運送業システムについて

【最新比較】初めての導入におすすめ!クラウド型運送業システム6選

記事更新日: 2022/06/16

執筆: 木下千恵

車両や配送ルート選択、ドライバーの労務管理など、運送業には細かい業務が多く、管理は複雑です。

Excelで管理する場合も、複数のデータから集計をしたり、勤怠管理システムや経理システムと照らし合わせたりと手間も多いのではないでしょうか。

今回は運送業における管理業務の効率化が叶う「クラウド型運送業システム」のメリットやデメリットについてご紹介します。

Excelなど、既存のデータを活用して導入できるシステム6選を比較し、まとめましたので、初めて運送業システムを導入される際の参考にしてください。

クラウド型運送業システムとは

そもそも「クラウド」って?

「クラウド型」とはインターネット上のサーバーで提供されているシステムやサービスを、インターネットを経由して利用するタイプのことです。インターネット環境があればいつでもどこでも利用できます。

従来のパソコンにソフトをインストールするタイプは「オンプレミス型」と呼ばれます。

クラウド型システムは、オンプレミス型と異なり、ソフトや機器の購入が不要初期コストを抑えられる点が大きなメリットです。

また、拠点や事務所の多い企業であっても、インターネット上でデータのやりとりをリアルタイムにできるため、情報共有がスムーズなのもクラウド型の利点です。

運送業における管理の手間・ミスが減る

クラウド型システムを導入することで、運送業の管理業務がラクになります。

たとえば、日々の業務である受注から請求、点呼や配車、車両管理などが自動化され、入力や集計の手間が軽減されます。

毎日の配車入力をシステム上で行えば、配車表や請求書、支払い明細など多くの帳票が自動生成されるため、ミスなく確実な請求処理が可能です。

今まで使用していたExcelのデータを取り込み、そのまま使用できるシステムを選べば、導入後の操作もスムーズです。

なお、今回ご紹介するのは、管理に特化したクラウド型運送業システムです。

デジタコ読み取りなど、別システムの導入が必要な「連携」となるケースもあるので、注意が必要です。

クラウド型運送業システムで対応できる主な業務

  • 配車管理
  • 受注・請求
  • 労務管理
  • 教育・自己記録
  • 車両管理
  • 統計管理
  • 集計・分析処理 など

オプション・連携または非対応の業務

  • デジタコ読み取り
  • 勤怠管理
  • 配車シミュレーター など

 

おすすめのクラウド型運送業システム3選

1. Comtruck System

画像出典元:「Comtruck System」公式HP

特徴

Comtruck Systemは、全国で300社以上の企業が導入している管理システムです。

15年以上の運用実績を持ち、配車入力をするだけで配車表や請求書、支払い明細など運送業に必要な帳票類が自動で生成。

カスタマイズオプションで、現在使用しているExcelベースの配車表の取込や会計ソフトとの連動も可能です。

Excelデータをほぼ同じ形でシステム化できるため、新しい操作を覚える手間も少なくて済みます。

また、電話や訪問サポートはもちろん、リモートサポートやChatWorkを利用したサポートなど、充実したサポート体制も魅力です。

料金プラン

プラン名 LIGHT EDITION REPORT EDITION FULLPACKAGE EDITION
初期費用 要お問い合わせ
月額費用(税込) 11,000円 33,000円 52,800円
サポート内容
  • 電話サポート
  • 訪問サポート
  • チャットサポート
  • リモートサポート

 

2. Good Truck

画像出典元:「Good Truck」公式HP

特徴

Good Truckは、低コストで運送業に関わる管理業務を一元管理できるシステムです。

初期費用無料、無料体験プランなど導入コストが低いので、初めて運送管理システムを導入する企業も安心できます。

さらに、初回申し込み特典として利用開始月の費用は無料になるため、月初めから利用すればよりお得に導入できるでしょう。

また、ETCデータ取込やデジタコデータの取込オプションを利用すれば、拘束時間管理表や経費関連など帳票関係の自動反映が可能です。

従業員も日々の日報入力の手間を削減でき、管理者もデータ入力が不要になるため、業務の効率化にも繋がります。

料金プラン

プラン名 エントリープラン ベーシックプラン スタンダードプラン
初期費用 無料 無料 無料
月額費用(税抜) 10,000円* 20,000円* 30,000円
サポート内容
  • 電話
  • メール
  • 訪問サポート(2,500円/時間)

