工事管理システムについて

【2024年版】工事管理システムのおすすめ21選を徹底比較!

記事更新日: 2024/03/26

執筆: 編集部

様々な業務がいくつも重なり合っている工事現場。工事を受注したり必要な物品を仕入れたり、現場と管理部門や顧客への連絡をしたりなど、煩雑な業務が多く発生します。

そんな工事をスムーズに実施できるようサポートしてくれるのが、工事管理システムです。

工事管理システムとは、工事の受注から仕入品の発注、工事に関する入出金管理や現場の進捗状況の報告・把握等、工事に関する様々な機能を備えたシステムです。

今回は数多くある工事管理システムの中からおすすめの21選をご紹介します。

それぞれのシステムの特徴や機能をまとめてありますので、工事管理システム選定の際に参考にしてください。

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工事管理システムのおすすめ5選


(表記は税抜)

チャットで現場を見える化!『Kizuku』


画像出典元:「Kizuku」公式HP

特徴

Kizukuは、建設現場の作業員と管理者とのコミュニケーションに重きをおいた施工管理アプリです。

図面や写真の保管、現場情報の共有、工程管理/報告書作成等を一元管理できるため、施工管理業務の効率化が期待できます。

チャット形式でいつでも簡単に連絡を取り合うことができ、操作は簡単で、現場作業員もストレスなく使用することができます

一部管理機能は、オプションとなりますが、建設現場のDX推進を支援するサービスとなっています。

料金プラン

アカウント数に応じた3つのプランがあります。

基本料金ではトーク機能等の基本的な機能が使用でき、工程管理等の機能はオプション料金になります。

導入支援サービスが必要な場合は追加料金が必要となります。

  プロプラン30 プロプラン50 プロプラン100
初期費用
(税込)
110,000円 110,000円 110,000円
月額費用
(税込)
22,000円/月 33,000円/月 55,000円/月
アカウント数 30 50 100

 

 

シェアNO.1!『ANDPAD』

画像出典元:「ANDPAD」公式HP

特徴

利用社数18万社を超え、ユーザー数47万人を突破した「ANDPAD」。

写真や資料すべてクラウドで整理、紙やエクセルは一切不要です。

また、現場チャットで現場の状況が共有できるため、電話やFAXの使用を減らせます。

業界シェアNo.1の工事管理システムです。

料金プラン

ANDPADの料金プランは、初期費用・月額費用・オプション費用の3つで構成されています。

会社の業務形態に合わせたプランを提供してもらえます。
※アカウント数による機能制限はなし

詳しくは問い合わせが必要です。

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タイムリーな収益管理ができるシステム『Sitrom-CC』

画像出典元:「Sitrom-CC」公式HP

特徴

「Sitrom-CC」は土木建設業向けの工事管理・管理会計システムです。

建設業特有の管理項目を一元管理することができ、業務効率化が期待できます。

集約されたデータはリアルタイムで処理される設計のため、経営に必要な数値をタイムリーに把握できる点も魅力です。

導入や運用のサポート体制も充実しており、事業拡大を目指す企業に適したサービスです。

料金プラン

Sitrom-CCの料金プランは問い合わせが必要になります。料金について問い合わせるにあたって、会社の規模・拠点数・従業員数等を整理しておくと良いです。

Sitrom-CC の資料を無料ダウンロードする 

 

短期導入を実現!『Project-Space』

画像出典元:「Project-Space」公式HP

特徴

業界特有の機能を装備している「Project-Space」。

設備工事や建設、造船や橋梁、そして受注生産型製造業に特化したERP短期導入ソリューションのため、短期導入が実現できます。

Excelからのデータ取り込み機能もあるため、Excelで管理している情報もスムーズにシステムへ移行できます。

料金プラン

詳細はお問い合わせが必要です。

 

導入実績400社以上!『e2-movE 工事管理』

画像出典元:「e2-movE 工事管理」公式HP

特徴

建設・建材業界で400社以上のソリューション蓄積を基にシステムの運営を行っている「e2-movE 工事管理」。

販売管理や支払管理、会計管理といったシステムとの連携も可能で、自社に合わせた柔軟なオプション対応で一括管理することもできます。

料金プラン

詳細はお問い合わせが必要です。

 

その他の工事管理システム

プロワン


画像出典元:「プロワン」公式HP

特徴

プロワン(旧:MeetsOne)は、フィールドサービス事業者のあらゆる業務を効率化できるサービスです。

在庫管理や予実管理だけでなく、ルート最適化や受電システム、電子契約、決済など、あらゆる管理にとどまらな幅広い機能を網羅しています。

運営元の株式会社ミツモアは、フィールドサービス事業者も多く掲載している相見積もりサービス「ミツモア」を運営。業界に知見のある企業です。

 

