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公式HPでは中小企業向けを謳っていますが、実際のところは大企業で導入される場合が多いERPパッケージです。1つのシステムで財務・販売・顧客・在庫管理など、さまざまな業務プロセスをトータルにカバーできます。実際に利用したユーザーからは操作が分かりづらいという声が多いです。
公式HPでは中小企業向けを謳っていますが、実際のところは大企業で導入される場合が多いERPパッケージです。1つのシステムで財務・販売・顧客・在庫管理など、さまざまな業務プロセスをトータルにカバーできます。実際に利用したユーザーからは操作が分かりづらいという声が多いです。
このページの目次
「SAP Business One」はビジネスに必要な業務管理を一括で行えるという特徴を持っています。
個々で行っていた業務管理を一元化することで、業務の効率化と運用管理のコスト適切化を図ることができます。
従来、企業の業務管理は、経理・営業・物流など部門ごとに適したシステムで別々に管理していました。各部門独自のシステムであるためデータの連携は難しく、部門間のデータの受け渡しに余計な手間やコストがかかるのが問題でした。
こうした問題を解決するのに、「SAP Business One」は有効的なソリューションといえます。
統合データベースで財務・販売・顧客・購買・在庫の管理を集約して行うので、今までよりもスピーディーかつ低コストで業務を遂行できます。
ビジネスインテリジェンス機能も「SAP Business One」特徴の一つです。企業のデータを集めて分析を行い、その結果を経営管理などに活用できます。
ビジネスインテリジェンスとは、専門家以外の人でも企業のデータの統合・分析・加工が行え、ビジネス上の意思決定に活用できる機能です。
ユーザーが複数のデータソースからデータを収集して、新規のレポート作成や既存レポートのカスタマイズができます。
操作も簡単で、対話式ウィザードの質問に答えていくだけでデータの分析を行えたり、Microsoft Excelの標準機能でレポートを生成できたり、だれでも直感的に扱えるように工夫されています。
また、データの収集や分析はスピーディーに行えるので、企業の業績をリアルタイムに把握できます。このような分析機能により、迅速に経営戦略の策定や意思決定が行うことが可能となり、企業力の維持や強化に役立てることができます。
「SAP Business One」は2種類のモバイルアプリと連携して、社外で活動する営業職やサービスエンジニアの活動をサポートしてくれるという特徴も持っています。
モバイルアプリを導入することで、外勤従業員も「SAP Business One」を有効に活用することが可能になります。
いずれのモバイルアプリも外出先より「SAP Business One」に接続することができ、営業職用のモバイルアプリであるSAP Business One Salesは、顧客管理や商品の在庫の確認、見積もり・注文など書類の処理など行うことができます。
サービスエンジニア用のSAP Business One Serviceは、保守サービスチケットに関する操作や、顧客住所を地図上で表示し、顧客に電話をかけることができる機能などがあります。
このように外勤従業員も情報の確認や処理の必要なタイミングで「SAP Business One」を利用できるので、効率よく業務を進めることが可能になります。迅速に処理できることで顧客の満足度も向上し、ひいては企業の利益の向上にもつながるでしょう。
SAP Business One Serviceの画面と機能の説明
ワンクリックで、在庫の正確な概要を取得し、管理用のレポートを作成できます。中央集中型システムは、外貨を簡単に処理できるため、財務部門にもメリットをもたらしています。
*「SAP Business One」公式HP参照
クラウド型を選択すると、低コストで導入できることから、大企業に比べてシステム導入の予算が限られている中堅・中小企業におすすすめのソリューションです。
各部門それぞれ個別に業務管理を行っていて、業務の改善や効率化を目指したい企業にも、業務管理が一元化できる「SAP Business One」はふさわしいでしょう。
また、モバイルアプリを使用すると、リアルタイムで業務を共有できるので、外勤の営業やサービスエンジニアを雇用している企業にもメリットがあるでしょう。
画像出典元:「SAP Business One」公式HP
詳細はお問い合わせをする必要があります。
使っていて不便だと感じたのは、 SAP特有の言い回しなどを含め、あるパッケージに慣れていないと操作になれるまでに時間がかかる点です。 アカデミーやイースクールに参加しなければわからない部分が多く、とっつきづらいところがあると思います。
また、SPの適用などでは毎年影響調査などで2ヶ月〜3ヶ月を要するため、不便でした。
とっつきにくい反面、操作に慣れれば同じような画面構成、UXなどの運用は楽だと思いました。 また、JSUGなどのユーザの分科会があり、ユーザ要望も広く取り入れてシステム変更の要件定義をしていただけるのは良いと思いました。
スクラッチのJava等で組んだシステムとの連携をしたのですが、ファイル等で連携を行いましたが、受け取り側が金融系でない限りは楽だと思います。
このような面を踏まえると、高速道路・飲料メーカー・グループ会社・文具メーカーなどにおすすめできるツールだと思います。連結決算などでの利用目的もありますが、製造メーカーなどは、購買や経理などで一元管理できることを理由に進めていると思います。
使用していて不便だと感じたことは、 一度登録してしまった受注案件を簡単に削除できない点です。明細ブロックなどに掛かってしまい、権限が無いと操作できなくなるところが特に不便だと思います。ヘルプメニューが英語表記になっていてカスタマイズ設定変更しようとしても解りづらいので、ヘルプ機能として使えない点も、改善して欲しいです。
受注画面から原価等の製品情報が見られる点は便利だと思います。メニューが沢山あり、自分仕様カスタマイズできるところが気に入っています。
外部ツールとの連携に関しても、 データをエクセルスプレッドシートに落とせるので、文句なしです。
慣れるまで大変ですが、受注〜売上〜請求入金まで管理できて管理部門・営業部門どちらにも非常に有効的だと思います。前職でも使用していたので、私はおすすめできると思います。
画面が見づらかったり、操作性が低かったり、基本的に使いづらかったです。
大企業であったため、ユーザービリティーを高めてカスタマイズをしたところ、結果的に使い易くはなりました。
自社が90年ほど続く会社であり、旅費精算や人事制度がかなり複雑であったのですが、それでも問題なく精算することができるようになりました。会計、物流、HR、経費もかなりお金がかかるので、導入には覚悟が必要です。
業務全体を追跡できます。グループ内のさまざまな企業を統合することで、1つのデータベースからより効率的かつ正確に作業できるようになり、すべての操作がはるかに簡単になりました。