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この記事では、おすすめのシステム受託開発会社10選を比較紹介していきます!
システム開発会社は、単純に料金のみで比較できる訳ではありません。
失敗しない選び方や、システム開発会社が一般的に請け負ってくれる開発内容を詳しく紹介していきます。
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このページの目次
企業や組織など、顧客の要望に沿ったシステムやソフトウェアを、オーダーメイドで開発するのが受託開発です。
とくに独自性が強い場合、一般的なSaaSなどでは使いたい機能がなかったり、業務形態に合わなかったりすることがよくあります。
受託開発では、基本的にゼロからつくり出すスクラッチ開発なので、必要な機能だけを盛り込んだ独自システムの構築が可能です。
開発費用は、システムの種類や機能、規模などによってそれぞれ異なるため、公式サイトでも具体的に金額を記載している開発会社は少ないでしょう。
システム開発の費用としては、システムの種類がひとつの目安になります。
種類はおもに「業務系システム」「Web系システム」「スマホアプリ」に分けられ、費用の相場としては、おおよそ以下のとおりです。
画像出典元:「NTTデータ」公式HP
NTTデータは、1988年の設立以来、国内のSIer(システムインテグレーション)業界をリードし続けている最大手のシステム開発会社です。
官公庁・自治体・教育といった公共分野から金融・製造・通信などの法人まで、幅広い業種におけるシステム開発の実績を持ちます。
また、2009年には「Global 100 最も持続可能な世界の100社」に選出されるなど、世界各国からも一定の評価を得ている高信頼な企業です。
システムの企画から設計・開発・運用・保守など、あらゆる工程が任せられるほか、コンサルティングも充実しています。
既存システムのクラウドへの移行を検討している企業には、特におすすめです。
またsalesforce、SAP、ServiceNowなどの導入支援も得意としており、これらと他のサービスを組み合わせたDX*化と定着を後押ししてくれます。
*DX(デジタル・トランスフォーメーション):
データとデジタル技術を活用し、企業が競争力の優位性を保っていけるように変革すること。
【クラウドサービスにおけるおもな認定パートナーベンダー】
出典元:「株式会社エヌ・ティ・ティ・データ」公式HP
出典元:「株式会社GeNEE」公式HP
株式会社GeNEEは、システムの設計・開発・保守・運用をワンストップで対応してくれるシステム受託開発会社です。
コンサルティング面にも優れており、現場や業務オペレーションを調査したうえで、企業が抱える課題を解決できるシステムにしてくれます。
ゼロからサポートしてくれるので、システムに詳しい人材がいない会社に特におすすめです。
画像出典元:「SCSK株式会社」公式HP
SCSK株式会社は、ITサービスを軸に50年以上の歴史と、8,000社以上の取引実績を誇るシステム開発会社です。
システムのスクラッチ開発から検証・ITインフラ構築・BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)・コンサルティングなど、あらゆるITサービスを提供。
多様な業種業態にマッチした製品・サービスの提供と、長きにわたって蓄積してきた技術やノウハウで、ビジネスにおけるさまざまな課題を解決してくれます。
テクニカルサポートをはじめ、カスタマーサポートやヘルプデスクサービスなど、充実したサポート体制を実現。
契約後も安心・安全なシステム運用を可能とします。
画像出典元:「ピセ株式会社」公式HP
ピセ株式会社は、システム開発からその後の運用まで、サービスをワンストップで提供する総合ITベンダーです。
システム開発(基幹・業務・Web)をはじめ、スマホアプリ開発やインフラ構築、クラウド環境構築、教育ソリューションなど、IT領域において広範囲に事業を展開しています。
1992年にオープン系システム開発会社として創業以来、システムの企画立案から設計・開発・運用・アフターサポートまでワンストップで提供。
受託開発やSESなど、長年にわたって蓄積してきた豊富な経験とノウハウで、ビジネスシーンに合わせた最適な開発・構築の提案を可能とします。
