営業活動をデータベース化し、情報共有や業績アップに活用できるSFA(営業支援システム)。
料金や機能など種類が豊富で、どれが自社にあっているのか、本当に使えるSFAはどれかなど悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。
この記事では実際にSFAを導入した経営者や専門家への取材を元に、厳選したSFA34選の機能・料金比較表や導入のメリット・デメリット、実際に利用したユーザーの口コミを踏まえて徹底解説していきます!
導入検討の前にまずはプロに相談してみたいという方は、無料カウンセリングをご利用ください!
今回起業LOGでは、これまで数多くのSaaS利用経験を持つ株式会社サイトビジット代表の鬼頭 政人さん、BtoBマーケティングの専門家である株式会社才流代表の栗原康太さん、弊社代表でスタートアップ支援専門家の前川 英麿に取材を敢行しました。
SFAを選ぶ際のポイントや、おすすめシステムにはどんなものがあるのか、専門家の視点を踏まえて検証していきたいと思います。
このページの目次
SFAは、「Sales Force Automation(営業活動自動化)」の略で、営業支援システムのことを指します。
営業活動には、以下のような様々な業務が伴います。
SFAは、こうした業務の全てを、1つのシステム内でシームレスに管理・共有することで、属人化していた営業活動をより効率的に実績につなげていくことができます。
数あるSFAの中から自社に合ったシステムを選ぶには、まず大枠を事前に決めておきましょう。
SFA料金比較表
※掲載情報は2024年3月時点のものです
SFAの料金プランは、初期費用・月額料金と設定がありますが、初期費用に関しては無料のものも多くあります。
上の表のように、月額料金だけ見ても、数百円のものから数万円のものまで幅が広いです。
また、無料トライアルとして、14日間から1か月程度無料でシステムを試してみることができるものもあります。
大体の予算に見合ったもので、無料トライアルを行っているシステムを選んでいくつか試しに使用してみることが、賢い選び方と言えます。
機能面に関しては、SFA機能だけのシンプルなものから、SFAに直結する顧客管理機能であるCRM機能とセットになっているもの、また社内のグループウェアとの連携が可能なものまで多種多様です。
社内で解決したい問題をじっくりと洗い出した上で、必要な機能を選んでシステム選択をすれば、単なる営業支援だけでなく、より多くの部署で効果的にシステムを活用できるようになるでしょう。
運用形態には、クラウド型・オンプレミス型と大きく分けると2種類あります。
どこからでもアクセスできるクラウド型の方が、リモートワークを取り入れている企業には適しているでしょう。
但し、クラウド型の場合は、セキュリティ対策をしっかり行う必要があることを念頭にいれておいてください。
運用形態 | 運用方法 | 特徴 |
クラウド型 | インターネット上のサーバーを利用してソフトウェアを使用する。 | コストが安く導入スピードが早い。 |
オンプレミス型 | 自社サーバーにソフトウェアをインストールして使用する。 | セキュリティに強くカスタマイズ性が高い。 |
外出や移動の多い営業部門で特に活用するSFAは、できるだけ多くのデバイスからアクセスできるものがベストです。
外出先からでも利用できるタブレットやスマホなどモバイル対応できるか、またiOS・Andoroidどちらに対応しているか、必ず確認しましょう。
SFAは、忙しい営業担当者が入力しやすいように、ベタ打ち入力よりシンプルなプルダウン式入力など、極力工数の少ないものが良いでしょう。
また、システム導入していなかった企業にとっては、SFA入力という工数が一つ増えるため、その後のフローの中で工数削減ができるのかどうかがポイントになります。
業務フローを見直し、SFAを導入することでユーザー側の業務工数が結果として削減できるのかを事前に必ず確認しましょう。
導入検討の前にまずはプロに相談してみたいという方は、無料カウンセリングをご利用ください!
この記事で紹介するおすすめのSFAツールを比較表にしてまとめました。
料金と機能が期待にそうものかどうか、ユーザの満足度も参考にしながらサービスを検討してみましょう。
※比較表は上下にスクロールできます
※金額は主に年間契約の場合となります ※掲載情報は2022年3月時点のものです
次の章からは、起業ログがおすすめするSFAツールを徹底解説していきます!
