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Web環境の構築に欠かせないサーバーですが、そのサーバーをどのように設置・運用するかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんな方におすすめしたい、ホスティングサービスについてご紹介。
数多くあるホスティングサービスの中から15サービスを厳選し、それぞれの特徴や機能についてまとめてあります。ぜひホスティングサービス選定の参考にしてください。
このページの目次
ホスティングサービスとは、外部にサーバーを保持し、インターネットを経由して遠隔地からサーバーを利用できるサービスのことです。
ホスティングサービスを利用することで、サーバーの構築・運用を外部に任せられる、短期間で運用開始できるなど、運用工数を削減することが可能です。
レンタルサーバーもホスティングサービスと同じように、一つのサーバーを複数の会社や個人でシェアして使用するという点は同じです。
しかし、ホスティングサービスはサーバーのみを提供し、レンタルサーバーはサーバーだけでなくソフトウェアやOSも提供しているという違いがあります。
ホスティングサービスには、大きく分けて4つの種類があります。
1つのサーバーを複数のユーザーが使用する方法。比較的低価格で利用できますが、自由度は低くなっています。
1つのサーバーを自社専用として使用する方法。料金は高くはなりますが、自社に合わせて自由に利用できます。
1つのサーバーを複数のユーザーで使用し、仮想的に専用サーバーを設置して使用する方法。料金を低価格に抑えることができ、かつ自由度の高い利用ができます。
1つのサーバーを複数のユーザーで使用し、仮想的な専用サーバーをクラウド上に設置して使用する方法。クラウドならではの拡張性や柔軟性があります。
日本初のHTTP/3に対応しているmixhost。国内最大級の高速バックボーン回線を保持しているため、高速かつ安定した環境が保てます。
わずか90秒で独自ドメインのWordPressサイトが始められるホスティングサービスです。
・LiteSpeed Webサーバー
・36コアのハイスペックサーバー
・100%高速ピュアSSD
・優れたセキュリティ
・DDoS攻撃保護
・世界シェアNo.1のcPanelを採用
スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプラス | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 880円 | 1,780円 | 3,580円 | 7,180円 |
画像出典元:「法人向けレンタルサーバーCPI」公式HP
「法人向けレンタルサーバーCPI」は、運用実績20年を誇るビジネス・ホスティングサービスです。
大容量・高速回線で安定したWebサイト表示とメール利用ができ、自動バックアップ機能完備で万が一の際も安心。
セキュリティ体制も万全で、「CPI SSL」が1ドメイン分、無償提供されます。
・高信頼データセンター設備
・バックアップサービス
・WAF(Webアプリケーションファイアウォール)
・Web改ざん検知
シェアード | マネージド | ハイブリッド仮想 | |
初期費用 | 0円 | 92,000円 | 0円 |
月額費用 | 3,800円 | 27,000円 | 9,000円 |
初心者でも簡単に使用できるConoHa WING。高性能サーバーと高安定性Webサーバーで、国内最速の速さと安定性を誇ります。
他社から簡単に移行できるよう、サポート体制が充実。初期費用不要で最低利用期間も設定されていないプランもあるため、いつでも気軽に始められるホスティングサービスです。
・無料独自SSL
・Webフォント
・WordPress簡単インストール
・WordPressかんたん移行
・自動バックアップ
・WordPressプラグイン
<通常(初期費用:無料)>
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
1時間あたり費用 | 2円 | 4円 | 8円 |
<WINGパック(初期費用:無料)>
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
月額費用 | 900円 | 1,950円 | 3,900円 |
独自ドメインでのサイト管理が簡単にできます。マルチドメインも200個まで持てるので、テーマや商品に合わせて管理可能です。
さくらレンタルサーバー(ホスティング)は2週間の無料お試し期間があるため、迷っている方も始めやすいことが魅力です。
ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
