Plaza-i

記事更新日: 2024/02/27

執筆: 平塚みき

編集部コメント

中堅・中小企業の基幹・会計業務に特化したERPシステム

「Plaza-i 」は、日本の中堅・中小企業のために開発されたERPパッケージです。

多通貨・複数言語対応など、海外での取引に適した機能を持ち、アジア地域を中心に世界30ヵ国での導入実績があります。

長期的に使用できるよう、バージョンアップのたびに発生する費用は保守料金内で対応。カスタマイズの開発費も発生しません。

専任コンサルタントによるサポートで、短期間で安全に導入できる点も魅力的なシステムです。

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良い点

カスタマイズのために開発した機能はERPパッケージの中に組み込まれ、費用は発生しません。バージョンアップコストも不要です。

悪い点

無料トライアルがないため、導入前に何日間か実際に稼働させることはできません。代わりに無料デモがあります。

費用対効果:

料金を知るには問い合わせが必要です。一般会計機能のみの場合、60万円程度となります。

UIと操作性:

操作画面や帳簿の言語切り替えは、ワンタッチで可能。日本語画面で入力後、英語で帳簿を出力することができます。

セキュリティ:

コンサルティング・導入支援・移行支援・導入、移行確認・運用までを一貫してサポートしてくれます。

Plaza-iの導入メリット4つ

1. 機能が選択できる

Plaza-iは、モジュール(機能)を組み合わせて運用できるEPRパッケージです。

モジュールは一般会計・販売・購買・顧客管理など全部で21種類。

最初に必要最小限のモジュールを導入し、状況に応じて利用範囲を拡大していくことができます。

すべての業務内容をカバーしているERPサービスと違い、柔軟に構成・拡張できる点はPlaza-iの利点といえるでしょう。

Plaza-iのシステム構成

2. 低コストで長く使える

Plaza-iは業務上必要な機能を個別でカスタマイズしてくれます。

他社サービスと異なり、開発された機能は標準機能としてパッケージの中に組み込まれるので、追加開発費は発生しません。

また法改正やOS変更により、バージョンアップが必要な場合、費用は保守費に含まれているので、追加料金はかかりません。

常に最新の状態で長期にわたって使い続けることができるため、導入から廃棄までにかかる総保有コストが抑えられます。


他社サービスとの維持費の違い


3. 海外展開に適応している

Piaza-iは、日本語と英語の二ヵ国語が使用できます。

言語の切り替えはどの画面でも行え、帳簿出力は入力時に使用した言語に関係なく、どちらの言語でもアウトプットが可能です。

またPlaza-iは、1つのデータベースで複数会社の財務会計が管理でき、日本をはじめ海外の会計基準に対応しています。

多通貨機能で各国の通貨が扱えるので、海外での財務処理や取引などを、正確かつ容易に行うことができます。


輸出入業務に適している

4. 短期間で確実にシステム導入できる

Plaza-iは、ERPのシステムと業務に精通した専任コンサルタントが、導入設定から稼動開始までをサポートしてくれます。

導入には、実機・実データを用いて動きを検証しながら導入を進めるCRPという手法を採用。

具体的な運用イメージを事前に確認したうえで、自社業務にフィットしたシステムを短期間で安心かつ安全に導入できます。

導入後はPlaza-iを熟知したスタッフが継続的に支援を行ってくれるので、10年、20年と使い続けることができるでしょう。


他社サービスとの導入手法の違い

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Plaza-iのデメリット3つ

1. 無料トライアルがない

Plaza-iは無料トライアルがないため、実際に稼働させて試すことはできません。

しかし無料デモは用意されているので、契約の前にUIや操作性の確認はできます。

Plaza-iはCRPを実施しており、自社の要件に適合したシステムが構築できるので、無料デモによる確認でも十分でしょう。

2. 英語圏外の国では注意が必要

Plaza-iは英語以外の外国語には対応していません。

そのため、英語圏以外の国に拠点があり、現地スタッフが多い企業は多少不便を感じる可能性があります。

拠点の言語状況もふまえて、導入を検討するようにしましょう。

Plaza-iの料金プラン

Plaza-iの料金プランは導入するモジュールの組み合わせによって異なります。

一般会計単独導入の参考価格は、60万円程度です。

詳しい料金は、見積の作成を依頼する必要があります。

競合製品との料金比較

Plaza-iのように、機能が選択できるEPRパッケージは、費用を明示していないケースが多く見られます。

 

