携
オフィスステーション 労務
11万円
440円/人
⭕️
⭕️
⭕️
シリーズ連携
シリーズ連携
シリーズ連携
freee人事労務
0円
2,000円~(最小5名分) ※年払い時
⭕️
有料プランのみ
シリーズ連携
⭕️
シリーズ連携
⭕️
人事CREW(旧Welcome HR)
要問合せ
要問合せ
⭕️
要問合せ
⭕️
⭕️

料金体系としてはユーザー課金のものが多く、人数が少ない企業であれば、初期費用・月額費用0円で利用できるサービスもあります。

まとめて資料をダウンロードする

 

【シェア上位】導入実績が多い人気の労務管理システム3選

マネーフォワード クラウド人事管理

 画像出典元:「マネーフォワード クラウド人事管理」公式HP

マネーフォワード 含む労務管理の資料を一括DL

『マネーフォワード クラウド人事管理』の特徴

「マネーフォワード クラウド人事管理」は、従業員情報の収集や管理がオンラインで簡単にできるクラウド型サービスです。

マネーフォワード クラウド内の各サービスと連携すれば、業務をさらに効率化できます。

企業の成長に合わせて、必要な機能を柔軟に選びながらバックオフィス業務全体を改善していきたい場合におすすめのサービスです。

おすすめ企業規模 大~中小企業
こんな方におすすめ スムーズな連携をしていきたい企業
導入実績 19万事業者以上
機能 ・入社手続き自動化
・従業員情報が自動でデータ化
・雇用契約書の作成から締結もWeb上で完結
提供形態 クラウド
システム連携 API連携可能な勤怠ソフトあり
シリーズ連携の有無 マネーフォワード クラウド勤怠、マネーフォワード クラウド会計・確定申告 など
サポート体制 メール、チャットサポート(無料)
無料トライアル なし

 

『マネーフォワード クラウド人事管理』の料金プラン

  ひとり法人
プラン
スモールビジネス
プラン
ビジネス
プラン
初期費用 0円
月額利用料 2,480円(年払い) 4,480円(年払い) 6,480円(年払い)
おすすめ 経営者1名 利用者3名以下 利用者4名以上

(税抜)

 

51名以上の利用は、初期費用+固定利用料金+超過利用料金といった料金体系で、マネーフォワード クラウドのラインナップの中から、利用したいサービスを選んで導入することができます。

契約時に設定した利用人数に応じてサービスごとに固定利用料金が発生し、設定人数を超えた場合に超過利用料金を払う必要があります。

料金の詳細についてはお問い合わせが必要です。

 

マネーフォワード 含む労務管理の資料を一括DL

 

 

SmartHR

画像出典元:「SmartHR」公式HP

『SmartHR』の特徴

「SmartHR」は、70,000社以上の導入実績を誇る7年連続シェアNo.1の労務管理システムです。

外国人や高齢者など、さまざまなユーザーが使いやすいインターフェースで、従業員の負担も軽減できます。

また、e-Gov APIと連携しており、役所やハローワークへの書類提出もWEB上から可能です。

おすすめ企業規模 すべての規模に対応可能
こんな方におすすめ 社労士がいない企業、従業員が多い企業
導入実績 70,000社以上
機能 ・従業員情報の一元管理
・Web上で給与明細、年末調整など自動で作成
・入退社・社会保険・雇用保険などの手続きや管理が可能
システム連携 連携サービス120社以上
シリーズ連携の有無 あり (SmartHRタレントマネジメント)
サポート体制 チャットサポート(有料プラン)・オンライン運用サポート
提供形態 クラウド / SaaS
無料トライアル 15日間の無料トライアルあり

 

社会保険労務士 金山杏佑子

「SmartHR」は、幅広い規模の企業にオススメしているシステムです。 30名未満の会社では無料で利用できる点から中小企業にも導入されている印象。勤怠管理や給与計算の機能はないが、API連携させれば他システムと組み合わせて問題なく使えるので総合的におすすめできます。

株式会社OKAN 代表取締役 CEO
 沢木 恵太

「SmartHR」は生産性の観点から、非常に役に立つサービスです。例えばUXが悪く人事総務や労務に問合せが殺到してしまうと、せっかく生産性を上げるために導入したのに本末転倒になってしまいます。そこでSmartHRのように、UI/UXが良いサービスを導入すればしっかりと生産性を向上させることができます。