月額費用 | 129円 | 515円 | 1,543円 | 2,571円 |
お名前.comレンタルサーバーはサポート機能が充実しています。
充実したセキュリティ機能を備え、かつ使用料金は安価。
24時間体制のサポート機能を、無料で利用できるので、初めてドメインを取得する方でも安心のホスティングサービスです。
SD-11 | SD-12 | 賢威プラン | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 18,000円 |
1か月払い | 0円 | 0円 | 0円 |
6か月払い | 5,400円 | 10,800円 | 5,400円 |
画像出典元:「Zenlogic」
豊富なプランに充実したサポート体制が整っていて、初めてレンタルサーバーを利用する方や、IT担当者がいない企業でも簡単に使いこなせます。独自のSSLが無料で使えるので、セキュリティ対策も万全です。
18通りのプランに加え有用なオプション機能もあるので、サイトの規模やアクセス数の変化に応じて効率的なプランを組むことができます。
AW-1 | AW-2 | AW-3 | AW-4 | |
基本料金 | 10,900円 | 17,900円 | 38,900円 | 65,900円 |
LOLIPOPは、簡単に素早くホームページを作成したい方にお勧めな、高い稼働率と分かりやすい操作が魅力のホスティングサービス。
ある大学の講座では学生達にも使われています。各機能のマニュアルが動画で公開されているのも嬉しいポイントです。
エコノミー | ライト | スタンダード | EP | |
月額費用 | 100円 | 250円~ | 500円~ | 2,000円~ |
ColorfulBoxは初心者に優しく、使い勝手の良い高速ホスティングサーバーです。Webサイトの作成や運営に苦労している会社には、ぜひおすすめしたいサーバーの1つです。
サポート体制が充実しているので、Webサイトの作成や運営の経験が少ない方でも安心して使用できるでしょう。
BOX1 | BOX2 | BOX3 | BOX4 | |
月額費用 | 480円~ | 880円~ | 1,480円~ | 1,980円~ |
BOX5 | BOX6 | BOX7 | BOX8 | |
月額費用 | 2,980円~ | 4,980円~ | 6,980円~ | 13,980円~ |
3ヶ月以上の契約であれば、2,000円の初期費用が無料になります。
画像出典元:「Gandi.net」
フランスに拠点を置くホスティング・レンタルサーバーのGandiは、アメリカの非営利団体ICANNが初期に認めたレジストラ会社の一つです。
192ヶ国で230万のドメイン名を管理し、フランス国内ではトップ、世界でも上位に位置しています。日本でも2018年に日本語版ウェブサイトが公開され、今後の展開に期待がかかります。
サイズ | S | M | L | XXL |
月額費用 | 703円 | 948円 | 1,914円 | 3、846円 |
Just-Size Networks(以下JSN)は、業界の中でも個人ユーザーや同人サイトに人気の高いホスティングサービスです。
必要最低限の機能と少ない転送量から始められ、機能を増やせば上級者向けのサーバーにも改装可能。幅広いユーザーに利用されています。
初期設定 | 月額 | |
初期費用 | 1,048円 | 1,048円 |
月額費用 | 210円 | 314円 |
月額費用は12か月以上契約する場合の金額です。
画像出典元:「WebARENA SuiteX」
「WebARENA SuiteX」は、高速・安定のビジネス向けレンタルサーバー(ホスティングサービス)です。
データバックアップが1世代無料。
WordPressのインストールから対応しているため、サイト構築初心者の方でも安心です。
利用料金は月額3,200円(税別・クレジットカード支払い)です。
初めてでも簡単な操作で自分だけのメールアドレスや、自分だけのURLを使ったホームページの作成が可能。
支払い方法が請求書の場合には、初期費用3,000円(税別)がかかるため、注意が必要です。
JETBOYは、レンタルサーバーとクラウドのリソース拡張機能を掛け合わせた次世代型のホスティングサービスです。
高性能なサーバーを手頃な価格から利用できるので、初めてのサイト運用に活用しやすいでしょう。
ミニ | ファースト | スタンダード | プレミアム | |
月額費用 | 290円 | 580円 | 980円 | 1,980円 |
初期費用は1,000円〜です。
画像出典元:「BIGLOBEクラウドホスティング」
最短5分で簡単にサーバ作成可能、初期費用0円で利用できます。
ネットワーク転送料やプライベートLANが無料で、データ転送量による課金がないので期間や利用状況によって料金プランが選べ、予算が立てやすいでしょう。
