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「月々の電話料金を少しでも減らせたら…」という悩みを解決できるのが、IP電話アプリ(050アプリ)です!
この記事では、IP電話アプリの中からおすすめの14選の価格と特徴を比較表にまとめてご紹介します。
記事の後半では選び方のポイントやデメリットも紹介するので、比較検討する際の参考にしてください。
中央大学商学部卒業後、東証1部上場企業の株式会社ベンチャー・リンクジャパンに入社し、新規事業開発に関与。
ベンチャー企業でゲームプロデューサー兼事業責任者を経て、株式会社すららの立ち上げを経験。
その後、2012年12月に株式会社OKAN(当時CHISAN)を設立し現職。
「働くヒトのライフスタイルを豊かにする」をミッションに、2014年3月には、ぷち社食サービス「オフィスおかん」をリリース。多くのメディアで紹介されるなど注目を集めている。
2019年には、「人材が定着する組織づくり」を支援するツール「ハイジ」をリリース。「ハイジ」は、現在「ハタラクカルテ」に名称変更してサービス提供中。
「株式会社OKAN 代表取締役CEO 沢木 恵太氏 インタビュー」(経営ノート)
「株式会社OKAN 代表取締役CEO 沢木 恵太」(東京都創業NET)
「法人向けプチ社食サービス『オフィスおかん』、人材定着支援サービス『ハタラクカルテ(旧ハイジ)』を2軸に事業を展開」
(20年10月、ダイヤモンド経営者倶楽部)
「働く人におせっかいを焼き、望まない離職を減らす」(20年3月、サーキュラーHR)
「オフィスおかんのおとん、四人娘の子育てを語る」(18年9月、日経ビジネス)
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
IP電話アプリ(050アプリ)とは、ネット回線を利用して音声通信を行う電話システムです。
固定電話や携帯電話では専用線を引くことが必要ですが、IP電話は通常のネット回線さえあればOKです。
IP電話アプリの利用によって、電話にまつわる様々なコストをカットすることができます。
<導入コストをカット>
1. 電話加入権がいらない
2.PCやスマホがあれば、専用電話機がいらない
<オペレーションコストをカット>
3.月々の電話料金を抑えられる
さらには、次のようなメリットもあります。
4.通話記録をシステム連携して音声データとして分析などに役立てられる
5. 音声以外にも、テキスト・画像・動画も同時に送受信できる
IP電話アプリを導入することで、より手軽、かつリッチに通話ができるようになります。
固定通話と携帯電話、どちらにかけることが多いのか、また国際電話の利用が多いかどうか、で、自社に最適なツールが変わってきます。
Viberは海外通話が月額固定のため、海外の限定された宛先に数多く架電する企業にはおすすめです。
MiiTelとpickponは月額料金が高く見えますが、営業支援ツール・顧客管理ツールとしての機能を持つことから、専用サービスを導入する必要がありません。
通話にかかる費用削減のみを目指すのか、それより先を見越すのか、目的に応じて選びましょう。
「MiiTel」は、アポ獲得率、成約率、顧客満足度を向上させる、人工知能搭載型のクラウドIP電話です。
クラウドPBXとしての機能に加えて、通話内容をAIが採点する機能を搭載。
速度やラリー回数を解析し定量化することで、客観的な評価による改善が可能になるので、営業シーンやコールセンターシステムとして活用したいと考えている企業におすすめです!
