MAツールについて

【最新比較】MAツールおすすめ31選 | 選び方・料金も解説

記事更新日: 2023/03/09

執筆: 編集部

マーケティングオートメーション(MA)ツールを導入する企業が増えています。起業ログ編集部にも昨今たくさんのお問い合わせをいただいています。

そこで、起業ログ編集部では自信をもっておすすめできる31のMAツールを機能・費用・UIの面から徹底的に比較しました。

例えばまず、特におすすめの7ツールを比較してみると、価格や機能に差があることがわかります。

コストを見てみると、b→dashがやや高めの設定となっている一方、Account Engagement(旧:Pardot)やHubSpotのように初期費用が無料のものもあります。

月額利用料も数千円~5万円以下で済むものもあれば、10万~30万台のものもありますが、こういったコストの差はおおむね機能の差によるものです。

 

MAツールは操作が難しいイメージがあるし、機能が多くてよくわからない…と不安になりますよね。

そこでこの記事では、実際の導入企業やMAツールに詳しい専門家へ取材して分かった、使用感や料金の実態をもとに、比較解説しています。

もちろん、各ツールの強みや弱みも徹底検証し、PC操作が苦手な筆者でも使えた「使いこなせるMAツール」を集めてみました。

「どのツールを選んだら良いか分からない」「運用できるか不安」をこの記事で一緒に解決しましょう。

この記事に登場する専門家

BtoBマーケター/株式会社才流 代表取締役

栗原康太

1988年生まれ、東京大学文学部行動文化学科社会心理学専修課程卒業。

2011年に株式会社ガイアックスに入社し、BtoBマーケティング支援事業を立ち上げ。

2016年に株式会社才流を設立し、代表取締役に就任。

アドテック東京などのカンファレンスでの登壇、宣伝会議・広報会議など主要業界紙での執筆、取材実績多数。

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GENNE株式会社 CEO

久泉 陽

立命館大学在学中より、ロンドンでバイヤー事業を立ち上げ年商3,000万円を達成。新卒で銀行に入行後、2019年よりMarketing-Robotics(現 アイセールス株式会社)に入社し、MAツール運用代行・インサイドセールス立上げ支援に従事。2020年8月に独立し、GENNE株式会社を設立。MA導入・運用代行・内製化サポートやMA領域の教育事業などを手がけている。

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このページの目次

MAとは

MAとはMarketing Automation のことで、マーケターが「本当はやりたいけれど、工数がかかりすぎてできないきめ細かな対応」を全て代わりにやってくれるツールです。

マーケターが集めてきたリード情報をとりあえずそのままセールスに渡してしまう。

皆さんの職場では、そんなことはありませんか?

その非効率を改善してくれるのがMAツールです。

温度感がばらばらなリード(顧客)を分類できれば、個別にアプローチを変えられて、マーケターの業務に無駄がなくなりますよね。

営業担当も優先順位をつけて、営業活動を効率的に進められるため、双方にとってプラスの環境ができあがります。

ただ、リードとのコミュニケーションには色々な段階があります。MAはそれぞれの段階の各作業を自動化してくれるツールのため、機能がやや複雑です。

MAツールの機能を確認する際は、リードとの関係性に応じて以下4つのステップがあることを意識してみましょう。

  • リードの獲得  自社HPの作成・メルマガ配信・SNS利用による新規顧客の獲得 
  • リードの育成  自社への関心を高めてもらうためにメール配信や商品案内を実施
  • リードの分類  過去の行動履歴から顧客に点数をつけ、確度の高い顧客を営業へ紹介
  • 分析      配信コンテンツの中身や配信タイミングを分析し、ブラッシュアップ

「まずはどの部分を特に強化したいのか」をイメージすると自社にあったツールを探しやすいですよ!

MAの選定ポイント

1.  BtoBとBtoC

最初に確認したいのは、そのツールが BtoB向けなのか、BtoC向けなのかという点です。

以下のとおり、BtoB向けとBtoC向けでは、まず想定される顧客数が大きく異なります。

また、顧客の特性も異なるため、必要になってくる機能にも差がでてきます。まずはこの視点でツールを絞ってください。

  管理できる顧客数 顧客の特性 適した機能・欲しい機能
BtoB向け ~1万件程度 意思決定は組織として
合理的に行われる
・合理的思考に沿ったアプローチができる機能
・関係構築の過程を管理する機能
BtoC向け ~10万件程度 衝動的に動きやすい
行動の取り方が様々
・ユーザーニーズを分析し、正確に読み解く機能
・好みにピンポイントにアプローチする機能


なお、部門別に管理したい顧客が異なる場合は、SATORI・GENIEE MA(旧:MAJIN)・Linyのような toB と toC 両方に対応できるツールを選ぶと良いでしょう。

GENNE株式会社 久泉 陽氏

BtoB向け、BtoC向けでは、連携できるシステムの種類も変わってきます。例えばBtoBなら名刺管理システムやABM、BtoCならLINEやECシステムと繋げるものを探すなど、自社における必須システムとの連携可否からもチェックすること。

 

2. 譲れない機能

MAの機能は大きく分けて4つあります。

顧客情報をもっと効率的に集めたい場合は、①のリード獲得機能が充実しているツールを。

顧客情報はすでにたくさん持っているが、効果的にアプローチできていないと感じている場合は②の育成機能が揃っているものを。

アプローチはできているが、どの顧客が可能性の高い顧客なのか判断できていない場合は③の分類機能に注目して、ツールを選びましょう。

④の分析機能はあるにこしたことはありませんが、その分高価格になるので、ツールを選ぶ際の優先順位としては低くなります。

まずは、自社が集客・育成・選別のどのフェーズに力を入れたいのか、もしくは全てのフェーズを強化したいのかという観点からツールを選びましょう。

例えばList Finderは、コンテンツ分析やシナリオ設計はできません。その代わりホットリードを見つけることが得意です。育成から選別に力を入れたい企業には非常におすすめです。

3. 運用に必要な人員・知識

ツールによって、運用実態に大きな開きがあるのがMAの特徴です。

起業ログ編集部の取材によると、例えばマルケトを導入した企業は社内に3人程度のマルケト専任ユニットを作って運用しているそうです。

また、GENNE株式会社の久泉 陽氏によると、MA導入から実運用開始までの期間を調べた調査*で『導入3ヶ月後も運用できていない企業が75%』もいたそうです。

特に海外ツールは、搭載されている機能が多く複雑で、使い方や用語が難しいものも存在します。

運用に必要な人員数や工数・知識レベルについて、事前にツール会社と入念に打ち合わせすることをおすすめします。

GENNE株式会社 久泉 陽氏

MAツールは、CRMやSFAとセットになっていることも多いため、一度導入すると「使いづらいとわかった後でも辞めづらい」です。後で困らないよう、自社で対応できる人員レベルやサポートの必要性をよく検討してから導入しましょう。

