離職防止ツールについて

【2023年版】おすすめの離職防止ツール27選を徹底比較!

記事更新日: 2023/06/06

執筆: 編集部

離職防止ツールとは、従業員のモチベーションや心境を、簡単なアンケートへの回答などによって、可視化できるシステムです。

離職傾向にある従業員を把握してフォローしたり、組織全体に必要な対策を講じることで、離職率の低下に効果を発揮します。

今回は離職防止ツールに詳しい専門家のアドバイスを参考にしながら、おすすめの離職防止ツール27選を紹介します。

それぞれのツールの特徴に加え、サービスの選び方やメリット・デメリット、利用する際の注意点を解説していきますので、比較検討する際のご参考にしてください。

 

この記事に登場する専門家

経営コンサルタント・ビジネス書作家

幸本陽平

経営コンサルタント・ビジネス書作家・中小企業診断士。一橋大学商学部卒。

新卒で世界最大規模の外資系化粧品企業に入社。

その後、外資・日本企業の高級化粧品のマーケティングに携わる。

2010年に幸本陽平事務所(現・株式会社東風社)を設立。
経営コンサルティング、研修講師、執筆、講演、事業計画書作成支援などを行う。

企業研修はこれまで100社3,000人以上を指導し、主な指導分野はマーケティング、ロジカルシンキング、ライティング。
(財)ひろしま産業振興機構など、公的機関でも活躍する。

著作は「実践トライアングル式問題解決法(日本経済新聞出版)」など4冊。

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株式会社ラフール 執行役員

宮内智弘

愛媛県出身。

2010年順天堂大学卒業後、人材ビジネス会社2社で、新規事業立ち上げやキャリアコンサルタントなど経験。

2016年に人事コンサルタントとして独立し、外資系企業や大手企業などで人事制度・採用・ブランディング・教育研修などを行う。

また、大学生向けのキャリアコンサルティングや、高校生向けのキャリア授業にも力を入れる。

クライアント企業の一つであった株式会社ラフールのビジョンや社員の温かさに魅かれ、2019年に入社。
人事責任者として採用・教育・人事制度の構築など幅広く手がけ、企業への人事コンサルティング支援を行っている。

 

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このページの目次

おすすめの離職防止ツール6選

1. エンゲージメントとeNPSも測定できる!『Visual』


画像出典元:「Visual」公式HP

 

特徴

「Visual」はエンゲージメント可視化によって組織課題の明確化や離職防止対策などが行える離職防止ツールです。

エンゲージメントに加え、eNPS・離職率予測の測定が可能

500通りの質問で詳細測定が可能で、質問は毎月1回自動で送信/リアルタイム集計もできます。

サーベイ実施から改善策実行までのサイクルが円滑で、効率的な組織改善が叶えられるのも嬉しいポイントです。

株式会社ラフール 宮内 智弘氏

Visualは、500通りの質問から離職率予測の測定ができるため、対策の優先順位をつけやすいツールです。

 

料金プラン

契約期間 月額(最大100名まで)
12カ月 50,000円
(税込55,000円)
24カ月 45,000円
(税込49,500円)
36カ月 40,000円
(税込44,000円)


ユーザー数が100名以下の場合は、上記の表の通りです。

初期費用は無料で、契約期間とユーザー数によって料金が異なります。

最低利用人数は3名なので、チームや部署単位など、一部組織のみへの導入が可能です。

ユーザ数が100名の場合、1ユーザーあたり月額400円~利用できます。

なお、101名以上の場合については、以下の資料からもご確認いただけます。

Visual 含む離職防止ツールの資料を一括DL

 

 

2. 目標管理や1on1機能も搭載!『MotifyHR』

画像出典元:「MotifyHR」公式HP

特徴

MotifyHRは、特に新入社員のオンボーディングに力を入れており、入社から定期的に研修コンテンツを配信することで早期の離職防止が期待できます。

毎週または隔週で配信される9項目10問のアンケートから、従業員の働きがい・会社への満足度などを全社・部署・個人単位で可視化することができます。

MotifyHRを導入すればシステム1つで1on1対策や目標管理も可能なので、かなり費用対効果が高くおすすめのサービスです!

経営コンサルタント・中小企業診断士 幸本陽平氏

MotifyHRはエンゲージメントサーベイ・オンボーディング・OKR・1on1など、様々な機能を提供するツールです。従業員の意識や考えを測る機能のみを搭載したツールに比べ、人事データを定量・定性両面にて統合的に扱うことができる点が強みです。上司・部下・新入社員といったそれぞれの立場に必要な離職防止や社内コミュニケーションの施策を提供してくれます。

 

料金プラン

初期費用は30万円〜で、料金プランは以下の5つがあります。それぞれの詳しい機能は資料から確認できます。

今ならテレワークを応援する無料サービスとして、スタンダードプラン、エンゲージメントプランが無料で利用できので非常にお得です!

