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システム運用代行を利用すれば、多少のコストはかかるものの、より安全かつ効率的にシステムを運用することが可能です。
本記事では以下の点を解説します。
本記事を読めば自社にフィットするシステム運用代行サービスを見つけられます。ぜひ参考にしてください。
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このページの目次
システム運用代行とは、特定のシステムの運用を代わりにおこなう外注先のひとつです。
社内でシステムを動かし続けるリソースがない、技術的に運用が困難などの問題が生じた場合に、外注サービスとして利用することとなります。
近年ではIoTやMAなどの技術革新により、システムが複雑化しがちです。
専門家による安定したオペレーションが期待できることから、システム運用代行が注目されるようになりました。
システム運用代行サービスを導入するメリットは大きく分けて3つあります。
いずれも企業のパフォーマンスを向上させるうえで重要です。
ひとつずつ、くわしく解説しますので参考にしてください。
システム運用代行を利用する最大のメリットは運用が効率化される点にあります。
自社内でシステムを回している場合、多くのリソースが必要になるものです。
本来は主要業務に回したい人材を、システム運用で消費することも少なくありません。
しかしシステム運用代行を利用すれば、運用のプロフェッショナルが高度に管理してくれるため、人材リソースをおさえつつ運用の効率もアップします。
保守・監視にかかる費用もおさえられます。
社員教育やサーバー代、システムメンテナンスや交換には費用がかかるものです。
システム運用代行サービスを利用すれば、とくに社員教育の費用を大幅に削減できます。
もちろん外注費と比較する必要はありますが事前に試算しておけば問題ありません。
社員の負担を軽減できるのもメリットです。
なんらかのシステムを運用していると、故障やトラブルに振り回されがちで、その結果社員の負担が大きくなるケースは多々あります。
しかしシステム運用代行業者に外注すれば、消費されるリソースが軽減され、社員の負担は比較的軽減されるでしょう。
(税抜)
画像出典元:「情シスSourcing」公式HP
情シスSourcingは19,800円から依頼できる利用しやすいシステム運用代行サービスです。
企画・開発・運用まで幅広く任せられるのがポイントで、自社のシステム環境を大幅に改善できます。
チケット制度を導入しており、1チケットあたり19,800円で4時間の対応時間が設定されています。
細かい作業やニーズにも的確に対応してもらえるでしょう。
支援実績も詳細に公開しており、発注前から信頼感を感じられます。
依頼する支援領域や内容によって変動する料金体系になっています。
対応する工数をもとに料金を算出するため、正式な見積もりには問い合わせが必要です。
チケット価格プラン | 月額固定価格プラン | |
初期費用 | 要問合せ | 要問合せ |
月額利用料 | 19,800円〜/1枚※ | 400,000円〜 |
※購入は10チケット単位であるため198,000円〜
(税抜)
画像出典元:「株式会社ネットアシスト」公式HP
AWSマネージメント、サーバーサービス、セキュリティサービスの3つを主軸に展開するサービス運営代行業者です。
とくにサーバーサービスが充実しており、クラウドサーバー構築や移行支援など、専門性が高い分野をカバーしています。
またWordPressやWebサイト制作なども依頼可能です。
導入実績は、サーバーのホスト数にして30,000以上と豊富なのも特徴のひとつ。
メディカ出版や大和ハウスグループなど、大企業からも評価された実績が公開されています。
サーバー監視保守運用 | WordPress 保守サービス |
||
定額プラン | 従量プラン | WP保守デキタ! | |
初期費用 | 10,000円~/1台 | 10,000円〜 | 50,000円 |
費用 | 固定費用: 100,000円〜/1システム 従量課金: 3,000円~/1件 |
月額10,000円〜 | 月額50,000円 |
(税表示なし)
画像出典元:「リップル株式会社」公式HP
BPOやテクニカルサポート、コールセンター業務を主軸に、DX認定事業者として、おもに中小企業のデジタル化を支援しています。
企業における各種記録管理や技術的な問い合わせ対応など、システム運用のベースとなる部分を外注できます。
