Skype

記事更新日: 2018/10/05

執筆: 大島恵子

運営コメント

Web会議ツールとして抜群の知名度を誇るSkype。しかし、Microsoftアカウントを作成する必要があったり、相手のIDを聞かなければ通話を開始できないなどの煩わしさが目立つため、他サービスとの比較をした上で導入をオススメします。

1. Web会議

動画と音声でのWeb会議が可能

2. 画面共有

自分のPCの画面を相手に共有することができる

3. 固定電話への通話

有料で国内外の固定電話に電話をかけることができる

良い点

知名度が高く、無料ITツールを使い慣れていない人でも抵抗感はないでしょう。また、固定電話への通話も可能な点は他のツールにはないメリットです。

悪い点

通話の開始には自分だけでなくWeb会議のアカウントの作成、アプリケーションのダウンロードが必要で、相手のIDを把握する必要もあり、導入ハードルが非常に高いです。

費用対効果:

他の無料ツールと比べると、機能面での差はあまり無いですが、国際通話を行う場合のコスパは抜群です。

UIと操作性:

自分のアカウントのIDの表示時など、使い慣れていないと直感的な操作が難しい場合があります。

導入ハードル:

IDの作成、アプリケーションのダウンロードなどの煩わしい事前準備が必要です。

はじめに

2003年にサービスリリースされたビデオ通話ツールSkype。Web会議ができるツールとしては圧倒的な知名度を誇り、今では世界で3億人以上の人が利用しています。ビジネスシーンで使われることも多いSkypeですが、使いづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。

今回はSkypeと他ツールの違いや、Skypeから他のどのツールに移行した方がいいのかということを解説します。

Skype for Businessとは?

Web会議用のツールの企業での導入を検討する際に気になるのがSkype for Business。Skypeとの主な違いは下記の通りです。

・利用料金

Skypeは固定電話への通話以外は無料、Skype for Businessは1ライセンスごとに利用料がかかります。Skype for Businessの利用も含まれるようなOffice 365のパッケージを元から契約している場合は利用を試してみてもいいかもしれません。

・最大接続人数

Skypeが最大24人でのグループ通話が可能な一方、Skype for Businessでは250人までグループ通話が可能、一方的なブロードキャスト配信であれば1万人までアクセス可能という違いがあります。

世界中に数十万人の従業員がいるような大企業の場合はSkype for Businessも使いどころが多少はあるかもしれませんが、最大100名まで接続することが可能な無料ツールのZoomや、Ustreamといった動画配信サービスの中継機能での代替を先に検討されたほうがいいかもしれません。

・セキュリティ面

エンタープライズ版のSkypeとなるSkype for Businessの方がもちろんセキュリティは高め。

他にも社外との通信を禁止したり、特定のドメインとの通信のみ許可するといったことが可能ですので、機密情報を多く扱い、社外とのやり取りもある程度制限しているような企業であればSkype for Businessの導入もありかもしれません。

料金プラン

現在、SkypeはMicrosoftのサービスの一部となっており、利用するにもMicrosoftアカウントの作成が必要で、有料版を利用したいようであればMicrosoftのサービスを契約する必要があります。

結論としては、現在社内でMicrosoftのグループウェアを利用しており、そのグループウェアの契約に無料で付帯していない場合は、Skype for Business以外の無料版のSkypeか、他のWeb会議ツールの導入がおすすめです。

 

なぜ有料版のSkypeの方が機能が悪いの?

実は、Skype for Businessは実はSkypeのビジネス版ではなく、LyncというMicrosoft社のウェブ会議ツールであったものから名称が変更された、元々全く別のツールです。

そのため、なぜかPlan1よりも無料版のSkypeの方が機能が充実していたり、何かと使いやすかったりするため、わざわざ単体でSkype for Businessを購入することはおすすめしません。無料版のSkypeで充分です。

また有料版を導入する場合でも、Plan1は1対1の通話しかできないという致命的なデメリットがあるため、注意が必要です。

※現行のMicrosoftのグループウェアのうち、無料、または有料オプションとしてSkype for Businessを利用できるのは以下のプランになります。


440円/月(1ライセンス)の追加料金

・Enterprise E1
・Enterprise E3

追加料金無し

・Business Essentials
・Business Premium
・Enterprise E5

Skypeと他ツールの比較

他ツールとの比較表

・無料版の場合

無料の場合、他ツールと比較するとアカウント登録が必要であることや、アプリのインストールが必要なことなど、導入の煩わしさが目立ちます。

もともとSkypeでやり取りをしていて慣れているという相手でない限りは、4人までであれば最も手軽に利用できるappear.inを、5人以上のミーティングの場合はZoomを活用しましょう。

