サーバー監視について

【最新比較】おすすめサーバー監視ツール9選を徹底解説!

記事更新日: 2020/07/20

執筆: 編集部

自社サイトの運用に注力しているものの、監視はおそろかになっている…このような企業は、障害に気づくのが遅くなるだけでなく、サイバー攻撃を受ける危険性が高まります。

また、企業が成長している場合は監視対象が増えるため、エンジニアに負担がかかりがちでしょう。

サーバーを監視する手間を省きながらも、正常・安全な状態を保ちたいと思うことはありませんか?

このような悩みを解決できるのが、サーバー監視ツールです。

今回は数多くあるサーバー監視ツールの中から、おすすめの9選をご紹介します。

それぞれの特徴やサーバー監視ツールのメリット・デメリットをまとめたので、比較検討の参考にしてください。

ネットワーク監視・サーバ監視・アプリ監視の違いとは

まず似ていて違いが分かりづらいネットワーク監視・サーバー監視・アプリ監視の違いを確認しましょう。

「ネットワーク監視」は、社内で構成しているネットワークに流れるデータに異常が無いかに注目し、主に下記のポイントにて監視しています。

・特定のポートに大量にデータが送受信されていないか

・長時間データの流れが止まっている個所は無いか

・大量のアクセスがあった場合にどのように負荷分散を行うか


「サーバー監視」とはその名の通り、社内サーバーに異常が発生していないかを注目して監視するもので、注目するポイントには以下が挙げられます。

・HDDなどに物理的な故障が起きていないか

・サーバーの稼働率(CPU稼働率、メモリ使用量の監視など)が高すぎないか

・複数のサーバーがある場合は適切に負荷分散が行われているか


「アプリケーション監視」は、ネットワーク監視上にあるサーバー上で動作するアプリケーション単位で、適切に動作しているかを監視する機能です。注目するポイントには以下が挙げられます。

・アプリケーションに予期せぬクラッシュが起こっていないか

・特定アプリケーションの使用率が急激に上がっていないか(CPU使用率、メモリ使用量など)

・特定の命令に対して適切なレスポンスを行っているか

 

おすすめのサーバー監視ツール3選

1. オールインワン監視システム!『Site24x7』


画像出典元:Site24x7」公式HP

特徴

クラウド環境にも対応し、サーバーだけでなくWebサイトやアプリケーションも監視。異常を瞬時に把握できる分かりやすい監視ツールです。

サインアップするだけで今すぐ監視を始められるハードルの低さも魅力のひとつ。クレジットカード情報を登録する必要もないので安心です。

機能

・Windows/Linuxのサービスもプロセスも監視
・AWS/Azure/GCPの監視もひとつの画面で実現
・Webサイト監視やDB監視まで可能

料金プラン

  FREE STARTER PRO CLASSIC
費用 0円 1,750円 6,666円 16,833円

年間一括かつクレジットカード支払いの場合を月額換算した金額です。

 

 

2. 無料で利用できる!『Zabbix(ザビックス)』

画像出典元:「zabbix」公式HP

特徴

「Zabbix」は、サーバーやネットワーク、アプリケーションなどを監視するオープンソースの統合監視ツールです。

基本的には、監視対象にエージェントと呼ばれるアプリケーションをインストールしてサーバーの監視をしますが、プロトコルを通じて監視することも可能。

直感的に操作ができる、動作が軽いといった点も魅力と言えます。

Webブラウザで監視ステータスを確認できるため、外出中にトラブルが起こった場合にも対応できるでしょう。

機能

・分散監視機能
・グラフィカル表示機能
・障害検知・通知機能

料金プラン

費用はかかりません。

3. 60日間無料お試しあり!『Nagios(ナギオス)』

画像出典元:「Nagios」公式HP

特徴

「Nagios」は、歴史・実績のあるサーバー監視ツールです。プラグインを必要とする点が大きな特徴。プラグインは充実しているので、拡張性があります。

Webサイトは英語ですが、日本語ガイドの情報やサポートベンダーが存在するため、安心して導入できるでしょう。

インストール後は、テキストファイルで設定を行うため、専門知識のあるエンジニアが在籍している企業におすすめです。

機能

・ネットワークサービス監視機能
・データ収集機能
・通知機能

料金プラン

費用はかかりません。

監視の規模が大きい企業に向いている有料版もあるため、詳細はお問い合わせが必要です。

その他のサーバー監視ツール

hinemos(ヒネモス)

