【2026年】ERPおすすめ21選|独自調査でわかった失敗しない選び方

【2026年】ERPおすすめ21選|独自調査でわかった失敗しない選び方

記事更新日: 2026/07/08

執筆: 編集部

ERP(基幹システム)とは、会計・販売・在庫・人事など社内に分散しがちな基幹業務を一つに統合し、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を一元管理するシステムです。

部門ごとにバラバラだったデータをつなぐことで、二重入力や不整合をなくし、経営状況をリアルタイムに把握できます。

メリットが大きい一方で、ERPは製品ごとに対象規模も得意分野も大きく異なり、「結局どれを選べばいいのか」で迷う方がほとんどです。

実際、今回の調査では54.0%が「ERPが何か分からない」と回答しており、まだ情報が行き渡っていない領域だといえます。

だからこそ、複数の製品を比較して選ぶことが失敗を避ける近道になります。

起業ログがERPについて200名に調査したところ、導入・検討経験者が選定で最も重視していたのは「自社業務に合う機能の網羅性」(39%)と「操作性」(38%)でした。

情報収集の方法では「各社の資料を取り寄せて比較する」(36%)が最も多く、導入企業の約6割が導入後に満足と回答しています。

タイプ・規模別のおすすめは次のとおりです。

  • 海外取引・海外拠点があり多通貨対応を重視する中堅・中小企業:Plaza-i(資料ダウンロード可)
  • 会計・人事労務などを必要な分だけ導入してスモールスタートしたい中小・成長企業:マネーフォワード クラウドERP(資料ダウンロード可)
  • 制作・広告・IT受託など案件ごとの収支を見える化したい企業:プロカン(資料ダウンロード可)
  • 大企業・グローバルの統合基盤:HUE、Oracle ERP Cloud、OBIC7
  • 中堅企業のグループ経営・海外展開:GRANDIT、SAP Business ByDesign
  • 製造業の生産管理:room生産管理、Infor SyteLine、FutureStage

本記事では、この独自調査をもとに、おすすめのERP21製品を比較し、ERPの基礎知識、選び方、導入企業のリアルな効果・失敗・費用までを解説します。

料金や数値は各公式サイトで確認した最新の内容です。

 

この記事の監修者

木村 圭佑(プロトスター株式会社 執行役員 兼 テクニカル部 部長)

建築系の大学を卒業後、Webエンジニアを志してデジタルハリウッドでWebデザインとプログラミングを学ぶ。アイレット株式会社で大手ゴルフ場予約サイトの開発に従事し、事業部長および情報管理セキュリティ責任者を兼任。その後フリーランスエンジニアとして複数の事業会社にエンジニア・PdMとして参画し、2022年6月にプロトスター株式会社へ参画、技術領域を統括している。Webサービスの開発・運営とエンジニアリング組織のマネジメントに知見を持つ。

 

■ 本記事の調査について 本記事のアンケートデータは、起業ログ(プロトスター株式会社)が実施した「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」(調査期間:2026年6月20日~23日/調査方法:インターネットアンケート〔QiQumo〕/有効回答数:200名)によるものです。データを引用する際は、出典として本調査名および「起業ログ(プロトスター株式会社)」を明記してください。 ※満足度・効果・課題・費用・口コミは、ERPを導入済みと回答した方を対象に集計しています。設問により回答母数(n)が異なります。

 