*マスタ登録可能車両20台、従業員数25人まで

3. そらうど

画像出典元:「そらうど」公式HP

特徴

そらうどは、佐賀県貨物自動車事業協同組合によって作られた運送会社のための運送管理システムです。

運送会社が抱える課題や要望を把握し、従業員の作業負担を軽減できる運用方法などを目的に作られています。

運送会社の業務として重要な軽々分析やデジタコとの連動、荷主への荷物問い合わせサービスなど便利な機能を搭載。

クラウド型システムのためソフトの購入などの導入コストがなく、運用コストも1日わずか440円から利用できます。

安価なシステムでありながら、外部サービスとの連携Web-EDIからの経費データ取込を利用でき、Excelと連動した分析資料も作成可能です。

また、利用者ごとに使用権限が設定でき、誤って大事なデータを削除することや、情報漏えいなどのリスクも回避できます。

料金プラン

プラン名 基本プラン 配車
シミュレーター
オプション
デジタコ
データ取込
オプション
スマホ・WEB
荷物問い合わせオプション
初期費用(税込) 11,000円
月額費用(税込) 13,200円~ 3,300円 3,300円 3,300円/~50人
サポート内容
  • 訪問サポート(5,500円/時間)
  • 電話サポート

 

その他おすすめのクラウド型運送業システム

1.ドライブドア

画像出典元:「ドライブドア」公式HP

特徴

ドライブドアは、運送業に必要な機能を利用ID制限なし、つまり何人ででも利用できる管理システムです。

利用者や利用PCが増減した場合も簡単に設定ができ、新しい拠点でも即日導入・運用ができます。

クラウド環境のためインストールが不要で、常に最新バージョンが提供されているため、アップデートも必要はありません。

また、得意先に応じた自由な帳票レイアウトが可能なので、客先からのレイアウト要望にも柔軟に対応できます。

2ヶ月間の無料体験が利用できるので、実際の操作感や運用環境など確認してから導入が可能です。

料金プラン

詳細はお問い合わせが必要です。

2. info-Logi

画像出典元:「info-Logi」公式HP

特徴

info-Logiは、アプリを開発しているエンジニアによる手厚いサポート体制が特徴の運送管理システムです。

実際にアプリ開発に携わったエンジニアがサポートしてくれるため、どんなトラブルにも適切に対処してもらえます。

機能も日次処理や締日処理など繰り返し業務の自動化が可能で、操作もEnterキーのみのマウスレスなので新しい操作を覚える必要もありません。

info-Logiの自動配車や経費、デジタコ連携といった連携ソフトの利用で、より業務の効率化・自動化も叶います。

また、追加料金不要でで操作指導やマスタデータの代行登録などもできるため、導入操作に不安がある場合も安心です。

料金プラン

プラン名 基本プラン プレミアムプラン 配車オプション デジタコ連携オプション
初期費用(税込) 198,000円 330,000円
年間費用(税込) 88万円 / 年~(約7.3万円/ 月~*) 143万円 /年~(約12万円/ 月~*) 3,300円 / 月~ 1,100円 / 月~
サポート内容
  • リモートサポート
  • 電話サポート

*公式ホームページの表記が年額のため、月額換算し100円以下を四捨五入した金額を()内に記載しています。

3. Transport

画像出典元:「Transport」公式HP

特徴

Transportは、カスタマイズ性に優れた運送管理システムです。

システム上で一元管理ができるため、集計や分析の手間が軽減でき、EDI・デジタコとの連携で業務をより効率よくできます。

20年以上の管理経験250社以上の導入実績もあり、これまでのノウハウを生かした業務効率化のアドバイスも受けられます。

現在の管理状況によっては既存システムのデータ移行が可能で、セッティングやデータのバックアップも可能です。

また、導入後のサポートも充実していて、不定期にシステムのメンテナンスや運用状況のヒアリングに直接訪問も実施されています。

料金プラン

詳細はお問い合わせが必要です。

サポート内容

  • 導入サポート
  • 電話サポート
  • リモートサポート

 