*出典:エムタメ! 調査『マーケティングオートメーション意識調査』

特におすすめのMAツール7選

1. BtoB:SalesForce社製品と連携するなら『Account Engagement(旧:Pardot)』

画像出典元:「Account Engagement」公式HP
 

GENNE株式会社 久泉 陽氏

Account Engagement(旧:Pardot)とSalesforceとの連携には200万円ほどかかることもあるため注意が必要。実はHubspotとSalesforceを繋いだほうが安いこともあるので、その組み合わせを選ぶ企業も増えている。また、LPやフォームのデザインがシンプルで堅めなうえ、細かい変更にはCSSの知識が必要なので好みのものに変えづらいことも。

 

おすすめしたい企業

  • ハイスペックでMAを導入したい企業
  • セールスフォース社の製品を導入している企業
  • 顧客数が5万以上、自社メディアのPVが50万以上の企業

 

強み

  • セールスフォース社の各種ツールと連携可能
    SFAツールSalesForceと連携すると商談管理までカバーできることが強みです。
  • 高確度なスコアリング機能
    顧客別にリードスコア・行動スコア・行動履歴が操作画面上に常に表示されるため、リアルタイムに進捗を確認できます。
  • 世界の5,000社以上で導入
    世界的なツールです。英語・日本語両方で表記可能なので、海外に支店がある企業は全社的に利用でき、便利です。 知名度が高いだけでなく、セキュリティ面でも評価されています。

 

弱み

  • 操作性への評価が分かれる
    小難しいという意見・使いこなせたという意見が共に一定数存在します。導入前に操作デモを試すことをおすすめします。
  • CSSやHTMLの知識が必要
    設定・運用をスムーズに行うためにある程度の知識が必要。セールスフォース社のツール利用に必要なスキルを習得するとグローバル共通資格が発行されます。このことからも、運用にはある程度の知識が必要なことが分かります。
  • 価格が高い
    リード数が5万を超えてくる企業でないと効果は実感できないでしょう。

 

操作画面

 

 

発生する費用

初期費用 Growth Plus Advanced 無料お試し
0円 150,000円/月 300,000円/月 480,000円/月 ×


マーケティングチームと営業チームの効果的な連携を実現できるSalesforce Engage for Pardotを利用する場合は、月6,000円/1ユーザーが必要です。

実際に利用したユーザーの口コミ

IT

2〜10人

 

連携が難しく中小企業には不向き

設定等が複雑すぎです。その複雑さは、salesforceの他の機能(顧客管理やキャンペーンなど)と連携しているから、ということもあるかと思います。連携できるからこその良さはあるものの、中小企業などで詳細にマーケティングシナリオを望んでいないのであれば、Pardotを導入する必要はないと考えます。

広告業

251〜500人

 

Salesforceとの相性が良い

こちらのツールはUIもSalesforceに近いので、SalesforceのUIに慣れていれば、簡単に利用を開始することができます。他に候補として、マルケトなどもありましたが、やはり連携の面でこちらを選びました。


Account Engagementの口コミをもっと見る

Account Engagement(旧:Pardot) 含むMAツールの資料を一括DL

 

 

2. BtoC:安心して導入できるのは業界シェアNo.1『b→dash』


画像出典元:「b→dash」公式HP

おすすめしたい企業

  • 社内にエンジニアがいない企業
  • 段階的に機能を増やしていきたい企業
  • 顧客数が1~5万、自社メディアのPVが5~10万の企業

 

強み

  • 導入形態を選べる
    データマーケティングに必要な機能をフル導入するも良し、自社に必要な機能だけを選んで導入するも良し。導入する上での柔軟性が高いことが魅力。
  • UI/UXの使いやすさ
    2019年度グッドデザイン賞受賞したデザイン性の高い操作画面です。プログラミング知識がなくても自由にデータの処理・加工が可能。アルバイトでも使いこなせるとの声もあります。
  • 業界初のテクノロジー「Data Palette」を搭載
    社内に点在するデータの取込・統合・変換・活用は、全ての工程をGUI(画面操作)のみで完結できます。

 

弱み

  • ツール専任者が必要
    操作性の高いツールなので、特別な知識は必要ありませんが、非常に細かくシナリオ設定ができるので、ツールの機能を使いこなすためには最低でも1人は専任者をおきましょう。
  • 価格が高い
  • 無料お試しがない
    デモ画面を試すことはできます。

 

操作画面



 

発生する費用

初期費用 月額費用 無料お試し
要問合せ 300,000円~
(※参考価格)
×

 

実際に利用したユーザーの口コミ

IT

2〜10人

 

料金が高い

ツールを使用していて不便だと感じたことはあまりないですが、月額30万円という料金が高いと思います。負担が大きいので、今後も負担になる維持費として考えると正直ラクではありません。

IT

251〜500人

 

メール以外の情報発信の手段を複数使える

事業拡大するにあたって一緒に仕事を進めたい会社に、メールでは返答いただけなくてもLINEからの情報発信で興味を持って頂けたことがあり、使いやすさを感じました。


b→dashの口コミをもっと見る

b→dash 含むMAツールの資料を一括DL

 

 

3. BtoB:パーソナライズマーケティングを簡単に活用するなら!『Mobile Marketing Cloud(MMC)』


画像出典元:「Mobile Marketing Cloud(MMC)」公式HP

おすすめしたい企業

  • 社内にエンジニアがいない企業
  • 集客業務を効率化したい企業
  • マーケティングにかかるコストを削減したい企業

 

強み

  • 誰でも簡単に使える豊富なパッケージサービス
    SMS、Email配信、LP広告作成、CDP、顧客管理まで活用可能
  • 難易度が高いステップメールも条件設定で簡単に配信が可能
  • 配信ターゲットごとに最適化したLP広告が手間と時間をかけずに作成できる
  • Emailよりも視認性の高いSMSでも配信できる
  • 顧客データを分析し広告配信に活かせる

弱み

  • 料金は問い合わせが必要
  • 企業の状況やサービス内容などによって効果が出るまでの時間に差がある
  • 無料お試しがない

 

操作画面




英語/日本語対応

 

発生する費用

Mobile Marketing Cloud(MMC)の料金については、問い合わせが必要です。

Mobile Marketing Cloud(MMC)含む資料を一括DL 

 

