経費精算システムについて

【おすすめ11選】もう迷わない!経費精算システムを企業規模に合わせ徹底比較

記事更新日: 2018/11/27

執筆: 宮嵜涼志

一人あたり月額500円程度で利用できる「経費精算システム」。会計に割く多くの時間と手間を省くことができます。

今回は、おすすめの経費精算システム11選をご紹介し、特徴や料金などを徹底比較していきます。

経費精算システムとは?

経費精算システムとは、紙やExcelで行われていた経費精算業務を電子化し、業務効率の改善や人的ミスの防止を実現することを目的とするものです。

例えば、多くの経費精算システムが、交通系ICカードから履歴情報を取り込んで自動で交通費精算ができたり、自動仕訳機能や振込データの自動作成機能といった機能をもっていたりします。

経費精算システムの3つの選定ポイント

1. クラウド型かオンプレミス型か

経費精算システムには、主にクラウド型とオンプレミス型があります。その違いは、自社でシステム環境を構築するかどうかです。

経費精算システムの主流はクラウド型。自社にシステムを構築しなくていいという性質上、導入が早くて、導入コストも安い、またインターネットを介して利用するため社外からでもスマホなどで簡単にアクセスできるというメリットがあるからです。会計制度の変更にも、クラウド型なら自動で対応してます。

2. コスト

単純に安いかどうかだけではなく、どのような課金体系かも確認しましょう。

会社単位で料金が発生する場合と、一人あたりで料金がかかる場合があります。100人程度の規模の会社では一人あたりで利用料を課金される方が、安く抑えられる場合が多いですが、1,000人を超える会社だと会社単位で支払う方がトータルで安くなるでしょう。

サービス毎にそのサービスに向いている人数規模があります。料金体系から自社とそのサービスがマッチするか判断しましょう。

3. 会計ソフトなどの他サービスとの連携

経費精算システムは会計ソフトやワークフローと連携させると、さらに利便性が高まります。しかし一方で、会計ソフトと相性の良い経費精算ツールは限られてきます。例えば、MFクラウド会計を使うならMFクラウド経費を使うべきですし、会計freeeにはもともと経費精算機能がついているので経費精算システムは不要です。

自社で使っている会計ソフトとの相性や、今後使いたいと考えている会計ソフトなどはないかを考える必要があるということです。

こだわりがなければこれ!鉄板の経費精算システム3選

経費精算システムだけひとまず導入したいときに、導入しておけば間違いなしの経費精算システムを紹介します!

1. 急成長中!ジョブカン経費精算

【特徴】

楽楽精算を導入した会社で、多いのがコストパフォーマンスを評価する声。必要な機能を、リーズナブルな料金で提供しているのが、ジョブカン経費精算の魅力です。

楽楽精算との大きな違いは、料金体系。初期費用がゼロ円で、月額利用料もユーザ 1人あたりの料金なので、はじめて経費精算システムを導入する、小規模の会社にかなりオススメです。

【料金】

利用料は月額400円 / 1ユーザで、初期費用不要です。

最低利用料金が5,000円(13人以上)という条件があるものの、 1ユーザに対する課金システムのため少人数の会社でも導入しやすいです。

【評判・口コミ】

「わかりやすさ」が選んだ理由
JapanTaxi株式会社

最終的に、このようなシステムにあまり慣れていない事務スタッフに、各社のアカウントを一通り見てもらいました。「どれが一番難しくなさそう?」聞いたところ、「ジョブカン経費精算が一番分かりやすいです。」と答えてもらったのが一番大きかったです。

承認取り消し機能が便利
テモナ株式会社

「承認取り消し」機能が便利ですね。承認ボタンを押したあとに「やっぱり戻したい!」と思うことが時々あるんです。ジョブカン経費精算は、このように細かいところまで、ユーザを考えて設計されている印象があります。

 

2. 累計導入社数No.1。楽楽精算

【特徴】

ジョブカン経費精算同様、楽楽精算が支持される理由はそのコスパ。必要な機能を比較的安価に利用できます。

特徴として、カスタマイズしやすく、今ままでのフローから大きく変更することなくシステムをスムーズに導入できる点も重要なポイント。スムーズに導入したいというニーズがある人におすすめのツールです。