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目次

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ERPおすすめ21選 比較一覧表

まず結論として、おすすめのERP21製品を「提供形態」「対象企業規模」「統合型/特化型」「特徴」「費用」で比較します。

各製品の詳細はこのあと順に解説します。表内で「資料DL可」と記載した製品は、本記事から無料で資料を一括請求できます。

ツール名 提供形態 対象規模 タイプ 特徴 初期費用 月額費用 資料
Plaza-i
両方対応
中小・中堅企業
統合型
複数通貨、複数言語、複数会計基準に対応
要問合せ
要問合せ
資料DL可
ジョブマネ
クラウド
中小企業
業務管理特化
グループウェア・プロジェクト管理の機能が中心
無料
1000円/社~
マネーフォワード クラウドERP
クラウド
中小企業
組合せ可能
必要なサービス1つから導入できるコンポーネント型
要問合せ
要問合せ
資料DL可
HUE
両方対応
大企業
統合型
大企業の実績から業務網羅性が高い
要問合せ
要問合せ
プロワン
クラウド
中小~大企業
統合型
フィールドサービス事業に特化
要問合せ
要問合せ
GRANDIT
両方対応
中堅~大企業
統合型
多言語/多通貨対応、マルチカンパニー
要問合せ
要問合せ

画像出典元:各サービス公式サイト。費用は各社公式サイトおよび起業ログ掲載情報をもとに記載しており、最新の金額は各社へお問い合わせください。

まず資料を見ておきたいおすすめ3製品

製品 こんな企業におすすめ 資料
Plaza-i 海外取引・海外拠点があり、多通貨・多言語に対応した統合型ERPを探している中堅・中小企業 無料DL
マネーフォワード クラウドERP 会計・人事労務などを必要な分だけ選び、スモールスタートしたい中小・成長企業 無料DL
プロカン 制作・広告・IT受託など、案件(プロジェクト)ごとの収支を見える化したい企業 無料DL

 

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ERPとは何か

ERPとは「Enterprise Resource Planning(企業資源計画)」の略で、統合基幹業務システムとも呼ばれます。

会計・販売・在庫・人事といった企業の基幹業務を一つのシステムに統合し、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を一元管理する仕組みです。

部門ごとに分かれていた情報を統合することで、データの二重入力や不整合をなくし、経営状況をリアルタイムに把握できます。

ERPが提供している機能

ERPの主な機能

ERPは、次のような業務領域を一つに統合して管理できる点が特徴です。

  • 財務会計
  • 予算管理
  • 販売管理(受注・請求)
  • 購買管理
  • 顧客管理
  • 倉庫、在庫管理
  • 人材管理
  • マーケティング管理

クラウド型とオンプレミス型の違い

ERPには、自社にサーバーを構えるオンプレミス型と、インターネット経由で利用するクラウド型があります。

項目 オンプレミス型 クラウド型
自社で準備するもの サーバ・ネットワーク機器など環境整備 インターネット環境のみ
向いている企業 機密情報を扱う・独自要件が多い企業 リモートワーク・多拠点の企業
セキュリティ 非常に高い 高い
初期費用 高額になりやすい 比較的低価格
導入期間 長くなりやすい 短い
運用管理 自社で必要 ベンダー側で対応

 

オンプレミス型は自由にカスタマイズでき高いセキュリティを確保できる一方、費用と導入期間がかさみます。

クラウド型は初期費用を抑えられ、アップデートもベンダーが行うため、導入のハードルが低いのが特徴です。

 

独自調査でわかったERP選定のリアル

ここからは、起業ログが会社員・経営者200名に実施した「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」の結果を紹介します。

製品スペックだけでは見えない現場の実態は、自社に合うERPを選ぶうえで参考になります。

ERPの導入率は約2割。導入・検討経験者は3割

調査対象200名のうち、自社でERPを導入・運用していると回答したのは35名で全体の17.5%でした。

導入を検討・比較中が11.5%、過去に検討して見送ったが1.5%で、導入・検討の経験がある人は合計で30.5%(61名)です。

一方で「ERPが何か分からない」という回答も54.0%にのぼり、ERPは経営管理や業務効率化を支える仕組みでありながら、認知や情報がまだ行き渡っていない領域だといえます。

だからこそ、選ぶ際には複数の製品をしっかり比較することが重要になります。

出典:起業ログ(プロトスター株式会社)「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」(n=200)

選定で重視されるのは「機能の網羅性」と「操作性」

ERPの導入・検討経験がある61名に、選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ、最も多かったのは「自社の業務に合う機能の網羅性」で39%

