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会議効率化ツールとは、会議の質を向上・効率化させるためのサービスです。
ペーパーレス化にも役立ち、オンライン会議での様々な問題も解決できます。
この記事では、会議効率化ツールの基礎知識&おすすめ10選の機能や料金を比較紹介!
自社に最適なツールが簡単に選べる方法も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
会議効率化ツールとは、会議の準備・進行・管理に関する業務をスムーズに行うための機能が備わったツールです。
【会議効率化ツールで解決できる課題】
業務を効率化するだけでなく、会議そのものをレベルアップさせたい場合は、会議の質が向上するタイプがおすすめです。
たとえば、重要な意思決定が行われる経営会議で利用するなら、会議の目的を明確にしたり、重要事項の話し合いに集中できるツールが良いでしょう。
今回紹介するツールだと、これらが(A)のタイプ!
リモート会議だと質問しにくいなど、コミュニケーションに問題がある場合は、気軽に意思疎通が行えるツールが向いています。
メンバー全員が自由に書き込める機能や絵文字を使って感情を表現できる機能があれば、誰もが参加しやすいでしょう。
今回紹介するツールだと、これらが(B)のタイプ!
必要な資料を素早く検索したり、資料の見やすさにこだわりたい場合は、会議資料の閲覧・検索に強いツールが最適です。
IT機器に不慣れな社員が多いなら、「かんたんモード」があるツールを選びましょう。
今回紹介するツールだと、これらが(C)のタイプ!
(税抜)
画像出典元:「TIMO Meeting」公式HP
「TIMO Meeting」の特徴は、AIによる自動文字起こし機能があることです。
会議中の話し声を自動的にテキスト化して議事録が作成でき、多言語翻訳機能まであります。
会議が始まる前に承認or非承認を事前決済できるなど、便利な機能が満載です。
起案の質を上げられることも強みで、用意されたフォーマットに従って必要な項目を埋めるだけで、各ミーティングに必要な情報がすべて揃います。
ただし、AI文字起こし機能を使うためには条件があるので、契約前に確認しましょう。
文字起こし専用プラン | ライトプラン | スタンダードプラン | プロプラン | |
初期費用 | 無料 | 100,000円~ | ||
月額費用 | 30,000円 | 50,000円 | 100,000円 | 200,000円 |
(税表示なし)
TIMO Meeting 含む会議効率化ツールの資料を一括DL
画像出典元:「ConforMeeting」公式HP
「ConforMeeting/e」は、リモートでのWeb会議を活性化するための機能が充実したサービスです。
資料の同期がワンタッチ・ワン操作で簡単にでき、説明する際につけたマーカーの線は数分で自動的に消えるため資料が汚れません。
キャビネット機能を使えば、報告中の資料と過去の会議で使われた資料を同時に閲覧することもできます。
電子印鑑を資料に捺印する機能もあるので、面倒な業務を極限まで減らせるのも魅力です。
社員証などの非接触ICカードでログインできるなど拡張機能が充実していますが、別途オプション料金がかかります。
【クラウド版】
クラウド版 | |
初期費用 | 0円 |
基本サービス | 20,000円(ユーザーID数:10) |
追加ユーザー | 2,000円//1ID(5ID単位) |
(税別)
※最低契約期間6ヶ月
【オンプレミス版】
詳細についてはお問い合わせが必要です。
<費用例>同時アクセスライセンス(10):350万円~
画像出典元:「スマートセッション」公式HP
「スマートセッション」は、利用規模に合わせてプランを変更できるサービスです。
オンプレミス版とクラウド版だけでなく、小規模利用向けのサブスクリプション版も用意されています。
資料データをアップロードするだけで会議の準備が完了するので、ITスキルに自信がない人でも使いやすいでしょう。
10年以上の販売実績があるサービスで、株式会社TBSテレビなど大手有名企業で利用されています。
Word、Excel、PowerpointなどのofficeファイルをPDFに変換して閲覧できますが、officeファイル以外を使用した場合は利用できるのか確認しましょう。
*サブスクリプション版とは、オンプレミス(自社保有のサーバーやネットワーク)環境で月額利用料を支払ってサービスを使用することを指します。
一方、オンプレミス版はソフトウェアまで購入するため、月額利用料がかからない、または年間保守費用のみ、といったケースが一般的です。
クラウド版 | サブスクリプション版 | オンプレミス版 | |
初期費用 | 50,000円~ | 要問合せ ※サーバーは自社で用意が必要 |
要問合せ |
月額利用料 | 30,000円~ | 要問合せ ※バージョンアップ費用は別途 |
ー |
契約条件 | 最低契約数20人 最低契約月数2ヶ月 |
最低契約月数2ヶ月 | ー |
(税表示なし)
画像出典元:「SmartDiscussion」公式HP
「SmartDiscussion 」は、500社以上の導入実績があり、企業だけでなく官公庁でも利用されています。
強みはサポート体制が整っていることで、企画・導入・運用・保守のすべてのステップで支援を受けられるので安心です。
システムの扱いに慣れてない人向けのかんたんメニュー設定も用意されています。。