画像出典元:「Hinemos」公式HP

特徴

「Hinemos」は、61万件以上のダウンロード数、700システム以上の導入システム数を誇る、日本製のサーバー監視ツールです。

シンプルなインターフェースで操作がしやすく、エンジニアが効率的に業務を行えるでしょう。

ワンパッケージで運用・監視が行えるため、製品の組み合わせが必要なく、簡単に導入できます。問題を解決できない時は、サポートに問い合わせることも可能。

機能

・情報・蓄積機能
・クラウド管理・VM管理機能
・性能グラフ機能

OpManager


画像出典元:「OpManager」公式HP
 

特徴

「OpManager」は、ネットワーク/サーバー/アプリケーションの視点から総合的にネットワーク全体を監視できるツールです。

8,000以上の装置テンプレートがあるため自社に合った監視体制をすぐに選択でき、最短10分で監視が開始できるスピーディさが魅力です。

サーバ監視は実サーバに加えて仮想サーバーも監視可能で、社外公開サイトから社内データベースも含め、同一画面で全てのネットワーク状態を確認できます。

機能

・物理も仮想もクラウドも一緒に管理可能
・ネットワーク/サーバー/データベース、アプリケーションも総合的に監視可能
・グラフでわかりやすいレポート機能

料金プラン

・無料ライセンス:0円(10ライセンスまで)
・年間ライセンス:234,000円~
・通常ライセンス:519,000円~

 

パトロールクラリス


画像出典元:「パトロールクラリス」公式HP
 

特徴

監視システムの運用にかかる経費や手間・時間を削減したい会社におすすめのシステムです。従来、複数の製品が必要だったサーバー監視を1つのシステムで対応。

経費を最小限に抑えるとともに、高性能な監視機能によって手間や時間をかけない効率のよい運用が実現します。

料金プラン

・ライセンス料:500,000円 年間使用料:336,000円(監視対象10~50台)
・ライセンス料:1,200,000円 年間使用料:972,000円(監視対象30~150台)
・ライセンス料:2,000,000円 年間使用料:1,500,000円(監視対象50~250台)
・ライセンス料:4,000,000円 年間使用料:2,400,000円(監視対象100~500台)

 

Pandora FMS


画像出典元:「Pandora FMS」公式HP
 

特徴

世界200以上の国や地域で利用されている知名度の高いオープンソースのサーバー監視ツールです。これまでのダウンロード総数は120万を超えています。

サーバー監視だけでなく、クラウド監視・ネットワーク監視・サービスモニタリングなど機能が充実。UIがシンプルで使いやすいツールです。

料金プラン

・800,000円 / 年(100エージェントあたり)
・3,000,000円 / 年(500エージェントあたり)
・5,200,000円 / 年(1,000エージェントあたり)

Munin



画像出典元:「Munin」公式HP
 

特徴

「Munin」は無料でサーバー監視・ネットワーク監視・インフラ監視をしてくれるオープンソースソフトウェアです。サーバーの稼働状況がグラフで表示されるため、トラブルに気がつきやすく、何かあった時にもスピーディーに対処できます。

