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「領収書による経費申請が面倒」「上長の承認や差戻しに関する業務に時間がかかる」と悩みながらも、経費精算システムの導入に踏み切れていない中小企業はまだまだ多いです。
この記事では、無料版も含め中小企業におすすめのコストパフォーマンスに優れた経費精算システム15選を厳選しました。
機能や選び方のポイント、メリット・デメリット、併用すると便利な会計ソフトも紹介していきます。
このページの目次
画像出典元:「ジンジャー経費」公式HP
ジンジャー経費の特徴は、優れたコストパフォーマンスにあります。
申請から承認までの一連の経費処理工程を効率化するための機能が、月額600円ですべて利用可能です。
自社の運用ルールに合わせられる勘定科目設定機能や自動仕訳機能、承認漏れを通知するアラート機能など、便利な機能も満載。
連携機能では給与計算や労務管理など、人事管理業務を一元管理できるので、長期的にシステムを利用したい場合におすすめです。
メリービズ株式会社 経理コンサルタント
経費精算のプロ 長谷龍一による「ジンジャー経費」の総評
メリービズ株式会社にて導入コンサルタント及び部門責任者として、ベンチャー企業から東証一部上場企業まで、請求・入出金・経費精算・月次決算業務等、数十社以上のサポートに従事。
薄く広く利用できるところがジンジャー最大の魅力
初期費用:30万円
月額費用:600円/ユーザー
詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
小売
31人〜50人
自動で仕訳ができてほとんどの会計システムに対応できる
以前は申請書の金額を間違えたり、販売履歴の仕分けに時間がかかったりなどしていました。このツールの導入後は確認や仕訳作業でのミスがほとんどなくなり、時間の短縮化にもなり楽です。
11人〜30人
時間は短縮できたが動作の速度にムラはある
社内のフロア階数によっては、少し動作の速度が鈍化する事象が多く見受けられた。せっかく時間短縮のために使用しているのにも関わらず動作が遅くなってしまったため、期待ほどの時間節約ができないこときには残念でした。
画像出典元:「Concur Expense」公式HP
Concur Expense(コンカー・エクスペンス)は、全自動化を特徴とした経費精算システムです。
タクシー代・駐車場代の自動取込みや法人カード明細の自動登録などはもちろん、経費規程違反の自動チェックや監査証跡の自動記録も可能など、経理業務で欠かせないチェック体制も自動化することで経理業務を省力化できます。
電子帳簿保存法にも対応し、スマホで撮影した領収書を利用できるので申請も保管も簡単です。
中小企業向けには初期費用0円で利用できるスタンダード版が提供されています。
大企業以外にも利用しやすくなってきている
スタンダード版の場合、初期費用:0円、月額費用:29,000円~で利用できます。(無料トライアルあり)
詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
医療
1001人以上
経費規程違反を自動チェックできる
経費や交通費、物品購入の立て替え申請がオンラインででき、管理者も承認はスキマ完了することができます。経費規程違反も自動チェックすることができ、経費管理者もチェックが楽になります。社外で仕事をすることが多い企業にとってとても良いシステムです。
IT/インターネット/通信
1001人以上
いちいち承認者を検索するのは面倒
UIが分かりにくい。癖があって外資が作ったツールという感じ。管理部門の入力がややこしい。普段で会社で使っている別システムと少し違うため、勝手がわからず手間取る。承認者がデフォルトで入っているのではなく、リストからイチイチ検索をかけなければならず、面倒くさい。
画像出典元:「TOKIUM経費精算」公式HP
TOKIUM経費精算の最大の特徴は、領収書の画像を撮影して送るだけかんたんに経費申請ができること。
似たような機能を持つ経費精算システムは多くありますが、それらが機械による自動入力であるのに対し、TOKIUM経費精算はオペレーターが代行入力してくれるため、入力精度が圧倒的に高く、手直しの手間がかかりません。
また、会計ソフトとも自動連携が可能なため、経費精算にかかるコスト・時間ともに軽減可能です。
月額費用は4.6万円〜、初期費用は個別見積もりでのご案内です。
※月額費用等は企業ごとに異なります。
初期費用には、初期設定サポート付きとなっております。また月額費用はユーザー数無制限なので、従業員がどれだけ増えても追加費用がかかりません。
詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
不動産
11人〜30人
管理が簡単で環境にも優しい
今までは帳簿を空き時間につけて管理していたが、レシートが紛失していたり、なかなか時間が作れず溜まっていってしまいイライラしていたが、これを導入することにより簡単に管理が出来るので嬉しい。