期間や用途によってお得なプランが選べるセキュリティ万全な国産クラウドです。
2カ月目以降は、月額の利用料が一定額になる月額固定料金と、利用リソースに応じて1時間単位で課金される従量課金を選択可能です。
スモールスタート | 奉行のサーバ向け ※ユーザー3名で利用の場合 |
|
月額費用(税別) | 4,950円 | 39,710円 |
画像出典元:「マネージドクラウド for WEB」
コントロールパネルでサーバー設定が可能で、障害に対しても高い可用性を持つホスティング・レンタルサーバーです。
柔軟にスペックを変更でき、必要に応じたリソースの増減が可能で、無駄なコストを抑えられます。
365日、電話やメールでの無料サポートサービスを利用できます。
1台構成 | 複数台構成 | |
日額費用 | 20,000円 | 17,000円~ |
初期費用は無料です。2週間の無料お試し期間があります。
リトルサーバーは、月額150円〜(税別)から使える高速SSDホスティングサーバーです。
WordPressも使え、無料SSL・マルチドメイン無制限等・低価格で標準以上の機能が揃ったコスパの良いホスティングサーバーです。
ミニ | ワード | リトル | ビッグ | |
月額費用 | 150円 | 195円 | 250円 | 430円 |
初期費用は料金プランに関わらず一律920円です。
契約期間・料金は、6ヶ月払い、12ヶ月払いのどちらかから選べます。
ホスティングサービスを選定する際、必ずチェックしておきたいのがサイトの規模です。
自社の運営するサイトへの訪問者数はどのくらいか、どんな種類に分類されるサイトなのか、ECサイトなのか否かによって、適したホスティングサービスが異なります。
効率の良いホスティングサービスを選ぶために、まずは自社サイトの規模を確認してください。
現在は小規模なサイトを運営していたとしても、将来的に大規模なサイトに成長する可能性が十分にあります。
そのため、サイトの運用状況に応じて拡張にも柔軟に対応できるホスティングサービスを選定しておくことをおすすめします。
料金プランの変更を簡単にできるかどうかも、事前に確認しておくと良いでしょう。
もう1つの重要な選定ポイントとして、稼働の安定性があげられます。
稼働率が高ければ高いほどサーバーの正常稼働を維持できるため、問題なく安定したサイト運用ができるからです。
自社サイトへのアクセスが集中する時間帯や季節があるサイトの場合は、特に注意が必要です。
自社でサーバーを管理するとなると、導入時だけでなく日々の運営にも専門的な知識やスキルを持った社員が必要となり、それに付随する業務が生じます。
しかし、ホスティングサービスを導入するとこれらの業務をサービス提供会社が担ってくれるため、管理や運用が比較的簡単に行えます。
結果、サーバー運用を担う自社社員の負担を減らすことが可能となり、より発展的な業務に取り組めるようになります。
自社専用のサーバーを保持するためには、導入時の初期費用はもちろん、維持費用もかなり高くなります。
その点ホスティングサービスであれば、自社専用のサーバーは不要となり、比較的低単価で専用のサーバーを使うことが可能です。
そのため、コストを抑えながらも自由度の高いサーバー運用ができるようになり、より充実した運営ができます。
自社内にサーバーがある場合、そのサーバーを利用するためには社内にいる必要が生じます。
一方、ホスティングサービスではサーバーを外部に保持することになるため、インターネットの接続環境が整っていれば遠隔地でも使用が可能となります。
日本国内だけでなく世界各地からも利用できるため、場所にとらわれず仕事ができます。
ホスティングサービスは、サービス提供会社が保持するサーバーを借りるというもの。そのため、サービス提供会社の業績によっては継続した使用が難しくなってしまう場合もあります。
同じサーバーを長期間使い続けることを想定するのか、それともまずは低コストで導入し当面の管理を楽にしたいのかによって、選ぶサーバーが異なります。
どのような方針でサーバーの運営を考えているのか、まずは検討してください。
毎日サーバーを活用していると、ハードにエラーが生じる場合も高まります。
ホスティングサービス提供会社によっては、サポート体制が充実しているところもあれば、あまり整っていないところもあります。
サービス選定時には、通常のサポート体制に加え、緊急時の対応はどのようになっているのかも確認することをおすすめします。
日々の運用が楽になり、低コストで利用できるホスティングサービス。社員の負担を減らし、安定的な運用が実現できます。
ホスティングサービスが気になっている方は、ぜひ今回ご紹介したホスティングサービスの導入を検討してみてください。
画像出典元:O-dan