・有料版の場合

各ツールの有料版の比較表は以下のとおりです。Skype for Businessが月額料金でみると最も安いことがわかります。

そもそも無料版のappear.inまたはZoomでWeb会議のツールとしては十分です。どのツールもわざわざ有料版を導入することはおすすめしませんので、参考までに御覧ください。

有料版のSkype for Businessでは、社外の人とやり取りを行う場合は発行されるリンクを相手に送ってアクセスしてもらえばいいのですが、事前に相手が「Skype for Business Web App」というプラグイン(ブラウザの拡張機能)をダウンロードしている必要があります。

無料版よりは通話開始が簡単ではありますが、社外の人とやり取りする場合は圧倒的に簡単なappear.inをおすすめします。

Skypeから乗り換えた方がいい場合

以下の場合はSkypeから他ツールへの利用移行をおすすめします。

 

できるだけ簡単に通話を開始したい!

編集部

そんな方にはappear.inがおすすめです。


「通話をするのにアプリケーションのダウンロードとアカウント登録が必要なのが面倒」そう思ったことはありませんか?

Skypeを利用したことが無い人とSkypeでWeb会議をしようとすると、通話先の人にアカウントを作成してもらって、アプリをダウンロードしてもらって、IDを聞いて...などなど非常に手間と時間がかかり、お互いにストレスです。

Skypeと同じく、ビデオ通話ができるWeb会議ツールのappear.inであればそういった初期設定が不要で、発行されたリンクにアクセスしてもらうだけでWeb会議が開始できるのでおすすめです。

 

通話中の通信の安定性が気になる

編集部

そんな方にはappear.inかZoomがおすすめです。


Skypeで会話していて急に画面が固まってしまったり、声が聞こえなくなってしまったりしたことはありませんか?Zoomやappear.inといった後発のWeb会議ツールの方が動画通話に必要な通信量が少なくなるように設計されており、Skypeより安定して通話をすることが可能です。

 

セミナーや研修など、大人数が参加するWeb会議を行いたい!

編集部

そんな方にはZoomがおすすめです。


Skypeの無料版であればWeb会議に同時に接続できる人数は24人まで。もっと大人数が参加するようなWeb会議を行う必要がある方は、無料版でも100名まで同時に参加することができるZoomがおすすめです。

ちなみにビジネス向けのSkypeであるSkype for Businessであれば250名までWeb会議に参加できるようになりますが、年額7,200円と有料なのでまずはZoomの導入を検討してみてください。

Skypeの便利な使い方

他のツールと比べるとあまり利用しなければいけないシチュエーションがないSkypeですが、下記の場合はSkypeの利用が便利です。 

1. 中国との通話

中国では規制により使えないアプリが多くあります。Facebook Messenger(フェイスブックメッセンジャー)やGoogle Hangouts(グーグルハングアウト)は使えません。

どのツールが使えなくなるかは予告なく変わりますが、2017年12月頃に筆者が中国の上海とWeb会議をしようとした時はappear.inが利用できず、Skypeであれば安定して使うことができました。

2. Office 365を使い倒す

グループウェアのOffice365を利用していて、追加料金無しでSkype for Businessが利用できるようであれば、Skypeの利用を推進するのもいいかもしれません。

社内同士のWeb会議であれば、Outlookとの同期や共有ファイルへのアクセスなど、他のMicrosoft Officeツールと簡単に同期することができますし、在席確認もできるのが地味に便利です。

3. 電話が使えない時に固定電話にかける

海外旅行中にホテルやレストランに電話をかけなければいけない時など、固定電話に連絡しなければいけないけれど電話が使えない場合はSkypeが便利です。ネット環境とSkypeのアプリケーションが使えるスマートフォンかパソコンがあれば有料で電話をかけることができます。

4. 国際電話の通話料を節約する

海外の携帯電話や固定電話に国際電話をかけなければいけない時に気になるのが高い通話料金。Skypeであれば、格安で固定電話に国際電話をかけることができます。北米や中国への電話であれば1分あたり2円、世界中にかけ放題になるプランでも月額1,675円です。

まとめ

世界一有名なWeb会議ツールSkype、ならびにSkype for Businessについて解説を行いました。まとめとしては、後発でリリースされたappear.inやZoomといった類似ツールの方が使い勝手がいい面も多く、新たに社内に導入する場合は先に他のツールの利用検討をおすすめします。

画像出典元:「Skype」公式HP

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