録音データは全て暗号化され、AWSに保管されます。
保管のための設備投資は不要で、クラウドを利用しているため安全かつ低コストで行えます。
・03、06などの主要都市局番や0120、0800で発着信可能
・自動録音
・自動文字起こし
・通話スコアリング
・IVR/待ち呼
・SFA/CRM連携
・スマホアプリ
サービス
51〜100人
会話の記録をマーケティングに活用できる
かけたい電話番号を「ワンタッチ・ワンクリックするだけ」で発信できるところ、そして顧客との会話を記録しそこから高度な分析をしてくれるところです。個人ベースでどんなアクセスをしていけるかの戦略を立てられるので便利です。
「050plus」はスマホで使えるIP電話アプリです。
固定電話や他社携帯電話への通話料金が通常よりも安くなるだけでなく、海外からでも日本と同じ通話料で電話をかけられる点が魅力です。
月々330円(税込)で留守電機能などを追加料金なしで利用でき、非常に便利です。電話番号が固定で使用できるため、スマホの電話番号とは別に活用できます。
海外出張が多い企業や海外拠点を持つ企業にオススメです。
・テキストメッセージ送信機能
・充実した電話帳機能
・留守番電話機能も搭載
対 050plusユーザ | 対 携帯電話 | 対 固定電話 | 対 国際電話 | |
基本使用料 | 300円 / 月(税込330円) | |||
通話料 | 0円 | 17円/1分 (税込17.6円) |
8円/3分 (税込8.8円) |
アメリカ:9円/1分~ |
受信時に発信者が 払う通話料 |
0円 | 発信者が利用している電話会社の通話料 | 10.8円/3分 (税込11.88円) |
発信者が利用している電話会社の通話料 |
コンサルティング
251〜500人
音声の質が悪いのでお勧めできない
パソコン、スマホとの連携がそこまで不便ではないのですが、音質にはかなり問題があるように感じます。wi-fi環境にあっても、かなり音声が悪いと私自身は思っています。大事な電話を受けるときには使えないと感じました。
カスタマーセンター
11〜30人
通信費削減にぴったり
会社用の通話料金の削減のために導入しました。050plus同士での通話は無料で使えるので、社内間の電話に関しては全て統一しました。テレワークや出張時でも対応できるので大幅なコストカットが可能となりました。
「モバイルチョイス"050"」なら、個人のスマホ1台で、仕事とプライベートの使用を使い分けることができます。
専用の050番号が発行され、050発信による業務通話は会社に自動請求となるため、請求業務も効率化されます。
IP電話とは違い、一般の携帯電話と同じ音声回線(回線交換ネットワーク)での通話となるため、050番号同士での通話にも通話料が発生しますが、携帯電話と同等のクリアな音質で通話できるのは魅力です。
有料アプリ「モバイルチョイス・アップゲート」を導入すると、CRM、グループウェアなどの社内システムとの連携も可能。
端末にデータが残らないしくみなので、セキュアに安心して利用できます。
・営業時間外ガイダンス(転送も有料プランで可能)
・利用時間、利用金額制限
・通信コスト管理
・国際電話発信
・有料アプリをインストールすることで、社内システムと連携可能
基本料・導入費も0円~で気軽に利用できます。
ベーシックプラン(着信先固定) | アドバンスプラン(折り返し先変更可能) | |
初期費用 | 0円 | 500円/番号(IP電話サービス番号発行手数料) |
月額費用 | 0円 | 380円/番号(2番号目以降は100円) |
通話料金はいずれのプランでも、
詳細につきましては、こちらからご確認下さい。
「Dialpad」はアメリカに本社を構えている会社が提供しているサービスで、「音声通話」「クラウド管理」「クラウドサービスとの連携」の3つを備えています。
特にサービス開始当時からクラウドサービスとの連携を取り入れているのが特徴で、G SuiteやOffice365などのグループウェアと電話帳や通話履歴などを管理できる点が魅力です。
電話管理は全てクラウド上で行われており、回線手配・番号追加・設定変更まで、全てがクラウド上で行えます。
人件費を削減したい会社にはうってつけです。
多様な働き方支援の専門家 株式会社OKAN 代表取締役 CEO
多様な働き方支援の専門家 沢木 恵太によるDailpadの総評
2012年に個人向け総菜配送サービスで起業。「株式会社OKAN」として法人向けサービスにシフトし、急成長を遂げている。2019年には、ハイジーンファクターに特化した、日本で初めての調査・改善サービス『ハイジ』をリリース。
固定電話が不要になる
プラン | 050番号での運用 | 0ABJ番号での運用 | |
基本使用料 | Dialpad for 050 | 800円 / 名 / 月 | 1,300円/ 名 / 月 |