4. BtoB:獲得にも引き上げにも強い!『SHANON MARKETING PLATFORM』

画像出典元:「SHANON MARKETING PLATFORM」公式HP
 

おすすめしたい企業

  • 初期設定や運用定着に不安のある企業(無償のスタートアッププログラムあり)
  • 購買アクションまで効果のあるツールを探している企業
  • イベントマーケティングにも強いツールを探している企業

 

強み

  • LPが自動作成できる
    キャンペーン告知ページ、検索ページなどのランディングページを自動生成できます。しかも、全員に同じものを見せるのではなくパーソナライズして最適なコンテンツに誘導可能です。
  • シナリオ機能が優秀
    メールやDM送信などのアクションも自動設定が可能。顧客の買う気を引き上げる施策を自動で実施し、購買への誘導をサポートしてくれます。
  • 手厚いサポート
    無償のスタートアッププログラムに加え、導入後は専任の「カスタマーサクセス担当」が伴走支援してくれます。
  • イベント管理にも強い
    ウェビナーや展示会などもまとめて管理できるところも他社にはない特徴です。

 

弱み

  • UIが少し硬い
    シンプルですが、どの画面も背景色が同じで典型的な「システムの入力画面」といった印象です。
  • 外部連携はまだ拡充中
    Salesforce、kintoneなど11ツールとは開発なしで連携可能だが、その他を希望する場合は個別開発が必要。今後の拡充に期待。
  • 無料お試しがない
    デモウェビナーなどは随時開催中です。

 

操作画面



 

発生する費用

月額10万円~です。

利用シーンや規模に合わせたプランが各種用意されており、詳細は要問合せとなります。

実際に利用したユーザーの口コミ

IT

51〜100人

 

webデザイン変更の際が手間

Webデザインを変更しようする場合には、データを編集してアップし、そしてその後にも確認をする、という一連の作業をしなければなりません。毎回手間が発生するのはとても不便だと感じました。

メーカー

1001人以上

 

大幅に業務効率が上がった

告知サイトづくり、メール発信の条件設定、発信後の各種抽出タスク、アンケート準備等が大きく改善できました。本ツール導入前に実施していたおよそ1週間の作業が、ツール導入によって半日程度で完了できた。


SHANON MARKETING PLATFORMの口コミをもっと見る

SHANON MARKETING PLATFORM 含む資料をDL

 

 

5. BtoB:世界120か国で使われる有名ツール『HubSpot』


画像出典元:「HubSpot」公式HP

株式会社才流 栗原 康太氏

Hubspotは、オールインワン型のマーケティングツールです。サイト構築(CMS)・MA・SFA・CRMの機能が一通りそろっていて、一気通貫でデータをつなげられるのが魅力ですね。Hubspotを使い込むだけで、現代のマーケターがやるべき施策が自然とできてしまうといえます。これからマーケティングの仕組み作りをしていくようなSMB企業には特にフィットすると思います。

 

GENNE株式会社 久泉 陽氏

HubSpotは、LPやフォームのテンプレートが豊富でデザイン性も良く、微調整も行いやすい点も魅力です。マーケ領域に強い分、案件管理には多少弱いですが、管理面はSalesforceと組み合わせての利用もできます。顧客リストと日程調整機能だけなら月6,000円~と機能を絞ってコスパ良く利用することもできる点もおすすめです。

 

おすすめしたい企業

  • コストを抑えて導入したい企業(無料、月6,000円プランあり※一括の支払いにすると10%割で月5,400円となります)
  • マーケティングにこれから取り組むスタートアップや中小企業
  • CRMやSFAもしっかり入ったツールを探している企業

 

強み

  • 無料プランが優秀
    商談情報の管理やメールのトラッキング、LP、フォーム作成が可能なので、無料であってもきちんと本格機能を試していきたい企業におすすめです。
  • マーケ周りの一元管理
    MA、SFA、CRMの機能が一つにまとめられるため業務効率の改善に効果を発揮します。
  • インバウンドマーケティングに強い
    顧客の興味や自発的な行動を顧客獲得に繋げるインバウンドマーケティングに優れた機能を多数搭載しています。

 

弱み

  • 慣れるまでに時間がかかる
    多機能な分、使いこなすまでに時間がかかることも。その分サポートの迅速さやzoomなどを使ったわかりやすさには定評があります。
  • 日本語が多少わかりづらい
    HubSpotはアメリカのツールのため、Webサイトなどの説明は英文和訳が中心です。慣れるまでは読みづらさを感じることもあります。
  • 無料プランで物足りなくなることも
    使い込んでいくうちに一部の機能を有料化するニーズが必ずでてきます。中長期的コスト面の見積もりを立てながらの導入が必要です。

 

操作画面

 

発生する費用

初期費用 Starter CRM Suite Professional Enterprise 無料お試し
0円 3,600円/月
※年次支払い
の場合
96,000円/月
※年次支払い
の場合

432,000円/月

あり

 

実際に利用したユーザーの口コミ

IT

251〜500人

 

他のMAツールに比べてコスパがいい

MAツールの中でも価格、機能を比較しコスパがよかったので採用しました。LP作成がノーコードで行える部分が一番魅力です。

塗装業

2〜10人

 

導入から一年経つが操作は覚えられていない

導入前から知っていたこととはいえ、機能が多くて、習熟するのに時間がかかると感じています。導入から一年ほど経ちますが、まだ操作感を覚えることはできていません。


HubSpotの口コミをもっと見る


 

6. BtoB:オールインワンで使いやすい!『Zoho CRM Plus』

画像出典元:「Zoho CRM Plus」公式HP

おすすめしたい企業

  • 低コストでMA以外の機能(CRM/オンラインヘルプデスク/プロジェクト管理等)も利用したい企業
  • できるだけ長い期間利用できる無料トライアルがあるサービスを求めている企業
  • UIのシンプルさを求めている企業

 

強み

  • 「Zoho CRM Plus」は、以下8つのツールがパッケージとなっていて、オールインワンで使いやすい
  1. CRM(顧客管理)
  2. メルマガ配信
  3. オンラインヘルプデスク
  4. Web接客・来訪者分析
  5. ソーシャルメディア管理
  6. プロジェクト管理
  7. アンケート作成・収集
  8. セルフサービスBI・分析
  • 低コストで使える
    1つで複数の上位プランが利用できるので、設定や操作、管理に手間がかからず、各製品を単体で購入するよりも低コストで運用可能です。