起業LOGおすすめのSFA比較
画像出展元:「Salesforce Sales Cloud」公式HP
Salesforceは世界で15万社以上が導入、CRMにおいては世界でNO.1シェアを誇ります。CRMとSFAとの連携を得意としているシステムです。
顧客を発掘・管理するだけでなく、集めた顧客を売上につなげるために営業力を強化することを目指しています。取引先や営業活動を管理するにも最適です。見積もり・請求書の管理も効率化できるでしょう。
初めの構築と運用をしっかりと行えば素晴らしい導入効果につながる
分かりすい管理画面と精度の高い分析に定評があります。
Starter | Professional | Enterprise | Unlimited | |
月額費用 | 3,000円/ユーザー | 9,600円/ユーザー | 19,800円/ユーザー | 39,600円/ユーザー |
顧客管理の重複チェックは他営業とかぶっていたりすることがすぐわかるので便利です。また、セールスフォース経由のメールであれば、開封したかどうかががわかるので、フォローがしやすくなりました。
多機能なので収集したデータを、どのように分析したいかを事前に決めておいた方がデータを活用しやすいと思います。運用を始める前にデータの入力方法や設定値がある程度決まっていると人によって入力漏れや検索漏れがなくなると思います。
※起業LOG独自インタビュー
Salesforce Sales Cloud 含むSFAの資料を一括DL
画像出典元:「Ecrea」公式HP
Ecreaは、必要な機能を選べて、費用は選んだ分だけというコーディネート型が特徴のSFAツールです。
導入支援サポートもあるため、初めてSFAを利用する企業にはおすすめのツールといえるでしょう。
初期費用:無料
Ecreaベース(基本機能):月額1,000円(1ライセンス)
営業活動記録・案件管理機能・利用製品管理・クレーム管理・一斉メール配信機能はオプションでそれぞれ月額500円かかります。
30日間の無料体験版の設定があります。
Ecreaの導入の決め手は、それまで利用していた機能をそのまま入れ替えてもコストが1/3になる上、営業窓口の方がSFA導入の経験豊富で安心だったからです。
導入前は、営業予定や活動状況の共有や情報分析に時間をとられていました。Ecreaを導入したことで、情報はPCやスマホからいつでも把握できるようになったため、それまでかかっていた時間の50%削減が可能になり、その分を営業活動や資料作成に使えるようになりました。
※参照:「Ecrea」公式HP
画像出典元:「kintone」公式HP
グループウェアとしてのイメージが強い「kintone」ですが、社内にばらばらに散らばるデータを集約するその機能はSFAとして大いに活用できます。
非エンジニアでもビジネスアプリケーションを作成できるため、運用がスムーズ。簡単な作業のみで営業案件や顧客関連情報を効率的に管理できるようになるでしょう。
アプリストアが内蔵されており、これらのサンプルアプリをワンクリックでそのまま使用することが可能です。このサンプルアプリだけでも十分な価値があります。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 780円~ | 〇 |
とにかく申請、承認、ステータス管理など、必要な機能がしっかりと用意されていて、充実しているのが良い点です。但し、履歴を検索するときに、検索で引っかからなかったことが良くあります。
問題点やタスクなどチームでの情報共有ができ、共有できることにより今後の進め方など把握ができる点、スキルは不要で、作成されたフォーマットに入力して管理していく簡単操作で使用できるので馴染みやすさがある点、進捗状況も把握できる為、優先順位など把握しやすい点が使いやすい点です。
営業の行動履歴管理などには向いている反面、提出した提案書類のマスター管理や、 顧客に対する最新営業状況などが意外とわかりづらいと感じました。
※起業LOG独自インタビュー
画像出展元:「Zoho CRM」公式HP
Zoho CRMは、顧客管理をはじめとした営業活動を行う上で必要な機能がすべて揃っています。
さらに、導入・運用のコスパも高く、中小企業をはじめとしたBtoB/BtoC のあらゆる企業に導入されています。
「Zoho CRM」は各プランで利用できる機能が変わります。無駄な経費を払わなくて良いというメリットもありますが、機能がだいぶ細分化されているため、自社にどこまでの機能が必要なのかを判断するのが難しいかもしれません。
スタンダード | プロフェッショナル | エンタープライズ | アルティメット | |
月額費用(税抜き) | 1,680円/ユーザー | 2,760円/ユーザー | 4,800円/ユーザー | 6,240円/ユーザー |
15日間の無料お試し期間が設けられていますので、使い勝手を確認してから導入できます。
*上記費用は、年間契約プランになります。