システムがさほど先鋭的なものでないのなら、リップル株式会社のようなベーシックなシステム運用代行を実施する企業がおすすめです。
またサービスアシストやシステムアシストなど、人材派遣型のサポートも実施しています。
ただし費用が要問い合わせとなるため注意してください。
要問い合わせ
画像出典元:「Vareal株式会社(システム運用代行)」公式HP
Vareal株式会社は、システム開発からUI・UXデザイン、システム運用代行までをワンストップで対応できるのが強みです。
システムを開発した企業に運用代行を依頼できるので、安心感と信頼感を持って利用可能です。
さらに、コンサルティングからデータ収集や分析にも対応しているので、運用に関するアドバイスも受けられます。
料金プランが開示されていないため要問い合わせ
画像出典元:「ネットグレーション株式会社」公式HP
ネットグレーションは、バイリンガルでの技術サポートを得意としているシステム運用代行業者です。
日英語両方のITソリューション・ヘルプデスクを中心に、各種ウェアの調達やクライアント本社との直接的なコンタクトなど、重要なセクションを代行します。
細かいサービスとしてはスマートフォンサポートも特徴です。
社内環境に応じて適切な端末導入を提案し、初期設定から運用までをサポートします。
サードパーティマネジメントなども実施しており、対応範囲の広いシステム運用代行サービスだと言えるでしょう。
要問い合わせ
画像出典元:「アールワークス」公式HP
アールワークスは、インフラ技術に対してソリューションを提供するシステム運用代行企業です。
基本的にはシステム監視と通報を主業務としています。ただしプランによっては障害対応も一任可能です。
また運用改善や設定代行など、よりコアな部分にもサポートを提供しています。
実働のみならずコンサルティングを実施しているのもポイントです。
チームを結成して、運用設計をゼロベースで考え出したり、技術検証を実施したりするサービスも用意しています。
システム監視・通報 | システム監視・障害対応 | |
初期費用 | 20,000円〜 | 20,000円 |
月額利用料 | 125,000円〜 | 20,000円 |
(税抜)
画像出典元:「株式会社CLOUDOH」公式HP
株式会社CLOUDOHは、情報システムの運用代行と、クラウドサービスインテグレーション、そしてITコンサルティングを実施する企業です。
この3つの業務を基本とし、ホームページ構築や運用など、ミニマムな依頼にも個別で対応しています。
さらにIT技術者をシェアする情シス.comも魅力的です。
月額11,000円(税抜)からIT技術者が運用代行に入り、トラブル対策や通常の運用、あるいは動画制作などを実施します。
▶月額利用料:11,000円(税抜)〜
システム運用代行サービスを比較するときは、以下4点に注目します。
まず、システム運用代行サービスの専門性が高いかどうかチェックしましょう。
システム運用を実施するには、ネットワークやサーバ、クラウドやコーディングなどあらゆる専門知識が求められます。
代行させたい分野に関して専門性を持っているか、例えば有資格者が在籍しているか確認し、安心して任せられるのか検討しましょう。
自社の問題を解決できるかどうかも確認することが必要です。
多種多様なシステム運用代行サービスが存在しますが、何を得意としているかはサービスごとで異なります。
重要なのは、自社の問題を解決できる能力があるかないかです。各社の提供するサービスを確認し、自社にフィットするものを選びましょう。
過去の事例を確認するのも重要です。
ほとんどの運用代行サービスでは、運用代行事例を掲載しています。
事例を確認すれば、具体的なサービス提供先や実施した施策などを確認可能です。
事例を見ないとシステム運用代行サービスとして具体的に何ができるのか把握しづらいため、必ず確認するようにしましょう。
システム運用代行サービスを比較する際は対応スピードも確認すべきです。
想像以上に機敏に対応するケースがあれば、レスポンスが緩慢で導入に何週間もかかる業者も少なくありません。
対応が遅ければ遅いほど非効率的になるため、スピーディに対応できるのが望ましいでしょう。
本記事ではシステム運用代行業者について解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
システム運用代行は相性がよいサービスとマッチングできれば相当な効率化を実現できます。
ぜひ本記事を参考に、サービスを探してみてください。
画像出典元:O-dan