新型コロナの流行に今急速に開催が増えているのが「ウェビナー」です。ウェビナーとはWebで行うセミナーのことで、費用を抑えて開催できるなどのメリットがあります。
この記事では、ウェビナー開催で必須となるウェビナーツールのおすすめ13選を比較解説します。
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このページの目次
「ウェビナー」とは、ウェブ(Web)セミナー(Seminar)を掛け合わせた造語です。
従来のような大会議室を予約し参加者が会場に集まって行う形ではなく、ネットワークを利用してセミナーを開催します。
基本的にはWebブラウザが利用できる環境があれば良く、参加者はデスクトップPC・スマホなどのモバイル環境から参加できます。
さらにウェビナーにはリアルタイムで議論が行える「リアルタイム配信」と、会議の様子を後から確認できる「録画配信」の2種類があります。
録画配信ではおおむね100人以上の同時視聴を可能としているため、世界中の参加者がいつでも視聴できる環境を提供します。参加者は時間に縛られないので、リアルタイム配信と比べ、参加者の増加が見込めます。
画像出典元:「FreshVoice Webinar」公式HP
FreshVoice Webinarは、その名の通り最初からウェビナーとしての利用を前提として作られたツールです。
アプリのインストールが必要ないため、PCに詳しくない人でも簡単に操作でき、最大3人までの同時双方向通話、50名までの同時配信が可能です。
挙手機能で誰が発言しているかが一目瞭然。録画機能やチャットなど、従来のビデオ会議で利用する機能は網羅。日本語・英語に対応し、サポート体制も万全です。
・最大3名までの同時双方向通話機能
・発言者を明示する挙手機能
・サポート体制も万全
詳細はお問い合わせが必要です。
画像出典元:「Zoom」公式HP
Zoomは、無料でビデオ会議が行えるスタンダードツールとして世界中に支持を持つツールです。
誰もが最初から使いやすい操作を実現し、デスクトップからモバイルまで幅広い環境に対応します。
最大1,000人との接続ができる点も魅力です。使用状況の管理も簡単。多くのメールアプリやカレンダーアプリとの連携も可能です。
台湾政府をはじめ、セキュリティ上の懸念が指摘された「Zoom」は2020年4月8日に、セキュリティ強化の機能を追加した、最新版を公開しました。
ビジネスで活用する際には、セキュリティ面は何よりも重視すべきポイントです。機密情報を扱う企業にはやはり有料のWeb会議システムをおすすめします。
※Zoomのセキュリティに関する日経記事
・最大1,000名まで参加できるビデオ会議
・拡大音声機能
・Microsoftツール/Googleツール各種と連携
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 0円~ | 無料プランあり |
有料プランは、2,000円~ / 1ホストで、グループミーティングを無制限に利用できます。
体感ですが、Skypeよりzoomの方が画質がいいです。また、音もクリアに聞こえます。こちらのツールは社内外で使用していますが、社内だと、説明会・部内での打ち合わせに利用しています。コロナ禍では、新卒採用をウェビナーで行ったり、web面接にも利用できたりと、汎用性が高いと思います。
(IT関連:従業員約200人)
Skypeを使用していたがZoomに切り替えました。Skypeは通信遮断が多くて使いにくかったです。Zoomの方が新規のクライアントと接続しやすかったです。
(IT関連:従業員約50人)
zoomはホストになる時に手間になるので、Googleミートの方が好きです。zoomは100人超える会議の時に利用しています。
(コンサル:従業員約400人)
画像出典元:「Cocripo(コクリポ)」公式HP
Cocripo(コクリポ)は、接続時の簡単さと高品質にこだわったウェビナーです。
ブラウザベースで利用できるため、主催者側はchromeブラウザを用意するだけ。参加者はPC/モバイル機器を問わず利用できます。
通信時の切断を極力抑える対策と、もし切断されても再接続する機能を備えているため安心して利用できます。品質は無料プランで存分に試せます。
・会議中の録画機能
・発信映像の自動調整機能
・通信切断時の自動再接続機能
フリー | ビジネス | EP | |
月額費用 | 0円 | 30,000円 | 70,000円 |
画像出典元:「ULIZA」公式HP
日本国内で開発された動画配信プラットフォーム「ULIZA」。500社以上の実績があり、充実した機能すべての利用だけでなく、必要とされる機能の一部分から利用することもでき、幅広い使い方が可能。
100名を超えるエンジニアが在籍しており、国内の専門スタッフが動画配信の導入や運用を支援してくれるため、サポート体制も充実しています。
・パッケージプロダクト
・動画コンテンツ配信
詳細は資料をご参照ください。
画像出典元:LiveOn公式HP
「LiveOn」は他社と比較して動画の滑らかさと音質のクリアさが高く、ストレスなくWeb会議を行うことが可能です。
多拠点での通信でも途切れたり画面が乱れづらい独自技術を採用しているため、高品質で安心のウェビナーを提供することができます。
資料共有だけでなく、ポインタ・書き込み機能など研修やセミナーに活用できる様々な機能が搭載されている点も魅力的です。