 

『SmartHR』の料金プラン

  HRストラテジー
プラン
人事・労務
エッセンシャルプラン
タレントマネジメント
プラン
月額料金 要問合せ 要問合せ 要問合せ
機能 従業員データベース・労務管理・タレントマネジメントのすべての機能 入社手続き・雇用契約・給与明細・年末調整・スキル管理など タレントマネジメント機能すべて


ほかにも、従業員50名以下企業向けの「労務管理プラン(労務管理機能のみ)」、小規模事業者向けの「¥0プラン(30名までの従業員情報を登録可)」があります。

どのプランでも初期費用はなし。15日間無料トライアルあり。

『SmartHR』を実際に利用したユーザーの口コミ

コンサルティング

101~250人

 

間違いやすい部分にコメントがあるのでわかりやすい

年末調整をこのSmartHRで行うようになって今年で2回目でしたが、間違いやすい部分は補足のコメントがあるのでとてもわかりやすいです。いつでもオンラインでパパっと作成・申請できるので大変便利でした。

メーカー

51〜100人

 

初期設定に時間がかかった

操作こそ簡単でしたが、初期設定に時間がかかりました。もっと簡単なマニュアル等があれば初期の稼働がスムーズにいったと思います。


SmartHRの口コミをもっと見る

 

ジンジャー人事労務

  画像出典元:「ジンジャー人事労務」公式HP

『ジンジャー人事労務』の特徴

「ジンジャー人事労務」は、従業員情報や組織データなど、散在しがちな人事情報を一つのデータベースで管理できるクラウド型の人事労務システムです。

人事労務以外にも、勤怠や給与、人事評価などのさまざまな製品があり、一つのIDとパスワードですべての機能を利用できます。

人事労務や勤怠管理、給与計算などの定型業務の効率化はもちろん、蓄積したデータを分析し、戦略人事の基盤として活用することが可能です。

おすすめ企業規模 大企業
こんな方におすすめ ほかのジンジャーシリーズを導入中の企業
導入実績 18,000社以上
機能 ・包括的な人事データ分析機能
・ジンジャーシリーズとの連携
・最新の従業員情報をリアルタイムにデータ化
提供形態 クラウド / SaaS
システム連携 Microsoft Teams、Google Workspace、Box、Slack、kintone
シリーズ連携の有無 あり(ジンジャー勤怠、ジンジャー給与、ジンジャー人事評価 など)
サポート体制 24時間365日対応のAIチャットサポート(別途サポートプランあり)
無料トライアル 1ヶ月間の無料トライアルあり

 

『ジンジャー人事労務』の料金プラン

初期費用とは別に、サービス料金が発生します。

サービス料金は従量課金制で、必要なサービスと人数に応じて変わりますが、1人当たり月額300円~利用できます。

1ヶ月間の無料トライアルも用意されています。

 

【中小企業向け】コスパ・操作性で選ぶ労務管理システム3選

オフィスステーション 労務

画像出典元:「オフィスステーション 労務」公式HP

オフィスステーション 労務 含む資料を一括DL

『オフィスステーション 労務』の特徴

「オフィスステーション 労務」は、人事労務に関わる124もの帳票に対応している労務管理システムです。

シンプルな操作性で誰でも使いやすく、システムに詳しい社員がいなくてもスムーズに導入・運用できます。

利用継続率も99.7%と高く、多くの企業に選ばれています。

年末調整や給与明細、有休管理といった機能は、必要なものだけ追加することが可能です。

従業員1名あたり月額440円(税込)から利用でき、バージョンアップ費用もかかりません。

おすすめ企業規模 中小企業
こんな方におすすめ コストを抑えたい企業
導入実績 5万社以上
機能 ・従業員情報の一元管理
・充実したセキュリティ
・機能拡張が可能
提供形態 クラウド
システム連携 マネーフォワード クラウド給与、ジョブカン勤怠管理などと連携可
シリーズ連携の有無 あり(オフィスステーション 勤怠、オフィスステーション 給与 など)
サポート体制 メールサポート(無料)、電話サポート(オプション)
無料トライアル 30日間の無料トライアルあり