Excelでは情報の蓄積や共有に限界を覚え、CRMの導入を検討。成長中の事業のため、現場での柔軟な舵取りが必要であることを見越しZoho CRMを採用した。決め手となったのは投資リスクを極力抑えられる「価格の安さ」と「優れたカスタマイズ性」。業務が改善し、担当者のスキルやモチベーションもアップしました。
商品の検討に前向きなホットリードの選出についても、ステータスの定義を定めることで確実に行うことができます。厳しくステータス管理をすることでホットリードの数は減ってしまいますが、「Cloud Campusを必要としている顧客」に確実にリーチできるようになりました。
formrunは、顧客へのメールやアンケートフォームを作成するための充実した機能が備わっていて、何より無料プランから用意されているのが大きな魅力です。
テンプレートが充実しているなど、知識がなくても誰でも簡単にすぐに操作できるので、顧客にとってわかりやすくデザイン性の高いフォームを作成したい企業にもおすすめです。
カスタマイズの柔軟性が高いのもポイントで、他の企業とは差別化したフォームを提供したり、独自のフォームでアピールしたりすることも可能です。
専門的な知識が無くても、短時間でフォーム作成できる
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
無料 | 0円~ | 〇(無料プランあり) |
Freshsales Suiteは、世界で40,000社の導入実績を誇るCRM・SFAのクラウド型プラットフォームです。
現存する様々なサービスの中でも、低コスト、使いやすいUI、最短1日で運用できる手軽さが強みです。
AIによる営業支援やMA機能など、機能面でも充実している上に完全無料のフリープランを導入することができます。
Freshsales Suiteの料金プランは以下の通りです。
全てのプランに無料トライアルがありますので、試してから導入することが可能です。
FREE | GROWTH | PRO | ENTERPRISE | |
年一括払いの 月額 |
0円 | 1,700円 | 4,300円 | 7,600円 |
月額 | 0円 | 2,000円 | 5,200円 | 9,200円 |
Freshsales Suite を含むSFAの資料を一括DL
画像出典元:「Salesforce Starter」公式HP
Salesforce Starter(旧Salesforce Essentials)は、世界No.1シェア(※2023年現在)のCRM「Salesforce」が提供する、小規模企業やスタートアップ向けに最適化した営業支援ツールです。
ガイド付きセットアップで操作も簡単で、通常のSalesforceより低価格に始めることが可能です。
モバイルでの使用もできるので、高い営業パフォーマンスと生産性の向上が見込めます。
スタートアップ企業や顧客や営業進捗の管理に悩みがある企業におすすめです。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
非公開 | 3,000円~ | 〇 |
※詳細は無料資料をご参照ください。
Salesforce Starter含むSFAの資料を一括DL
Salesforce Starterの特徴と料金を徹底解説!SFAの比較も徹底解説!
この記事ではSalesforce Starterの特徴・料金や価格などをご紹介し、他のSFAシステムの比較も徹底解説していきます!
グループウェアのdesknet’s NEOと一緒に使う業務アプリ作成ツールです。作業効率アップと密な情報共有を図りたい会社におすすめ。
AppSuiteを使って、営業日報や台帳管理などをペーパーレス化できます。エクセルやメールで行っていた非効率な業務処理も、様々なビジネスシーンに対応したアプリで簡単にシステム化できます。
高いスキルがなくても作成できるシンプルでわかりやすい操作機能で、特に複数の支社や店舗を持つ会社が有効活用できる仕様となっています。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 720円~ | 〇 |
画像出典元:「Mazrica Sales」公式HP
営業案件がカードごとに整理されていたり、営業先のデータを簡単に取得できたり、営業活動を行う上で効果的な機能が揃っています。
導入後すぐに利用できる上に、操作が簡単で使いやすいため、98%という高い利用継続率を誇ります。
企業の課題に合わせて便利機能を選択し料金プランを決められるため、他社システムよりも比較的に導入ハードルが低いでしょう。
コスパが高いSFAツール
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 25,000円~ | 〇 |
社内のグループウェアはG Suiteを利用しているので、Mazrica Salesだとワンクリックでシステム連携できてしまうあたりは、とてもメリットがありました。また、他社のSFAだと、値段が張るケースもあれば、最低導入人数を設けてあるケースもあるので、その点でもMazrica Salesの方にメリットがありました。