操作画面も非常に分かりやすく設計されているため、誰でも簡単に利用できます。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
78,000円 | 3,000円 / 1ID | 14日間 |
画像出典元:「Skype」公式HP
Skypeはその知名度ゆえに利用するときの抵抗感は少ないかもしれませんが、無料版の場合アプリのダウンロードだけでなく主催者のアカウント名・IDを把握する必要があります。
機能面では他のツールと比べてあまり差はありませんが、国際通話を行う場合コスパは抜群です。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 0円 | ー |
有料プランSkype for Businessは月額220円から利用できます。
ネクプロは時間や場所にとらわれず幅広く顧客にリーチしたい企業・繁雑なイベント管理を簡素化したい企業におすすめです。
顧客の動画閲覧履歴やアンケート結果を分析できるので、見込み顧客を商談につなげられず課題を感じている企業にも試して欲しいツールです。
ウェビナー(セミナ配信)だけでなく、ウェビナーを通じたマーケティング活動全般を行う機能が備わっています。
画像出典元:V-CUBEセミナー 公式HP
「V-CUBE セミナー」は、Webセミナーのライブ配信やオンデマンドコンテンツの配信を行うクラウド型配信サービスです。
全世界のPCやタブレットに対してセミナーを開催可能で、チャットで講師にリアルタイムで質問をしたり、簡単なアンケートにより受講者の声を集めたりできます。
影響力のあるオンラインイベントや印象的なウェビナーを簡単に開催できます。最大3,000人、ストリーミング配信であれば4万人までの参加が可能です。
「Cisco Webex Events」なら、世界中の見込み顧客・パートナーと発展的な関係を築いていけます。
Callingには30人までのウェビナーも開催できる、Web会議システムです。
画面共有やホワイトボード機能など、会議を進めるうえで欠かせない機能はもちろんのこと、資料共有やトークスクリプト機能も備わっています。
会議の内容はメモや共有した資料によって、簡単に議事録として管理できます。
また、会議の主催者は会議終了後に参加者にアンケートを実施可能。
アンケート機能を活用すれば参加者の疑問点や考えを個別に確認することができ、フィードバックとしても利用できます。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
20万円 | 1,500円 / 1ID | 7日間 |
1プライスで分かりやすいことがメリットです。
これまでは営業個々人がGoogleのハングアウトやSkypeなどの無料ツールを使っていましたが、お客様側にアカウント登録やソフトインストールをお願いする必要があり、不便に感じていました。そのためアカウントの発行やソフトのインストールが必要なく、お客様に手間をかけないCallingの全社導入が決まりました。
(ITマーケティング:従業員500人以下)
CallingはURLをクリックするだけですぐに接続できるので、操作が苦手な人も馴染みやすいと感じました。思っていた以上にスムーズにコミュニケーションが取れるので、社内コミュニケーションの強化にも利用したいと考えています。
(医療業界:従業員約1,000人)
企業の動画活用に必要なあらゆる機能を搭載しながら、月額50,000円から始められる動画配信プラットフォームです。
使いやすさや幅広い外部システムとの連携も充実させることができ、すきま時間での視聴環境も提供できるので、ユーザー数増加、視聴度アップを目指している企業にもおすすめです。
Startup | Business | Expert | |
月額費用 | 50,000円 | 100,000円 | 160,000円 |
初期費用は全てのプラン50,000円です。
画像出典元:「Googleハングアウト」公式HP
「Googleハングアウト」の最大の特徴は、Googleアカウントを持ってさえいれば無料で「ビデオ通話」が使えるところです。
「Googleハングアウト」のビデオ通話は一度で最大10人までと定められおり、それ以上使うことはできません。
面談など少人数でのweb会議であれば大丈夫ですが、使用するデバイスが多くなると回線が悪くなることがあります。
そのためウェビナーの開催にはあまり向いていないといえます。
Googleハングアウトは、2021年後半には提供が終了することが発表され、その後はハングアウト Chat(チャットツール)とハングアウト Meet(ビデオ通話ツール)に分割される予定です。
新サービスを使用する場合は従来のハングアウトからのデータ移行が必要になるため、導入は慎重に検討してください。
「GigaCast」は、インターネットを活用したウェブセミナーを行う配信システムです。
企業での利用に特化して作られているので配信だけでなく、参加申し込みページや告知、アンケート機能などが揃っています。初めてウェブセミナーを行う企業におすすめです。
プリペイド | ポイント方式 | 時間指定 | |
月額費用 | 40,000円 | 9,800円~ | 48,000円~ |