 

社会保険労務士 金山杏佑子

「オフィスステーション 労務」は100人規模の大企業や社労士向けのシステム。 対応帳票が他システムと比べてもかなり多いので玄人向けのシステムですね。逆に人数がそこまで多くないような企業では、そこまでの機能が必要ないとなるパターンが多いです。

 

『オフィスステーション 労務』の料金プラン

オフィスステーション 労務の料金プランは1種類。

初期費用は登録料の11万円(税込)で、従業員1人あたり440円(税込)/月、年額利用料がかかります。

  100名 500名 1,000名
登録料 11万円(税込)
月額利用料 従業員1名あたり440 円
年額利用料 528,000 円 2,640,000 円 5,280,000 円

 

『オフィスステーション 労務』を実際に利用したユーザーの口コミ

商社

251~500人

 

管理者向けにおすすめ

色々なシステムを検討して最後にスマートHRとオフィスステーションの2択になり、価格面をみてオフィスステーションに決めました。管理者にとってはオフィスステーションの方が使いやすいと感じました。

コンサルティング

11〜30人

 

社会保険の手続きの一部には対応しておらず

簡単な手続きはオフィスステーションで十分でしたが、オフィスステーションでは申請できない社会保険の手続きもありました。そこにも完全に対応したら、完璧なツールだったと思います。


オフィスステーション 労務の口コミをもっと見る

オフィスステーション 労務 含む資料を一括DL

 

 

freee人事労務

画像出典元:「freee人事労務」公式HP

『freee人事労務』の特徴

「freee人事労務」は、勤怠管理や給与計算、年末調整に助成金の申請までカバーできる労務管理システムです。

アラート機能がやるべきことを可視化してくれるので、忘れがちなイレギュラー業務の抜け漏れも防げます。

初期費用は0円で、設立したての企業から中堅以上まで規模にあわせたプランが用意されているので、業種規模問わず使いやすいシステムです。

おすすめ企業規模 中小企業
こんな方におすすめ 幅広い労務業務を一元化したい企業
導入実績 56万社以上
機能 ・社内の勤怠管理を自動で集計
・年末調整や労務保険・住民税の更新などを管理・サポート
・入社情報など労務管理機能
提供形態 クラウド / SaaS
システム連携 ジョブカンなど、API連携可能な勤怠ソフトあり
シリーズ連携の有無 あり(マネーフォワード クラウド勤怠、マネーフォワード クラウド会計・確定申告 など)
サポート体制 導入アドバイザリー(有償)、電話・メール・チャット(プランよって異なる)
無料トライアル あり

社会保険労務士 金山杏佑子

「freee人事労務」は、勤怠管理・給与計算・入退社時の対応など一連の業務が全て完結します。その分、料金はジョブカンなどと比較すると少し高いですし、カスタマイズの幅は狭まります。 とりあえず一連の労務管理を全体的に楽にしたい!という企業には合うと思います。

『freee人事労務』の料金プラン

  ミニマム スターター スタンダード アドバンス
月額費用
(年払い/
最小5名分料金)
2,000円 3,000円 4,000円 5,500円
従業員料金
(6名以降〜)
400円/人 600円/人 800円/人 1,100円/人

(税抜)

月額料金は年額プランの場合の金額です(給与計算機能付きプラン)。どのプランでも初期費用はかかりません

『freee人事労務』を実際に利用したユーザーの口コミ

IT

1001人以上

 

労務まわりを一つに統合できる点が魅力

勤怠管理システムだけではなく給与計算や年末調整、労務手続き(入退社手続き)等を一つのシステムに統合できる点は、大きな魅力だと思います。一つに統合することでコストメリットが生かせました。

コンサルティング

11〜30人

 

電話対応が付かないプランがある

選んだ料金プランによっては電話によるヘルプデスク機能が付いてこない点が不便だと感じました。最初は一番価格の安いプランを選択していたが、人事、経理から電話で聞かないとわからないことがあると報告が上がってきたため、プランを変更しました。