一方で、会社単位での料金プランのため、50人未満の会社だと十分な費用対効果を実感できない可能性があります。

【料金】

初期費用が10万円、月額費用が3万円〜です。無料トライアルもあります。より詳細の月額費用や無料トライアル期間については問い合わせが必要です。

【評判・口コミ】

導入の決め手はクラウド、コスト、操作性
Hamee株式会社

「楽楽精算」はこれまでエクセルでやっていたことが、そのまま画面上でできる、という感覚です。
これまで使用していたエクセルフォーマットと同様の項目を、同じように配置することが管理画面上でできるので、私たち経理側で行う初期設定もとても簡単でしたし、申請や承認をする立場である社員たちからは特に不満の声もなく、スムーズに導入できました。

営業チームから好評!スマホでどこでも簡単に申請できる
株式会社ヒト・コミュニケーションズ

イベントプロモーションなども手掛ける当社では、終日現場での業務が続き、なかなか社内に戻って来られない社員も少なくありません。
これまでは経費精算のためだけに会社に戻り、数時間かけて経費精算作業をしていたのですが、「楽楽精算」は、ネット環境があれば申請できるので、家からの申請やスマートフォンで申請ができる点は、社員からとても好評です。

特に営業担当は電車移動が多いので、うまくスマートフォンを活用していますね。外出する度に、こまめにスマートフォンから交通費の申請内容を作成する者もいます。

 

3. 会計ソフトとの連携させるならStaple

【特徴】

Staple(ステイプル)は、主要会計ソフトである弥生会計をはじめとして、ミロク・freee・MFクラウド・勘定奉行・A-SaaS・FreeWay・PCA会計X・Crew・JDLの計10社の会計ソフトと連携することが可能です。

特に、弥生会計との相性は抜群です。弥生ユーザーであれば、「Staple for 弥生」(弥生会計との連携に特化したStaple)を無料で利用することができます。

今は会計ソフトを利用していなくても、将来弥生会計を導入した時に、今までと同じように経費精算を行うことができるのは大きなメリットです。

【料金】

 

初期費用は100,000円~で、利用規模に応じて初期費用が決定されます。料金プランはシンプルで、1ユーザーにつき月額600円で利用することができます。

なお、上の料金表にもあるように、年間プランで契約した場合は月額プランより1,200円お得になるので、契約は年間プランがオススメです。

30日間の無料トライアルが用意されています。

【評判・口コミ】

シンプルさが導入の決め手
株式会社trippiece

決め手はシンプルで、使い心地の快適さですね。マニュアルなしで利用できました。
我々のような20人程の規模では会計システムに紐付いた多機能なシステムは高価格でインターフェースも複雑で... 1〜2週間程テスト利用を試した後、これなら過不足なく従業員にも利用してもらえるだろうと思い導入を決めました。

経費申請は1週間以内に行うように
MSC JAPAN株式会社

経費精算をStapleで効率化できるようになったタイミングで、経費の申請は1週間以内におこなう社内ルールに変更しました。そうすることによって作業を溜め込んで煩わしくなる悪循環が解消され、経費精算のサイクルが良くなりました。
Stapleはスマートフォンからも申請できるので、移動時間や隙間時間でうまく使えている人も多いのではと思います。

 

その他の経費精算システム

MFクラウド経費

知名度・評判ともに高いのが特徴!


画像出典元:「MFクラウド経費」公式HP

MFクラウド経費は、スマートフォンがあれば経費精算が完結するため場所を選ばず、タイムリーに経費の確認や承認ができます。外出先で急に経費が発生する場面でも、問題なく運用が可能なのが魅力的です。

 

kincone

kintonとの連携が便利!


画像出典元:「kincon」公式HP

kinconeは勤怠管理と交通費決算をFeliCaで行うことができ、月200円/1人で使用できるのはコスパは良いです。さらにkintoneとの連携により、豊富な機能を付け足すことができるのも特徴の一つでしょう。

 

Concur Expense

国内売上シェアNo.1!


画像出典元:「Concur Expense」公式HP

スマートフォンへの対応や、UIなどの使いやすさに定評があるConcur Expense。その高い評価により、国内経費精算市場4年連続トップシェアを獲得しています。

経費精算システムを導入しようと考えている企業は知っておきたいサービスの1つでしょう。

 

eKeihi

15年以上の信頼と実績! 


画像出典元:「eKeihi」公式HP

簡単に経理知識不要で経費清算処理が出来たり、自動仕分け機能によって時間短縮を狙うことができます。人数は50人からの導入となるので、大規模な会社におすすめのサービスです。

 

Dr.経費精算

経費精算にかかる時間を最小化!