次いで「操作性・画面のわかりやすさ」が38%、「サポート・導入支援の体制」が34%、「費用」が33%と続きました。

機能・操作性・サポート・費用が、ほぼ並んで重視されていることが分かります。

選ぶ際に重視するポイント 回答割合(複数回答・n=61)
自社の業務に合う機能の網羅性 39%
操作性・画面のわかりやすさ(UI) 38%
サポート・導入支援の体制 34%
費用(初期・月額) 33%
既存システムとの連携 23%
同業種での導入実績・事例 16%
セキュリティの高さ 16%
導入までのスピード 12%
カスタマイズのしやすさ 8%

出典:起業ログ(プロトスター株式会社)「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」(ERP導入・検討経験者n=61)

情報収集の方法で最も多いのは「各社の資料を取り寄せて比較」

同じ61名に、ERPを検討・比較するときの情報源を聞くと、最も多かったのは「各社の資料を取り寄せて比較する」で36%でした。

次いで「導入事例・口コミ・レビュー」25%、「ベンダーへの問い合わせ」23%と続きます。

費用や仕様が「要問合せ」となっている製品も多いERPでは、まず複数社の資料を集めて横並びで比べることが、選定の第一歩になっていることが分かります。

検討時の情報源 回答割合(複数回答・n=61)
各社の資料を取り寄せて比較する 36%
導入事例・口コミ・レビュー 25%
ベンダーへの問い合わせ・営業の説明 23%
生成AI(ChatGPTなど) 20%
比較・ランキングサイト 18%
知人・社内の人からの推薦 18%

出典:起業ログ(プロトスター株式会社)「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」(ERP導入・検討経験者n=61)

 

▼複数社の資料を取り寄せて比較するのが、失敗しないERP選びの近道です。

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導入企業の約6割が「満足」と回答

ERPを導入済みの35社に総合満足度を聞いたところ、「満足」「やや満足」と回答したのは合わせて20社で、約6割を占めました。

「不満」「やや不満」は3社にとどまり、導入後の評価はおおむね良好です。

後述する選び方や注意点を押さえられるかどうかが、満足度を左右します。

導入後の総合満足度 回答数(n=35)
満足・やや満足 20社(約6割)
どちらともいえない 11社
不満・やや不満 3社(約1割)

出典:起業ログ(プロトスター株式会社)「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」(ERP導入企業 n=35)

導入企業のリアルな口コミ

実際にERPを導入した企業から寄せられた声を紹介します。これから選ぶ際のヒントになります。

従業員1,001名以上

運用コストが予想以上にかかることがあるので、見積もりをよく考えて導入したほうがよい。

従業員1,001名以上

データ移行を円滑に進められるよう、日頃から複数の目で確認と準備を行うことが大切。

従業員50名以下

自社のやり方にこだわりすぎず、業務をシステムに合わせていくことがうまくいくコツ。

従業員1,001名以上

とにかく他システムと連携でき、あとからでも改修しやすいものを選ばないと厳しい。

従業員1,001名以上

使いこなせる人とそうでない人の差が大きく、苦手な人をフォローする体制づくりが課題として残る。

出典:起業ログ(プロトスター株式会社)「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」自由回答より抜粋(ERP導入企業) 

 

必ず押さえておきたいおすすめERP

まずは、幅広い企業規模・業種で候補に挙がりやすい主力ERPを紹介します。

Plaza-i(プラザアイ)

画像出典元:「Plaza-i」公式サイト

Plaza-iは、株式会社ビジネス・アソシエイツが開発・提供する純国産の統合型ERPパッケージです。

1999年の提供開始以来、国内外400社を超える導入実績があります。

多通貨・多言語・複数会計基準に標準対応し、海外拠点を持つ企業や海外取引のある中堅・中小企業に向いています。

カスタマイズをすべてパッケージ本体に組み込む設計のため、定期バージョンアップを重ねても機能が損なわれにくく、10年・20年と長く使い続けられるのが特徴です。

専任コンサルタントが、実機・実データで動きを確認しながら導入を支援します。

主な機能

  • 多通貨対応(為替損益の自動計算など)
  • 日本語・英語のバイリンガル表示
  • 複数会社管理・連結処理
  • 複数会計基準(日本基準・国際基準)への対応
  • 一般会計・販売・購買・在庫・顧客管理など21種類のモジュール