PRO for 050 | 1,300円 / 名 / 月 | 1,800円/ 名 / 月 | |
ENTERPRISE for 050 | 1,800円 / 名 / 月 | 2,300円/ 名 / 月 | |
通話料 | Wi-Fi環境 | 0円 | |
非Wi-Fi環境 | 契約先キャリアの通話料 |
IT
1001人以上
コスト削減重視なら検討しても良いかも
音源が残らない点。コール業務では音源をチェックして品質向上を目指すが、本ツールでは音源を残す機能がなく、振り返りに使えなかった。
サービス
31〜50人
必要に応じて機能を使い分けられて便利
音声通話、ビデオ通話、チャットなどを必要に応じて使い分けられるところが便利でした。例えばチャットでお客様対応をしていたものの、チャットでは対応しきれずに音声通話に切り替えるなどのやり方もできます。
「OmniGrid BizTAP」はアプリ型かつコストパフォーマンスが抜群のスマホ用IP電話アプリです。
初期費用がかからないためすぐに導入可能で、シンプルな通話機能のみにサービスを絞っているため他のIP電話アプリと比較しても、割安な料金で使用できます。
通話内容を後から確認できる音声録音機能や、端末が故障した際の修理保証が付いているため、コストを抑えながらリスクに備えたい企業におすすめです。
・スマホで会社の電話番号着信
・自動音声ガイダンス
・内戦通話利用
・通信端末修理保険付
・温瀬データのテキスト化(オプション)
初期費用は0円。
年単位契約ではなく月ごとの支払いで最低利用期間の縛りがないことや、1ヶ月の無料体験期間があることなど、導入の検討がしやすい環境が整っています。
導入時に付与される050番号の他に、有料で電話番号の追加もできるため、事業拡大の際にもすぐに対応できるのが魅力です。
月額利用料 | ||
初期費用 | 0円 | |
基本料金 (税抜) |
500円/ID | |
録音 | 0円 | |
追加番号利用料 (税抜) |
03/050番号 | 100円/番号 |
0120番号 | 2,000円/番号 | |
オプション | 別途相談 | |
通話料金 | ||
固定への発信(税抜) | 3円/分 | |
携帯への発信(税抜) | 15円/分 |
OmniGrid BizTAP 含むIP電話の資料を一括DL
画像出典元:「りもふぉん」公式HP
「りもふぉん」は、低価格から始められるので導入がしやすいIP電話サービスです。
外出時や在宅勤務中など、どこにいても複数携帯で電話受信が可能で、管理機能が充実してる点も嬉しいポイントです。
また、時間外対応や留守番登録機能など、ビジネス利用においては便利な機能も備わっています。
内線呼出しや海外への発信といった一部の機能には対応していないので、利用したいシーンを事前に検討しておきましょう。
・クラウドPBX使用
・10台までの同時転送が可能
・電話番号ごとに割り当て設定可能
・ひとつの契約で複数の電話番号登録
・管理機能(スタッフの配置設定、時間設定、自動応答メッセージ編集等)
・電話帳機能や未対応案件のリマインド機能
りもふぉんでは、3つの料金プランが用意されています。
現在、初回7日間(または通信料1,000円まで)お試しができる無料トライアルが実施されています。
申し込みや登録は無料で、事前の保証金等も必要ないので、導入前に体験してみるのもおすすめです。
スタンダードプラン | ベーシックプラン | 音声応答プラン | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額利用料 | 1,380円 (着信人数によらず同額) |
980円 (着信人数によらず同額) |
680円 |
発着信通信料 | 携帯電話、PHS宛 21円/分 050アプリ、固定電話宛 9円/分 |
ー | |
音声応答 | 4円/回 | 4円/回 | 4円/回 |
音声応答後の録音 | 21円/分 | ー | ー |
特徴 | ・電話帳、留守録機能、着信拒否、スタッフアカウントなど ・「ただ今電話が混みあっております」というアナウンスが可能 |
・電話の受付件数が少なく、電話転送のみの機能でよい場合 ・電話番号のみ欲しい場合 |
・自動応答メッセージで対応 (通話機能なし) ・同時に多数のアクセスが可能 |
(税抜き表示)
MOT/TEL(モッテル)は利用人数が多いほどコストパフォマンス高く利用できるクラウドPBXです。
会社の電話番号・電話回線を変えずに運用可能なので、今までの通話料や運用環境を変えずに利用することができます。
通話の保留・転送がアプリ内で完結するため、スムーズに取次業務も可能。
iPad受付システムや経費精算システムなどのサービスとも連携できるので、まとめて社内をDX化したい企業におすすめです!