  • 無料トライアルのデータも引継ぎ可能
    無料トライアル中に導入したデータ/カスタマイズ/拡張機能はそのまま保持されるので安心。

弱み

  • 料金は1ユーザーあたりに加算される
    利用人数に応じて料金が加算されるので、予算が限られている会社は、チーム単位で導入するなど、利用人数を調整するとよいでしょう。

  • 使わない機能がある場合は高い費用対効果を実感できない可能性も
    8つのツールがワンパッケージになっており、機能を多く使うほど高い費用対効果を発揮しますが、その分、使わない機能がある場合、高い費用対効果を実感できない可能性があります。
    2つ以上のツールの機能を利用すればコスト面でのメリットはあるので、導入を検討する価値はあるでしょう。


  • アカウントの移行が必要
    無料トライアルから有料プランに変更する場合はアカウントを有料プラン用に切り替える必要があります。

操作画面

 

発生する費用

▶初期費用:要問い合わせ

▶月額利用料
・年間契約の場合:6,840円(税抜)/ユーザー
・月間契約の場合:8,280円(税抜)/ユーザー

無料トライアル:30日間

 

 

7. BtoB:上場企業での導入率No.1『List Finder』


画像出典元:「List Finder」公式HP

おすすめしたい企業

  • 初めてMAを導入する企業(専任の担当が並走してくれる) 
  • Excelで顧客情報を管理している企業(Excel並みの簡単操作) 
  • 顧客数が1000〜1万以下、自社メディアのPVが5万以下の企業

 

強み

  • 低価格
    月額3万円台から利用可能。スモールスタートしたい企業にぴったり。
  • 配信レポートが充実
    メールの開封率やクリック率だけだなく、配信した顧客の中にどれだけホットリード・ワームリードがいるかを一目で確認可能。他ツールにはない機能です。
  • セールスも活用できるUI
    多くの導入企業が、マーケ部だけでなく営業現場でも活用しています。引き継いだリードの動向をセールスが継続的に確認し、さらなるリードの質向上につなげています。
  • 導入後6ヶ月間のコンサルティングが無料
    専任のコンサルタントが並走してくれるため、より自社に即した運用スタイルを見つけられます。テクニカルサポートも無料。FAQサイトや定期的な勉強会、個別相談会など、万全のサポート体制。

 

弱み

  • 自動連携できるのはSalesforce・Sansanのみ
    データをCSV出力するひと手間を挟めば、他のツールにデータをインポートすることは可能です。
  • シナリオ設計機能やコンテンツ分析機能は未搭載
    マーケティング業務をトータルで自動化することはできません。顧客数1万を超えてくる企業は機能面で物足りなさが残るでしょう。
  • デザイン性に欠ける
    知識がなくても簡単にフォーム作成できますが、デザイン性は期待できません。

 

操作画面

 

 

発生する費用

初期費用 ライト スタンダード プレミアム 無料お試し
100,000円 39,800円~/月 59,800円~/月 79,800円~/月 20日


PV数・顧客データ数に応じて、課金される従量課金制ですが、基本プランでも50,000PV・顧客数5,000件まで管理できるので、ほとんどの企業が39,800円で運用できています。

サポート費用は無料です。

実際に利用したユーザーの口コミ

コンサルティング

251〜500人

 

値段は高いが、導入する価値アリ

初期費用が10万円ということで、大企業以外は導入を渋る傾向が見られます。弊社でも導入の際は金額が障壁となり、かなり迷いましたが、現在は導入して良かったと思っています。

メーカー

501〜1000人

 

まずはメールマガジンの配信から

メール配信機能・ステップメール配信機能。一度メールを飛ばしたが、開封されなかったお客様のみに対して再度メールを飛ばせる機能があり、開封率を2%向上させることができた。


List Finderの口コミをもっと見る

 

注目!コンテンツ配信がしやすいツール

SAKIYOMI

SNSなどのコンテンツ配信でリーチ拡大を狙いたい企業や、配信するコンテンツに悩む企業にオススメなのが「SAKIYOMI」というツールです。
バズ分析やコンテンツリマインダーで、自動で次に来るコンテンツを選んでくれます。
リード獲得としては、顧客/フォロワー情報の管理機能はないため、「リーチ」に特化していますが、コンテンツ配信に力を入れたい!という企業には強くお勧めします!

 

BtoB BtoC 対応MAツール

SATORI


画像出典元:「SATORI」公式HP

GENNE株式会社 久泉 陽氏

SATORIは、初期費用、月額費用ともに高めの価格設定ですが、ポップアップの作成に強みがあるので、それを利用したい方には向いているでしょう。

 

特徴

SATORIは自社サイトを閲覧したけれど登録や資料請求などのアクションを残さなかった顧客(アンノーン顧客)にもアプローチできるMAツールです。

導入により近年注目されているアンノーンマーケティングを実施できるため、より多くのリード数を集められます。

無料のサポートにはオンラインサポート・ハンズオンセミナー・コミュニティがあります。

サポートの幅が広く、マーケター同士のコミュニケーションを重要視し、各マーケターの成長や悩みの解消のための場作りを行っている点が大きな魅力です。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
300,000円 148,000円~

 

 

Marketo(マルケト)


画像出典元:「マルケト」公式HP

GENNE株式会社 久泉 陽氏

Marketoは、マーケティングに深く取り組みたい企業向け。CMSのferret Oneと連携できる点も強みなので、ferret Oneで作ったフォームをMAツールで管理したいという企業にはおすすめ。

 

特徴

世界約5,000社で導入されてきた実績をもつツールです。マルケトは顧客の行動データを収集し、何を求めているか理解した上で長期的なコミニケーションを構築できます。

また、マルケトは700社以上のパートナーと連携しているため、定期的にマーケター(マーケティング戦略立案者)と情報交換が可能です。

その他にもオンラインコミュニティを設置。ユーザー分科会を開催しています。国産ツールではありませんが、きめ細かなサポート体制がひかれているので、初めて導入する企業でも安心して運用できるでしょう。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
要問合せ 20万円~ ×

 

 

Oracle Marketing Cloud


画像出典元:「Oracle Marketing Cloud」公式HP

特徴

Oracle Marketing Cloudはマーケティングの中でも特にデジタルマーケティングの領域において優れたツールで、大企業での利用に適しています。

B to B 環境でもB to C 環境でも適切な顧客を認識してターゲティングでき、顧客の取得から関係維持まで全般的にマーケティング課題を克服できます。

無料お試しはありません。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
0円 2,000ドル~ ×

 

 

GENIEE MA(旧:MAJIN)

画像出典元:「GENIEE MA」公式HP
 
 