サービス
1001人以上
操作が手軽なだけに雑な部分がある
スマホで行うため、通信具合によってはログインができないときや、データ自動入力に時間がかかるときがあります。また、手軽に使える反面経費申請が雑な場合があり、内容の確認に時間と手間がかかってしまうことがあります。
画像出典元:「ジョブカン経費精算」公式HP
使いやすさを求めるなら、ジョブカン経費精算がおすすめです。特にスマホに特化したUIとなっており、PCに慣れていない従業員でも感覚的に操作できます。
スマホから申請できるだけでなく、承認や差し戻し、申請状況の確認も可能です。
また、自動仕訳機能や領収書の自動タイムスタンプ、クリックするだけで承認フローの設定ができる機能など、経理担当者の作業負担を考えた設計になっています。
初期費用0円、月額400円/ユーザー と安価ながら、カスタマイズしやすい点も魅力。他のジョブカンシリーズと連携することで、労務管理や採用管理などの一元化が可能です。
管理側でストレスなく進めることができるシステム
初期費用:0円
月額費用:400円/ユーザー(最低利用料金:5,000円)
詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
IT
51人〜100人
営業の労働時間短縮につながる
営業マンにとっては使い勝手が良いため、おすすめします。Suicaの履歴情報を読み取るだけで経費精算申請が済む点はメリットであり、営業マンの労働時間が毎月1時間程度削減されます。
小売
51人〜100人
コスパが悪く共有などもしづらい
ジョブカン経費精算はクローズなので、共有や全社報告がしづらく、ガルーンには劣ると感じました。費用のわりに使い勝手が悪くて、給与の計算や人事情報の入力、さらに外部システムとの相性がよくないものも多いので、おすすめしません。
画像出典元:「バクラク経費精算」公式HP
「バクラク経費精算」は、複数枚の領収書を”数秒”でAI-OCRが読み取ります。
読み取った値は申請データに自動で反映されるため、金額・支払先の手入力は不要。
データの目視チェックを重視する企業にはあまり向いていませんが、入力ミスの防止効果が大いに期待できます。
申請内容はSlackで通知されるため、スピーディーな経費精算作業が実現できるでしょう。
申請時のミスを軽減させたい企業には、うってつけのシステムです。
無料トライアルがあるので、気軽に試すことができます。
「経費BANK」は初期費用0円で操作性の高いワークフローを実現しており、SBIビジネスソリューションズが運営する経費精算システムです。
操作の簡単さ・分かりやすさを目指すことで操作ミスや計算ミスを無くしており、信頼性と確実性を重要視する企業には最適です。
さらに、データサーバの保守運用もお任せでき、操作性が良いためミスを減らせるので、業務効率化に効果的です。
初期費用: 0円
5IDまで | 10IDまで | 20IDまで | 30IDまで | |
月額費用 | 1,500円 | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 |
※利用ID数が200を超える場合は別途見積りが必要です。
SmartGo StapleはモバイルSuicaと法人用プリペイドカード「Stapleカード」が一体となった新しい経費精算システムです。
最大の特徴は、JR東日本から公式にデータを取得しているため、改札を通過するだけで交通費の申請が完了する点です。
システムが自動でチェックしてくれるので、リモートワークと出社とで通勤費精算が複雑化しているような会社には特におすすめのサービスと言えます。
初期費用は無料です。
以下の2つの料金プランは300IDまでのものです。それ以上は別途見積もりが必要です。
なお、1枚あたり165円(税込)のStapleカード発行手数料がかかります。
セット版サービス SmartGo Staple |
単体版サービス | オプションサービス | |
料金(税込) | 月額1,100円/ 1ID | 月額660円/1ID | 初期設定サポート:220,000円/回/企業 セミナートレーニング:330,000/回/企業 |
SmartGo Staple 含む経費精算システムの資料を一括DL
J’sNAVI NEOは経費精算+旅費交通費精算まで管理可能な経費精算システムです。
勘定奉行クラウドなど、各会計システムとの連携(CSV出力・API連携・アドオン開発)も可能。
導入した企業からは「操作がシンプルで使いやすい」「サポートの対応がスピーディーで丁寧」「自社ルールに合わせた承認フローが設定できる」など高く評価されています。
導入規模としては、社員数300名~1,000名の企業での導入が多いです。
最安プランは月額30,000円~で、会計システムとの連携がしやすいので、使いやすさと充実した機能性を求める企業におすすめです!