案件の進捗状況を見える化できる画面がとてもわかりやすいです。また、案件に紐づけてメンバーとコミュニケーションできる仕組みがあることも利便性が高いですね。他社のツールでもそれに近しい機能はありましたが、案件とは別の画面で行うため、作業も分散する懸念がありました。
※参照:「Mazrica Sales」公式HP
ちきゅうは顧客管理画面の見やすさに定評があるツールです。
シンプルな表示画面でデザインが洗練されており、パソコンはもちろんスマートフォンやタブレットでもストレスなく閲覧可能。外出先からスマホで簡単にデータ確認でき、現場がストレスなく利用できます。
SNS感覚でスタッフ同士がコミュニケーションを取れる「ディスカッション」機能も好評です。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
非公開 | 1,480円〜 | 〇 |
正直他のSFAツールでも必要な機能は満たしておりましたが、そのなかでも「ちきゅう」は、非常にコストパフォーマンスが優れていました。大手SFAは細かなグラフは作成できそうですが手間が掛かりそうなうえに高コスト、データベースの持ち方が当社に合わないなどの理由で、最終的に「ちきゅう」を選びました。
今までの請求管理方法では帳票漏れを防ぐために担当者に個別に確認を取る必要があり、2日がかりで照合作業を行っていましたが、現在は「ちきゅう」に情報を一元化した結果、照合作業を行うフロー自体が不要になりました。商談情報から帳票連携することで帳票漏れのリスクがなく、生産性も上がったと実感しています。
※参照:「ちきゅう」公式HP
画像出典元:「戦略箱ADVANCED」公式HP
「戦略箱ADVANCED」は、自社に適したシステム構築が可能なSFAシステムです。
使い心地のよさから長年にわたり利用する企業も多く、蓄積してきた情報を活用することで、システム導入の効果が得られます。
専任スタッフが全面的にサポートを提供し、運用を早期に軌道に乗せることができるのも大きな特徴。柔軟なカスタマイズが可能なため、業種・業態問わず導入できます。
戦略箱ADVANCEは、クラウド版とオンプレミス版が用意されています。
初期費用については導入規模や利用範囲によって変動するため、見積の依頼が必要です。
オンプレミス版利用の場合はライセンス費の他、年間保守費用が発生します。
60日間の無料トライアルがあるので、自社の運用形態にマッチしているか、しっかりと試すことができます。
クラウド(税別) | |
月額費用 | 4,000円/ユーザ |
画像出典元:「Knowledge Suite」公式HP
グループウェア、SFA、CRM、ビジネスアプリケーションなどの機能が連動するオールインワンのクラウドサービスです。
1法人あたりの契約で、ユーザー数は無制限です。利用した分だけ支払う仕組みなので、コストを低く抑えられます。「グッドデザイン賞」を受賞しています。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 6,000円~ | × |
画像出典元:「UPWARD」公式HP
スケジュール管理や地図表示・位置情報など、顧客「訪問」業務にクローズアップされた機能が充実しています。
サポート体制が充実していることが大きな特徴。「UPWARD」をより活用していけるよう定期的にセミナーなども開催されているので、初心者でも安心して導入できます。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
110,000円 | 2,420円~ | × |
画像出典元:「ネクストSFA」公式HP
ネクストSFAは営業を円滑に行うために必要な機能が充実しており、営業の進捗管理や案件重複などの問題に悩んでいる企業におすすめです。
データ入力を簡易化しつつ、必要なデータにはきちんとアクセスできるよう営業マン目線でデザインされており、非常にユーザビリティの高いツールです。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 50,000円~ | 〇 |
便利だと感じている点は、案件管理や受注管理状況を、ひとめで確認することができることです。
案件管理のページにおける信用調査情報の項目を、ひとつの大きな項目としてほしいです。受注に成功しても、相手先の企業が信用力の低い企業では、実際い売上金額を入金してもらえるか否かわからないからです。
会社用のパソコンでしか操作できないので、昨今のコロナを考えると在宅では現実的に難しい状況ですし不便です。
※起業LOG独自インタビュー
画像出典元:「Sansan」公式HP
法人向け名刺管理市場シェア82%※を誇るSansanは、SFAとして営業力強化に役立つ機能も幅広く搭載しています。
名刺をデータ化して管理できることはもちろん、Sansanには100万件以上の企業情報を標準搭載しています。まだ接点のない企業を絞り込んで検索できるため、新規顧客の開拓先の発見など、営業ツールとして高い価値を発揮できるサービスです。
顧客ごとに商談を記録できる商談管理機能や他システムとの連携にも対応しています。