「企画・設計」「構築・導入」「運用・保守」「分析・改善」これらのITライフサイクルを一気通貫で任せられるので受託後も安心です。
画像出典元:「アイレット株式会社」公式HP
「クラウドインテグレーション・開発・デザイン」の3事業を軸に、高品質なITソリューションをワンストップで提供する、KDDIグループのシステム開発会社です。
システム開発からインフラ構築、企画・設計、デザイン制作など、企業が抱えるあらゆる課題を豊富な知見と確かな技術で解決します。
IT領域におけるあらゆる分野に精鋭したプロフェッショナルと専門チームがそろっているため、業種や規模を問わず対応可能です。
とくにAWS(AWS Partner Network)の設計・構築から運用保守には強みを持っているため、AWSを活用した開発を検討している場合は有効でしょう。
大手企業をはじめ、官公庁・自治体・金融業・保険業などからの導入実績も豊富なので、安心して任せられます。
画像出典元:「Vareal株式会社」公式HP
「Vareal株式会社」は、アジャイル開発・ワンストップでの受託により、スムーズで素早い開発を可能にしたシステム受託開発会社です。
オフショア開発を用いることで、リソース不足に陥りづらい開発環境を実現しています。
また、開発スピードに定評のあるVareal株式会社は、素早い開発によりアジャイル開発のデメリットをカバーしています。
中規模だからこそ小回りが効く対応に定評があり、クライアントの要望に迅速に対応できることが特徴です。
画像出典元:「UI nocode」公式HP
UI nocodeは、業務プロセスのデジタル化を目的としたUI/UXデザイン~システム開発まで提供するノーコード受託開発サービスです。
ちゃんと”現場で使われるシステム”をテーマに、徹底した業務フローの理解から最適なUIデザイン、スピーディーに開発できるノーコードプラットフォームを主軸に提供。
売上・顧客・取引管理、ペーパーレス化などの業務効率化や、実データの集約・分析やAI活用によるデータ最適化などセールス・マーケットに拡大に伴うDX化に最適です。
料金は非公開ですが、予算が心配な場合は「ものづくり補助金」制度を活用することができます。
画像出典元:「株式会社LIG」公式HP
株式会社LIGは、システム開発・Web制作・コンサルティングを軸に、グローバルな開発体制で企業のDXを支援するシステム開発会社です。
大手外資系コンサルティングファーム出身のコンサルタントや、デザインアワード受賞歴のあるデザイナーなど豊富な専門家が多数在籍。
国内外の優秀なディレクターとエンジニアが一丸となり、システムの企画から開発まで企業の開発プロジェクトを一貫して支援します。
LIGは、とくにWebサービスやアプリ開発が得意でUI/UXなどデザイン系に強みを持っているため、Webサービス開発を検討している企業には最適です。
戦略や構造などの上流工程から設計、実装、品質保証、保守運用までワンストップで対応可能なので、安心して依頼できるでしょう。
画像出典元:「株式会社フレスコ」公式HP
株式会社フレスコは、CADとPDMのシステム開発を得意とし、一貫して100%自社開発にこだわりを持っているソフトウェアメーカーです。
システム開発では、「CAD」「PDM」「Webシステム」「モバイルシステム」この4分野に対応しています。
とくにCADシステム開発技術には定評があり、30年間で数百件の開発実績を誇るなど、CAD開発に特化した日本有数の開発会社といっても過言ではありません。
システム開発において、派遣やSES、客先常駐作業は一切せず、すべて自社内で行われているので、技術やノウハウも高い状態で保たれています。
フレスコは、CADやPDMのシステム開発に特化しているため、製造や建築、インテリアなど、モノづくりに関係する業種に向いているでしょう。
画像出典元:「株式会社コアソフト」公式HP
システム開発をはじめ、スマホアプリ開発、Webサイト制作を中心に、企業のITビジネスをトータルにサポートするシステム開発会社です。
業務のシステム開発をはじめ、サーバー・ネットワーク構築やVR制作、HP作成など、ITに関するさまざまなサービスを提供。
創業以来20年を超える豊富な実績・知見・ノウハウと、顧客目線に立ったアイデアで、企業が抱える業務課題を解決します。
システム設計では、業務内容や課題などを整理・分析したうえで、システム利用者を交えて徹底的にヒヤリングするので安心です。