料金

料金は導入するモジュールの組み合わせによって変わります。

一般会計を単独で導入する場合の参考価格は60万円程度で、詳細は見積もりが必要です。

▼Plaza-iの資料を無料でダウンロードできます

Plaza-i 含むERPの資料を一括DL 

 

ジョブマネ

ジョブマネ

 画像出典元:「ジョブマネ」公式サイト

ジョブマネは、中小・ベンチャー企業向けのクラウド型業務管理システムです。

社内にバラバラに存在する顧客・見積・請求・売上・スケジュールなどの情報を紐づけて一元管理し、プロジェクトの進行状況や利益を把握しやすくします。

工数入力や原価計算の機能もあり、作業内容と時間を入力するだけで状況がグラフ化されます。

無形商材を扱う制作業やコンサルティング業に向く一方、在庫管理機能はないため、小売業にはあまり向きません。

初期費用は無料で、30日間の無料トライアルが用意されています。

 

 

マネーフォワード クラウドERP

 画像出典元:「マネーフォワード クラウドERP」公式サイト

マネーフォワード クラウドERPは、株式会社マネーフォワードが提供する、会計から人事労務までバックオフィス全体をつなぐコンポーネント型のクラウドERPです。

財務会計などの必要なサービス1つから導入でき、企業の成長に合わせて自由に組み合わせられます

SFA・CRMや販売管理など他社システムともAPIで連携できるため、いま使っているシステムを活かしながら全体最適を進められます

電子帳簿保存法やインボイス制度に対応し、ワークフロー・アクセス管理・ログ管理など内部統制の機能やSOC報告書にも対応しているため、上場準備中の企業にも適しています。

バックオフィスに対象を絞っているため、最短1か月での利用開始が可能です。

主な機能

  • 財務会計・債権債務管理・固定資産
  • 経費精算・請求・ワークフロー
  • 給与計算・勤怠管理・人事労務・社会保険
  • 予実管理・管理会計

料金

料金は「基本料金+従量課金+オプション」で構成され、詳細は要問い合わせです。資料で確認できます。

マネーフォワード クラウドERPの資料を無料でダウンロードできます。

マネーフォワード クラウドERP含む資料をDL

 

HUE


画像出典元:「HUE」公式サイト

HUE(ヒュー)は、大企業での実績をもとに開発された統合型ERPで、業務網羅性の高さが特徴です。

日本語・英語・中国語に対応し、各国の法改正にも対応できるため、グローバルにビジネスを展開する企業にも向いています。

クラウド・オンプレミスの両方に対応しており、自社の運用方針に合わせて選べます。料金は要問い合わせです。

 

プロワン

プロワン

 画像出典元:「プロワン」公式サイト

プロワン(旧MeetsOne)は、フィールドサービス事業者の業務を効率化する統合型クラウドERPです。

顧客管理・営業管理・契約管理に加え、在庫管理や予実管理、ルート最適化、電子契約、決済まで幅広い機能を備えます

運営元の株式会社ミツモアは相見積もりサービス「ミツモア」を運営しており、フィールドサービス業界に知見があります。

料金は要問い合わせで、契約は基本的に1年単位です。

 

大企業・中堅企業向けのおすすめERP

業務が大規模・複雑になりやすい大企業・中堅企業では、網羅性・拡張性・グローバル対応・サポート体制が特に重視されます。

GRANDIT(グランディット)

画像出典元:「GRANDIT」公式サイト

GRANDITは、カスタマイズの自由度とモジュール対応の柔軟さ、操作性に優れたWebベースの統合型ERPです。

複数法人を扱うマルチカンパニー機能や、電子承認を実現するワークフロー機能を備えます。

スマートデバイスに対応しているため、リモートワークを進める企業にも向いています。

多言語・多通貨に対応し、グループ経営や海外展開のある中堅〜大企業に適しています。

 