画像出典元:「Dr.経費精算」公式HP

Dr. 経費精算は領収書をデータで入力、またはスキャナを代行してくれるサービスにより、経費精算にかかるコストを軽減してくれます。

また、ヴァル研究所社の「駅すぱあと」を内蔵しているため、領収証の出ない公共機関を利用した交通費も、駅名を入力するだけで入力完了です。

 

ネクストICカード

普段使用のICカードがそのまま使える!


画像出典元:「ネクストICカード」公式HP

ネクストICカードは初期投資としてICカードリーダさえ用意すれば、経費情報をクラウド環境にて管理できる点が魅力です。そのため通勤用ICカードを配布でき、大勢の従業員を管理する企業におすすめと言えるでしょう。

 

STREAMED

AI記帳ツールで業務を自動化!


画像出典元:「STREAMED」公式HP

STREAMEDはスキャナを用いることで、簡単にデータを読み込むことができます。さらに、運営会社は経費精算サービスのMFクラウドも提供しているので、データ化した情報を会計ソフトに取り込み利用することも可能です。

 

ハイ!経費

月額300円と業界最安値!


画像出典元:「ハイ!経費」公式HP

ハイ!経費はICカードと連携することにより交通費を簡単に計算することができ、経費を一元管理するため不正を防止することもできます。1アカウント300円とコストを安く使用することができるのも魅力の1つでしょう。

 

経費精算システムの3つのメリット

1. 交通費申請の負担軽減

経費精算システムによる、社員の負担軽減の効果が大きいのが交通費申請。通常、交通費申請の際は、期間中に利用した経路を思い出し、金額を調べて、紙やExcelのフォーマットに手入力をして…と工程がたくさんあります。時間も手間もかかり、ミスも起こりやすい方法です。

そこで役立つのが、経費精算システムの交通系ICカード読取機能。リーダーにピッとかざして履歴を読み取り、申請データとして利用できます。また、「乗換案内」が内蔵されているので、運賃も自動計算、定期区間の自動控除もでき交通費申請にかかる時間が激減します。

また多くのクラウド型経費精算システムはスマホ対応しており、出先などでレシートや領収書を簡単に都度その場で処理できます。後で申請書を作成する際にレシートを探す手間を省けるうえ、申請し忘れを防止できるのも魅力です。

2. 経理担当者の負担軽減

会計ソフトへ入力するための集計作業や仕訳作業や、取引先や社員への振込作業。経理担当者が行う業務は、お金に関わる業務であるため、時間がかかるうえ、間違いが許されません。経費精算システムはそういった業務の負担も、大きく軽減することができます。

会計ソフトに入力するための作業負担は、会計ソフトと連携した経費精算システムで解決。申請時に自動で勘定科目や税区分の仕訳がされるよう設定ができるため、集計・仕訳・会計ソフトへの入力の作業が大幅に削減されます。

また振込データ自動作成機能で、経費精算データから自動で振込データを作成してくれるため、面倒な振込作業が不要になります。

3. 生産性向上によるコスト削減

メリット1と2で紹介したように、経費申請やチェックにかかる業務時間が大幅短縮され、経費精算業務にかかっていたコストが大幅に削減されます。システム利用にかかる費用を上回る効果を得られます。

例えば楽楽精算では、従業員100人の会社で年間63%ものコスト削減が可能と試算しています。

経費精算システムの2つのデメリット

1. 情報管理の安全性に不安がある

情報を電子化し、データとして管理することによって、情報漏えいなどのリスクは高まります。

特にクラウド型経費精算システムでは、自社でシステム環境を管理しないため、セキュリティ環境を自社でコントロールすることができません。利用するサービスのセキュリティ環境をあらかじめしっかりと確認しておくことが重要です。

2. コストがかかる

経費精算システムは有料です。利用料に見合った効果が得られるのかを、精査する必要があります。

経費精算システムは導入すべきか

経費精算システムは、多くの会社で導入すべきです。一人あたり500円程度のコストは、経費精算システムがもたらす時間と手間の節約効果を考えれば割安だといえます。

注意点は、会計ソフトを導入する予定はあるのか。データの集計やグラフ化を自動化・効率化してくれる会計ソフトも導入するのであれば、会計ソフトから先に決め、それに合わせた経費精算システムを利用した方が良いです。

画像出典元:「ジョブカン経費精算」公式サイト、「楽楽精算」公式サイト、「Staple」公式サイト

経費精算システムのITツール

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