スタンダードプラン エンゲージメントプラン オンボーディングプラン OKR・1on1プラン プレミアムプラン
400円/ID 400円/ID 800円/ID 800円/ID 1,000円/ID

 

MotifyHR 含む離職防止ツールの資料を一括DL

 

 

3. 簡単操作で利用可能!『Willysm』


画像出典元:Willysm 公式HP

特徴

Willysmは月額700円/ユーザーから利用できるモチベーション管理システムです。

社員は3つの感情ボタンから今の気持ちを選択するだけの簡単操作でOK。

回答結果はチーム別にマップ化されるので、管理者は社員の気持ちの変化をリアルタイムで把握できるようになります。

ストレスチェック機能や、自分の顔を撮影するだけで感情を自動判定する機能もあるので、コストを抑えつつモチベーション管理に必要な機能を十分備えたシステムを求める企業におすすめです!

料金プラン

  【プレミア】
+アンケート付
【スタンダード】
+AI気持ち判定
【ベーシック】
既存ウィリズム

+ラインケア
初期費用 200,000円 50,000円 50,000円
月額利用料/ユーザ 1,200円 1,000円 700円

※全て税込価格です


使用できる機能により、プレミア・スタンダード・ベーシックと3プラン用意されています。

  • 1年単位契約の場合、月額利用料は1200円→1100円/1000円→900円/700円→600円の値引きが適用されます
  • △は減額オプションです
  • 専門家によるラインケア研修やセルフケア研修が必要な場合は、別途費用がかかります

 

4. 適性検査で社風を数値化!『ミツカリ』


画像出典元:「ミツカリ」公式HP

特徴

2週間の無料トライアルがある離職防止ツールです。

社会心理学の理論をベースにした適性検査で社風を数値化し、人と組織のマッチングを行います。

マネジメントに利用する場合は、受検結果をもとに作成されたコミュニケーションシートに、面談相手への接し方について注意すべきポイントが自動表示されるので、従業員と本音で話し合える信頼関係を構築したい、相手に好まれるコミュニケーションを図りながら早期離職を防止したいという企業におすすめです。

株式会社ラフール 宮内 智弘氏

ミツカリは、今活躍している社員との適正に合った人材を採用時に擦り合わせできるため、採用基準のひとつの要素としてプラスになるのが良いと思います。

 

料金プラン

【エンタープライズプラン】

  • 月額20,000円~
  • 従業員の受検:無料
  • 応募者の受検:1人2,000円
  • マネジメント/社内人材分析が可能

2週間の無料トライアル(ほぼ全ての機能が利用可能)が利用できます。

※採用/配属での利用向けにベーシックプラン(月額0円/従業員:無料/応募者:1人2,000円)も用意されています。
無料トライアル:1ヶ月間

※ベーシックプランの無料トライアル後、エンタープライズプランの無料トライアルの利用は可能です。(計1ヶ月半利用可能)

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5. 社員の本音から課題を発見!『 いっと』

画像出典元:「いっと」公式HP

特徴

「いっと」は在職者・退職予定者の本音が分かる“ホンネインタビューシステム”です。

専門カウンセラーが1on1インタビューを実施。第三者が介在することで、社員の本音を引き出し、企業課題の本質を明らかにします。

課題発見のみならず、解決策の立案から実行までをワンストップで行うため、迅速な離職率改善を期待できます。

近年注目されているアルムナイ採用に対応しているので、新しい採用経路を確保したい企業にもおすすめです。

料金プラン

初期費用:200,000円
アンケート調査による定量分析:システム利用料無料

インタビュー料は、以下の2つのプランがあります。
・人数に応じて1人ごとの料金が変動する『月締め従量制』
・あらかじめ一定の人数分を発注し、インタビューを行う都度消化していく『チケット制』

 

6. 科学的人事を実現!『タレントパレット』


画像出典元:「タレントパレット」公式HP

特徴

人事にマーケティング思考を取り入れた「タレントパレット」。人材の適材適所な配置や計画的な人材育成、そして社員採用時にも有効活用できるツールです。

離職防止に関しては、蓄積された離職者データを基に離職が想定される社員の傾向を把握→予兆を発見→早期フォローといった3ステップで科学的に離職を防止します。

料金が高いので小規模な企業には向いていません。従業員が数百人以上の企業におすすめです。


料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
要問合せ 180,000円~ あり

 

実際に使った人の評判・口コミ

 

自己評価やモチベーション、社内外貢献情報などのアンケートを毎月実施しています。このアンケートから個別のコンディションを把握したり、評価面談にも活かしたりしています。
(派遣事業:従業員5,000人以上)

 

面談記録も評価の結果も全部タレントパレットに入力しています。過去・現在・未来を通してデータを閲覧できるので、新しく着任した上司でもすぐに部下の情報を確認でき、部下が「自分の意見や希望が引き継がれていない」と感じるような事態も防げます。
(IT関連:従業員2,000人以上)

※参照:「タレントパレット」公式HP

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その他のおすすめ離職防止ツール

イベモン


画像出典元:「イベモン」公式HP

特徴

「イベモン」は、低コストでハイクオリティな社内イベントを開催できる社内イベントプロデュースサービスです。

イベントリソースを内製化しているため、企画から運営まで一気通貫でサービスを提供。

無駄な外注コストがかからず、価格変動のない明朗会計パッケージのため、予算オーバーを気にせずイベントを開催できます。

企画から準備、当日の運営までをトータルでサポートしてくれるので、社内イベントの開催経験やノウハウがないという会社でも安心です。

会場費や飲食費は別途必要となるため、注意が必要です。

社内イベントを通じ、従業員と会社の関係構築が出来るでしょう。

 