Oracle ERP Cloud


画像出典元:「Oracle ERP Cloud」公式サイト

Oracle ERP Cloudは、オラクルが提供するグローバル標準のクラウドERPです。

高いセキュリティと柔軟なモジュール構成が特徴で、企業規模や用途に応じて必要な機能を選べます。

財務・調達・プロジェクト管理など幅広い領域をカバーし、グローバルでの経営管理を標準化したい大企業に向いています。

料金は要問い合わせです。

 

OBIC7


画像出典元:「OBIC7」公式サイト

OBIC7は、長年の実績を持つ統合型ERPです。

会計・人事給与・販売・原価などの業務をカバーし、自社開発・直接販売の体制によるワンストップのサポートが強みです。

導入方法はクラウド型とオンプレミス型から選べ、運用中に使いやすくカスタマイズすることもできます。

国内の中堅〜大企業に向いています。

 

SAP Business ByDesign


画像出典元:「SAP Business ByDesign」公式サイト

SAP Business ByDesignは、SAPが提供するグローバル展開に強いクラウド型ERPです。

複数国でのローカライズに対応し、海外拠点を含めた経営管理を一つのシステムで行えます。

これまで蓄積されたノウハウにより短期間での導入を実現している点も特徴で、海外展開を見据える中堅〜大企業に向いています。

料金は要問い合わせです

 

中小企業向けおすすめERP

中小企業では、今回の調査でも費用や操作性が重視される傾向がありました。コストを抑えつつ、スモールスタートしやすい製品を中心に紹介します

NetSuite(ネットスイート)


画像出典元:「NetSuite」公式サイト

NetSuiteは、財務管理・受注管理・生産管理などのデータを一元管理できるクラウドERPです。

ERPやCRMのデータを反映したECサイトを構築できる点も魅力で、高い柔軟性により幅広い業種に対応します。

成長フェーズで拡張性を求める中小〜中堅企業に向いています。料金は要問い合わせです

 

Reforma PSA

Reforma PSA

 画像出典元:「Reforma PSA」公式サイト

Reforma PSAは、IT・広告・WEB制作など受託型ビジネスに特化したクラウドERPです。

業界特有の原価管理や工数集計の煩雑さを解消し、収支の見える化を実現します。

これまでExcelで管理してきたデータをそのまま移行でき、見積書・請求書・発注書などの帳票の発行・申請・承認も行えます。

初期費用は無料、月額は30,000円から利用でき、1か月のトライアルがあります

 

SAP Business One

画像出典元:「SAP Business One」公式サイト
 

SAP Business Oneは、中小〜中堅企業向けに設計されたSAPの統合型ERPパッケージです。

クラウド型もあり、比較的簡単に導入・運用できます。

財務・販売・顧客・在庫管理など、さまざまな業務プロセスを一つのシステムでカバーし、業務効率化を支援します。

料金は要問い合わせです。

 

SMILE V 2nd Edition


画像出典元:「SMILE V 2nd Edition」公式サイト

SMILE V 2nd Editionは、40年以上の歴史を持つ基幹システムSMILEの最新バージョンです。

販売・会計・人事給与などの基幹系モジュールと、ワークフローやドキュメント管理などの情報系モジュールを相互連携できます。

自社に合わせた独自のシステム構築ができるほか、RPA機能により定型業務を開発不要で自動化できます。

料金は要問い合わせです。

 

Odoo(オドゥ)

Odoo

 画像出典元:「Odoo」公式サイト

Odooは、世界中で利用されているオープンソース型のERPです。

会計・販売・在庫・CRMなど、必要なアプリ(モジュール)を組み合わせて利用でき、無料から始められます。

拡張性が高く、コストを抑えながら柔軟にERPを構築したい中小企業に向いています。

 