※出典:出典:営業支援DXにおける名刺管理サービスの最新動向2024(2024年1月 シード・プランニング調査)
使用料金は5分類から成り立っており、この合計がSansanの料金となります。
実際の料金は、企業ごとの要望をヒアリング後、見積もりによって金額が提示されます。
詳しい料金プランについては問い合わせください。
項目 | 内容 |
初期費用 | すでに保有している名刺をデータ化するための費用 |
運用支援費用 | サービス導入や運用支援を行うための費用 |
ライセンス費用(月額) | 企業規模や用途に合わせて複数のライセンス体系を用意 |
オプション費用(月額) | 用途に合わせてさまざまな機能が追加可能 |
Sansanスキャナ(月額) | 顧客情報の一つである名刺を簡単にデータ化 |
画像出典元:「Magic Moment Playbook」公式HP
Magic Moment Playbookは、理想の営業プロセスに沿って全営業パーソンが実行できるセールスエンゲージメントプラットフォームツールです。
顧客との一連のやり取りをフローとして構築しておくことで、あとはシステムが必要なアクションをタイムリーに提示してくれます。
また、メールの自動送信や追客のリマインドなど、あらかじめ顧客ごとにコミュニケーションのフローを設定することも可能なので、一部の作業を自動化できたり、新人教育にも活用できたりと、成果向上以外にもさまざまな効果をもたらしてくれます。
営業プロセスを標準化し、営業担当者のスキルを満遍なく上げたい企業におすすめです。
初期費用や月額利用料は、支援内容などによって変わってきます。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
Magic Moment Playbook | |
初期費用 | ツール連携などの立ち上げ支援を含む |
月額利用料 | 利用ID数・オプションに合わせてお見積もり |
eセールスマネージャーRemixは、日本の営業に合うように作られた純国産のSFAツールです。
シングルインプット・マルチアウトプットが特徴で一度の活動報告で顧客情報や余日管理表などの全てのツールに自動反映されることが特徴です。
また、万全のフォロー体制でシステムが社内で定着するまできめ細かなサポートを受けられることも魅力です。
eセールスマネージャーRemixには3つの料金プランと各種オプション機能があります。
導入~稼働~定着まで、専属チームによる徹底したサポートでeセールスマネージャーの導入を支援します。
やりたいことや解決したい課題に合わせて他システムとの連携や、カスタマイズしたお見積りも可能です。
スタンダードプラン | ナレッジシェアプラン | スケジュールシェア プラン |
|
月額利用料 1ユーザーあたり |
11,000円 | 6,000円 | 3,000円 |
概要 | 顧客・営業管理に必要な 基本機能を利用可能 |
案件情報や商談の登録は不可 履歴などの参照は可能 |
案件情報や商談情報の 登録・参照以外の機能は可能 |
顧客管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
日報週報 | 〇 | 〇 | × |
案件管理 | 〇 | △ | × |
商談登録 | 〇 | △ | × |
(税表示なし)
営業先が工務店などの専門から職人さん、一般家庭など様々ですので営業先ごとの傾向値がだせるのが非常に便利だと感じています。
名刺管理や顧客管理、商談管理をやりやすくなったため、営業部門の社員が経営会議に提出する資料作成や、決算期に監査法人に提出する資料作成の要する時間が減ったようです。
※起業LOG独自インタビュー
画像出典元:「monday.com」公式HP
「monday.com(マンデードットコム)」は、営業支援を含めた顧客管理機能以外に、プロジェクト管理やタスク管理、ナレッジマネジメント、ヘルプデスク、採用管理など、社内のあらゆる業務を一元管理できるプラットフォームです。
一つのシステムで一括管理できるため、コストを抑えることが可能です。
ドライブやWeb会議ツール、SalesforceやHubSpotなど、数多の他サービスとも連携して最適化できます。
ベーシック | スタンダード | プロ | エンタープライズ | |
月額料金 (1年契約) |
1,100円 / 月 / 人 | 1,400円 / 月 / 人 | 2,700円 / 月 / 人 | 要問い合わせ |
月額料金 (月次請求) |
1,300円 / 月 / 人 | 1,700円 / 月 / 人 | 3,300円 / 月 / 人 | 要問い合わせ |
※個人利用に適した無料プラン(最大2ユーザー)もあり、作成できるボード数は3ボードまで。
※ベーシックプラン以上では、閲覧者数が「無制限」です。
※外部との共同作業や、複雑なワークフロー管理に対応したいときは、上位プランの利用がおすすめです。
画像出典元:「Oracle Sales Cloud」公式HP
従来の顧客管理機能にテリトリー分析機能と売上予測機能を組み込んだクラウド型営業支援ツールです。