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ジョブカン労務HR

画像出典元:「ジョブカン労務HR」公式HP

『ジョブカン労務HR』の特徴

「ジョブカン労務HR」は、労務担当者300人の声を活かして開発されたクラウド型の労務管理システムです。

従業員が自ら情報を入力できるマイページ機能や、自動で帳票を作成する機能が備わっています。

ジョブカンシリーズと連携し、バックオフィス業務全体の効率化を図ることが可能です。

おすすめ企業規模 中小企業~スタートアップ
こんな方におすすめ 丁寧なサポート体制が必要な企業
導入実績 25万社以上
機能 ・従業員情報の一元管理
・あらゆる手続きの自動化
・TODOリストによる進捗管理等、各種機能で業務効率化をサポート
提供形態 クラウド / SaaS
システム連携 電子印鑑GMOサイン、トラスト・ログイン byGMOなどと連携可
シリーズ連携の有無 あり(ジョブカン勤怠管理、ジョブカン給与計算 など)
サポート体制 メール(無料)、電話(無料)、ライブチャット(有料プラン)
無料トライアル 30日間の無料トライアルあり

社会保険労務士 金山杏佑子

ジョブカンは費用が安く、従量課金制なので「かかる費用」が分かりやすいので、導入コスト・ハードルが低いのが良い点。シリーズ化されているので単品導入が可能、知名度も高いので人気のシステムという印象です。一方で、初期設定が少し難しいです。ヘルプページだけでは苦労する企業もあると思います。

 

『ジョブカン労務HR』の料金プラン

中小企業向けのプランは下記になります。初期費用・サポート費用はかかりません。

また、月額最低利用料金は2,000円(税抜)となります。(電子契約料は除く)

  無料プラン 有料プラン
月額料金/ユーザー 0円 400円
電子契約機能 なし +200円/1送信(1件)
従業員数 5名まで 無制限
(税抜)

 

『ジョブカン労務HR』を実際に利用したユーザーの口コミ

小売

101~250人

 

膨大な社員情報がスムーズに管理できる

膨大な社員情報を管理しているような職種や部署におすすめできます。正確に、そして必要なときに目的のデータをすぐに出せるなど、情報管理がスムーズにできるようになります。

サービス

51〜100人

 

旧姓と新姓の管理がしづらいのがデメリット

「結婚をしたあとの旧姓と新姓を使い分けての管理」が少々しにくいというのは気になる大きなデメリットであり、不便な箇所だと思います。女性社員も多い会社からするとこの箇所は強く改善を希望します。


ジョブカン労務HRの口コミをもっと見る

 

 

【初めてでも安心】サポート体制で選ぶ労務管理システム3選

人事CREW(旧Welcome HR)

 画像出典元:「人事CREW」公式HP

人事CREW含む資料を一括DL

 

『人事CREW』の特徴

「人事CREW」は、必要な機能を選んで契約できる「アラカルト型システム」を採用している労務管理システムです。

希望のフローに合わせて機能をカスタマイズできるので、無駄な費用をかけずに最適なプランを構築できます。

専任の担当者が2名つく万全のサポート体制が用意されており、システムに慣れていない場合にも安心です。 

おすすめ企業規模 多店舗展開をしている企業
こんな方におすすめ 低コストで必要な機能のみカスタムしたい企業
導入実績 1,500社以上
機能 ・入社から退職までに発生するすべて書類の電子化
・人事情報の一元管理
・必要な機能のみ選べる
提供形態 クラウド
システム連携 CSV連携可
シリーズ連携の有無 なし
サポート体制 専任の担当2名がサービス運用をサポート
無料トライアル 要問合せ

 

『人事CREW』の料金プラン

人事CREWの料金プランは、初期費用+月額費用+オプション費用のシンプルなプランです。

労務管理、給与明細、年末調整、社会保険など、必要な機能を選ぶことができます。

月額利用料金を含む詳しい内容については、お問い合わせが必要です。

 

人事CREW含む資料を一括DL 

 