J's NAVI NEO ベーシック | J's NAVI NEO スイート | |
初期費用 | 0円~ | 0円~ |
月額費用 | 30,000円~ | 35,000円~ |
経費精算をラクにできるベーシックプランの場合、初期費用0円~、月額費用は30,000円~となっています。
一方、スイートプランには、新幹線・航空機・ホテルなど、国内外のチケットをオンライン手配できたり、チケットの不正手配を防止する機能が使用可能です。
また、導入コンサルティングサービスでは、他のシステムとの連携など、各種カスタマイズに対応できます。
なお、一ヶ月の無料トライアルも用意されています。
J’sNAVI NEO 含む経費精算システムの資料を一括DL
画像出典元:「楽楽精算」公式HP
楽楽精算は月額3万円~コーポレートカード連携・プリペイカード連携などの多彩な機能を利用でき、コストパフォーマンスに優れています。
またカスタマイズしやすく、フローを大きく変更することなくシステムをスムーズに導入できる点も重要なポイント。
7,000社以上が導入しており導入実績が豊富であるため、幅広い事業規模の会社に対応できます。
痒いところに手が届く、使い勝手の良いシステム
初期費用:10万円
月額費用:30,000円〜
無料トライアルもあります。
画像出典元:「WAVE225旅費・経費精算/稟議」公式HP
「WAVE225旅費・経費精算/稟議」は、申請者・承認者・経理担当者すべての業務を効率化してくれる旅費・経費精算サービスです。外出先からも経費の申請や承認ができ、テレワークや拠点が多い企業には特におすすめです。
ライセンス版ではインストール先のサーバーのCPU数に応じてライセンス数が変わります。CPUとはさまざまなプログラムを実行する装置です。システムのレスポンスが低い場合、CPUを増強するために追加ライセンスが必要になることもあります。
WAVE225 旅費・経費精算プラン |
intra-mart Accel Platform アドバンスト版 |
|
ライセンス | 150万円 | 180万円 |
年間保守 | 30万円 | 36万円 |
ライセンス体系 | 1CPU/4core単位 | 1CPU/4core単位 |
上の表のとおり、料金はライセンス体系にもとづきます。標準価格が150万円、年間保守価格が30万円です。
なお、「WAVE225旅費・経費精算/稟議」の導入時には「intra-mart Accel Platform」がシステム基盤として必要です。また、システム導入作業、およびカスタマイズ対応については別途作業費用が必要な点にご注意ください。
クラウドソリューションの提供にも対応しており、月額20万円から利用することも可能です。
※500ユーザーでの利用だと、400円/1ユーザーとなり、汎用的なクラウド経費精算システムの相場より割安です。
画像出典元:「接待ステーション」公式HP
「接待ステーション」は、接待の店舗予約から精算業務まで一気通貫でサポートしてくれる精算業務効率化サービスです。
専任バイヤー推奨の約1,000店舗の中から店舗予約が可能で、接待時にはキャッシュレス利用ができます。
レストラン予約機能と精算業務効率化がセットになったサービスは珍しく、接待に関わる精算業務の効率化を目指している企業におすすめです。
接待ステーションの料金プランは、初期設定費用とシステム使用料が発生する基本プランのみ。
システム使用料は利用月によって増減し、初期設定費用も自社の希望設定によって費用が変動します。
基本プラン | |
初期設定費用 (税抜) |
100,000円~ |
システム使用料(月額) (税抜) |
50,000円~ |