顧客情報の増加に伴い営業が複雑化して、営業方針に悩んでいる企業におすすめ。情報の蓄積に加え、顧客ニーズの予測も可能なツールは、顧客中心型の営業を進めるうえで重宝することまちがいなしです。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
非公開 | 非公開 | 要問合わせ |
会社の営業自体をスコア化し、評価したい際につかいやすいツールです。スコア自体もわかりやすく分析されているので、営業を始めたての若い人材の育成にもおすすめできます。
クラウド上で顧客情報の管理を行うことができますが、フォルダグループ分けや細かい機能面で拡張性が少ないので改修してほしいと思う点があります。
※起業LOG独自インタビュー
画像出典元:「Zoominfo」公式HP
GoogleやAmazonなどの有名企業を含めた、15,000社以上が利用している注目のサービスです。
顧客情報の分析・管理から営業促進まで行えます。営業活動に必要な情報を正確に提供するため、業務効率化はもちろん営業成功率のアップまで期待できます。
難点は、サービスの提供が全て英語である点です。
通常利用は自動翻訳で充分ですが、不具合があった場合は英語でのサポートとなるため、英語対応になれた従業員がいない場合には導入ハードルが高いでしょう。
有料版と無料版があります。
無料バージョンは、CommunityEditionパッケージをダウンロードし、さらに、ビジネス関連の電子メールの送受信に MicrosoftOutlook または GoogleApps for Business(Google Workspace)を使用する人に限られるので、注意が必要です。
cyzenは、現場での圧倒的な使いやすさが強みのSFAツールです。スマホから片手で簡単入力でき、送信・共有まで1分で完結。
1,400社以上の導入実績があり、導入されている業界・業種は多岐に渡ります。
SFAではありますが、残業時間の削減やリモートワークへの対応を可能とするため、業務改革ツールとしても注目されています。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
非公開 | 3,500円 | 要問合せ |
画像出典元:「sales force assistant」公式HP
営業社員をアシストすることを第一に考えたグループウェアです。顧客管理、商談管理、案件管理、クレーム管理、訪問計画管理など営業の作業を効率化するにはうってつけです。
営業マン1人1人に合わせてカスタマイズすることが可能なため、非常に便利です。
初期費用 | グループウェア | 無料お試し |
50,000円 | 3,500円~ | 〇 |
「SENLEN」は、動画ナーチャリング機能に強みを持つオンライン商談ツールです。
社内にあるウェビナー動画やホワイトペーパ等のコンテンツを活用することで、見込み顧客へのアプローチやホットリード創出効果が期待できます。
URL一つで動画コンテンツや資料、内容に即したメッセージを顧客と共有でき、自動営業が可能。
チャットやオンライン商談のやり取りまでシームレスに行うことができます。
社内コンテンツを多く持つのにうまく活用できていない企業や、営業コストを削減したい企業におすすめのサービスです。
ライトプランではフォーム機能でのURL発行ができないため、ベーシックプランがおすすめです。
各種サポートが必要な場合、別途料金が発生します。
ライト | ベーシック | プロ | |
月額費用 /アカウント | 19,800円(税抜) | 29,800円(税抜) | 39,800円(税抜) |
フォーム機能で 発行可能なURL数 |
利用不可 | 30個 | 100個 |
発行可能アカウント数 | 3個まで | 30個まで | 100個まで |
※単価×アカウント数分の料金が発生します。
30日間無料トライアルで、全ての機能が利用可能なため、使用感をお試しできます。
動画制作などのサポートプランも充実しているます。
画像出典元:「CANARY Cloud」公式HP
「CANARY Cloud(カナリークラウド)」は、不動産業界のDXを支援している株式会社カナリーが提供する顧客管理システムです。
専門的な知見を活かして不動産業界に特化したシステムであり、高度な自動追客シナリオや分析機能などが多く備わっています。
特に、一画面で完結する管理画面は、顧客情報ややりとりを漏れなくチェックすることができ、スムーズな営業活動を支援します。
詳細な料金は要問合せとなっている為、導入を検討する際は見積もりフォームから見積もり依頼をしてみましょう。
CANARY Cloudの料金体系は、【初期費用+月額基本料+オプション利用料】です。
詳細な金額は、各企業にニーズに合わせて柔軟にプラン設定がされる為、問い合わせが必要です。
公式HPでは、約1分で簡単にできる「費用見積もりフォーム」が掲載されているので、利用してみましょう。
画像出典元:「Kairos3 Sales」公式HP