機能

・課題抽出~企画提案~クリエイティブ制作~当日運営までトータルサポート
・オンラインイベント、入社式、内定式、社内表彰式、代理店交流会など多様な社内イベントに対応
・イベント開催後には、改善のための効果測定や提案まで実施

料金プラン

「カジュアルパック」「フォーマルパック」はオンライン形式対面形式があり、希望に合わせて選択可能。

対面形式のイベントとオンライン配信を組み合わせた「ハイブリッドパック」も提供されています。

  カジュアルパック
(オンライン形式・
対面形式)
フォーマルパック
(オンライン形式・
対面形式)
ハイブリッドパック
(オンライン+対面形式)
パック料金
(税別)
300,000円〜 600,000円 900,000円
1人あたりの費用
(税別)
2,000円~
(オンライン形式で
150名の場合)
4,000円~
(オンライン形式で
150名の場合)
6,000円~
備考 必要に応じて会場費や飲食費がかかります

詳細につきましては、以下の無料資料をダウンロードの上、お問い合わせください。

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i-recruiting


画像出典元:「i-recruiting」公式HP

特徴

i-recruitingは、専属ディレクターがパートナーとして採用開始から内定後まで一元管理してくれる採用代行サービスです。

短期的な採用アシスタントではなく、長期的な採用パートナーとして顧客のニーズに沿ったサービスを行っており、専属ディレクターが採用開始から内定後のフォローまでの採用代行を行なってくれるため、安心して利用できます。

採用業務をアウトソーシングしてコア業務に集中したい企業には、ぴったりのサービスと言えます。

料金

i-recruitingの料金プランは4種類あり、契約期間に応じて選べるようになっています。

長期契約をすればするほど月額料金が安くなっており、一括払いであれば5%の値引きが可能です。

企業の採用力を強化するために利用するなら、一番人気のベーシックプランがおすすめです。

  ライトプラン ベーシックプラン プレミアム
プラン
カスタマイズ
プラン
月額費用
(税抜)
105,000円 90,000円 75,000円 要お問い合わせ
契約期間 3ヵ月 6ヵ月 12ヵ月 要お問い合わせ


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PULSE AI

 


画像出典元「PULSE AI」公式HP

 

特徴

「PULSE AI」は7つの独自指標で、従業員と企業の課題を浮き彫りにし、組織改善をサポートする離職防止ツールです

月1回のアンケートにより、従業員の本音とコンディションを明確にし、管理職のマネジメントスキル向上にも寄与してくれます。

従業員の退職リスクはAIが判定。

早期にフォローできるため、予期せぬ離職を防ぐことができます。

従業員の定着によって組織力強化を目指したい企業におすすめのサービスです。

料金プラン

初期費用は0円、初回調査は無料でトライアル利用が可能です。

月額は1人あたり300円(税別)です。

配信された人数に対して課金されるシステムなので、休職・退職などで配信対象外になっているユーザーの費用は発生しないのが便利で嬉しいポイントです。

初期費用 無料
初回調査 無料
月額 300円/人(税別)

 

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RECOG



画像出典元:「RECOG」公式HP

 

特徴

「RECOG」は、従業員同士が日々の頑張りや貢献に対して感謝と社内ポイントを贈りあい、コミュニケーションを活性化させる離職防止ツールです。

導入実績は累計1000社以上の企業となっており、安心感があります。

「どの行動がチームのためになったか」が明確になるので、メンバーのモチベーションアップに効果があり、離職率低下にも役立ちます。

無料トライアルも実施しているのでお試しで使ってみたい!という企業にもおすすめです。

料金プラン

RECOGの料金プランは、「初期費用+基本料金(月額利用料)+オプション料金」という構成になっています。

無料トライアルが用意されています。

 

 

emochan

画像出典元:「emochan」公式HP

特徴

「emochan」はメンバーとの相互理解を深める1on1支援サービスで、経験の浅いマネージャーでも質の高い1on1を実現します。

社員それぞれのコンディションや思考・価値観を引き出せるようなテーマを選択したら、ファシリテーションボット機能が自動で面談を進行してくれます。

業務進捗の確認になりがちな1on1ですが、emochanを導入すれば、社員一人一人に向き合った話題や、職場に対する不安や問題など、普段はなかなか話しづらいテーマを自然に話題に出しやすい環境が整うでしょう。

対話による組織開発コンサルティングを専門とする会社が監修を担当しているため、理論と実践に裏付けされていることから、安心して利用できます。

料金プラン

emochanは初期費用は無料です。

利用人数に応じて月額制の料金プランが用意されています。

 

WAKUAS(旧1on1navi)


