Odoo

記事更新日: 2021/10/20

執筆: 編集部

編集部コメント

Odooは、会計管理、顧客管理、製造管理など、ありとあらゆる基幹業務を一括管理できるERPシステム。必要な機能を追加することができるので、自社にあったERPシステムを構築することができます。

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1. 会計管理、生産管理など基幹業務を一元管理

会計管理から生産、在庫、販売管理にいたるあらゆる基幹業務を一括管理

2. 顧客管理

自動請求書作成や価格リスト、受注・請求管理などの機能

3. ECサイト・Webサイト運営

webサイトやEコマースを連動して作成可能

良い点

会計管理、顧客管理、製造管理からEC利用、販売・在庫管理にいたるまで、ありとあらゆる基幹業務を一括管理できるシステム。

悪い点

ダウンロードしたパッケージをそのまま使うとそれほど多機能でもなく、アプリ間の連携も密接ではないことに不便さを感じてくるようになる。

費用対効果:

スタートアップ時は必要最低限の機能から始められ、徐々に必要になる機能をあとから付け足すことができるのでコスパがいい。

UIと操作性:

会計管理などのあらゆる基幹業務を一つのシステム内で行えるが、弥生会計など、他サービスと比べて機能面で劣ります。

知名度:

日本語版が不十分ということもあり、国内での知名度はまだまだといえる。

Odooの3つの特徴

1. 基幹業務からECサイト運営まで一括で行える便利さ

Odooの最大の特徴は、仕入れから購入・生産・在庫・販売管理など会社の基幹業務を一元的に管理できることです。従来であれば部門ごとにそれぞれのシステムでデータ管理を行っていましたが、Odooにより一つのシステムに統一することができるので、業務の効率化が期待できます。

見積もりの例(デモ版)

2. オープンソースなので会社の業務形態にあわせてカスタマイズ可能

Odooはソフトウェアのソースコードが公開されています。そのためソースコードを誰でも利用して、修正やカスタマイズしたものを再び頒布することが可能です。

出来合いのERPパッケージを導入した場合、不必要な機能がかさんだり、反対に足りない機能があったりと、不都合な機能も出てきます。加えて、独自に会社にあわせてカスタマイズをしようとするとその分の費用がかさばります。ライセンス費用もかかるのでコスパとしては悪いといえます。

対して、オープンソースであるOdooであれば、ライセンス費用もかからず、ソースコードのカスタマイズが可能なので、低コストでシステムを開発・構築することができます。

オンライン上で請求書が作成可能(デモ版)

3. WebサイトやECサイトとも連動

Odooの特徴3つ目は、ECサイトやWebサイトを作成できることです。

WebサイトやブログをOdooのシステム内で作成することができます。また、ECサイトも作成可能で、Odoo内に登録、管理した商品を連動させてECサイトで販売できます。

通常であれば、商品の仕入れからECサイトへの商品登録の入力作業は二重の作業になることがありますが、仕入れからほぼ同時にウェブサイトでの販売が行えるようにするなど、管理工数の大幅な削減が期待できます。

デモ版のwebサイト外観

デモ版のインターネットショップ例

Odooの料金プラン

※1 Pro-SPIRE社と運用保守サービス契約を締結頂いた場合のみ適用
※2 Odoo社による保証はありませんが、ソースコードが公開されているのでOdooコミュニティでバグ対応が可能です
※3 ツール公開のタイミングが保証されていない事、複雑な作業である事を踏まえるとバージョンアップ時にはエンタープライズ版に変更される事をお勧めします

Odooにはコミュニティ版とエンタープライズ版があります。

コミュニティ版はソフトウェア自体に費用は無料で、販売・購買・在庫・会計など、Odooの中心的な機能が入手できます。基幹業務に必要な機能はコミュニティ版で揃うので、必要最低限の機能からスタートできます。

一方、エンタープライズ版はコミュニティ版に加えて、必要となったアプリケーション事に課金制で追加する仕組みとなっています。追加できる機能は公式サイトで確認できます。

まとめ

Odooは無料でデモ版や期間限定のお試し利用もできます。中小規模の会社で業務の効率化を考えている企業にうってつけです

コミュニティ版であればライセンス費用もかからず、さらに、社内にプログラマーやエンジニアがいるのであれば、独自にGithubからソースコードを落としてきてカスタマイズできるので初期費用を抑えられます。

また、社内にシステム導入に詳しい人がいないのであれば、Odooに特化したサービス会社もあるので、専門家の意見を聞きながら導入も可能です。

コミュニティ版にある各機能をインストールしてそのまま使うこともできますが、会社それぞれの形態にカスタマイズして利用していくこと、第三者モジュールを利用していくことがOdoo導入の強みだともいえます。

画像出典元:「Odoo」公式HP

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