ただ、公式HPが英語のみのため、翻訳をしても分かりにくく、サービス内容やサポート体制などは別途お問い合わせが必要でs。

料金プラン

費用はかかりません。

Cacti


画像出典元:「Cacti」公式HP
 

特徴

サーバーを監視するオープンソースソフトウェアです。操作性がシンプルで使いやすいと評判です。

本体にはデータ収集・分析機能しか含まれませんが、拡張可能なため必要な機能を追加していくことができます。

ただ、公式HPが英語のみで翻訳後も分かりにくいため、詳細についてはお問い合わせをする必要があります。

自社にあうサーバー監視ツールの3つの選定ポイント

1. 監視対象の範囲やレベルは適切か

サーバー監視ツールの監視対象の範囲は、Webサーバーやデータベースサーバー、メールサーバー、DNSサーバーなど多岐に渡ります。

対象は選定するサーバー監視ツールによって異なるため、監視したいサーバーを今一度確認する必要があるでしょう。

またサーバー監視は、対象の数が複数あるだけでなく、レベルにも違いがあります。

例えば、比較的低いレベルには社内OSやネットワークレベルの監視、高いレベルには商用やオープンソースなどのミドルウェアレベルの監視などが挙げられます。

このように、Webサーバーやデータベースサーバーなどの対象物にそれぞれレベルがあるため、監視したい対象やレベルが自社と合っているか検討した上で、導入に踏み切ることが大切です。

2. 設定や運用は簡単か

ツールの設定・運用が難しいと、エンジニアを教育するための時間やコストがかかります。その他の難点として、問題が起きた時に、対処が遅れる可能性も考えられるでしょう。

低コストで利用できるオープンソフトウェア(OSS)は、設定・運用を自ら行わなければなりませんが、それぞれのサーバー監視ツールで簡単に利用できるような工夫がされています。

複数の製品を組み合わせて監視機能を構築するツールや、外部システムと連携させなければ利便性を感じられないツールは、設定の段階で手間がかかりますが、監視機能の組み合わせがワンパッケージになっているものは簡単に設定でき便利でしょう。

シンプルなインターフェースや直感的な操作性も、設定や運用の簡単さに直結するため、エンジニアにとっての大切な要素となります。無料トライアルを利用して確認してみるとよいかもしれません。

機能性はもちろんですが、「設定や運用は簡単か」という視点からツールを選定すると、エンジニアが効率的に業務を行えるでしょう。

3. 通知の手段

サーバー監視ツールは通知システムが備わっており、サーバーに障害が発生した時点で、すぐに通知が届くため非常に便利です。この通知システムを効果的に使うために、通知手段を確認した上でサーバー監視ツールを選定する必要があります。

サーバー監視ツールからの通知が来ると、エンジニアが障害にすぐに気付き、サーバーダウンや不正アクセスによるプログラムの書き換えなどのトラブルを回避することが可能です。

このように、通知は問題を早期解決するための重要な選定ポイントとなります。

企業では、業務中にチャットツールを利用する場合が多いため、メール以外にも通知が可能なシステムであることが望ましいです。

特に、エンジニアが使うことの多いslackなどのチャットツールに対応しているか確認した上で選定することが大切でしょう。

サーバー監視ツールのメリット3つ

1. サーバー管理の負担が減る

サーバー監視は365日、24時間行わなければなりませんが、サーバー監視ツールを導入すると自動的に監視が行われ、エンジニアの負担を減らすことが可能です。

ECサイトを運営する場合は、時間に関係なく、利用者がいつでもサービスを使える状態にしておかなければいけません。またアプリケーションやネットワークなど、サーバ以外の様々な対象を監視している場合は、監視する範囲が広くなり、エンジニアに負担がかかるでしょう。

サーバー監視ツールを導入すると、サーバーが停止していないか、正常に動いているか、故障していないかなどのあらゆる監視を自動化できます。

サーバーにかかる負荷の状況についても監視できるため、エンジニアは四六時中監視する必要がなくなり、他の業務にも集中できるでしょう。

2. 障害の発生をいち早く知れる

サーバー監視ツールのメリットの1つに、障害の発生をいち早く知れることが挙げられます。

メールや文書作成、在庫管理などの業務はインターネットを介して行なっている場合がほとんどでしょう。サーバーがダウンすると、全ての業務が行えなくなり、場合によっては、取引先やお客様の信頼を失うことも考えられます。