20,000円(税別)から利用でき、オプションで機能を拡張できることもメリットです。
基本的な機能が満遍なく揃っていますが、自動文字起こしのような高度な機能はありません。
【クラウドサービス】
スターター | スタンダード | エンタープライズ (お客様専用サーバ) |
|
初期費用 | 20,000円 | 30,000円 | 80,000円 |
月額利用料 | 20,000円 | 36,000円~ | 80,000円~ |
接続端末数 | 10台 | 20台~100台 | 50台~ |
(税別)
※最低利用期間は3ヶ月
【オンプレミス】
詳細についてはお問い合わせが必要です。
【サブスクリプション】
詳細についてはお問い合わせが必要です。
<費用例>20ライセンスの場合
月額利用料:59,800円~(税別)
画像出典元:「MetaMoJi Share」公式HP
「MetaMoJi Share」の優れている点は、会議の参加者全員が資料に同時書き込みできることです。
説明や報告を聞く会議だけでなく、意見交換を活発に行うディスカッションでも利用できます。
白紙のページで会議を開催すれば、参加者の意見を集めるブレインストーミングもできるので幅広い用途で使えるのがメリットです。
便利なのは、メモを書き込んだ瞬間の音声を頭出し再生できる機能で、どんな場面だったのかを簡単に振り返れます。
最低でも20ライセンスの契約が必要で、月払いではなく年払いの料金体系です。
▶初期費用:110,000円(税込)
▶利用料:年額13,200円/1ライセンス(税込)
※最低契約数20ライセンスから
※追加ライセンスは10ライセンス単位
画像出典元:「toruno」公式HP
torunoは面倒な連携などせず、ワンクリックで会議をまるごと記録できる文字起こしサービスです。
オンライン会議を開始する前にtorunoを立ち上げ、記録開始をクリックするだけでリアルタイム文字起こしと録音ができます。
TeamsやZOOM、GoogleMeetなどさまざまなオンライン会議ツールとも連携。
会議中の画面キャプチャも30秒に1回自動で撮影してくれるため、講義などで提示された資料をテキストと画像の両方を記録できて便利です。
無料プランは会員登録後3時間まで利用が可能で、無料枠を使い切ると有料プランへ移行案内されます。
【法人向けプラン】
無料プランから用意されており、全部で4つのプランになります。
トライアル | 月30時間 | 月100時間 | 月500時間 | |
月額基本料金 (税抜) |
無料 | 9,000円 | 28,500円 | 135,000円 |
従量課金(※1) (税抜) |
無料 | 300円/時 | 285円/時 | 270円/時 |
保存容量 | ー | 75GB | 250GB | 1,500GB |
登録ユーザー | 30名(※2) | 1,000人 | 1,000人 | 1,000人 |
プランによる機能差 | (※3) | なし | なし | なし |
※1:従量課金は各メンバーの記録時間の合計が各プラン記載の時間を超えた場合に発生します。
※2:30名を超えた場合の動作保証はしていません。
※3:会議の記録がトライアル開始日から3週間、または上限30時間までとなっています。
【個人向けプラン】
こちらは無料と有料の2つのプランとなっています。
無料プラン (お試し利用or閲覧のみ) |
有料プラン (記録/文字起こしを 毎月使う場合はこちら) |
|
料金 (税込) |
無料 (会員登録後、 累計3時間無料で記録可能) |
月額基本料金: 1,650円(10時間※まで) + 従量課金: 10時間※以降、2.2円/分 |
支払い方法 | ー | クレジットカード |
保存容量 | 20GB (容量を超えた場合は記録できなくなります) |
|
サービス機能 | 記録・文字起こし・閲覧・データダウンロード・会議ログ共有 (「記録・文字起こし」の時間以外は2つのプランで違いがありません。) |
※有料プラン契約の初月は日割り計算のため月額基本料金と記録時間が異なります。
画像出典元:「ECO Meeting」公式HP
「ECO Meeting」は、セキュリティ機能が優れているサービスです。
パスワードを5回連続で間違えるとアカウントが1時間ロックされたり、ログインから一定時間が経つと強制的にログアウトされます。
会議に使った端末から資料を自動削除する機能、ブラウザでのダウンロード制限などもあるので機密資料を扱う会議に最適です。
資料に書き込んだメモは自動的に保存され、会議中にアンケートへの投票&集計ができる機能もあります。
最低利用期間が6ヶ月に定められているので、契約前に無料トライアルで使い勝手を確かめましょう。
クラウド版 | オンプレミス版 | |
初期費用 | 50,000円 | 要問合せ |
アカウント費用 | 1,000円/ID (51ID以降は800円) |
要問合せ |
ストレージ費用(追加分) | 1,000円/1GB | 要問合せ |
(税別)
※最低アカウント契約数は5アカウント
画像出典元:「moreNOTE」公式HP
「moreNOTE」は、4,500社以上の導入実績があるサービスです。
特徴はmoreNOTEのアカウントを持っていないユーザーも資料を一時的に共有できることで、社外の人との商談で大活躍します。
もう1つの強みは、検索機能が優れていることです。
フォルダ形式だけでなくカレンダー形式で会議の日程や資料を表示でき、会議の内容と資料の紐づけもできるので欲しい情報に素早くアクセスできます。