システム開発は、過去の開発事例を流用して行うため、短期間での納品を可能としています。
画像出典元:「bravesoft株式会社」公式HP
bravesoft株式会社は、スマートフォン向けアプリ開発を得意とした、大手企業の開発案件も豊富なシステム開発会社です。
スマートフォンが発売された直後の2009年からアプリ開発に参入し、累計800本を超えるアプリ開発の実績を誇ります。
有名アプリを含め多数のアプリ開発を手がけてきた技術とノウハウを活かし、企画構想段階からワンストップでのサポートが可能。
開発も単に指示どおり行うのではなく、きちんと顧客目線に立ち、ヒットアプリを目指して着手してくれるので、安心して依頼できます。
iPhoneやAndroidのアプリ開発を検討している企業におすすめです。
システム受託開発会社を利用することで、多くのメリットが得られます。
なかでも、主なメリットとしては、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
システム受託開発は、基本的に「請負契約」に該当します。
請負契約とは、請負人が業務を完成させることを約束し、発注者はその成果に対して報酬を支払うというもの。(民法632条)
つまり、契約時に決定した金額以外は支払う必要はなく、支払うタイミングも成果物の検収完了後と決まっているわけです。
依頼の仕様や要件変更などがない限り、追加費用は発生しないので、あらかじめ予算計画が立てやすいのはメリットとなるでしょう。
要件定義から設計・プログラミング・テスト・リリース、メンテナンスなど、システム開発には多くの工数や手間がかかります。
受託開発を利用すると、開発にともなうほぼすべての作業を行ってくれるため、システム開発における負担がありません。
システムエンジニアやプログラマーといった人員確保や環境整備など行う必要もないので、受託開発会社を利用するメリットは大きいです。
不要な機能などが一切なく、求める機能だけを搭載したシステムが使えるのは、企業側にとって大きなメリットでしょう。
既製品の場合、使わない機能が入っていたり、逆に使いたい機能が入っていなかったりと、なかなかうまくいかないことも多いです。
受託開発であれば、企業が求めるシステムやソフトウェアが作れるため、無駄なく快適に活用していけます。
システム受託開発会社として、サービスを提供している企業は数多く存在します。
そのため、どの会社を選べば良いのか、判断に迷うことも少なくありません。
そこで、失敗しないシステム受託開発会社の選び方として、3つのポイントを紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
システム開発は専門的な領域であるため、得意とする分野や強みが開発会社によって異なります。
業務システム開発が得意なのか、あるいはインフラ構築に強みを持っているのかなど、会社ごとに特色があるはずです。
自社が求めるシステムと得意分野があっていれば、より効果的なシステムが導入できます。
自社が開発したいと考えているシステムに対して、近い開発実績があるかどうかを確認しましょう。
イメージと近い開発実績があるかないかでは、システムの完成度に大きな差が生じてきます。
システム受託開発会社を選ぶ際は、開発会社の開発実績や経験などを、きちんと確認するようにしましょう。
システム開発を進めていくうえで、ヒヤリングや打ち合わせなど開発会社とのやり取りが欠かせません。
とくにシステム開発では、難しい専門用語が頻繁に使われるため、初心者でもわかりやすく丁寧に説明してくれるかどうかも重要です。
発注者側の要望に対して真剣に考えたうえで、メリットやデメリット、生じるリスクなどをきちんと伝えてくれるかも確認すると良いでしょう。
システム受託開発会社を利用することで、開発にかかる手間や労力が削減できたり、自社に最適なシステムが使えたりなど、多くのメリットが得られます。
しかしながら、開発会社の選び方によっては、メリットよりデメリットの方が多くなってしまうこともあるため、選定には慎重さが必要です。
どのようなシステムを開発したいのか、開発実績や強みとマッチしているか、サポート体制はどうなのかなど、今一度確認しましょう。
システム開発の依頼は決して安い金額ではありません。
ぜひ、自社にあったシステム受託開発会社を選び、事業成長につなげていきましょう。
画像出典元:O-dan