サーバー監視ツールを導入していると、障害が起きた瞬間にメールやチャットツールに通知されるため、サーバーがダウンしないよう手立てを打つことが可能です。

ツールによっては、通知を見落としてしまったときに役立つ再通知機能や、電話での音声通知機能などが備わっており、それぞれのツールでエンジニアがすぐに障害に気づけるような工夫をしています。

このように、迅速な対応によって様々なトラブルを回避するためには、障害の発生を即座に知ることが大切です。

3. 外部からの攻撃などを監視できる

サーバー監視ツールは、サーバーが正常に動いているかを監視するだけでなく、外部からのサイバー攻撃やウィルスに対する監視をすることも可能です。

サイバー攻撃や不正アクセスが起こると、Webサイトやプログラムを書き換えられる、個人情報が漏洩されるなどの危険性が高まります。

これらの問題は、企業への信頼度の低下やイメージダウンに繋がり、結果として業績の悪化を招くこともあるでしょう。

また個人情報漏洩の損害賠償額には多大な金額がかかると言われており、監視による対策を行っていない企業は大きなリスクを負っていると考えられます。

サーバー監視ツールを導入していると、問題に直面した際、発見・対処を早期に行うことが可能です。外部からの攻撃を監視し、問題を未然に防げることは、サーバー監視ツールの大きなメリットと言えるでしょう。

サーバー監視ツールのデメリット2つ

1. サーバーに負荷がかかる

サーバー監視ツールの導入によってエンジニアの負担が減る反面、監視対象の規模を大きくすると、サーバーに負荷がかかる場合あるため注意が必要です。

初めてツールを導入する企業に起こりがちな失敗例としては、監視する箇所を整理せず、あれもこれもと監視対象を増やしてしまうことが挙げられます。

やみくもに監視対象を増やすと、サーバーに負荷がかかるだけでなく、コストの負担も大きくなるため気をつけましょう。

企業の成長と共に監視対象が増える場合も、サーバーの負荷を減らすために、必要な対象を見極めることが大切です。

エンジニアの負担を軽減するのはもちろんですが、サーバーにかかる負荷も考慮し、バランスを見ながら監視する箇所を増やすとよさそうです。

2. 日本語に対応しない場合もある

サーバー監視ツールの多くは海外で開発されており、Webサイトやマニュアルが日本語非対応の場合があります。この場合、設定・運営をするエンジニアが不便に感じるかもしれません。

エンジニアが使いづらいと感じると業務をスムーズに行えなくなってしまいます。サーバー監視ツールを選定する際は、機能性や操作性、インターフェースなどに加えて言語を追加するとよいでしょう。

インターネットで検索すると、設定・運用の方法について詳しい情報が出てくるサーバ監視ツールもあるため、日本語非対応であることが不便とは言い切れませんが、サポートを必要とする状況になった場合のことも想定して選ぶと安心して利用できます。

「日本語に対応しているか、非対応なのか」「非対応の場合は十分な情報やサポートベンダーがあるのか」という点も含めて、運用・監視をするエンジニアの意向に沿ってツールを決めることが大切です。

まとめ

今回ご紹介したサーバ監視ツールを利用すると、サーバーが自動的に監視され、ツールを運用・監視するエンジニアの負担を減らせます。

また障害発生時に通知が届くおかげで、サーバーダウンなどの問題が起こらないよう対処することはもちろん、外部からの攻撃を監視することも可能であるため、個人情報漏洩やサイトの書き換えなどのトラブルを回避したい場合にも便利です。

サイトの運用だけでなく監視にも注力したい企業や、成長が加速し監視対象が増えている企業は、ぜひ今回紹介したサーバー監視ツールを検討してみてはいかがでしょうか。

画像出典元:O-dan

 

 

サーバー監視のITツール

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