画像出典元:「WAKUAS」公式HP

特徴

「WAKUAS」は、1on1の記録管理やフィードバックだけでなく、OKR管理・コンディションチェックも可能な1on1効率化ツール。

1on1中の「気づき」を他のメンバーと共有したり、「フィードバックがほしい」とおもったときにメンバーへ気軽にリクエストすることが可能なので、チーム全体の作業効率をアップさせるだけでなく、コミュニケーションの活性化が図れます。

ダッシュボードも見やすく、会社全体の目標からメンバーの個別目標まで、ドリルダウンして各メンバーの目標達成状況をチェックすることができます。

501人以上~の利用にも対応しているため、社員数が多い会社にもおすすめです。

料金プラン

  1on1プラン
(1on1の記録+
フィードバック)
パフォーマンスプラン
(1on1プラン+
OKR管理)
コンディションプラン
(1on1プラン+
コンディションチェック)
初期設定料 50,000円 100,000円 無料
~50名 月額25,000円 月額50,000円 月額38,000円
51~100名 月額500円
/1人あたり
月額1,000円
/1人あたり
月額74,200円


上の表は~100名までのプランです。

1on1プラン/パフォーマンスプランは501名以上のプランまであり、人数が増えるほど1人あたりの利用料が割引されます。

コンディションプランは、301名以上での利用は応相談です。

無料デモ依頼も可能です。

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メンタルヘルスさくらさん



画像出典元:「メンタルヘルスさくらさん」公式HP

 

特徴

「メンタルヘルスさくらさん」は、従業員の心の健康状態を診断し、メンタル疾患の予防に活用できるサービスです。

メンタルヘルスさくらさんは、AIがメンタルヘルスの状態を診断・分析する機能を持っており、自分では気付いていない心の健康状態を把握することができます。

また、従業員の不満の声を収集し数値化することもできるため、働きやすい職場作りや従業員のエンゲージメント向上にも期待ができます。

従業員の離職や休職予防に注力したい企業や、エンゲージメントを高め従業員のパフォーマンス向上を図りたい企業におすすめのサービスです。

料金プラン

メンタルヘルスさくらさんは初期費用+月額費用の料金体系になっています。

プランによる機能制限はないため、料金には全ての機能が含まれています。

  プラン
初期費用
(税抜)
300,000円
月額費用
(税抜)
380,000円~

 

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Qualtrics EmployeeXM


画像出典元:「Qualtrics EmployeeXM」公式HP


特徴

「Qualtrics EmployeeXM」は、クアルトリクス合同会社が提供するエクスペリエンスマネジメントプラットフォームの一つ。

従業員エンゲージメント向上のための調査や結果分析、改善のためのアクションまでを同一プラットフォームで行えます

退職時面談アンケートでは、退職者からの声を聞くことで優秀な人材を維持するための対策を理解し、離職者数を削減することができます。

ユーザー企業が従業員エンゲージメントを高めるため理想的なPDCA サイクルを回せるよう、継続的にフォローし、離職防止に役立てるでしょう

料金

Qualtrics EmployeeXMの料金プランの詳細は、問い合わせをする必要があります。

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ラフールサーベイ


画像出典元:「ラフールサーベイ」公式HP


特徴

「ラフールサーベイ」は、オリジナルサーベイによる企業内の現状把握・分析・課題特定が可能で、会社全体で健康的な経営を目指すことが可能になります。

独自の膨大なメンタルヘルスデータをベースに、専門家たちの調査項目による多角的で高度な分析も可能です。

それにより、ハラスメントリスク・離職リスク・エンゲージメントなどの組織課題が明確となり、ツール一つで完結出来るようになるでしょう。

また、直感的なグラフや数値で課題とリスクを可視化しながら、分析結果をもとに自動でフィードバックコメントを表示してくれるので、良い点・悪い点が一目でわかります。

サービスローンチから3年で1,000社以上が導入している、信頼性も高いサービスです。

株式会社ラフール 宮内 智弘氏

ラフールサーベイは、ストレスチェックに加え、エンゲージメント、従業員満足度調査、eNPSなど、様々なデータを収集できるサーベイです。特にストレスの量ではなく因子を特定することで、社員が何にストレスを感じているかを把握し、対策を施すことが可能です。また設問により離職リスクもパーセンテージで把握できるため、対策の優先順位がつけやすくなっています

料金プラン

  • 初期費用は100,000円
  • 月額費用400円×従業員数
  • 無料デモ体験あり

導入ステップは、簡素化された手続きと専任のスタッフによりスムーズに導入可能。
わずか一ヶ月でサーベイ結果が分かります。

正確な状態把握・高度な分析・的確なアドバイスやコンテンツを踏まえると、コストパフォーマンスの高いサービスと言えるでしょう。

 

back check

 
画像出典元:「back check」公式HP

 

特徴

「back check(バックチェック)」はオンラインで全て完結できる違法性の無いリファレンスチェックサービスです。

採用の段階でミスマッチを防ぐには、リファレンスチェックサービスは大変有効ではないでしょうか?