クラウドハウス労務

画像出典元:「クラウドハウス労務」公式HP

『クラウドハウス労務』の特徴

「クラウドハウス労務」は、スマホからも簡単に操作できる労務管理システムです。

会社用のPCやメールアドレスがないパート・アルバイトの方が多い職場でも導入されています。

有償のオプションサービスにはなりますが、専任担当者が1〜2ヶ月にわたり導入を支援してくれる手厚いサポート体制も魅力です。

おすすめ企業規模 中小企業
こんな方におすすめ 充実したサポートを望む企業
導入実績
機能 ・入社手続き自動化
・雇用契約の電子化
・社員からの住所変更などの申請管理
・年末調整電子化
提供形態 クラウド
システム連携 APIを利用した連携が可能
シリーズ連携の有無 なし
サポート体制 メールサポート(無料)・電話サポート(無料)・導入支援(オプション)
無料トライアル なし

 

『クラウドハウス労務』の料金プラン

月数万円から利用可能。課題を踏まえたうえで見積もり・提案をしてくれます。

 

ARROW

 画像出典元:「ARROW」公式HP

『ARROW』の特徴

「ARROW」は、シフト管理・勤怠管理・給与計算に必要な機能をすべてワンパッケージにまとめたクラウド型の労務管理システムです。

1つのソフトで完結するため操作がシンプルで、システム間でデータを連携させる手間や、連携によるエラーの心配がありません。

料金プランもオプションがなくシンプルなため、コストを抑えつつ労務管理のデジタル化を進めたい中小企業におすすめです。

おすすめ企業規模 大企業
こんな方におすすめ ワンパッケージでリーズナブルに導入したい企業
導入実績
機能 ・あらゆる機能を外部連携ではなく一元管理可能
・タイムカード打刻機能を付与
・定額減税に完全対応
提供形態 クラウド
システム連携 外部連携なしで一元管理できる
シリーズ連携の有無 なし
サポート体制 問合せフォーム(24時間受付)、サポート電話(平日9時〜18時)
無料トライアル 60日間の無料トライアルあり

 

『ARROW』の料金プラン

  Aプラン
(小規模事業者向け)
Bプラン
(中規模企業向け)
Cプラン
(様々な事業規模向け)
月額費用 1,980円~/店舗 3,980円~/店舗 4,980円~/店舗
店舗数/店舗人数 1店舗/~10名 無制限 無制限

(税抜)

 

 

【機能 特化型】特定の業務を効率化できる労務管理システム4選

クラウドリーガル

画像出典元:「クラウドリーガル」公式HP

 

クラウドリーガル 含む資料を一括DL

 

『クラウドリーガル』の特徴

「クラウドリーガル」は、専門家の法務サポートと生成AIを組み合わせ、企業の法務・労務の課題を効率的かつ低コストで解決できるクラウドサービスです。

弁護士監修のフォーマットを利用した契約書作成・電子契約・管理をワンストップでおこなうことができます。

得意領域の異なる事務所の提携弁護士が複数在籍しており、チャットやテレビ電話によるリモート相談が可能です。

事業特性を考慮した契約書レビューも受けられるため、法務や労務に不安を抱える企業も安心して活用できます。

おすすめ企業規模 中小企業
こんな方におすすめ 法務全般・労務の課題解決を効率的かつ低コストで行いたい企業
導入実績 5,000社以上
機能 ・スマート契約書作成
・法務・労務相談
・契約書レビュー
・電子契約・契約管理
・Slack連携(プランにより異なる)
提供形態 クラウド 
システム連携 Slack、Microsoft Word
シリーズ連携の有無 なし
サポート体制 チャット、オンライン相談
無料トライアル なし

 

『クラウドリーガル』の料金プラン

クラウドリーガルには3つのプランがあり、いずれも年間契約での料金となっています。

プランに含まれていない作業については、作業所要時間×時間単価(税別3万円)で依頼することができます。

会社登記と商標出願は別途費用がかかります。

詳細はお問合せ下さい。

  ブロンズ シルバー ゴールド エンタープライズ
月額料金 11,000円 55,000円  110,000円 要問合せ
サービス
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追加依頼
割引率
10% 20% 30% 要問合せ

※(税表記なし)

 

クラウドリーガル 含む資料を一括DL

 

 