画像出典元:「BTOL」公式HP
「BTOL」は出張に関わる業務を一括管理した、使いやすさを重視した出張手配管理システムです。
出張に関わる宿泊や交通機関の経費精算も個人立替不要になり、会社一括請求で支払いがスムーズになります。海外出張にも対応し、現地通訳やWiFiルーターなどの手配にもメールリクエストで対応しています。
BTOLは、連携利用するサービスによって料金が異なります。
導入決定後は、テスト稼働や社内説明会の開催、マニュアルの配布など、初めてBTMシステムを導入する企業へのサポートも行っています。
基本プラン | |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | ¥30,000〜 |
Hi-VOXサービスは公共料金・通信費の経費精算にまつわる業務を一括代行してくれるサービスです。
複数種類の請求書が一本にまとまるため、たった1回の支払いで経費精算が完了します。
請求・支払内容のデータ化によって、経費の可視化が可能に。データを活用すれば、コスト削減が実現できます。
交通費や固定費などには対応していませんが、事業拠点が多く、公共料金・通信費の精算業務に追われている企業にうってつけのサービスです。
Hi-VOXサービスの月額費用は、公共料金の処理と通信費の処理で料金が異なります。
契約数に応じて課金されるため、コストを抑えて代行の依頼が可能。
請求書の開封・仕分から、データ作成、支払・請求書の電子保管まで、まとめて行ってくれます。
初期費用(税別) | 100,000円 |
月額費用(税別) | 通信費:200円/契約 公共料金:400円~/契約 |
画像出典元:「マネーフォワード クラウド経費」公式HP
マネーフォワード クラウド経費は、知名度・評判ともに高いのが特徴です。
知名度の高いマネーフォワード クラウド会計のほか、マネーフォワードが提供する勤怠管理や給与計算といったサービスともスムーズに連携できます。
スマートフォンがあれば経費精算が完結するため場所を選ばず、タイムリーに経費の確認や承認ができます。外出先で急に経費が発生する場面でも、問題なく運用が可能なのが魅力的です。
連携面が非常に優れている
マネーフォワード クウラド経費は、基本料金と従量課金の2つの料金が発生します。
基本料金は以下の表の通り、スモールビジネスとビジネスの2パターンです。(年額プランの場合)
スモールビジネス:月額2,980円
ビジネス:月額4,980円
6人以上で利用する場合、基本料金に加えて1ユーザー当たり500円の従量課金が必要です。5人以内で使う場合は従量課金なしで利用できます。
詳しくは以下の無料資料ダウンロード、または公式ホームページからご確認ください。
画像出典元:「kincone」公式HP
kinconeはSuicaやPASMOをタッチするだけで勤怠管理と交通費精算を同時に行えるシステムです。
月200円/1人で利用できとてもコスパが良いです。
kinconeを運営するサイボウズ社が提供するグループウェア「kintone」との連携により、豊富な機能を付け足せることも魅力の1つでしょう。
初期費用:無料
月額費用:200円/1人あたり※「勤怠管理」「交通費精算」の機能を全て使用可能
ワークフロー(社内申請管理)機能やシフト管理等、より複雑な勤怠管理も行いたい場合は、サイボウズ社のクラウド型Webデータベースkintoneと連携可能です。最大2か月無料のトライアルもあります。
経費精算システムの比較検討に役立つ資料を無料配布中!
現在、起業LOGでは独自に実施した取材や口コミ調査などで分かった情報をまとめた、お役立ち資料を無料配布中です。
がもらえます!