2019年12月のリリースからわずか1年半で導入企業は500社を突破、実施件数は11,000件以上。スタートアップから大手企業まで、採用人数やポジションに関わらず、幅広い企業で導入が進んでいます。

また、万全のセキュリティ体制を整えております。

ISMS認証とプライバシーマークの取得・データベース冗長化による災害などのトラブル防止・常時SSL(暗号化)・Googleアカウントの認証情報を利用・パスワード侵害検知で不正アクセス防止など、企業独自で全て実施するには工数と費用がかかりますが、すべてback checkにお任せすることが可能です。

機能

・現場での生の声を収集できる
・オンライン完結の手軽さ
・独自のアルゴリズム分析
・短期間で高い回答率を実現
・万全のアフターサポート

料金プラン

back checkは「基本プラン」と「back check VC連携プラン」があります

※詳細はお問い合わせが必要です。

 

 

ネンタメ

画像出典元:「ネンタメ」公式HP

 

特徴

「ネンタメ」は、様々な採用前調査をワンストップで実施できるリファレンスチェックサービスです。

採用後に発覚するスキルギャップ、カルチャーギャップ、経歴詐称などで発生するトラブルを、採用前のリスク調査で未然に防ぎます。

ミスマッチ採用を回避することで、フィットしない人材の採用を減少させ、離職率の改善につながります。

リファレンスチェック、バックグラウンドチェック、反社・コンプラチェックなど様々な採用前調査を実施可能です。

初期費用なし・月額1万円で使い放題」という業界最安の料金プランでリファレンスチェックを導入でき、導入時や運用面のサポートも全て無償で提供しているので、リファレンスチェックに詳しくない企業でも安心して利用できます。

料金プラン

「ネンタメ」は、初期費用なし・月額1万円で使い放題となっています。

最低契約期間も1ヶ月とリファレンスチェックをお試ししてみたい企業におすすめです。

バックグラウンドチェックや、反社・コンプラチェックはオプション提供となっております。

初期費用(税別) 0円
月額費用(税別) 10,000円(使い放題)
最低契約期間 1ヶ月
オプションメニュー 要問合せ

詳細につきましては、無料の資料をダウンロードしてご確認ください。

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Parame Recruit

画像出典元:「Parame Recruit」公式HP

特徴

Parame Recruit (パラミーリクルート)の特徴は、基本のリファレンスチェックに加えて背景調査オプション、リファレンス取得後に回答者へ追加質問できる点です。

より確実な情報を得ることができるので、正社員採用のみならず業務委託発注の際にもおすすめのサービスです。

料金プラン

・従量課金プラン:15,000円*/ 回(税別) *10回分購入時
・使い放題プラン:50,000円  / 月(税別)
・無料トライアルあり

 

ASHIATO

画像出典元:「ASHIATO」公式HP

特徴

ASHIATO(アシアト)は人材事業大手エン・ジャパンが手掛けるレファレンスチェックサービスです。

これまで約15万社の採用支援ノウハウを活かした独自アンケート、面接時や入社後に活用できる面接アドバイス&レポートを提供してくれます。

依頼はとっても簡単で、候補者の基本情報登録と候補者への事前連絡をしたら、あとはレポートを待つだけ。

平均3営業日以内に第三者意見を獲得できるスピードも魅力です。

料金プラン(税別)

  チケットプラン 定額課金プラン
利用料 3万円/人 要問合せ
サービス内容 導入コンサルティング
運用サポート
導入コンサルティング
運用サポート
定期的な振り返りミーティング
今後の採用活動への
コンサルティング


※サービスの概要については、以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

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NonMis RECRUIT


画像出典元:「NonMis RECRUIT」公式HP

特徴

「NonMis RECRUIT」は、経歴詐称やスキルギャップなど採用後のミスマッチを防ぐリファレンスチェックサービスです。

面接では見抜けない反社チェックや異常な素行も、第三者による客観的な評価を得ることで適切な採用判断ができます。

一般的なリファレンスチェックとは異なり、身分証明が不要、AI自動ガイダンスによる回答なので推薦者の負担軽減につながります。

料金プラン

コンプライアンスチェック、リファレンスチェックは利用件数分だけ課金される従量課金プランと月額定額プランが選択可能です。

大規模採用などリファレンスチェックの対象者が多い場合は、月額定額プランを利用したほうがコストが節約できる可能性があります。

  コンプライアンス
チェック
リファレンス
チェック
バックグラウンド
リサーチ
従量課金プラン
(税別)
1,500円 8,800円 35,000円
月額費用
(税別)
100,000円~ 100,000円~ なし
無料トライアル あり あり あり
※初回のみ

 

 

GRATICA


画像出典元:「GRATICA」公式HP

特徴

GRATICAは、従業員同士で感謝の気持ちをサンクスカードにして伝え合うための社内SNSサービスです。

サンクスカードを利用して感謝を伝え合う習慣をつけることで、社内の人間関係の改善を図り、従業員の満足度をアップさせることで、離職防止に効果的です。

社員間のコミュニケーションのためにサンクスカードを利用することで、嬉しくなる言葉をもらえると、仕事のモチベーションも上がります。

料金プラン

初期費用:無料

有料プランは3種類あり、ユーザー数によって月額固定費用が変動します。

チームや中小規模の企業には、基本機能が備わっている「Standardプラン」がおすすめです。

  Standard Business Premium
月額固定費用
(税表示不明)
¥30,000~
¥100,000
¥50,000~
¥200,000
要問い合わせ
ユーザー数 100~1,000 100~1,000 要問い合わせ