使用する機能や規模によって変動するため、自社の要件や使用範囲を明確にしてから問い合わせるようにしましょう。

  Plaza-i EXPLANNER/Z GLOVIA iZ
初期費用 要問合せ 要問合せ 要問合せ
参考価格
(税別)
一般会計機能のみの場合
60万円程度
130万円~ 会計システム
135万円~
無料トライアル デモあり なし なし

 

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Plaza-iの評判・口コミ

海外各拠点の会計システム一元化に成功
株式会社ネクスティ エレクトロニクス

一部導入に時間のかかった拠点もありましたが、導入サポートも最後まで粘り強く対応してもらい、大きなトラブルなく海外展開できました。Plaza-i導入後は報告作業が以前よりも確実に早くなり、海外のデータをリアルタイムで把握できるようになったことや、データの抽出が容易になったことなど、導入目的を十分に達成したと思います。

バイリンガル対応で有用性が高い
オークウッド・プロパティー・マネジメント・エルエルシー

業務上、提出先に応じて日本語、英語でのレポート作成が要求されています。その点Plaza-iは英文・和文に対応していてその切替も簡単に行えてすごく重宝しています。ユーザーによっては画面を日本語、プリントアウトは英語等、好みに応じて使用しています。またデータベースを一元化することにより複数拠点の会計情報をどこからでも取得でき便利です。

外貨での経理処理・決算を実現
第一中央近海株式会社

外航海運の取引ではUS$を中心とした外貨建てでの管理が中心となるため、Plaza-iの強みである外貨建金額の集計等で決算作業の迅速化を果たしました。現在は加えてパナマの船主会社の船別船費管理にも適用を拡げています。科目設定、集計方法の自由さや拡張性も含めコンパクトにして必要十分すぎる機能を有していると評価しています。

*「Plaza-i」公式HP参照

Plaza-iを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・海外へ展開したい企業

外貨・二ヵ国語に対応しているPlaza-iは、日本から海外に進出する多くの企業で使用中です。

日本語が理解できない現地スタッフにも操作が可能で、現地通貨で入力しても日本円で連結報告書が出力できます。

また日本側で実務を処理し、現地用に英語帳簿を出力したり、現地通貨で財務諸表をアウトプットしたりと、柔軟な対応が可能です。

・安心、安全にERPを導入したい企業

コンサルタントやIT担当が不在で、システム導入そのものに不安を感じている企業にPlaza-iはうってつけです。

最初に専任コンサルタントが企業へのヒアリングをしてくれるので、システムへの要望や案件の洗い出しが容易に行えます

 

導入はCRPを用いて、シミュレーションしながら進めてくれるので、自社の業務に適合したシステム構築が可能です。

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向いていない企業

・生産管理までおこないたい製造業

Plaza-iは、企業経営に欠かせない機能が網羅的に用意されていますが、生産管理モジュールはありません。

製造業の企業は、生産管理システムなどの併用を検討し、Plaza-iとのデータ連携が可能か、問い合わせるとよいでしょう。

まとめ

Plaza-iは貿易商社など、海外に拠点を持つ企業にふさわしいERPパッケージです。

必要最小限のシステム構成から始められるなど、費用を抑えて始められるので、海外展開を狙う中堅・中小企業にもうってつけです。

ERP運用時の無駄経費削減を図りたい企業にも、総保有コスト削減が図れるPlaza-iが役に立つでしょう。

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画像出典元:「Plaza-i」公式HP

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