特徴

GENIEE MA(旧:MAJIN)は直感的に運用しやすいインターフェースが特徴の国産内製MAツールです。

MAツールの中には機能が複雑で社内運用に苦戦するものもありますが、GENIEE MAなら独自開発機能「シナリオキャンバス」により、直感的な操作が可能です。シナリオ作成から運用まで全ての業務を1つの画面で操作可能。

またシナリオ設計が高機能で、リードの獲得から分類までを完全に自動化できます。

料金プランに関しても、月額10万円の1プランで明瞭。オプション機能をつけることもできますが、7~8割の企業はオプションなしで運用しています。

初めてのMAツール導入を検討している企業に強くおすすめしたいサービスです。

料金

初期費用 月額費用 無料お試し
100,000円 100,000円 30日

オンラインサポートは無料です。

導入時のサポートや導入後のコンサルティングには費用が発生します。
(スタートダッシュサポート:200,000円 コンサルティング:月1,000,000円)

 

Liny


画像出典元:「Liny」公式HP

特徴

「Liny」は、月額5,000円から利用可能な低価格が強みのMAツールです。

最低プランでもチャットボットによる自動対応がついてくるので、かなり利便性が高いです。

月額39,800円以上であれば、セグメント配信、顧客行動のスコアリングなど、MAとして必要な機能はおおむね搭載しており、LINEでも十分にマーケティング活動が行えることが分かります。

なお、管理できるSNSはLINEのみで、LINEを使っていない顧客へのアプローチはできないため、注意しましょう。

料金

初期費用 スタート ベーシック プレミアム 無料お試し
49,800円 5,000円/月 39,800円/月 69,800円/月 3ヵ月


1年間の最低契約期間があります。


 

ライバルマーケティング

画像出典元:「ライバルマーケティング」公式HP

特徴

ライバルマーケティングは任意のURLの訪問者に対し広告を配信するという新しいマーケティング手法をとっているツールです。

そのため、競合他社をはじめ、他社が集客した見込み客を自社サイトに誘導することができます。

任意のURLを指定しターゲットを絞り込んで広告を配信する仕組みなので、BtoCはもちろんのこと、BtoBやリクルーティングなど多方面に活用可能です。

料金

料金プランの詳細はお問い合わせが必要です。

 

主に BtoB のMAツール

Zoho CRM

画像出展元:「Zoho CRM」公式HP

 
 
 

GENNE株式会社 久泉 陽氏

Zoho CRMは、有料プランが総じて他社より安いので、自社ツールとの連携や機能面の充足が問題ないのであればコスト面ではおすすめ。日本法人がないため、他の海外ツールに比べて日本語対応に遅れがある点が弱みです。

 

特徴

Zoho CRMは、初期費用無料・無料プランなら永久0円で導入できる顧客管理・営業支援システムです。

世界250,000社以上が導入しており、低価格でリッチな機能が利用できると人気が高いです。

CRMとSFAの両機能が搭載されており、細かい顧客管理項目の設定、ステージ管理、タスク管理などを駆使し、営業商談化率や営業一人当たりの売上の向上に役立ちます。

但し、無料プランの場合は、サポートが英語対応しか利用できないなどサポート体制は比較的簡素です。

料金プラン

  スタンダード プロフェッショナル エンタープライズ アルティメット
月額費用/ユーザー 1,440円 2,400円 4,200円 5,400円


15日間の無料お試し期間が設けられていますので、使い勝手を確認してから導入できます。

*上記費用は、年間契約プラン(税抜)になります。

 

 

Synergy!LEAD


画像出典元:「Synergy!LEAD」公式HP

特徴

「Synergy!LEAD」はSalesforceのためのマーケティングツールです。

Salesforceにインストールするだけで利用でき、初期費用なしで月額50,000円でフォーム、メール配信、Webトラッキングなどの全機能を利用できます。

Salesforceおよび「Synergy!LEAD」の活用に不安がある企業でも、テクニカルサポートや専任エンジニアによる手厚いサポート体制が敷かれているので安心です。

料金プラン

初期費用は、0円です。

フォーム メール Webトラッキング
月額10,000円〜
(税込月額11,000円~)
月額30,000円〜
(税込月額33,000円~)
月額10,000円
(税込月額11,000円)


フォーム公開本数による
従量課金制

配信ユニークアドレス数による
従量課金制


「フォーム」または
「メール」に追加できる機能



Synergy!LEAD を含むMAツールの資料を一括DL

 

 

Switch Plus MA

画像出典元:「Switch Plus MA」

特徴

「Switch Plus MA」は、CMSとMAの機能を兼ね備えた「かんたん」「はじめやすい」「つづけやすい」が魅力のWebマーケティング支援サービスです。

ノーコードでのサイト制作、顧客管理やメール配信まで幅広い業務をワンストップで実行でき、Webマーケティング全体の効率アップに役立ちます。

また、専任担当者による伴走型の支援も受けられるため、専門知識がなくても安心して利用できます。

料金プラン

Switch Plus MAの利用プランはライトコースとスタンダードコースの2種類で、サイト制作時に利用できるコンテンツの量に違いがあります。

どちらも初期費用は2万円で、月額費用は利用するサイトのPV数によって変化します。

また、無料で利用できるトライアルアカウントの発行も行っています。

ライトコース

  〜10,000PV 10,001 PV ~
50,000 PV
50,001 PV ~
100,000 PV
100,001 PV ~
初期費用
(税抜)
20,000円
月額費用
(税抜)
20,000円 30,000円 40,000円 個別相談

 

スタンダードコース

  〜10,000PV 10,001 PV ~
50,000 PV
50,001 PV ~
100,000 PV
100,001 PV ~
初期費用
(税抜)
20,000円
月額費用
(税抜)
50,000円 60,000円 70,000円 個別相談


※サービスの詳細については以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

Switch Plus MA 含むMAツールの資料を一括DL 

 

Freshsales Suite

画像出典元:「Freshsales Suite」公式HP

特徴

Freshsales Suiteは、世界で40,000社の導入実績を誇るクラウド型CRMプラットフォームでMA機能が搭載されています。

日本には2019年に本格進出し、現存する様々なMAツールの中でも、低コスト、使いやすいUI、最短1日で運用できる手軽さが強みです。

AIによる営業支援やMA機能などが充実しており、顧客の行動分析、ヒートマップ、セッションリプレイ、ABテストなどを利用しサイトの最適化を行いコンバージョン率の向上を目指します。