料金プラン

プロワンの料金体系は、導入費用(初期費用)・月額費用から成ります。

詳細についてはお問い合わせが必要です。

契約は、基本的に1年間単位となっています。

プロワン含む工事管理システムの資料を一括DL 

 

サクミル

画像出典元:「サクミル」公式HP

特徴

サクミルは月額4,000円で利用できる現場管理アプリサービスです。

初期費用0円で、ワンプランのシンプルな料金体系なのでコストを抑えたい方にもおすすめできます。

写真台帳や作業日報も外出先から作成可能なので、残業時間の削減にもつながります。

料金プラン

サクミルはシンプルで分かりやすいワンプランの料金体系です。

また、初期費用や導入費用もかからないため、非常に低コストで導入できます。

初期費用
(税込)
0円
月額費用
(税込)
要問い合わせ
ユーザー数 30アカウント

 

サクミル含む工事管理システムの資料を一括DL

 

 

REVIEW-Ⅲ

画像出典元:「REVIEW-Ⅲ」公式HP

特徴

「REVIEW-Ⅲ」とは、予算・原価管理、作業日報・請求・回収業務など工事に関わる多くの課題をクラウド上で管理できるサービスです。

原価管理をはじめとして、労務管理や発注管理・在庫管理などその他6つの管理システムを使用することができます。

サポートも手厚く、完全オンラインでのデモンストレーションや画面共有を用いて行うオンライン対応も実施。

クラウド運用のため毎日自動でバックアップし、日報もweb上で行えます。打刻には画像転送や不正打刻検知機能を含めた計6つの機能が搭載されています。

インボイス制度にも対応しており、適格請求書発行が可能になります。

料金プラン

REVIEW-Ⅲはスタンドアロン版・LAN版が基本となっており、その他各オプションを加えることにより費用が加算されていきます。

サービスの利用の際にはソフトウェア保守にも加入する必要があり、それぞれ掛かる費用によってコースが異なります。

  スタンドアロン版 LAN版
基本モジュール(必須)
工事受注・予算設定
250,000円 600,000円
パッケージ選択オプション 2,150,000円(総額)
1,500,000円(セット価格)
2,750,000円(総額)
2,100,000円(セット価格)
ソフトウェア
保守Aコース(100万円迄)
5,000円 / 月額 5,000円 / 月額
ソフトウェア
保守Bコース(150万円迄)
7,500円 / 月額 7,500円 / 月額
ソフトウェア
保守Cコース(200万円迄)
10,000円 / 月額 10,000円 / 月額
ソフトウェア
保守Dコース(200万円以上)
15,000円 / 月額 15,000円 / 月額

(税別価格)

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ZAC

画像出典元:「ZAC」公式HP
 

特徴

ZACはプロジェクト管理に強みを持ったシステムです。プロジェクトごとに売上とそれに紐づく複数の原価を一元で管理できます。

またプロジェクト受注前の見込から管理できるため売上利益予測や、経営レポーティング機能により経営状況を「見える化」することが可能。

プロジェクトの収支をタイムリーに把握し、経営判断に活かしたい企業に特におすすめです。

料金プラン

初期費用とランニング費用に分かれています。

初期費用には、ライセンス費用と導入支援費用があり、ライセンス費用は利用する機能モジュール×人数、導入支援費用はZACを利用するまでの事前サポートの費用となっています。

ランニング費用には、データセンター利用料とソフトウェア保守料があり、データセンター利用料は5万円~、ソフトウェア保守料はライセンス費用の1.5%です。

 

FineReport


画像出典元:「FineReport」公式HP

特徴

「FineReport」は誰でもすばやく確実にデータ分析ができる工事管理システムです。

請求書/明細書/発注書/契約書/進捗管理表など、多彩な帳票フォームを最小手順で設計

GUIで罫線/グラフ/バーコードなどの表示位置の調整・データ集計が可能なので、仕様変更にスピーディーに対応できます。

スケジューリング機能では、自動的に最新データで帳票を生成することで、顧客や仕入先にメール/メッセージでの配信が可能なので、データ更新や帳票配布にかかる負担を大幅に軽減することができます。

直感的な操作でデータを可視化・分析でき、ITリテラシーに自信がない人でも使いやすいと評判です。

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OBIC7

画像出典元:「OBIC7 」公式HP
 

特徴

オービックは1968年の創業以来、自社開発・直接販売体制を続けてきた実績があり、万全なサポート体制が整っています。

導入方法をクラウド型とオンプレミス型の2種類から選べ、使用中には中身を使いやすいようにカスタマイズすることも可能です。

 