クラウド版のライセンス費用は「利用者1人につき1ID」という決まりなので、1つの端末を複数人で使いたい場合は同時接続プラン(要問合せ)に申し込みましょう。
クラウド版 | オンプレミス版 | オンプレミス スタンドアローン版 |
|
初期費用 | 36,000円 | 要問合せ | 要問合せ |
月額ライセンス費用 | 1,200円/ID (31ID 以降は 600円/ID) |
要問合せ | 要問合せ |
月額ディスク費用 | 1,200円/GB | 要問合せ | 要問合せ |
(税別)
画像出典元:「miro」公式HP
「Miro」は4500万人以上のユーザーに利用されていて、無料プランがあるサービスです。
オンライン付箋機能やビジネスフレームワーク機能など、チームメンバーが共同作業するための機能が揃っています。
タイマー機能を使えば、効率的な進行が実現し、時間内に会議を終わらせることができます。
会議の準備では1,000種類以上のテンプレートを利用でき、どれも機能的&オシャレなデザインであることもメリットです。
無料プランが用意されていますが、4つ以上のボードを編集する場合は有料プランに申し込む必要があります。
Free | Starter | Business | Enterprise | |
初期費用 | 0$ | 0$ | 0$ | 要問合せ |
月額利用料 | 0$ | 10$ | 20$ | 要問合せ |
※お得な年払いもあり
画像出典元:「Microsoft Whiteboard」公式HP
「Microsoft Whiteboard」の特徴は、チームワークを強化するための機能が充実していることです。
テキストや付箋、画像を使ってアイデアを視覚化して、チームメンバーと共有できます。
用意されているテンプレートだけでなく、図形を組み合わせて独自のフローチャートを作れる自由度の高さが魅力です。
手書き入力モードに切り替えれば、オリジナルイラストを作成することもでき、気軽に感情表現できるリアクション機能もあります。
Microsoft 365 のサブスクリプションがあれば利用できますが、資料作成に特化したつくりなので承認機能やアンケート機能はありません。
※Microsoft 365 のサブスクリプションがあれば、Microsoft Whiteboardが利用できます。
【Microsoft 365の法人向けプラン】
Basic | Standard | Premium | Apps for business | |
初期費用 | 無料 | |||
月額利用料 | 650円/ユーザー | 1,360円/ユーザー | 2,390円/ユーザー | 900円/ユーザー |
(税別)
会議効率化ツールを使う一番のメリットは、参加者の理解度が深まることです。
参加者が事前に資料確認できる、発表者が分かりやすく説明できる、Web会議でも自由にメモが取れる、といった機能により参加メンバーが会議内容を容易に理解できます。
質問しやすくなる機能があれば、疑問点がそのままになることもありません。
会議効率化ツールを使うとコミュニケーションが取りやすくなるので、活発な意見交換ができます。
ただ説明を聞くだけの会議と比較すると、何倍も実りが多い時間になるでしょう。
会議が活性化すればたくさんの斬新なアイデアがでて、自社の業績向上につながるのも大きなメリットです。
会議効率化ツールは、課題発見にも役立ちます。
議事録を正確に残すことで、会議を開催する目的が曖昧、決定事項が実行されていない、などの自社課題が明確になります。
課題が分かれば解決策がみえてくるので、自社の成長に役立つのは間違いありません。
会議効率化ツール導入で失敗しないコツは、自社が利用する場面に最適なサービスを選ぶことです。
会議の目的は多岐にわたり、情報共有のため、経営に関する意思決定をするため、アイデアを引き出したり深めたりするため、など様々です。
それぞれ必要な機能が違うので、自社の会議での目的が達成されるツールを選びましょう。
ITシステム導入の基本は、実際に使う人(社員や役員など)がストレスなく扱えるツールを選ぶことです。
高齢の役員が多いなら、初心者モードがあって直感的に操作できるツールが最適かもしれません。
高度な機能は便利で役立ちますが多機能なほど操作方法が複雑になるので、会議に参加する人の使いやすさも考慮しましょう。
会議で機密資料を扱う場合は、セキュリティ体制が整っているツールがオススメです。
部外者がアクセスできない機能など、機密情報が外に漏れない工夫が充実しているツールを選びましょう。
会議効率化ツールは、リモート会議の問題点を解決したり、会議への積極的な参加を促す効果があります。
選定ポイントは、自社で利用するシーンを想像して、必要な機能が揃っているツールを選ぶことです。
会議効率化ツールのタイプは、この3種類。
(A) 会議の質の向上に強いタイプ:
「TIMO Meeting」「ConforMeeting」「SmartDiscussion 」
(B) 会議のコミュニケーション活性化に強いタイプ:
「MetaMoJi Share」「miro」「Microsoft Whiteboard」
(C) 会議資料の閲覧・検索に強いタイプ:
「スマートセッション」「ECO Meeting」「moreNOTE」
自社が当てはまるタイプのツールを選び、無料トライアルで使い勝手を試してみましょう。
この方法で、自社にピッタリなツールを見つけてくださいね。
画像出典元:O-dan