・スマートフォン内線化/PC電話
・通話録音
・ブラウザフォン(専用PBXを利用するプラン)
・音声案内(限定プラン)
・音声会議通話(専用PBXを利用するプラン)
・勤怠管理システム(オプション)
・iPad受付システム(オプション)
※最大3,000IDまで対応実績あり
(最小プラン…月額4,980円/20ID)
無料のデモトライアルが用意されています。
画像出典元:「トビラフォンCloud」
トビラフォンCloudは、既存・新規番号をクラウド化し一括管理、DX化することで通話内容を可視化するクラウド電話サービスです。
自動音声応答(IVR)による音声ガイダンスや電話振り分け、外線着信時にslackやTeams、メールに自動通知、様々なデバイスで応答が可能など、電話業務において効率化が図れます。
また着信のみならず、録音機能や拒否番号の管理、迷惑電話のフィルタ機能、ユーザーの状態表示・管理など、内外管理が可視化されることにより、無駄なコストの削減や、スムーズな業務体制を構築できるでしょう。
新規事業立ち上げや、固定電話脱却を図りたいテレワーク推進企業などにおすすめのサービスです。
トビラフォンCloudの料金プランは、基本セット料金¥3,300円+通話料+初期費用33,000円です。
利用する番号数とブランドユーザー数により、料金が変動します。
詳細は問い合わせでご確認ください。
基本セット料金 | |
外線番号数 | 050番号×1番号 |
ブランドユーザー数(内線番号数) | 内線番号×2番号 |
同時通話(ch)数 | 2回線(ch) |
電話帳登録件数 | 2,500件 |
拒否電話番号登録件数 | 2,500件 |
通話録音時間 | 約100時間 |
(税込み価格)
画像出典元:「pickupon」公式HP
「pickupon」は営業に特化したクラウド型IP電話です。
その最大の特徴は電話での会話を自動で録音しテキスト化することです。「pickupon」では、CRMやSFAと連携し、自動入力が可能になります。
AIを活用した会話分析によって、顧客の発言から重要箇所を抽出し、記録として残す機能も搭載しています。
また導入も簡単です。必要なのは最新のChromeがインストールされたパソコンとヘッドセットのみです。特別な設置工事は一切必要ありません。「pickupon」から電話番号が割り当てられた後、最短で即日の利用が可能です。
1IDあたり月額6,000円(税別)です。電話をかけずに閲覧するだけの閲覧アカウントは無料で利用できます。
サービス
51〜100人
顧客ニーズの自動的な分析・抽出が便利
「顧客ニーズの自動的な分析・抽出」が最も便利です。顧客目線にたって電話対応の品質向上を目指していけるし、インサイドセールスにおいての要点を効率的に確認していけるようになりました。
画像出典元「03plus」公式HP
「03plus (ゼロサンプラス)」は安く素早くクラウドPBXを導入したい会社におすすめです。
いま使っている電話番号やFAX番号はそのまま利用できて、申し込み手続きから開通処理まで全てWebで完結できます。
法人代表者の名義の場合は最短即日開通できる便利さ。他社と違い、別で電話回線契約料金も発生しません。料金も初期費用・基本料金が他社より格段に安く、特に少人数の場合にコストを抑えて導入できます。
月払いプラン | 年払いスタートプラン | |
初期費用 | 5,000円 (税込5,500円) |
0円 |
基本料金(1回線) | 980円 / 月 (税込1,078円 / 月) |
11,760円 / 年 (税込12,936円 / 年) |
10分かけ放題プラン | 1,000円 / 月 (税込1,100円 / 月) |
6,000円 / 年 (税込6,600円 / 年) |
上の表の通り、年払いスタートプランでは初期費用が0円、基本料金が月払いより5,000円お得に利用できます。
基本料金以外に通話料がかかるのですが、10分かけ放題プランを利用すれば1通話10分まで無料になるのでお得です。年払いだと6,000円で利用できます。
また、通話制限はありますが、「0円スタートプラン」では、初期費用と初月の基本料金を0円で利用できます。
その他オプションも豊富ですので、詳細は公式ホームページをご確認ください。
「Viber」はIP電話の老舗とも言える、世界中で実績多数の人気ツールです。
日本では現在楽天グループのIP電話アプリとして提供されています。
国内での無料通話だけではなく個別チャットやグループチャット・動画・イラストの送受信など、あらゆるコミュニケーションが可能となります。
スマホがあれば完全無料で使用できるため、気軽に新しいコミュニケーションツールの導入を考えている会社にオススメです。
対 Viberユーザ | 対 携帯電話 | 対 固定電話 | 対 国際電話 | |
基本使用料 | 0円 |
$1.99 / 月(月額固定) |
||
通話料 | 0円 | 9.67円/1分 (税込10.64円) |
2.96円/1分 (税込3.26円) |
画像出典元「CallConnect」公式HP
「CallConnect」は、電話対応業務の効率化や顧客との通話対応時の品質改善に活用できるサービスです。
CallConnectでは、パソコンさえあれば、通常の電話のような保留・内線・取り次ぎといった機能だけでなく、通話内容の録音や分析機能等、数多くの便利な機能が利用できます。
業界や規模感を問わず様々な企業で利用されている実績があります。
