ZAC

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ZACはプロジェクト管理に強みを持ったERPシステムです。プロジェクトごとに売上とそれに紐づく複数の原価を一元で管理することができます。またプロジェクト受注前の見込から管理できるため売上利益予測や、経営レポーティング機能により経営状況を「見える化」することが可能。プロジェクトの収支をタイムリーに把握し、経営判断に活かしたい企業に特におすすめです。

ZACはプロジェクト管理に強みを持ったERPシステムです。プロジェクトごとに売上とそれに紐づく複数の原価を一元で管理することができます。またプロジェクト受注前の見込から管理できるため売上利益予測や、経営レポーティング機能により経営状況を「見える化」することが可能。プロジェクトの収支をタイムリーに把握し、経営判断に活かしたい企業に特におすすめです。

執筆: 編集部

記事更新日: 2024/10/03

ZACの3つの特徴

1. プロジェクト損益の一元管理

プロジェクトが始まってから終わるまで赤字か黒字か分からなかったり、全体での利益は分かってもプロジェクト別での利益が分からない、ということはありませんか?

ZACでは以下の機能モジュールを組み合わせることでプロジェクトごとに売上と全ての原価を集約することでタイムリーな損益管理ができます。

  • 販売管理
  • 購買管理
  • 勤怠管理
  • 経費管理を中心とした合計6個の機能モジュール

売上と原価をバラバラに管理していると原価の変動があった場合、損益を把握するまでに時間がかかり、進捗中のプロジェクトの損益の把握が難しくなるという問題が発生します。

ZACなら1つの売上に対し、外注費や仕入、労務費など複数の原価を紐づけて管理することができます。

これにより、進捗中のプロジェクトでも原価の変動をタイムリーに反映、売上の着地見込を見ることができます。

「せっかく導入しても、使わない機能もある」といった場合でも、機能モジュールごとに切り売りができる柔軟性があるのも魅力です。

売上と原価を1:nで管理

2. 経営状態のタイムリーな把握

都度営業から報告を受けないと通期の着地見通しが分からなかったり、経営会議で使う資料のレポート作成に時間がかかったりという問題はありませんか。

ZACなら経営状況、売上の見通しに必要な情報は簡単に見ることができます。

任意の集計軸を設定するだけでクロス集計をかけたレポートを出力することができるため、素早く先々の利益の可視化し、的確な経営判断をサポートしてくれます。


未来の売上・原価をZACに一元入力して、売上・利益予測を把握可能


集計データを簡単にグラフ化できるのも、ZACの便利なところです。集計データを各プロジェクトまでドリルダウンすることも可能です。


グラフの出力例

3. 財務会計システムとの柔軟な連携

ZACの3つ目の特徴は、財務会計との柔軟な連携が可能である点です。

すでに市販の会計システムを導入している場合でも、会社独自の会計システムを使っている場合でも、スムーズに財務会計システムと連携することができます。

市販財務会計システムを使っている場合は、ZACのシステムに入力された売上・仕入・経費などのデータを、自動的に仕訳データに変換し、会計システムへデータ連携を行うことができます。

弥生会計や勘定奉行など、多くの市販会計システムとの連携実績があります。

また、会社独自の会計システムを使っている場合でも、現行の会計科目に対応するための「仕訳プログラム」開発を、導入企業1社ごとに行なってくれるので、連携が可能となっています。

従来の必要となっていた単純業務が大幅に削減されるので、より付加価値の高い作業に時間を割くことができるようになります。

 ZACとReforma PSAの違いとは?

「Reforma PSA」と「ZAC」はどちらもプロジェクト別の損益を見える化したい企業・業務を一元管理したい企業に選ばれています。

両システムの違いを企業規模とよくある導入理由から比較します。

  おすすめ企業規模 よくある導入理由は?

ZAC

50人以上

  • 上司に見せる資料を簡単に素早く作りたい

  • 現行のシステムが老朽化しており、業務にフィットした新しいシステムを使いたい

Reforma PSA

20~50人程度

機能を絞って導入したい企業

  • 経営者として、自分の会社の現況をより正確かつ迅速に把握したい

  • 現行のExcel管理に不満があり、費用を抑えてシステム導入したい
「Reforma PSA」は3万円から導入でき、非常に低価格です。ERPを初めて導入する企業・一部機能を試してみたい企業には断然おすすめです。
 
まずは「Reforma PSA」を導入し、会社の規模拡大に伴って「ZAC」に切り替えていく企業も多いようです。

 

ZACの導入事例

ZACは、導入実績900社以上、28万を超えるライセンス数を誇っています。

導入実績として、JALインフォテックや住友林業情報システム、KDDIテクノロジーといった大手の企業をはじめ、ベンチャー企業もZACを導入しており、様々な企業から支持を受けています。

ZACの導入を決めた企業のユーザーからは、「社員の混乱も少なく、導入もスムーズにいきそう」との声があります。

また、ZACの提供元である株式会社オロは、日本国内に限らず海外にも支社を持ち、中国・台湾・ASEANにも拠点を置いています。ここ数年、売り上げも順調に伸ばしており、まさに時代の流れに乗った企業といえるでしょう。

ZACを導入している企業例

ここでは、実際にZACの導入事例をいくつか紹介します。

住友林業情報システム
選定メンバー全員が自社にフィットするシステムだと感じた

3社を対象に簡易的なフィット&ギャップを実施した時、オロはこちらの要望を標準機能では満たせない場合にも、他のユーザー事例にもとづいた運用アイデアを的確に提案してくれました。機能面やオロ担当者への評価に加えて、「今後10年間の使用に耐えうるシステム」という観点でもZACがベストだという判断に至りました。

導入時、大掛かりな基幹業務システムの導入作業にもかかわらず、ZACは稼働開始の初月から特に大きなトラブルもなかったので、そこは非常に評価できました。

株式会社カヤック
業務状況の可視化で経営予測の精度が高まった

ZACを入れたメリットとして、従来はバラバラだったデータを一ヵ所に集めて一元管理できる点が挙げられます。集計作業がすぐに、しかも楽にできるようになったのは大きいですね。今までは全部エクセルで集計を行っていましたから。

他にも、ZACでは受注前の段階から案件のステータス管理や予定売上の管理ができるので、いつ頃どんなプロジェクトが動き出すのかがあらかじめわかり、誰をアサインするかの予定が立てやすくなりました。
先々の業務状況を"見える化"できたことで、リソース管理の精度も経営予測の精度も高まったと思います。

まとめ

ZAC(ザック)の特徴、料金・評判について解説しました。

ZACは、プロジェクト管理、管理会計の実践に強みを持っているシステムです。

「どのプロジェクトがどれだけ黒字か赤字かわからない」

「経営状態の把握に時間がかかる、もしくはよく分かっていない」

という企業にぜひとも使っていただきたいツールです。


画像出典元:「ZAC」公式HP

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