プリペイド制は、使った分だけの請求となるのでセミナー回数が少ない企業におすすめです。
ポイント方式・時間指定は、毎月一定量のポイントがもらえる仕組みで、毎月セミナー開催を行っている企業におすすめです。
Seminar Shelfは、いつでも・どこでも・無料でセミナー動画を視聴できるサービスです。時間や場所の制限により行きたいセミナーに参加できないビジネスパーソンに学びの場を提供しています。
数多くアップされている動画はカテゴリーごとに集約されているので、探したい動画をすぐに見るけられるでしょう。オリジナルコンテンツも投稿されています。
全ての動画を無料で視聴できます。
普段使うZoomやSkypeなどのWeb会議システムとウェビナー用に特化したウェビナーツールの一番の違いは、ウェビナーツールではホスト・パネリストと視聴者の違いが明確になっている点です。
Web会議システムでは参加者全員が画面共有したり、音声をオンにして参加することができます。
一方で、ウェビナーツールで画面共有や音声・ビデオをオンにして話すことができるのは基本的にホストとパネリストだけです。視聴者はQ&Aやチャット、アンケートなどを通してやりとりすることになります。
接続可能人数が多いとより多くの拠点から会議に参加してもらえますが、通信品質が落ちてしまうため、同時接続数には上限が設けられています。
同時接続数はリアルタイム配信時と録画配信時で人数が異なり、一般的にはリアルタイム配信よりも録画配信の方が大人数に対応できます。
まずは想定される配信スタイルと接続人数を明確にしてください。
こういったクラウドツールを使用する場合、アカウント登録を求められるツールが多いのですが、ウェビナーの利用にはアカウント登録を必要としないものも多くあります。
これは主催者側の設定の手間が省けるのはもちろん、会議に参加する敷居を低くする上でも有効です。
初めての顧客や不特定多数のターゲットに向けてセミナーを開催することが多いなら、ぜひこの点を確認しましょう。
ウェビナーには音声・ビデオ会議機能の他にも様々な付随機能があります。
一例としては以下が挙げられます。
こうした多機能なウェビナーは料金も高くなる場合がありますので、予算と必要性をよく吟味してから導入しましょう。
せっかくネットワーク接続環境があるのですから、国内だけではなく世界中の拠点からの参加を検討したいところです。
その場合、ツール自体が日本語以外に対応しているかが重要です。
参加者に日本語に不慣れな人を想定する場合は、説明文が無くても簡単に操作できるのかという点も重要な視点です
利用は国内だけなのか、セミナー対象者に日本語が苦手な方は含まれないのかを将来的な視点も含めて想定しておくと良いでしょう。
外部の顧客を対象としたセミナーや会議を開催するには、社外のレンタル会議室やホールなどを借りる必要がありました。
また遠方の参加者は、会議に参加するための交通費や宿泊費を参加費とは別に用意する必要がありました。
ウェビナーを導入すると、物理的に会議場所を用意する必要が無くなりますので、こうしたコストは全てかかりません。
会議主催者の作業は多岐にわたります。
前日までに参加人数を確認・会場の確保・説明資料を紙で用意、当日は会場のセッティングや入場受付など、様々な作業が発生します。
ウェビナーを導入すると、こうした手間は無くなります。説明資料を印刷する必要もありません。
会場のセッティングと言えばリンク先をメール通知する程度。参加者はクリックするだけで参加でき、両者のストレスが軽減します。
参加者にとっては、特に不特定多数の一般ユーザー向けセミナーの参加は、会場に行くというだけでも敷居が高いものです。
ウェビナーを導入すれば、特定のアプリをインストールすることなく、リンクをクリックするだけでどこにいてもスマホでも参加できるので、参加者にとっても気軽に申し込みできます。
そのため、これまでより参加人数が増えることも期待できます。
大抵のセミナーや会議は音声や文字、映像で認識合わせができますが、実際にその場にいないとわからないこともあります。
言葉だけでは表現できない「微妙な力加減」「阿吽の呼吸」「独特の間合い」「会場の空気」など。
特にディスカッションでは、相手の顔色がわからない状態で文字や言葉だけで判断するケースがあるため、誤解を生む可能性もあります。
定期的に開催するセミナーなら、あえて数回に1回は従来通り会場に集合して行う形式を取り入れることも考えましょう。
ウェビナーでの通話音声や画像の鮮明さは、利用する機器やネットワーク性能によって差が生じます。
特に参加者の環境によって差が出てしまうので、会議の途中で音声や映像が途切れる参加者が出てくる場合があります。
できればリアルタイム配信のセミナーでも、録画機能を利用して後から見直せるような対応を行うと良いでしょう。
おすすめのウェビナーツール13選を比較紹介しました。
今回ご紹介したウェビナーの導入によって大人数のセミナーや会議の設定がより簡単になり、より情報発信できる機会を低コストで増やすことができます。
また顧客側も気軽にセミナーに参加でき、今までよりも時間に縛られずに商談や交渉が行えるメリットがあります。
ウェビナーに興味をお持ちの方は、ぜひ今回紹介したツールを始めとしたウェビナーの導入を検討してみることをおすすめします!
画像出典元:O-dan
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