スマートフォンアプリやタブレットなど外出先から即時に申請できるモバイルデバイス対応のシステムがおすすめです。申請する従業員と承認する側双方の負担と工数を減らせます。
さらに、スマホのカメラで領収書を撮って添付できる機能があると、申請だけでなく保管の手間も省けます。
無料トライアルを利用し、実際に操作しやすいか使用感を確かめてから導入するとよいでしょう。
電車移動の場合は領収書が出ない場合もあり、不正していないかチェックが大変ですよね。
そんな経理担当者側の業務効率化のため、乗換案内やタクシー手配アプリ、ICカード・クレジットカード等のデータを自動で取込み・計算してくれる機能が搭載されたシステムがおすすめです。
また、複数の支店・店舗をもつ企業では特に、上長の承認・差戻し対応ができるワークフロー機能があると非常に便利です。
どの企業においても独自の経費精算のルールがあり、勘定科目や補助科目、税区分設定など、詳細な設定が必要になってくる仕訳作業。それらの設定についてどれくらいカスタマイズできるかは、システムごとに異なります。
社内ルールに合うように、細かく柔軟な設定ができる経費清算システムを選択しましょう。
そうすることで、社内の経費精算から仕訳までの一連の業務をすべて自動化でき、作業効率性がUPします。
自社のルールに即した設定を行うことができる一方で、システム導入時の初期設定に時間を要することになります。
初期設定を自社で行う場合は通常の業務と並行となり、経理担当者の業務負荷が一時的に増加。また、システムが運用に乗るまでの不安もあります。
経理担当者の負担軽減のためにも、初期設定やトラブル時は即時に対応してくれるサポートが手厚い会社を選択しましょう。
経費精算システムで整理されたデータは会計ソフトに連携させることで、会計業務をより効率化できます。
以下ではおすすめの会計ソフトの機能・価格などをわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
経費精算を領収書で行っている場合、申請書に記入する手間や承認作業のための出社など、非効率な部分が生じてしまうものです。
経費精算システムなら、経費精算申請・承認フローを飛躍的に効率化することができます。
スマホで撮って添付するだけで申請完了、承認作業もスマホやタブレットなどのリモート環境からいつでもどこでも行えます。もう月末まで領収書を保管する必要や、会社に出向く必要もありません。
経費精算作業をシステム化することで、従業員・役職者ともに本来の業務に集中することでき、生産性が向上します。
経費精算システムを導入すれば経理業務を自動化できるため、経理担当者の業務負荷を減らすことが可能です。
法人カードや交通系ICカードと連携してデータを取込むことや、乗換案内システムと連携して定期区間の自動控除、最安値経路のチェックまで自動で行ってくれます。
また、申請内容から自動的に仕訳・支払計上ができる機能なら、煩雑な仕分け作業を劇的に効率化できるほか、会計システムとの連携もできます。
経費処理が自動化すれば出社を減らすことができるため、テレワーク推進にも最適です。
不正防止のためのチェックは欠かせませんが、少数精鋭で運営している中小企業にとってそれが大きな業務負担となっていることも少なくありません。
経費精算システムを利用することで、不正請求のチェックの負担を軽減できます。
経費精算システムの中には、タクシー配車アプリやECサイトと連携して利用金額を自動取込できるものや、経費規定違反を自動チェックできるものもあります。
これらの機能を使えば毎月の細かい確認作業や修正作業を削減でき、経理業務がよりスムーズになるでしょう。
経費精算システムを導入するにあたり、導入費用や月額費用のほかにオプション機能の追加料金や有料のサポート費用など、さまざまなコストが発生します。
必要な機能を追加していたら高額になってしまって続けられない、なんてことにならないように、最初のトライアル時に必要な機能が十分揃っているか、サポート体制の費用などを確かめておくことが大切です。
スマホ・タブレットを使って外出先やリモートワークから経費精算システムにアクセスさせたい時は、動作環境を確認する必要があります。
データ容量が増えても動作が遅くならないか、タイムラグはないかなどを確かめるため、お試し利用してみるとよいでしょう。
経費精算は、役職者・一般従業員を問わずあらゆる部門の社員が関わる、広範囲に影響する作業です。
これを経費精算システムで効率化することで、会社全体の生産性向上に貢献します。
運用までの時間やコストが気がかりで導入に踏み切れないでいる方もぜひ、本記事でおすすめしたコストパフォーマンスの良い経費精算システムから考え始めてみてはいかかでしょうか?
画像出典元:O-dan