 

 

OH!KIMOCHI

画像出典元:「OH!KIMOCHI」公式HP

 

特徴

「OH!KIMOCHI」は、簡単&低コストにスタートできるオンラインサンクスカードで、離職防止に役立てることができます。

ユーザーごとの料金設定が多い中、1ワークスペースごとの料金設定(利用人数制限なし)で、利用人数が多い企業でも費用が抑えられます。

無料のサポートも充実しており、導入背景や活用方法などの社内説明まで代行してくれます。導入に不安の残る企業も安心して導入できるでしょう。

ポイント交換機能は有料オプションとなっているため、注意が必要です。


料金プラン

1ワークスペースあたりの利用料金は月額5,000円です。

年額費用は54,000÷12=4,500円と、月額費用と比較してひと月あたり500円安くなります。

初期導入費用や解約費用が無料なため、気軽に導入しやすいです。

  1ワークスペース当たりの料金
初期費用 無料
解約費用 無料
月額費用(税表示なし) 5,000円
年額費用(税表示なし) 54,000円
ユーザー数 無制限
無料お試し期間 1ヶ月

1か月の無料トライアルも用意されています。

詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

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jinjerワークバイタル

画像出典元:「jinjerワークバイタル」公式HP

特徴

社員に天気でコンディションを表現してもらい、高回答率を実現している「jinjerワークバイタル」。

ログイン不要で回答でき、シンプルで使いやすい画面のため、社員に負担をかけることなく定点的に社員のコンディションを観測できます。

料金プラン

  HR Light HR Standard HR Light
月額費用 300円 600円 1,000円


※ワークバイタルの他に、人事管理、勤怠管理、労務管理、経費管理、マイナンバー管理、採用管理と連携した契約もできます。

 

Talknote

画像出典元:「Talknote」公式HP
 

特徴

とことんシンプルな機能で使いやすさ抜群の「Talknote」。PC・スマホ・タブレットから利用可能で、社内だけでなく外出先でも利用できます。

サポート体制が整っており、導入コンサルティングもあることから、会社に離職防止ツールを根付かせたいと考えている方におすすめです。

 

識学

画像出典元:「識学」公式HP
 

特徴

識学は1,500社以上の導入実績がある、経営者やマネージャーが独自のマネジメント理論を学べるサービスです。

感情論や精神論には左右されないマネジメント理論を通して、売上向上・離職率低下を図れます。モチベーションを管理するのではなく、モチベーション関係なく成果を出せるようにするサービスといえます。

マンツーマン指導やeラーニングシステムなど、多彩な学習環境があり、自分の都合に合わせて柔軟に学べます。

識学の理論に基づいた人事評価システムや管理システムを導入することもできます。

 

スマレビ for ES

画像出典元:「スマレビ for ES」公式HP

特徴

行動変容促進システム・360度評価・クラウド型離職率改善サービス・従業員満足度調査など、組織の状態を可視化するための機能が豊富に揃ったツールです。

離職リスクを可視化でき、現場のフォロー活動を一元管理できるので、離職防止につながります。

料金プラン

基本料金 行動変容促進 360度評価 離職率改善 満足度調査
20万円 1日1人5万円 1人4,000円 1人300円~ 18万円

 

 

Geppo

画像出典元:「Geppo」公式HP

特徴

リクルートとサイバーエージェントのHRテクノロジーが結合したタレントマネジメントツール。データの集積、低負荷・高頻度な定点モニタリングで従業員のコンディション変化をいち早く発見できます。

従来の組織調査にはない、人事管理業務の代行機能で、働き方改革を多方面からサポートするツールです。

料金プラン

社員50名まで月額39,800円で使え、一人当たり796円と導入しやすい価格設定です。

 

wevox


画像出典元:「wevox」公式HP

特徴

「wevox」は、学術的根拠のあるサーベイを用いて組織の状態を可視化し、すぐに改善に取り組めるサイクルへ組織を変化させエンゲージメントを高めるサービスです。

エンゲージメントを高めることで、働きがいや組織に対する愛着心が増し、生産性が向上するだけでなく、リファーラル採用の促進、及び離職率の低下により、採用・育成コストを削減出来ます。

料金プラン

月額300円/人

3名以上から導入が出来るため、チーム単位から導入し徐々に全社的に運用していく方法も有効です。

 

tenpoket


画像出典元:「tenpoket」公式HP

特徴

tenpoketはスタッフ満足度調査を行い、他社と比較したスコアで可視化し、具体的な改善策を導き出すためのシステムです。

サービス業のみで累計100万件の調査データを持っているため、他社との比較が容易で、自社の課題を洗い出すことが可能です。

300以上の多店舗事例がストックされているので、改善のヒントを得られるでしょう。

料金プラン

導入初期費用+年間基本料+診断実施料 が必要となります。

離職防止ツールの3つの選定ポイント

1. 可視化のタイプをチェック

離職防止ツールを導入することで実現可能となるのが、従業員・組織の状態の可視化です。

日々気軽に答えられる質問に対する返答や、コミュニケーションツール内で使用する言葉の頻度等、様々な視点から、従業員・組織の状態を分析把握することができます。

しかしながら、一口に可視化といっても、ストレスなどの心身のコンディションに焦点を当てたもの、モチベーションの状態を把握・向上させるものなど、様々なタイプがあるため、自社の導入目的にあった"可視化"が実現できるかをよく確認しましょう。