クラウド型運送業システムのメリット【企業】

1. 正確な労務管理が可能

クラウド型運送業システムは、勤怠管理システムとの連携で正確な労務管理が可能になります。

GPS機能が搭載されているシステムも多く、場所や時間に関係なく従業員の出退勤を確認できます。

これまで日報やタイムカードなどで労務管理を行っていた企業にとって、集計の手間削減不正打刻防止に大きく役立つでしょう。

2. 配送ルートを自動作成できる

輸送ルートによって、所要時間や燃費は大きく異なるため、配車係には無駄のないルート選択が求められます。

運送業システムには、配送ルートを自動作成してくれる機能が搭載されているため、経験の浅い配車係であっても効率の良いルート選択が可能です。

オンライン上で情報共有されるクラウド型であれば、スマホなどから常に最適な配送ルートをドライバーに共有することもできます。

ベテラン社員の退職によって引継ぎに悩む企業には、うってつけの機能です。

3. 車両管理を効率化できる

運送業システムは、事業所に登録している車両を1日から月単位で管理できるため、効率的な配車が可能です。

システムによっては、車両の燃費効率や事故歴、走行距離などの詳しい情報を管理・把握し、リアルタイムの配送計画もできます。

車両にトラブルがあった場合も、空いている車両を配車したり、傭車を依頼したりと柔軟な対応ができるでしょう。

燃料管理をしながら車両の稼働率を向上させることで、コストダウンと売上アップが同時に叶います

クラウド型運送業システムのメリット【従業員】

1. 事故渋滞などのトラブル時の負担がなくなる

配送スケジュールに影響が出やすい事故渋滞などが発生した場合、システム側でリアルタイムにルート変更をできるので、効率的に輸送できます。

ドライバーにとっても、渋滞を回避しようとした先のルートでさらに渋滞に巻き込まれて配送が遅れる、といった心配がなくなります。

ドライバーは指定された通りのルートを通行すればよいので、ルート選択の責任や心理的負担の軽減に有効です。

2.出退勤を遠隔申告できる

多くの運送業システムにはGPS機能が搭載されているため、ドライバーは事務所に立ち寄らなくても出退勤を遠隔申告できます。

面倒な運転日報の作成も自動化されるため、これまで日報作成にかかっていた時間を短縮できるでしょう。

運送業システムは経営側にもドライバー・従業員にも、メリットの大きいシステムです。

クラウド型運送業システムのデメリット

1. コストがかかる

クラウド型運送業システムを導入する場合、当然ですがExcelで管理する場合に比べて、導入コストと運用コストがかかります。

オプションをつければ毎月のコストがさらに高額になってしまいます。

便利な機能が搭載されていても、自社には不要な機能であることも多いので、コストに見合っただけの業務改善や時短効果が得られるかの事前の確認が重要です。

無料トライアルやデモなどを利用して、導入前に確認しましょう。

2. システムを使いこなすまでに時間がかかりやすい

端末や場所を選ばずに利用できるクラウド型運送業システムですが、使いこなすために時間がかかることがあります。

特にこれまで自社内システムやExcelで管理してきた企業の場合、新しい画面や操作に戸惑ってしまう可能性も。

しかし、システムによってはこれまで使用してきたExcelデータの取込のサービスも利用できます。

操作に不安がある場合には、そのようなシステムを選びましょう。

3. システムトラブルが起こると業務への影響が大きい

クラウド型運送業システムは、運送業に関する業務を一元管理できる便利な反面、システムトラブルが起こると業務への影響も大きいです。

日報や配送ルートの作成ができなくなったり、配車トラブルが起きたり、場合によっては業務のすべてが停止してしまう可能性もあります。

一般に、多くのクラウド型システムの運営元は、運用するサーバーを複数拠点に設置したり、システムの稼働状況を24時間監視したりと、万一の災害に備えているものです。

トラブルを起こさない対策と、起きてしまった場合に復旧までどのようなサポートを受けられるのか、見積もり時に必ず確認しておきましょう。

まとめ

運送業システムは、帳票作成や車両管理などこれまで多くの手間がかかっていた運送業に関わる業務を一元管理できるシステムです。

集計や計算ミス、不正申告などさまざまな課題を効率よく解決できるため、人件費やコスト削減に繋がります。

今回ご紹介しているクラウド型運送業システムは、Excelデータの取込や充実したサポート体制を整えているものばかりなので、導入の際はぜひ参考にしてください。

画像出典元:O-dan

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