HRbase

 画像出典元:「HRbase」公式HP

HRbase 含む労務管理システム資料をDL

『HRbase』の特徴

「HRbase」は、労務管理の正しい知識と業務手順を最短ルートで知ることができる労務管理専用のAIサービスです。

労務の現場に精通した専門家チームが作成した資料やマニュアルが、難解な労務情報の理解を助けます。

法改正や制度改正があった際には、解説記事や対応マニュアルなどが自動で提供されるため、担当者が自ら情報収集する必要がありません。

おすすめ企業規模 すべての規模に対応可能
こんな方におすすめ 労務管理の調べものに関する課題を解決したい企業
導入実績
機能
  • 労務アシスタントAI(情報を集めてダイレクトに提供)
  • 労務管理ガイド(タスクごとの対応フローが一目瞭然)
  • 労務マガジン(法改正情報などをわかりやすく記事化)
  • 資料一覧(HRbase搭載のすべての労務情報の保管場所)
提供形態 クラウド / SaaS
システム連携 Chatwork
シリーズ連携の有無 なし
サポート体制 要問合せ
無料トライアル 2週間の無料トライアルあり

 

『HRbase』の料金プラン

HRbaseの料金の詳細については、資料をダウンロードして確認ください。

HRbase 含む労務管理システム資料をDL

 

Gozal

画像出典元: 「Gozal」HP

『Gozal』の特徴

「Gozal」は、自社の給与体系やルールに合わせて給与計算式を作ることができるクラウド型の労務管理システムです。

計算された給与明細は「オンライン明細発行」機能で従業員にオンライン送付でき、紙やメールで送付する手間を省けます。

給与計算のほかにも、雇用・勤怠・退職といった主要な労務管理業務を外部連携なしで完結させられる点も魅力です。

おすすめ企業規模 中小企業
こんな方におすすめ 比較的社員数の少ない多様な勤務体制の企業
導入実績 2,000社以上
機能 ・雇用、勤怠、給与、退職などすべての労務管理の一元管理
・自社の勤怠ルールに基づいた管理
・256bit SSLにより、通信を暗号化
提供形態 クラウド
システム連携 外部連携なしで一元管理できる
シリーズ連携の有無 なし
サポート体制 チャットサポート、メールサポート、FAQ、ヘルプデスク
無料トライアル あり

 

『Gozal』の料金プラン

月額プラン 年額プラン(年間一括払い)
月700円/ユーザー 月590円/ユーザー

(税抜)

 

『Gozal』を実際に利用したユーザーの口コミ

商社

11~30人

 

給与明細作成にかかる時間が半減

給与・勤務形態に合わせた計算式を設定できるので、給与明細の作成に掛かっていた時間を半分以上効率化できました。

流通

31〜50人

 

外部連携に弱い

ほかのサービスとの連携に関しては弱いので、それまで管理していたデータをそのまま流し込むことはできません。結局は手作業で入力する手間が伴うので、不便だと感じました。


Gozalの口コミをもっと見る

 

ApplyNow Sign

画像出典元:「ApplyNow Sign」公式HP

『ApplyNow Sign』の特徴

「ApplyNow Sign」は、主に電子雇用契約の締結とそれに付随する情報管理に特化したサービスです。

契約書とあわせて、給与の振込先情報やマイナンバーなどの情報も一括で収集・クラウド管理できます。

動画面接サービス「ApplyNow」と連携すれば、求人の掲載から選考、雇用契約締結までをワンストップで完結することが可能です。

おすすめ企業規模 スタートアップ
こんな方におすすめ 労務管理だけでなく雇用契約もスピーディーに完結したい企業
導入実績
機能 ・オンライン上で電子雇用契約が締結
・労働基準法に適合しており紙面同様の証拠力の担保
・動画面接サービス連携で採用面接までワンストップで実現
提供形態 クラウド/ Saas
システム連携 動画面接サービス「ApplyNow」
シリーズ連携の有無 あり(動画面接サービス「ApplyNow」)
サポート体制 問合せフォーム
無料トライアル 要問合せ

 

『ApplyNow Sign』の料金プラン

詳しくはお問い合わせをする必要があります。

 

【人材管理も強化】労務もカバーするタレントマネジメントシステム3選

タレントパレット

画像出典元:「タレントパレット」公式HP

タレントパレット 含む資料を一括DL

 