創業して間もない企業でのコールセンター立ち上げやインサイドセールスのパフォーマンス向上等、様々な場面での活躍が期待できるでしょう。
スターター・ベーシック・プロの3つのプランがあり、利用するライセンス数と電話回線の使用量に応じた料金体系になっています。
各プランで使用できる機能に違いがあるため、自社に必要な機能によってプラン選定を行うと良いでしょう。
スターター | ベーシック | プロ | |
月額費用 (税表記なし) |
2,400円/1ライセンス | 4,600円/1ライセンス | 8,800円/1ライセンス |
スマホの通話料を安く抑えたいと考えている方には、うってつけです。
IP-Phone SMARTは通話料が一律8円/30秒で、スマホの通話料を最大60%安く抑えられます。ガラケーや格安SIMと併用している方が多いようです。
初期費用、月額料金、留守番電話、着信転送、非通知、そして、指定番号の着信拒否までの機能が、全て無料で使用できます。
料金は通話料のみ。一律で「30秒8円」です。ユニバーサル料金も不要です。
「ビジネスLaLa Call」は社員の個人用スマホをビジネス用に使える法人向け050通話アプリです。
個人用スマホを使用しますが、情報管理を強化しているためセキュリティ対策は万全です。
ビジネスシーンに必要な機能が充実しており、特に社用携帯のランニングコストや社員の通話料清算業務に悩んでいる企業での活躍が見込めるでしょう。
月額基本料は5番号まで税込540円/月ですが、6番号以降は1番号あたり税込324円/月かかります。
「オフィスeo光ネット」または「インターネット接続サービス」を利用している場合は、5番号まで月額基本料が無料になります。
IP電話は固定電話に比べて料金が格安になることが魅力ですが、月額料金制か時間課金制かでトータルコストは大きく変わってきます。
長時間の電話会議などで利用するなら月額料金制、メールやチャットでの連絡が多いのであれば時間課金制など、利用シーンによって適切な料金プランを持つアプリを選択しましょう。
またIP電話の利用には専用アプリのインストールが必要なため、使用するOSやスマホ機種が動作保証されているかも確認してください。
IP電話での通話は固定電話よりも音声がざらついていたり、音声が途切れる場合があります。
これは利用しているネット回線が音声の他にも映像やテキストなど、様々なデータを送受信できるため他のデータ送受信状況に影響するからですが、同時に音声以外のデータが送受信できることは従来の固定電話にないメリットでもあります。
品質が固定回線より劣るとは言っても、IP電話が世の中に出た当時から見れば、現在のIP電話は十分ビジネスにも対応できる品質を持っており、実際に多くの企業が利用しています。
しかし、もし固定回線を使用している顧客側で音声が聞き取りにくいということになれば、会社の信用にも影響してきます。
IP電話の導入ハードルは低いため、まずは数回線契約して実際に使い勝手を確認することをおすすめします。
IP電話には固定電話・携帯電話とは別に「050」から始まる電話番号が付与されます。
この番号を自分専用に使えると、利用シーンによって同じ携帯電話で使い分けができるので大変便利です。
アプリによっては050番号を契約者に公開していない場合もあり、この場合は発信専用として使うことになります。
固定番号の取得には別料金が発生する場合もありますので、IP電話の利用シーンによって賢く使い分けましょう。
IP電話アプリには大きく3つのメリットがあります。
電話専用線の契約が必要無く、一般のネット回線を利用できるため、料金の安さはとても魅力的なポイントです。
コストカット対策としてわかりやすい対策と言えます。
ネット回線を利用する方式のため、コストカットと共に新しく加わった機能です。このため、従来の固定電話では不可能なデータも同時に送受信できるようになりました。
特に遠方との打ち合わせには威力を発揮するでしょう。
特別な機器が必要なく導入できるので、初期費用もかかりません。
また通話記録などの利用状況も、クラウドで簡単に参照・管理できる点も魅力です。お使いのOSに対応するアプリがあるかを確認しておきましょう。
一方で、IP電話アプリを導入するデメリットもいくつかあります。
利用回線が一般のネット回線のため、専用線に比べると他のデータ送受信の影響を受けやすいです。
しかし、IP電話普及当時から見れば、品質は格段に上がっています。利用環境にも影響しますので、まずは社内運用から試してみることをおすすめします。
IP電話の申込み時には、他の固定番号や携帯番号を持っていることが前提となります。
また、緊急の110/119番をはじめ、IP電話では一部特殊番号に発信できません。そのため現在使用している固定電話・携帯電話の解約を考えている場合には十分検討しましょう。
通話料削減のもうひとつの裏技は「PBXの導入」です。
特にクラウド型PBXを選べば、専用機を購入・契約する必要がなく、低コストで手軽に開始できます。
PBXとは?IP電話と何が違うの?という方は、次の記事を参考にしてください。
この記事ではおすすめのIP電話アプリ(050アプリ)を比較紹介しました。
今回ご紹介したIP電話アプリの導入によって、電話料金の負担を少なくでき、利用シーンも広がることで、より効率的に業務が進められることになるでしょう。
一度IP電話アプリを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回紹介したサービスを始めとしたIP電話アプリの導入を検討してみることをおすすめします!
画像出典元:O-dan