「Kairos3 Sales」とは、営業案件で得た数々の情報や目標数値などを把握し、営業活動の課題を速やかに解決するSFAツールです。
対応履歴や商談の進捗、過去の受注・失注履歴などを一元管理し、より成果をあげるための分析や施策実践に役立てます。
トップセールスに頼ることなく、誰でも効果的な営業プロセスを取れるように、営業活動を仕組み化していきます。
「Kairos3 Marketing」には2つのプランがあります。
案件管理から分析まで可能な「スタンダードプラン」と、スタンダードプランの各機能に加えてハイレベルな分析や権限のカスタマイズが可能になる「プロプラン」です。
Kairos3 Salesは利用するユーザー数によって料金が変動します。
「スタンダードプラン」は月額25,000円〜、「プロプラン」は月額50,000円〜利用可能です。
最短利用期間は12ヶ月です。
GeAIne(ジーン)は、営業リストを大量に所有しているけれども、そこからアポイントの獲得につなげることが難しいと感じている企業に適しています。
人工知能技術を使って新規開拓営業にかかる膨大な時間やストレスを軽減し、営業業務を大幅に効率化してくれる優れたツールです。
月額4万円から利用できますが、詳細はお問い合わせが必要です。(2,000社/月メール送信可能)
画像出典元:「トビラフォンCloud」
トビラフォンCloudは、既存・新規番号をクラウド化し一括管理、DX化することで通話内容を可視化するクラウド電話サービスです。
自動音声応答(IVR)による音声ガイダンスや電話振り分け、外線着信時にslackやTeams、kitone、メールに自動通知、様々なデバイスで応答が可能など、電話業務において効率化が図れます。
また着信のみならず、録音機能や拒否番号の管理、迷惑電話のフィルタ機能、ユーザーの状態表示・管理など、内外管理が可視化されることにより、無駄なコストの削減や、スムーズな業務体制を構築できるでしょう。
新規事業立ち上げや、固定電話脱却を図りたいテレワーク推進企業などにおすすめのサービスです。
トビラフォンCloudの料金プランは、基本セット料金¥3,300円+通話料+初期費用33,000円です。
利用する番号数とブランドユーザー数により、料金が変動します。
詳細は問い合わせでご確認ください。
基本セット料金 | |
外線番号数 | 050番号×1番号 |
ブランドユーザー数(内線番号数) | 内線番号×2番号 |
同時通話(ch)数 | 2回線(ch) |
電話帳登録件数 | 2,500件 |
拒否電話番号登録件数 | 2,500件 |
通話録音時間 | 約100時間 |
(税込み価格)
画像出典元:「プロワン」公式HP
プロワン(旧:MeetsOne)は、フィールドサービス事業者のあらゆる業務を効率化できるサービスです。
案件管理や予実管理だけでなく、ルート最適化や受電システム、電子契約、決済、勤怠管理など、SFAにとどまらな幅広い機能を網羅しています。
営業管理においては、案件管理、リマインダー機能、営業分析などといった機能があります。
運営元の株式会社ミツモアは、フィールドサービス事業者も多く掲載している相見積もりサービス「ミツモア」を運営。業界に知見のある企業です。
プロワンの料金体系は、導入費用(初期費用)・月額費用から成ります。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
契約は、基本的に1年間単位となっています。
画像出典元:「Kairos3」公式HP
「Kairos3」は申し込みから利用開始までの期間が短く、しかも初心者でも簡単に使えるMA(マーケティングオートメーション)ツールです。
様々な企業規模での利用に適しており、大企業でも部門単位で使うなど、目的に応じた運用が可能です。
特に会社を興したての企業など、これからマーケティングに力を入れていきたい企業では大いに活躍することでしょう。
初期費用は10,000円です。
ログインユーザーは25ユーザーまではこの表の価格で利用できます。ユーザーを増やしたい場合は、25ユーザーごとに25,000円/月がかかります。
画像出典元:「WaWaFrontier」公式HP
「WaWaFrontier」は日報入力や停滞案件の確認など、基本的機能のみを低価格で導入できるので、SFA導入を検討しているスターターにはぴったりです。
見えにくかったセールス個人の行動を可視化できるため課題が明確になり、営業先への新たなアプローチプラン立案につながります。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 3,500円~ | 〇 |
画像出典元:「Falcon DB」公式HP
「Falcon DB」は求人管理や選考状況、売上管理など、情報把握にかかる業務負荷を軽減できる人材紹介業者のための管理システムです。
日本全国のDX事業の成功をミッションとする、アルサーガパートナーズ株式会社が提供するシステムで、ITシステムの開発に必要な機能を備えています。
基本情報と会社情報の登録の最短2ステップで導入が可能で、アカウントを作成すれば即時に利用開始でき、導入ハードルが低いのも魅力です。