『タレントパレット』の特徴

「タレントパレット」は、人材データと労務関連情報を一元的に管理できるタレントマネジメントシステムです。

タレントパレット単体で給与計算や勤怠管理はできませんが、専門のシステムと連携させて情報の管理や分析が行えます。

「労務負荷分析」機能では、従業員の労務負荷を多角的に分析し、業務負担の偏りや過多を把握。

分析の結果は、最適な人員配置や労働時間管理に活用できます。

おすすめ企業規模 大企業
こんな方におすすめ データを活用して戦略的な人事を行いたい企業
導入実績 4,300社以上
機能 ・人事情報の一元管理
・データ分析から人材育成まで
・チャットによる専任サポートあり
提供形態 クラウド / SaaS
システム連携 ジームクラウド、給与奉行 クラウドなど連携可能なソフトあり
シリーズ連携の有無 なし
サポート体制 問合せフォーム
無料トライアル あり

料金が高いので小規模な企業には向いていません。従業員が数百人以上の企業におすすめです。

対応可能な評価制度は表のとおりです。

MBO(目標管理) コンピテンシー OKR 360度評価 1on1

 

『タレントパレット』の料金プラン

料金の詳細はお問い合わせが必要です。企業規模や利用する機能によって料金が変わるようです。

起業ログでユーザーにヒアリングしたところ、初期費用50万円台、月額20万円前後で利用している方が多いようでした。

無料のデモ、体験版が利用でき、その際に自社にあわせた活用方法の提案もおこなってくれるため、ご興味のある方はぜひお試しください。

 

『タレントパレット』を実際に利用したユーザーの口コミ

不動産

501人〜1000人

 

従業員が多い会社などにおススメ

従業員が多い会社については導入をおすすめします。部署ごとの従業員リストがあり、各従業員の部署や業務状況など瞬時に把握できるためです。 

メーカー

51〜100人

 

分析機能の操作が直感的でない

社内のデータ入力や運用ルールが明確に定まっていない会社では情報の煩雑さが増して逆効果となる恐れがある。反対に、すでに明確なデータ管理体制が整い、詳細な人材分析に慣れている会社には検討価値があると思う。


タレントパレットの口コミをもっと見るタレントパレット 含む資料を一括DL 

 

HRBrain

  画像出典元:「HRBrain」公式HP

『HRBrain』の特徴

「HRBrain」は、戦略的な人材管理と実務的な労務管理が両立できるクラウドプラットフォームです。

HRBrainの豊富なプロダクト群の中から、企業の課題に合わせて必要な機能のみ選択して導入できます。

既存システムとの連携も可能で、さまざまなサービスとスムーズにデータ連携が可能です。

経験豊富な専任担当者による手厚いサポートも高く評価されており、初めてシステムを導入する企業でも安心して運用をスタートできます。

おすすめ企業規模 大企業
こんな方におすすめ 労務管理から人事に関わる業務を一元管理したい企業
導入実績 3,500社以上
機能 ・評価からスキル管理まで
・各種電子申請
・他社サービスとの連携可能
提供形態 クラウド
システム連携 ジームクラウド、給与奉行 クラウドなど連携可能なソフトあり
シリーズ連携の有無 HRBrainの全製品の中から必要な製品だけを組み合わせ可
サポート体制 電話
無料トライアル 要問合せ

 

『HRBrain』の料金プラン

HRBrainの料金体系は、初期費用+利用人数とサービスに応じた月額制となっています。

月額料金には専任担当者による手厚い運用サポート費用が含まれており、後からオプション料金は発生しません。

なお、起業ログでユーザーにヒアリングしたところ、月額69,800円のプランで十分活用できている企業も多いようでした。

料金の詳細はお問い合わせが必要です。

 