スマイルワークス

スマイルワークス

 画像出典元:「スマイルワークス」公式サイト

スマイルワークスは、販売・会計・プロジェクト管理を一つにまとめたクラウド型ERPです。

プロジェクト別の収支管理を主軸に、受注から会計までを連携できます。

プロジェクト単位で採算を管理したい中小企業に向いています。

初期費用は30,000円から、月額は10,000円から利用できます。

 

業種・目的特化型のおすすめERP

生産管理やプロジェクト収支など、特定の領域に強みを持つ特化型ERPです。汎用の統合型では合いにくい業種は、特化型が有力な選択肢になります。

room生産管理

画像出典元:「room生産管理」公式サイト

 

room生産管理は、製造業向けにオーダーメイドで構築できる、生産管理特化型のクラウドERPです。

自社の生産フローに合わせて柔軟に設計でき、中小〜大企業まで対応します。

既製品では合わない生産フローを持つ製造業に向いています。

料金は要問い合わせです。

 

プロカン

画像出典元:「プロカン」公式HP

プロカンは、株式会社PROCANが提供する、案件・プロジェクトごとの収支管理に特化したクラウドERPです。

広告・Web業界や各種制作会社、コンサルティング業など、案件ごとに複数の原価(外注費・社内発注・経費)が発生する業界に向いています。

見積・請求・原価・工数を案件単位で一元管理し、月ごと・案件ごと・担当者ごとの収支をリアルタイムで可視化できます。

マネーフォワード クラウド会計や勘定奉行クラウドなどの会計ソフトとも連携可能です。

初期費用は1IDあたり25,000円(最小10IDから)で、月額はアカウント数に応じて変動します。電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応しています。


▼プロカンの資料を無料でダウンロード可能です。

プロカン 含むERPの資料を一括DL

 

ZAC(ザック)















画像出典元:「ZAC」公式サイト
 

ZACは、IT・広告・コンサルなどプロジェクト型ビジネスに特化した統合型クラウドERPです。

工数・原価・請求をプロジェクト軸で管理し、案件ごとの採算を見える化します。

必要な機能を組み合わせて導入でき、プロジェクト採算管理を強化したい受託サービス業に向いています。

料金は要問い合わせです。

 

GEN(ゲン)


画像出典元:「GEN」公式サイト

GENは、販売・在庫・生産管理に特化した中小企業向けクラウドERPです。業種を絞った特化型で、自社でカスタマイズしながら運用できます。

販売・在庫・生産を中心に管理したい中小企業に向いています。

料金は要問い合わせです

 

Infor SyteLine(インフォア サイトライン)

Infor SyteLine

 画像出典元:「Infor SyteLine」公式サイト

Infor SyteLineは、中堅の産業・製造業向けに設計された、生産管理メインのERPです。

複雑な製造プロセスに対応し、グローバル展開する中堅製造業を支援します。

海外拠点を持つ中堅製造業に向いています

クラウド・オンプレミスの両方に対応し、料金は要問い合わせです

 

FutureStage 

FutureStage

 画像出典元:「FutureStage」公式サイト

FutureStageは、製造・卸売・小売業向けに、生産管理・販売管理を中心とした機能を備えるERPです。

業界特有の商習慣に対応し、セミオーダー方式で自社に合わせて導入できます。業界固有の商習慣を持つ企業に向いています。

クラウド・オンプレミスの両方に対応し、料金は要問い合わせです。

 