完全無料のフリープランも用意されています。

料金

Freshsales Suiteの料金プランは以下の通りです。

無料トライアルがありますので、試してから導入することが可能です。

  FREE GROWTH PRO ENTERPRISE
月額料金
(年額プラン)
0円 2,100円 5,300円 9,400円
月額料金
(月払い)
0円 2,500円 6,400円 11,300円

 

 

Kairos3


画像出典元:「Kairos3」公式HP

GENNE株式会社 久泉 陽氏

Kairos3は、セミナー運用機能が使いやすく、見やすい点がおすすめです。ただし、営業活動の管理はSalesforce連携を行わないとあまり効果を発揮できないので注意が必要です。

 

特徴

Kairos3は申し込みから利用開始までの期間が短く、初心者でも簡単に使えるMAツールです。1営業日以内に利用をスタートできます。

操作ガイドが画面表示されるため、マニュアルなしで始められます。

月額従量課金制なので、起業したばかりで顧客が少ない場合の小規模運用でも高い効果を発揮するでしょう。

自社ビジネスに合った機能の開発を考えている方や、今のメルマガ配信では成果が実感しづらいと感じている方におすすめです。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
10,000円 6,000円~ 30日

最短利用期間は6か月なので、注意が必要です。

 

i=Sales

 

画像出典元:「i=Sales」公式HP

GENNE株式会社 久泉 陽氏

i=Salesは、月額料金5万円で5万件のメール送信が可能。送信可能件数の視点でいえば、他社に比べて圧倒的に安いです。分析機能はそこまで強くないですが、とにかく件数多くアプローチしたいという企業にはおすすめです。

 

特徴

多くのMAツールは高いコストがかかりますが、i=Sales(旧:マーケロボ)はツール単体5万円〜利用でき、アカウント数に応じて料金が異なる仕組みです。

運営代行の内容は、導入時の初期設定やコンテンツの作成、基本画面のシステム設定、名詞データのインポートなど。

現在、1ヶ月間の導入サポート無料実施中です。

料金プラン

初期費用 月額費用 伴走コンサルティング+運用代行
(月額)
無料お試し
0円 5万円〜 250,000円~ 1か月

 

 

BowNow

画像出典元:「BowNow」公式HP
 
 

GENNE株式会社 久泉 陽氏

BowNowは、その安さに強みのあるツールです。安い分、スコアリング機能で疑似的な対応はできますが、シナリオ機能はありません。また、無料プランのまま使いづつけるとリード情報が数か月で消えてしまうので注意。

 

特徴

BowNowは、簡易的でわかりやすく無料から始められることから、入門的MAツールとして支持されています。

設定をONにするだけでユーザーのホットリストを自動抽出する「ABMテンプレート機能」など、複雑さを排除したシンプルなUIのおかげで、操作にストレスを感じません。

安心の国産ツールで、導入実績も4,000社を超えており、MAに初めて取り組む中小企業におすすめできるツールです。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
0円 0円〜 フリープランの利用で可

 

 

主に BtoC のMAツール

KAKERU

 画像出典元:「KAKERU」公式HP

特徴

「KAKERU」は、自社の課題に応じて柔軟なカスタマイズが可能なLINEマーケティングツールです。

8,900万人のアクティブユーザーがいるLINEを活用して、ECサイト・スマレジ・在庫連動など基幹系サービスへの連携もスムーズに実現。

性別や年齢・都道府県・利用しているOSなどの顧客属性情報だけでなく、来店回数や最終来店日・開封率・アクティブユーザー数など様々な行動履歴も分析できるので、ユーザー1人1人にぴったりのメッセージ配信が可能になります。

料金プラン

導入費用は、基本料金+オプション料金の合計となります。

標準オプションを2つ以上もしくはスペシャルオプションを1つ以上追加で、月額費用11,000円の割引があります。

  基本料金 標準オプション各種
(+基本料金)
スペシャルオプション各種
(+基本料金)
初期費用
(税込)
110,000円 110,000円 220,000円
月額費用
(税込)
11,000円 11,000円 22,000円

 

 

EC Intelligence


画像出典元:「EC Intelligence」

特徴

「EC Intelligence」は、ECサイトに特化したBtoC向けオールインワンMAツールで、国内で唯一、検索・レコメンド・メール配信エンジンが統合されています。

数百万を超えるSKUでも高いパフォーマンスを保持し、単品通販からオムニチャネルまでECサイトでも高い収益向上を期待できます。

レコメンドエンジンとメール配信エンジンを統合しているので、メール以外にもLINEやSMS、アプリ通知と複数のメッセージング手段があります。

ECサイトに欲しい機能が詰まっているため、導入・運用コストは高く見えがちですが、複数ツールと同等の機能を有することを念頭に検討するとよいでしょう。

料金プラン

・初期費用:200,000円~600,000円
・月額費用:100,000円~

「EC Intelligence」は、利用する機能数やメール・LINE・SMS・ファイル配信数によって、月額費用が異なります。

レコメンド・Web接客・アナライズ、サイト内検索など多くの機能が搭載されており、月1回のMTGや回数無制限のサポートも受けられます。

初期費用はデータ連携や施策設定サポートなど導入時の環境によって異なります。

 

COMSBI SaaS


画像出典元:「COMSBI SaaS」公式HP

特徴

「COMSBI SaaS」では、LINEアカウントを利用して簡単にデジタル会員証やポイントカードの発行が可能です。

特に複数店舗を運営している事業者や商業施設向けのLINEマーケティングツールです。

会員証は、QRコードの読み取りだけで登録可能で、手間がかかりません。

複数店舗運営事業者に嬉しい機能として、店舗ごとにLINEアカウントが分かれている場合もひとつの顧客台帳で管理可能

収集した顧客の購買行動情報や趣向情報をもとに、店舗別の複数のアカウントを横断したセグメント配信なども可能で、使い勝手が良いです。

LINE運用を最適化して、店舗売上につなげたい企業におすすめです。

料金プラン

ベーシックプランと多店舗展開プランの2種類のプランがありますが、具体的な費用については問い合わせが必要です。

詳細につきましては、以下の無料資料をダウンロードしてご確認ください。

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LOYCUS


画像出典元:「LOYCUS」

特徴

「LOYCUS」はLINE公式アカウント運用の自動化と詳細な分析機能が大きな特徴のMAツールです。

メッセージやアンケート配信を自動化することで、管理者の業務負担を軽減し、詳細な分析により、最適なセグメント配信が可能となります。

少ない労力で効率的にロイヤルカスタマー育成を仕組み化できるのが魅力。

料金は高めに見えますが、配信1通あたりに換算すると割安で、コストパフォーマンスに優れたツールです。

料金プラン

初期費用は無料、月額料金は配信可能数と使える機能の範囲により異なります。

配信可能数をオーバーした場合の超過料金は、1通あたり3.3円(税込)です。

いずれのプランにおいても14日間の無料トライアルが利用可能。
トライアル中であっても超過料金は同様に発生)