CAM MACS



画像出典元:「CAM MACS」公式HP

特徴

cam maxは一連の流れをクラウドで一括管理することができ、料金プランも細分化されているため、それぞれの会社にあったプランを選択することができます。

また、スマレジなどの外部サービスとの連携により売上や入力データの管理なども可能になります。

料金プラン

一般カスタマー向け業務を扱うBtoCプランと、企業向け業務を扱うためのBtoBプランが用意されています。初期費用は各プランの1ヵ月分が必要です。

導入前には30日間の無料トライアル期間が設けられています。

 

SMAC工事管理



画像出典元:「SMAC工事管理 」公式HP

特徴

SMAC工事管理は、工事管理にかかる手間を削減するために必要な機能が豊富に揃ったツールです。自社に必要なものだけを選んで導入できるため、低コストで始められます。

外部ソフトとも連携しているので、既存ソフトを見直す必要もありません。万全のサポート体制なので、初めて工事管理システムを導入する企業でも安心です。

料金プラン

機能により価格は異なりますが、最も低価格な機能は100,000円から導入可能です。

 

アラジンオフィス



画像出典元:「アラジンオフィス」公式HP

特徴

「アラジンオフィス」は導入企業5,000社以上、リピート率98.2%を誇ります。

豊富な経験・実績を武器に、あらゆる業種・業態に対応するパッケージソフトをラインナップ。痒い所に手が届く、ユーザーのニーズを知り尽くしたツールです。

 

iDempiere

画像出典元:「iDempiere」公式HP

特徴

「iDempiere」は購買管理・在庫管理・販売管理・生産管理・会計管理・顧客管理といった一連の業務機能が無料で使用できるソフトです。

一連の流れの上で社内の情報管理を行うため、重複して数値入力をする手間が減り効率的に業務を行えます。また、セキュリティ対策もされており、権限範囲もユーザーごとに設定可能です。

料金プラン

「iDempiere」はライセンス料がかからず、無料で使用する事のできるオープンソースのERPです。

自力で使用する分には費用はかかりませんが、導入するにあたりテクニカルサポートを受ける場合は他社サービスを使用する必要があります。

 

SMILE V 2nd Edition

画像出典元:「SMILE V 2nd Edition」公式HP

特徴

SMILE V 2nd Editionは、40年以上の歴史を持つ基幹システムSMILEの最新バージョンです。

販売や会計、人事給与管理などの基幹系モジュールと、ワークフローやドキュメント管理などの情報系モジュールのデータ相互連携が可能です。

大きな特徴の1つに、自社に合わせた独自のシステム構築ができることがあげられます。

また、日常業務を自動化できることも特徴の1つです。搭載されているRPA機能は、例えば、予定時刻になったら帳票を出力するというような、開発不要な単純な業務から自動化することができ、容易に自動化を進めることができます。

料金プラン

詳細は直接お問い合わせください。

 

ガリバー匠


画像出典元:「ガリバー匠」公式HP

特徴

ガリバーシリーズは様々な規模の企業に向けた工事管理システムが用意されていますが、ガリバー匠は業務管理に必要な機能をコンパクトにまとめたシステムです。

従業員が50人くらいまでの組織に向いています。

財務情報・原価情報・支払情報が連動し、リアルタイムで状況を把握できるシステムです。

クラウド工事販売管理システム 凄技


画像出典元:「クラウド工事販売管理システム 凄技」公式HP

特徴

工事管理・与信管理・営業帳簿管理・保守点検サービス管理・物販管理などを兼ね備えたシステムです。

オプションプランが多数用意されているので、導入目的にあわせて選択・追加でき、より自社の環境に適したシステムとして運用できます。

KojiNEO

画像出典元:「KojiNEO」公式HP

特徴

工事現場や各部署で発生するコスト・見積・予算・発注・支払・振替などの情報を集中的に管理できるクラウドシステムです。

受注から回収までの一連のタスクを標準化し、リアルタイムに把握できるようになります。

工事原価管理システムを初めて発売してから30年間の実績があります。

BUILD U Premium


画像出典元:「BUILD U Premium」公式HP

特徴

Webブラウザのみで利用可能なシステムです。

個別原価と財務会計を融合させ、現場から管理者までリアルタイムに情報共有できるようになります。内部統制・工事進行基準といった最新の業界要件にも対応しています。

コストを抑えたい企業に向けたライトスタートプランも用意されています。

PROCES.S


画像出典元:「PROCES.S」公式HP

特徴

建設業・工事業で求められる機能を包括的に搭載したシステムです。これまで300社に導入されてきた実績を強みとしています。

工事部門だけでなく、経理部門・営業部門・経営陣なも含め全社的に利用できるシステムです。

自社にあわせたシステム構築が可能です。

 