ERPの選び方

今回の調査で、ERPの導入・検討経験者が重視していたポイントをふまえ、失敗しない選び方を整理します。

1. 自社の業務に合う機能が網羅的に揃っているか

調査で最も多く挙がったのがこの観点です(61名中39%)。

利用しない機能が多いとコストの無駄になり、逆に機能が不足すると別システムを追加することになります。

自社の業務に必要な機能が網羅的に揃っているかを確認しましょう。

2. UI・操作性が現場のレベルに合うか

機能の網羅性とほぼ並んで重視されていたのが操作性です(38%)。

ERPは膨大なデータを扱うため、現場が直感的に使えるかどうかが定着を左右します。

無料トライアルやデモ、操作動画で事前に使用感を確認しましょう

3. サポート・導入支援の体制が充実しているか

サポート体制も重視されています(34%)。

導入時の要件整理から運用フォロー、トラブルや災害時のデータ保全まで、ベンダーの支援体制を確認します。

同業種への導入実績があると、提案の精度も期待できます。

4. 費用が予算と運用に見合うか

費用も重視度が高い項目です(33%)。

ERPは初期費用・月額に加え、カスタマイズや保守の費用も発生します。

表示価格だけでなくトータルコストで比較することが大切です。

5. 既存システムとの連携・将来の拡張に対応できるか

既存システムとの連携(23%)やカスタマイズのしやすさ(8%)も確認しましょう。

調査の自由回答でも「とにかく連携でき、あとから改修しやすいものを」という声がありました。

特殊な商習慣がある業種は、特化型ERPや汎用ERPのカスタマイズが選択肢になります。

 

ERP導入のメリット

導入企業35社が実感した効果として多かったのは、「経営数字をリアルタイムに可視化できた」(34%)、「入力ミス・データの不整合が減った」(31%)、「部門間のデータ連携がスムーズになった」(23%)でした。

1. 情報を一元管理できる

各部署で個別に管理していた情報を一つに統合し、マスターデータとして管理できます。

同じデータを何度も入力する手間が減り、データの不整合も起こりにくくなります。

調査でも入力ミスやデータ不整合の減少を実感する企業が3割を超えました。

2. 経営資源を可視化し、素早い意思決定ができる

ヒト・モノ・カネの最新情報をタイムリーに把握でき、売上や実績データをもとにスピーディな経営判断が可能になります。

導入企業が実感した効果でも、経営数字の可視化が最も多く挙がりました。

3. 業務フローを最適化できる

ERPには標準的な業務プロセスが組み込まれており、導入を機に業務フローを見直せます。

基幹システムを自社開発するより、コストと時間を抑えて最適なフローを構築できます。

 

ERP導入の注意点とデメリット

導入企業35社が直面した課題として多かったのは、「導入期間が長引いた」(26%)、「データ移行が大変だった」(20%)、「既存業務とのフィットが不十分だった」(17%)でした。

1. 導入・データ移行に時間と手間がかかる

最も多かった課題が導入期間の長期化と、データ移行の負担です。

調査の自由回答でも「データ移行を円滑に進められるよう、日頃から複数の目で確認と準備を行うことが大切」という声がありました。

要件定義とデータ整理に十分な時間をかけることが、結果的に失敗を防ぎます。

2. 既存業務とのフィットと運用定着への工夫が必要

既存業務とのフィット不足も課題に挙がりました。

自由回答では「自社のやり方にこだわりすぎず、業務をシステムに合わせていくことがコツ」「使いこなせる人とそうでない人の差が大きく、フォロー体制づくりが課題」という声があり、運用ルールの整備と社内教育が定着のカギになります。

 

ERPの費用相場

ERPは「要問合せ」の製品が多く、費用が分かりにくい領域です。

導入企業35社に初期費用を聞いたところ、約半数(17社)が「非公開・分からない」と回答し、15社が金額を回答しました(残り3社は無回答)。

金額を回答した15社では、その大半(13社)が初期費用100万円以上で、300万円以上の企業も少なくありませんでした。

初期費用(金額を回答した15社の内訳) 社数
50万円未満 1社
50〜100万円 1社
100〜300万円 5社
300〜1,000万円 5社
1,000万円超 3社

出典:起業ログ(プロトスター株式会社)「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」(ERP導入企業のうち初期費用を回答した15社)

費用は企業規模・業務範囲・カスタマイズの有無で大きく変わります。

月額費用も製品やプランによって幅があります。正確な金額は、候補製品の資料請求や見積もりで確認するのが確実です。

 