有料プランは1種類で、シンプルな料金体系です。
ユーザーアカウントを追加するごとに10,000円(税別)の費用が加算されます。
・初期費用:0円
・月額費用:10,000円(税別)/ID
無料トライアルあり。
JUST.SFAはソフトウェア開発実績35年と信頼性が高く、高い操作性が評判で幅広い年齢層でも使いやすいITツールになっています。
また、サービス自体が純国産で最高水準のSFAと高評価です。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
非公開 | 非公開 | 〇 |
営業日報をもっと簡単に管理できればいいのに…という時に役立つ、それが「ワンズ営業日報」です。
このツールは営業日報だけでなく、訪問計画作成や掲示板による情報の共有など様々な機能が搭載されているので、導入することによって今以上の営業活動の効率化を図ることができるでしょう。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
非公開 | 3,600円~ | 要問合せ |
営業活動の効率改善にお悩みの会社におすすめのツールです。手間のかかる企業リスト作りなど新規営業に関わる作業を自動で行います。
営業活動の一部をツールに代行させ、営業の人材不足を解消できます。
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SFAを導入することで、具体的な業務進捗やタスク管理の状況などが社内で閲覧できるようになり、逐一報告しなくても情報共有が可能になります。
また、営業担当は外出先からでも進捗状況を入力できるため、社内で関連業務を行うメンバーにとっても、業務スピードが上がり業務効率が上がるでしょう。
営業戦略を立てる上で必要なノウハウやデータを蓄積できるという点もSFAツールの魅力です。
現場の営業が入力したデータをそのまま上司や上層部が確認・分析できるため、営業計画を見直す材料として活用できるようになります。
常に最適な営業戦略を立てられたり、営業プロセス上の課題や問題も見つけやすくなるでしょう。
また、今までは属人化しがちだったノウハウに繋がる部分もデータ化し共有することが可能になります。
そのため、新人や経験の浅い営業担当も提案資料の作成方法や成功パターンを学ぶことができ、先輩や上司の教育コストの削減にも繋がるでしょう。
SFAを導入すると、システムによっては初期費用+月額料金が1ユーザー700円~3万円程度発生することは頭に入れておきましょう。
固定費として、毎月一定額が必要になってくることと、実際に運用してみてのコストパフォーマンスは、必ず導入後検証してみる必要があるでしょう。
例えば、営業人数が少なく、社内での情報共有もエクセルで十分!というSFAを導入する必要のないケースもあり得るため、慎重に精査してみましょう。
SFAは、これまでシステムを利用してこなかった企業の営業にとっては、慣れるまでは業務フローが一つ増えるというマイナスの側面に映ります。
核となる基本機能だけでも「顧客情報管理」「商談管理」「行動管理」「営業計画」「スケジュール・日報管理」などが挙げられます。
膨大なデータを蓄積できる反面、多くの機能を搭載しているため、全ての機能を使いこなそうとすると、営業担当者の負担が増えるばかりで、失敗に終わってしまいます。
システムを選ぶ際は、できるだけ入力操作がシンプルでいつでもどこでも入力できるものを選ぶと良いでしょう。
また、社内での操作方法の説明会や研修などを定期的に行い、定着するまで粘り強く取り組む必要があります。
SFAは営業活動をする上で、とても便利なサービスです。しかし、SFAを導入することが目的となってしまっては意味がありません。
SFAを導入すると「売上がUPする」「業務効率がUPする」わけではありません。
例えば、「新人が先輩の営業方法を学べるようにしたい」「営業活動を可視化して問題点を洗い出したい」など、現場目線の目的を共有することが必要です。
あくまでも目的を達成するためのツールであることを忘れずに、導入する明確な目的を定めておく必要があるでしょう。
SFA導入が成功するか否かは、営業担当者の利用率をどれだけ上げられるかにかかっています。
多くの情報が欲しいからと欲張ってしまうと、営業担当者の入力業務が煩雑となり、敬遠されてしまいます。
まずは、「必須入力項目を選り抜く」「選択式の入力方法にする」「移動中に入力できる」など、負担にならない程度に導入することをおすすめします。
Salesforceをはじめ、モバイル端末での対応が可能なサービスも多くあるため、モバイル対応しているサービスを選ぶことも重要な選択肢の一つになります。
SFAツールの導入によって営業活動を少しでも効率良く行うことが出来れば、業務改善されることはもちろん、営業担当者の仕事を減らせるでしょう。
営業活動を少しでも効率化したいと考えている方は、ぜひ今回紹介したツールを始めとしたSFAツールの導入を検討してみることをおすすめします。
画像出典元:O-dan