株式会社ラフール 宮内 智弘氏

自社の模感・課題にあったツールかどうかをチェックする視点が重要です。また、離職の要因はさまざまなので、組織サーベイの中でも、エンゲージメントや従業員満足度調査のみではなく、幅広くデータがとれるようなツールをおすすめします。

2. 具体的な打ち手や根拠を示してくれるか

離職防止ツールによって、組織の状態や従業員のエンゲージメント等を把握できたあと、大事なのはそのデータをどう使うかです。

把握した情報に基づいて何らかの行動を起こさなければ、データを集めた意味がありません。

そのため「このような社員には、こう接する」「危険な兆候があるので~で対策すべき」などと、具体的な打ち手を示してくれるツールを選ぶと活用しやすいでしょう。

経営コンサルタント・中小企業診断士 幸本陽平氏

離職防止ツールは感情や態度といった定性的なデータを扱うことが多く、それに対する判断も担当者の好みや性格に影響されてしまいがちです。そのため、データの取り扱いについて、過去の事例やデータ、学術研究などをもとに、客観的な指標を示してくれるツールであれば、さらに望ましいでしょう。

3. 従業員やツールを活用する部署が使いやすいか

可視化や分析を行うには、まずはデータを集める必要があります。よって、入力する従業員が使いやすいツールであることが大切です。

スマホやタブレットで使用できるか、コミュニケーションツールは通常業務内で気軽に使えるスタイルになっているかといった点も重要です。

また、シンプルで使いやすい画面であること、答えやすい質問であること等、可能な限り従業員の目線で離職防止ツールを選びましょう。

さらに、分析を加える担当部署が使いやすいツールであるかも加えてチェックしましょう。

経営コンサルタント・中小企業診断士 幸本陽平氏

従業員にとって、入力や回答が負担になってしまうと、十分な成果が得られません。「入力しても自分の評価が上がるわけでもないので面倒なだけだ」と思われてしまい、入力もおざなりになってしまう可能性もあります。負担が少ないこと、また、入力などをすることが会社や自分にとって必ずプラスになって返ってくると思わせることが離職防止ツールには求められます。

 

なぜ離職防止ツールが必要?

会社にとって離職者が出るということは、かなりの痛手です。なぜならば、採用にかけた費用や人件費がほぼすべて無駄となってしまい、さらに欠員補充のため新たな人材を採用するためのコストや工数も必要となります。

また、離職者が出ることで残された社員の業務負担が増え、仕事に対するモチベーションを下げたり、1人離職者が出ると連鎖的に離職者が次々に出てしまったりする可能性もあります。

離職防止ツールを導入すると、あらゆるデータを基に社員の内面が可視化され、離職予兆がある社員を見つけ出すことが可能になるため、上記に挙げた状況を事前に避けられるようになります。

また、離職防止の観点だけでなく、自社の社員を大切にし、社内のコミュニケーションを活発にするといった効果も期待できます。

今まで育ててきた人材を大切にし、これからも自社で活躍し続けられる環境を整える意味でも、離職防止ツールの導入が必要とされているのです。

株式会社ラフール 宮内 智弘氏

離職によって、既存社員の負担も増えたり、採用コスト、教育コストなどもかかってくるため、未然に防げたであろう離職は止められるにこしたことはないです。離職防止ツールを活用することで、負担や出費を抑え、活躍できる社員を増やし、業績向上の一助になると思います。

 

離職防止ツール導入前の注意点

ここまで、離職防止ツールの必要性や選定ポイントについて、解説してきましたが、導入前にまず、以下の視点が欠けていないかについても、注意が必要です。

1. ツール検討前に、まず社内分析

離職防止ツールを検討する前に、まずは社内で離職理由を分析しましょう。

その際、「同僚との関係性が問題だ」=「だからそれを改善するツールを導入すればよい」などと、利用を検討しているツールを前提に退職理由を考えないことです。

多くの人の意見を聞く、情報を収集するなど、まずは離職が多い現状とその理由を冷静に把握したうえで、ツールの選定に進みましょう。

株式会社ラフール 宮内 智弘氏

実際に離職が起こってしまっている要因をまず自社なりに分析し、仮説を立てておくことが必要だと感じます。その上で、どのようなツールであれば、その課題を解決できるか、活用イメージを沸かせておくこと、加えて、しっかりとツールを活用し、アクションに落とせる体制を確保しておくことが重要だと考えます。