 

sai*reco

画像出典元:「sai*reco」公式HP

『sai*reco』の特徴

「sai*reco(サイレコ)」は、人事部門のルーチンワークを効率化し、人事戦略の立案に時間を割けるよう支援するタレントマネジメントシステムです。

組織図の作成や異動シミュレーション機能を強みとし、多様化する組織形態に合わせた人員配置の検討をサポートします。

入社手続きのオンライン化や各種申請業務のペーパーレス化にも対応しており、日々の業務効率を大幅に向上させることが可能です。

おすすめ企業規模 中小企業
こんな方におすすめ 効果的な組織マネジメントまで実行したい企業
導入実績
機能 ・労務管理から組織戦略まで
・登録データから分析グラフの作成
・タレントマネジメントのオートメーション化
提供形態 クラウド
システム連携 給与奉行クラウドなどとAPI連携が可
シリーズ連携の有無 なし
サポート体制 メール、WEBミーティング、チャットボット、サポートプラン(オプション)
無料トライアル 14日間の無料トライアルあり

 

『sai*reco』の料金プラン

初期費用 システム利用料(月額) 無料お試し
要問合せ 100名程度の場合:
1人あたり250円~
14日間

※税表記なし

『sai*reco』を実際に利用したユーザーの口コミ

サービス

51~100人

 

過去のアーカイブも確認できるので便利

社員1人1人の経験値や持つ資格、希望などを一覧化して確認できるし、過去の組織図のアーカイブなども確認できるのがとても便利です。

メーカー

51〜100人

 

データの出力形式の種類が少ない

必要なデータを出力するときの形式の種類が少ないこと、そして出力した後にたまに文字化けが起こることが不便に感じました。


sai*recoの口コミをもっと見る

 

 

労務管理システム導入の注意点

システム導入後の運用に必要な教育やサポートを確認する

労務管理システムを導入した後、現場の担当者がどれだけ効率的に活用できるかが重要です。

特にシステムに不慣れな担当者が多い場合、システムが提供するサポート体制や教育プログラムを事前に確認しておきましょう。

運用開始後のトレーニングやヘルプデスクの対応が迅速かどうかも確認しておくべきポイントです。

将来的に拡張可能な設計であるかどうか

業務や従業員数が増加する中で、システムがその変化に適応できるかどうかは非常に重要です。

  • 会社の成長に合わせて機能を追加できない
  • 新たに使いたいツールやシステムと連携できない
  • データ移行がスムーズにできない

こうした問題が、後々企業にとってリスクになります。

労務管理システムが将来的に拡張可能な設計であるか、あるいは他のシステムとの統合が簡単にできるかを確認し、トラブルを避けられるようにしておきましょう。

導入前に必要なデータの整理と確認が必要

システムを導入する前に、自社で扱うデータが整っているかを確認しておきましょう。

特に、従業員の個人情報や給与データ、勤怠情報などを新しいシステムに移行する際、正確なデータが入力されていることが前提となります。

データが不完全だったり古いデータが残っていたりすると、システム導入後の運用に支障が出る可能性があるため、事前にデータ整理を行い移行に備えましょう。

 

労務管理システムを導入すると社労士は不要になるのか?

「労務管理システムを導入したら社労士は不要になるのでは?」と思うかもしれませんが、システムは日常業務の効率化や自動化を得意とし、社労士は法律の知識やリスク管理を提供します。

システムで業務をスムーズにこなす一方で、社労士は法的なアドバイスや複雑な問題への対応を担ってくれるため、両者を組み合わせることで最適な労務管理が実現します。

項目 労務管理システム 社労士
勤怠・給与の管理 ◎ 自動化できる △ ミスのチェックなど
社会保険・税金の計算 ◎ 自動計算 △ 確認・アドバイス
電子申請 ◎ できる △ サポート
法改正への対応 ◎ 自動アップデート ◎ 法律に基づいて指導
トラブル対応 × 不可 ◎ 解決に向けたアドバイス
労務リスク管理 × 不可 ◎ 就業規則の整備など
助成金・補助金の申請 × 不可 ◎ 企業に合った提案が可能

 
労務管理システムはルールに沿った作業は得意ですが、イレギュラーな状況や法律の解釈・リスク対応については、やはり社労士に軍配があがります。

 

まとめ

労務管理システムの導入は、企業の業務効率化や法令遵守を強化するために欠かせません。

自社に最適なシステムを選ぶことで、手作業のミス削減や労務担当者の負担軽減が期待できます。

どのシステムが自社に最適かは、企業の規模や業務内容によって異なりますので、ぜひ今回ご紹介した労務管理システムを比較検討してみてください。

画像出典元:O-dan

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