【経済産業省IT導入補助金2022 対象サービス】

LOYCUSは経済産業省が推進する「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の対象ツールに認定されています。

導入する際、補助対象となる中小企業・小規模事業者は導入費用の最大2分の1の補助金の申請が可能なため、費用を抑えて導入開始できます。

  スタンダード プロフェッショナル
初期費用(税込) 0円 0円
月額費用(税込) 22,000円 33,000円
配信可能数 月間15,000通まで 月間45,000通まで
利用ユーザー数 5名まで 5名まで
機能 一部の分析機能以外全て 全ての機能

 

 

CastingONE


画像出典元:「CastingONE」公式HP

特徴

「CastingONE」は人材派遣業の売上・利益の最大化にコミットしてくれるクラウド型の派遣支援サービスです。

派遣支援サービスとしての使い方はもちろんですが、MAツールとしても有効活用できます

また、既に人材派遣システムを利用中の企業でも併用して使えることも魅力的です!

LINE公式アカウントとの連携で登録派遣スタッフの離脱率を下げたり、ステップ配信で未稼働(未就業)の登録派遣スタッフを効率よく確保するなど、人材派遣業の企業活動をサポートする機能が充実しています。

導入時の対応は代行サポートがあるので、できるだけ手間をかけずに人材派遣業務に特化したMAツールを導入したいという企業におすすめです。

料金プラン

料金プランについてはお問い合わせをする必要があります。

 

MOTENASU


画像出典元:「MOTENASU」

特徴

MOTENASUは、オンラインとオフラインの融合マーケティングが可能なMAツールです。

他社のMAツールの多くがオンライン中心なのに対し、顧客の特性にあわせてDMなどの紙面領域のアプローチもできる点が魅力です。

また、特許取得の新技術により、顧客一人一人の属性に合わせたDMが、一枚から自動で発注・印刷できます。

既に獲得した顧客への販売促進だけでなく、休眠顧客を掘り起こしていきたい企業にもおすすめです。

料金プラン

・基本料金
初期費用:300,000円
月額費用:リード登録件数に応じて100,000円~

その他豊富なオプションがあり、LINE、SMS、自動DMなどは、初期費用なしの月額料金のみで利用できます。

 

Salesforce Marketing Cloud


画像出典元:「Salesforce Marketing Cloud」公式HP

 

特徴

One to Oneマーケティングに課題がある企業におすすめのMAツールです。

あらゆる顧客データを自動で統合・分析でき、顧客にとって最適なタイミング・チャネルでアプローチできます。

7,000以上のマーケティングツールに対応しているので、多くの顧客を抱えている企業や分析にかける労力を削減したいと考えている企業で重宝するでしょう。

ただし、充実した機能を十分に使いこなすためにはある程度の知識が必要です。導入時の設定が難しいといった声も聞かれます。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
要問合せ 要問合せ ×

 

 

カスタマーリングス 


画像出典元:「カスタマーリングス 」公式HP

特徴

カスタマーリングスはデータ統合機能により、様々なシステムとの連携による顧客の一元管理や、在庫情報をもとにしたリアルタイムな施策が可能なMAツールです。

550社を超える導入実績からのノウハウを活かした手厚いサポート体制があるため、マーケティング成果を実感していない企業や初めてMAの導入を考えている企業に適しています。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
300,000円~ 98,000円~ ×

 

 

aimstar


画像出典元:「aimstar」公式HP

特徴

aimstarには様々な業種への導入実績をもとに作成されたすぐに使える鉄板シナリオがあらかじめ用意されているので、初めてシナリオを作る人でも安心して使用できます。

また、分析・抽出テンプレートはそれぞれ100種類を超えているため、様々な分野の企業で効果を発揮するでしょう。

料金プラン

初期費用: 無料(別途作業依頼をする場合100万円〜)

 

aimstar 含むMAツールの資料を一括請求

 

 

Adobe Marketing Cloud


画像出典元:「Adobe Marketing Cloud」公式HP

特徴

Adobe Marketing Cloudは、マーケティングに必要な機能を包括的に兼ね備えていますが、特に顧客との接点である様々なコンテンツの作成・管理に強いMAツールです。

デジタル資産のスムーズな管理システムによって、画像や音声をはじめとしたリッチコンテンツの保管だけでなく、編集や共有も可能です。Adobe Creative Cloudとの連携も実現しています。

メール・広告・キャンペーンを一元管理し、自動的に展開できるようになります。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
800万円 100万円 ×

 

 

Probance


画像出典元:「Probance」公式HP

特徴

Probenceは多くの情報に悩んでいるエンドユーザーのストレスを解消し、適切な時に適切な情報を届けることができるMAツールです。

他ツールにはないProbanceの強みは、8つのシナリオが用意されていること。テンプレートを選択するだけでシナリオを作成できます。

Probanceは顧客データ・購買履歴・クーポン利用履歴など、社内データの取得・統合できます。

また、集めたデータを顧客一人ひとりの「アクセスしやすい曜日・時間帯」「興味のある商品カテゴリ」などを予測、的確なコミュニケーションプランを作成できます。

料金プラン

初期ライセンス費用  START PRO 無料トライアル
500,000円 180,000円~/月 375,000円~/月 ×

 

 

Infusionsoft


画像出典元:「Infusionsoft」公式HP

特徴

Infusionsoftは海外で世界大2位のシェア率を誇っているMAツールで、CRMとSFAを連携できます。

顧客管理はもちろん、自動的にマーケティングを行いデータ蓄積できるので顧客の購買率を上げる営業が可能。新規顧客の取り込みの他に既存客のフォローアップも行えるため、業務効率も大幅に向上します。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
要問合せ 99ドル~ ×

 

 

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MAツールを運用する現場の実態

3ヶ月経っても75%が運用できていない

MAツールを導入した企業の運用実態について、GENNE株式会社の久泉 陽氏に教えていただきました。

 