2. 目的の明確化が大事

ただ漠然と離職防止ツールを導入するのではなく、そのツールで企業や働き方をどう変えたいか、導入の目的を事前に明確にしておくことが大切です。

離職防止ツールは、単に離職を減らすだけではなく、「従業員によりイキイキと働いてもらいたい」「余計なコストを削減し、業績を向上させたい」といった、さらに上の次元での本来の目的があるはずです。

極端な例ですが、離職率が低くても、やる気のない従業員が漫然と働いていて業績も悪ければ、よい企業とは言えませんので、離職防止ツールを活用することで目指す企業の姿を、あらかじめ明確にしておきましょう。

経営コンサルタント・中小企業診断士 幸本陽平氏

離職率の低下をゴールとするのではなく、そのツールを通じてどんな会社にしたいのか、ビジョンをあらかじめはっきりとさせておくとよいでしょう。

 

離職防止ツールのメリット3つ

1. 従業員の内面を可視化できる

それぞれのツールによって社員への質問方法やデータの集計方法等は異なりますが、離職防止ツールを導入すると、社員のモチベーションや些細な心境の変化等、社員の内面を可視化できます。

一般的な業務内のみでの関わり合いだと、その人がどのような思いで仕事に取り組んでいるか、離職を検討しているか否か等を把握するのは、かなり難しいことです。

しかし、離職防止ツールを用いれば日々の業務で使用する言葉や些細な質問への返答を集め数値化し、様々な状況を推察できるようになります。

加えて、離職予兆のある社員を把握し、個別に、適切なタイミングでフォローを行えるようになります。

経営コンサルタント・中小企業診断士 幸本陽平氏

人事は人対人のやり取りなので、どうしても相性の問題が発生します。能力があるにもかかわらず、上司や働く環境のせいで本来の能力が発揮できないこともあります。離職防止ツールは客観的な指標で評価や診断を行うので、バイアスを含まない本人の価値観や性格を把握することができます

 

2. 従業員が「会社に大切にされている」と感じる

離職防止ツールへの投資は、すなわち人材への投資と言えます。

離職傾向をそのままにするのではなく、従業員の内面の把握や、それへの対策をするということは、人材を大事にするという会社の方針の現れです。

そのため、従業員は「働きやすい会社を整備しようとしてくれる」と感じ、会社への信頼感が増す効果もあります。

経営コンサルタント・中小企業診断士 幸本陽平氏

会社が自分のことをきちんと見てくれている、気にかけている、と感じ、従業員のモラールの向上にもつながります

 

3. 離職者データの蓄積および分析

離職防止ツールには、今までの離職者のデータが蓄積されています。これは離職防止ツールならではの強みの一つで、データを蓄積および分析することで離職パターンがより明確になります。

離職理由の傾向が分かれば、社内環境改善に繋げられ、さらに離職者を減らすことができるでしょう。

離職防止ツールのデメリット2つ

1. 効果が分かりづらい場合も

離職防止ツールでは、社員の日々のモチベーション管理や離職予兆確認を行う必要があるため、まずはデータ集計を行う必要があります。

そのため、ツール導入の効果を感じるまでには、やや時間がかかるというデメリットがあります。

また、実際に自社に離職を検討している社員が出てこない限り、ツール導入の明確な効果が分かりづらいといった点もあります。

そのため離職防止ツール導入の際は、結果を急ぎすぎないといった心構えが大切です。

経営コンサルタント・中小企業診断士 幸本陽平氏

離職防止ツール導入時に、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後などの振り返りを設定しておくとよいでしょう。その離職防止ツールを用いて社員や企業を振り返るのはもちろんのこと、そのツールが目的に合致して役割を果たしているかどうかも同時に振り返るのです。そこで、ツールが機能していないのならば、社員にツールの運用を徹底する、もしくはツール自体の見直しに着手することも必要です。

2. 従業員の一律化に注意が必要

離職防止ツールの導入によって、一律に「やる気のある社員に変える」ことが、必ずしも有効であるとは限らない点にも注意しましょう。

働きがいやモチベーションは低くても、淡々と仕事をして成果を残す社員もいるはずです。

「やる気があり、意欲あふれる社員に変えるツールを導入しよう」と考えても、ツールに合わせた働き方をする社員が高く評価されるだけになります。

働き方が多様化する中で、やる気が高いから良い社員、やる気が低いから悪い社員、とは限らないため、一律的な態度や意欲を重要視しすぎないように気を付ける必要があります。

経営コンサルタント・中小企業診断士 幸本陽平氏

また、必ずしも従業員の「不満をなくす」ことが有効であるとは限りません。不満を持つ人の中には、「会社のこの点は満足できない、もっとよくするべきだ」というポジディブな改善の意欲が高い人もいるからです。会社や働き方への不満をなくしたからといって、それが必ずしも社員の満足度を上げるわけではないことに注意しましょう。

 

まとめ

この記事ではおすすめの離職防止ツール15選を紹介しました!

社員の離職を防止し、社内でのコミュニケーションツールとしても活用できるのが、離職防止ツールです。

離職防止ツールを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回ご紹介したツールを始めとした離職防止ツールの検討をおすすめします。

画像出典元:O-dan

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