失敗しないERP選びの進め方

今回の調査では、ERPの検討時に最も多い情報収集の方法が「各社の資料を取り寄せて比較する」(36%)でした。

費用や仕様が公開されていない製品も多いため、複数社を横並びで比べることが重要です。進め方の基本は次のとおりです。

  1. 目的・課題の整理:何を解決したいかを先に言語化する
  2. 必要機能の洗い出し:自社業務に必要な機能を網羅的にリストアップする
  3. 候補の比較:提供形態・対象規模・費用・サポートで複数社を比較する
  4. 資料請求・デモ:要問合せの費用や操作感を資料・デモで確認する
  5. 要件定義・データ整理:失敗を防ぐ最重要工程。ここに時間をかける
  6. 導入・定着:教育計画と推進担当を決め、運用ルールを整備する

 

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ERPに関するよくある質問

Q:ERPと基幹システムの違いは何ですか。

A:基幹システムは会計・販売・在庫など個別業務を担うシステムの総称で、それらを統合して一元管理するのがERPです。ERPは統合基幹業務システムとも呼ばれます

Q:ERPはどんな企業に向いていますか。

A:部門ごとにシステムが分かれて非効率、経営数字の可視化に時間がかかる、手入力・二重入力が多い、といった課題がある企業に向きます。今回の調査でも、これらがERPに関心を持つ理由の上位でした。

Q:クラウド型とオンプレミス型はどちらがよいですか。

A:コストを抑えて早く導入したい、多拠点やリモートで使いたい場合はクラウド型が向いています。独自要件が多く、高度なセキュリティやカスタマイズが必要な場合はオンプレミス型が選択肢になります。

Q:ERP導入の費用相場はどのくらいですか。

A:企業規模や業務範囲で大きく異なります。今回の調査で初期費用を回答した企業では、その大半が100万円以上でした。月額費用は製品・プランで幅があるため、正確な金額は資料請求や見積もりで確認しましょう。

Q:ERP導入でよくある失敗は何ですか。

A:調査では「導入期間が長引いた」「データ移行が大変だった」「既存業務とのフィットが不十分だった」が上位でした。要件定義・データ整理・社内教育を事前に固めることが、失敗回避のポイントです。

Q:結局、どのERPがおすすめですか。

A:海外取引が多い中堅・中小企業はPlaza-i、必要な分だけ導入したい中小・成長企業はマネーフォワード クラウドERP、案件収支を管理したい制作・受託業はプロカンが有力です。まずは比較表で自社に近いタイプを絞り、複数社の資料を取り寄せて比較するのがおすすめです。

 

まとめ

ERP(基幹システム)は、社内に分散したデータを統合し、経営の可視化とスピーディな意思決定を支えるシステムです。

今回の実態調査では、導入・検討経験者が最も重視していたのは「機能の網羅性」、次いで「操作性」「サポート」「費用」でした。

情報収集では「各社の資料を取り寄せて比較する」が最も多く、導入企業の約6割が満足と回答しています。

タイプ・規模別のおすすめは次のとおりです。

  • 海外取引・海外拠点があり多通貨対応を重視する中堅・中小企業:Plaza-i
  • 必要な分だけ導入してスモールスタートしたい中小・成長企業:マネーフォワード クラウドERP
  • 制作・広告・IT受託など案件収支を管理したい企業:プロカン
  • 大企業・グローバルの統合基盤:HUE、Oracle ERP Cloud、OBIC7
  • 中堅企業のグループ経営・海外展開:GRANDIT、SAP Business ByDesign
  • 製造業の生産管理:room生産管理、Infor SyteLine、FutureStage

 自社に合うERPを選ぶには、目的・課題の整理、必要機能の洗い出し、複数社の比較、資料請求やデモでの確認が近道です。

まずは本記事の比較表から気になる製品をチェックし、資料をまとめて取り寄せて比較検討を始めてみてください。

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調査概要:本記事のアンケートデータは、起業ログ(プロトスター株式会社)が実施した「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」(調査期間:2026年6月20日~23日/調査方法:インターネットアンケート〔QiQumo〕/有効回答数:200名)によるものです。データを引用する際は、出典として本調査名および「起業ログ(プロトスター株式会社)」を明記してください。

画像出典元:O-dan

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