MAツールは、CRMやSFAとセットになっていることも多いため、急に利用をストップしたり、それまで貯めてきたデータを移管するのに大変な手間がかかります。

そのため、一度導入した企業の継続率は97%と大変高いです。

一方で、初期の導入設計が難しいツールなので、導入後3ヶ月たってもまだ運用できていない会社が75%も出てしまう難易度の高いツールでもあります。

運用に乗せきれない場合、新たに専門の人を採用するかサポートを依頼する必要もでてきます。

必要であればどこに頼むのか、サポート内容は自社にあっているか、なども事前に確認しましょう。

専門知識がなくても運用できるツールも

また、現場では実際にどのようにツールを運用されているのか、GENIEE MA(旧:MAJIN)さんに教えていただきました。


難易度が高いとされるMAツールですが、国産のシンプルツールMAJINのようなタイプであれば、運用人数、知識ともにハードルが低いものもあるがわかります。

また、サポートの質も各社によって異なっており、例えば、List Finder、SHANON MARKETING PLATFORM、Synergy!LEADには専任のサポートがつきます。

専任のサポートに伴走型で支援してもらえば、専門知識を今もちあわせていなくても、導入・運用まで進める難易度はぐっと下がるでしょう。

必要知識・サポートの面からも自社の現在のステータスにあったサービスを選びましょう。

MAツールの3つのメリット

1. アポ率&成約率の向上

商品やサービスを不特定多数に同じように売り込むのは効率が悪いため、顧客の好みや動向を元に、効果的なアプローチをすることが非常に重要です。

MAツール導入により、リード情報の収集や分類ができれば、顧客1人1人にあわせたアプローチを行えるようになります

ホットリードに集中して営業資源を投下できるようになるため、おのずとアポ率、成約率が向上し、結果的に売上アップにも繋がります。

2. 工数・精神的負担が減る

MAツールの導入により、まず、顧客リストの分類・分析などの面倒な作業が効率化・自動化され、工数の劇的な削減に貢献します。

また、それだけでなく、作業が効率化されることで、特に営業担当の精神的負担の軽減にも効果を発揮します。

100件架電して1件しかアポの取れない作業を続けていると、社員や貴重な新卒人員の離職率を高めてしまうこともあります。

MAツールの活用により、精神的負担を減らして前向きなチームづくりをすることで売上・コストの改善にも繋がります。

GENNE株式会社 久泉 陽氏

精神衛生上の効果はかなり重要なポイントです。成果の上がりやすい仕事に取り組めば、楽しさが増してパフォーマンスもアップします。リストの効率化や分類機能であれば月10~15万円ほどで使えるので、新卒給与の約半分のコストでチーム全体の負担が改善するのであればかなりコスパが良いといえるでしょう。

 

3. キャンペーンの効率化

MAツールを導入すると、展開している自社サイトやSNSのキャンペーンがどのくらい商品アピールにつながっているのかを把握・可視化できるようになります。

各顧客のオンライン・オフラインそれぞれの行動を把握できるため、キャンペーン内容をリアルタイムに軌道修正することも可能です。

常にキャンペーン内容をレベルアップできれば、より効率的な集客につながります。


MAツールの3つのデメリット

1. 運用専任者が必要な場合もある

MAツールの中には運用のために専門の知識を必要とするもの、専任者を必要とするものがあります。

当然ですが、高機能なツールほど求められる知識・専任者が増えます。

専任の担当を置くことによって発生する人件費を考慮して、ツールを選びましょう。

担当を置けない場合は、サポート体制が万全なツールを選んでください。ただし、利用料金が低額なツールの中には、サポート料金が高額なツールがあるので、注意してください。

GENNE株式会社 久泉 陽氏

例えばAccount Engagement(旧:Pardot)では、ライセンス料金の30%を上乗せしないとリアルタイムサポートをつけることはできず、自分で調べる形のセルフサポートのみとなるため注意が必要。また、大規模ツールのサポートセンターでは、担当部門が細かく分かれており答えが出るまでに時間がかかることもあるので、丁寧なサポートが必要な場合は事前に内容を必ずチェックすること。

 

なお、MA導入を多数支援しているGENNE株式会社では、初期の構築作業を支援しながら、サポート頼みではなく自分で運用できる社内人員を育成するためのスクール事業も提供を始めているため、ぜひご参考ください。

2. 短期間では効果が見えにくい

MAツールの導入効果が、実際に売上に反映されるまでには時間がかかることが多いので、長期的に運用し続けることが大事です

前述の通り、運用・効果が出るまでには3か月~半年かかることを念頭に置いて導入を進めましょう。

また、従業員にとっても、MAツールに情報を入れることではじめは「作業が増えた!」と捉えてしまい導入が進まないこともあります。

効果が見えて実感してもらえるようになるまで「結果的に作業が楽になる」「売上がアップする」ことに繋がるのだというレクチャーとサポートが必要です。

3. コンテンツ作成に時間がかかる

List Finderの担当者に伺ったところ、導入後の相談で一番多いのは、メールの配信数やタイミング・コンテンツ作成に関する悩みだそうです。

ツール導入により、各顧客と個別にコミュニケーションがとれるようになるということは、つまりそれだけたくさんのコンテンツが必要になることを意味します。

ツール運用だけでなく、コンテンツ作成にも時間がかかることを念頭におきましょう。

MA・SFA・CRMの違いは?

MAツールを選ぶのが難しい理由はいくつかありますが、その1つが、カバーしている範囲の曖昧さです。

一般的には

MA  : マーケティング活動の自動化
SFA : 営業活動の自動化
CRM: 顧客との関係構築

と言われます。

この3つは概念的には独立していますが、実際のツールはMAの機能とSFAの機能をあわせもっていたり、MAツールだけれどCRMと簡単に連携できたりと、切っても切り離せない関係です。

ツールを選ぶ際は、自社と顧客との関わりの中で、どの部分を強化したいかを考えましょう。

MAがカバーするのは、顧客との最初の接点、いわば出会いの部分です。集客してから商談するまでの期間を効率化したいならMA。

顧客への営業活動自体をデータベース化し、営業活動自体のレベルアップを強化したいならSFA。

商談後、顧客との良好な関係を維持していくための顧客情報管理に注力したいならCRMが有効です。

MA・SFA・CRMを連携するとより高い効果が得られるので、すでに導入しているツールがある場合、もしくはツール導入を予定している場合は、それらと連携できるMAツールを選びましょう。

 

 

まとめ

自社に向いているMAツールは見つかりましたか?

MAツールは操作が難しい・費用が高いイメージがあったかもしれませんが、ツールによって様々であることが分かったと思います。国産のツールも増えてきて、UI・サポート体制共にどんどん進化しています。

効率的に顧客を獲得するために、せっかく接点をもった顧客に自社への関心を高めてもらうために、winwinの関係を築ける顧客を探すために。

ぜひMAツールを活用してください。

画像出典元:o-dan

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