自社にあう工事管理システムの3つの選定ポイント

現場にとっての使い勝手

工事管理システムを導入するにあたって、最も注意したい点が現場の使い勝手です。

現場の管理や作業がスムーズに実施できるようシステムの導入を検討すると思いますが、システム導入によって今まで行っていなかった作業が増えると、それだけで現場の仕事へ支障をきたすことになってしまいます。

そのため工事管理システムを選定する際は、現場にとっての使い勝手を重視し、現場の声を聞いた上で行うことをおすすめします。

カスタマイズ可能か

工事を行うということは、工事管理の他にも受注や会計等様々な業務が関わってきます。

そのため工事管理システムを導入した後、他の業務もシステム化したいと思った時に、カスタマイズ可能な工事管理システムを導入しておいた方が、業務に関する情報を一元化でき効率的に仕事を行えるようになります。

今後、より自社の業務をスムーズに行いたいという意向がある場合、カスタマイズ可能な工事管理システムの導入をおすすめします。

自社が求める機能は何か

工事管理システムの導入により、実現できることは多岐にわたります。総合的なシステムを選定すれば、それらを全て叶えられますが、導入作業が膨大になりコストもかさみます。

まずは今の自社にとって必要な機能は何かを見極め、まずは小さく導入することをおすすめします。そして徐々に機能を拡大していくのが得策です。

工事管理システムの基本機能

工事管理システムには、主に搭載されている基本的な機能がいくつかあります。その中でも主だった機能をご紹介します。

受発注管理

受注した工事案件や、工事ごとに仕入先へ発注した情報を一元管理する機能です。

入出金管理

発注元からの入金や、仕入先への出金管理が行える機能です。

工程管理

工事ごとの進捗状況を確認する機能です。

日報管理

日々現場からアップされる日報を管理する機能です。

工事管理システムのメリット3つ

業務の効率化

工事を行う際には、細々とした事務処理から現場の進捗状況まで、様々な業務が発生します。そのためシステムを導入していない場合、工事に関するあらゆる情報をまとめるのはそれぞれの部署ごととなり、一つの工事に関する情報を確認するには様々なやり取りが必要です。

しかし工事管理システムを導入することで、工事に関するありとあらゆる情報が一元管理でき、一目で工事に関する状況が把握できるようになります。

ミスの削減

工事管理システムを導入すると、工事を実際に行う現場と事務処理や工事全般を司る管理部門、それぞれの部門で行っている業務情報を一元管理できます。

そのため、顧客や工事に関する情報の入力が一度で済み、確認作業の回数も減らせます。複数システムを使っていると情報入力や確認のミスが生じやすくなりますが、工事管理システムの導入によりそういったミスを減らせます。

社外との円滑なコミュニケーション

工事管理システムの導入は、社外との円滑なコミュニケーションの実現にも大きな役割を果たします。

社内の業務効率化やミスの削減はもちろん、現場が可視化されるため、社外への工事進捗報告もスムーズに行えるようになるのためです。

また、導入するシステムにもよりますが、顧客自らが工事進捗状況を把握できる工事管理システムもあります。システム選定の際には参考にしてみてください。

工事管理システムのデメリット2つ

システムが使いこなせない場合も

様々なメリットがたくさんある工事管理システムですが、管理部門および現場での管理体制が整っていない場合、現場で抱える業務がたくさんある場合はシステムを使いこなせない場合もあります。

工事管理システムを導入する際は、新規システムの導入が自社にとってベストタイミングなのか、管理部門および現場において本当に必要としている状況なのかを検討してください。

機能が多すぎる場合も

新規システムの導入となると、シンプルな機能のシステムよりも多機能なシステムの方が良いと思ってしまいがちですが、注意が必要です。

あまりにも最初から高機能な工事管理システムを導入してしまうと使いこなせない機能が出てきてしまい、操作が複雑になってしまう危険性があるからです。

基本的な機能はどの工事管理システムにも備わっていますので、自社にとって本当に必要な機能はどういったものなのかを中心に工事管理システムの選定を行うことをおすすめします。

まとめ

工事に関する様々な業務のデータを一元管理できる工事管理システム。このシステムを導入することで受注件数を増やし、よりスピーディに工事を行うことも可能です。

工事管理システムの導入を検討している方は、今回ご紹介したシステムの導入をぜひ検討してみてください。

画像出典元:O-dan

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