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パワハラ防止措置の義務化やセクハラ対策の強化などの法整備が進み、いまや、どの企業にとってもハラスメント対策は欠かせません。
なかでも、研修をおこなって従業員に意識づけを行い問題を未然に防ぐことが重要ですが、実際にどんな研修を受ければ良いのでしょうか。
この記事では、ハラスメント研修について、その概要からおすすめの研修会社、それぞれの特徴の比較まで詳しく解説します。
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このページの目次
ハラスメント研修とは、組織におけるハラスメントを防ぐために専門の講師などを招いて従業員向けに実施する研修のことです。
このような内容を、講義やグループワーク、ロールプレイで学びます。
単にハラスメントを禁止するのではなく、原因や環境づくりにアプローチできるため、より根本的な問題解決につながる手法と言えるでしょう。
専門知識を持つ講師による研修サービスが数多く提供されており、自社にあったサービスを適切に利用することでハラスメントの減少と防止を実現できます。
画像出典元:「株式会社アスマーク」公式HP
株式会社アスマークのCHeckは、実態調査による状況の可視化から対策まで、パワハラ防止法対応をワンストップで実現できるサービスです。
研修だけでなく、アンケート調査、社内ルールの策定サポート、外部窓口の設置といった各種対策をニーズに合わせて選択できます。
できるだけ手間をかけずにひとつのサービスでハラスメント対策を済ませたい企業にうってつけです。
サービス | 費用 |
ハラスメント研修 | 165,000円~ |
実態調査アンケート | 200,000円〜 |
体制構築(予防対策)サポート | 300,000円〜 |
外部相談窓口 | 15,000円〜/月 |
*税表示なし
画像出典元:「株式会社人援隊」公式HP
株式会社人援隊は、主に営業分野での人材育成支援を得意とする企業で、ハラスメント対策の研修サービスも提供しています。
100名近くと比較的大規模な研修を行っており、小規模な企業から一度に多くの従業員への研修を行いたい企業までカバーした内容と言えます。
また、ハラスメント以外にもコミュニケーション、メンタルヘルスなどの研修も行っており、組み合わせることでより効果が大きくなるでしょう。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「ピースマインド株式会社」公式HP
ピースマインド株式会社は、従業員、マネジメント、組織などあらゆる切り口から企業を支援するサービスを提供しており、ハラスメントにも対応しています。
研修の実施をはじめ、アンケートによる実態調査、ルール作り、相談窓口の設置まで幅広くサポートしているため、ノウハウのない企業でも安心して任せられます。
また、ハラスメント当事者へのヒアリングや心理的サポート、行動変容サポートまでカバーしているのも特徴です。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「ウェルリンク株式会社」公式HP
ウェルリンク株式会社は、おもにメンタルヘルスを起点として、健康経営を支援するサービスを提供している企業です。
ハラスメント研修の講師は臨床心理士やキャリアコンサルタントの資格を有しており、確実な成果を期待できる内容になっています。
また、相談窓口設置や行為者へのケアもカバーしており、実際にハラスメントがなくなるまで寄り添った支援を受けられるサービスと言えるでしょう。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「CORNER」公式HP
「CORNER」には人事に関するプロフェッショナルな人材が豊富に登録されています。
経験豊富なコンサルタントが企業の困りごとを丁寧にヒアリングし、適切な人材をマッチングしてくれます。
採用や組織開発など人事課題で悩んでいる会社にはうってつけでしょう。
初期費用や業務求人掲載は0円です。
メイン費用は依頼内容や業務頻度によって大きく変動します。
参考となる費用イメージは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。
画像出典元:「Terrastory株式会社」公式HP
Terrastory株式会社は、人事労務支援のノウハウをもとにキャリアトレーニング、組織開発、そしてハラスメント対策のサービスを提供する会社です。
対応窓口設置、実態調査、体制構築、事案対応、さらに研修と、非常に幅広いメニューが用意されており、確実なハラスメント防止を実現します。
また、労務、法務、臨床心理などの外部専門家からなる第三者委員会を設置しているのも特徴で、信頼性の高さも魅力的です。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「クオレ・シー・キューブ」公式HP
株式会社クオレ・シー・キューブは、2001年にパワーハラスメントという言葉を提唱するなど、長年に渡って業界をリードしてきた企業です。
支援の一環としてハラスメント対策を提供している他企業とは異なり、ハラスメントに特化しているため、実績やノウハウもトップクラス。
研修講師も有資格者の専門家を揃えており、状況や目的に合わせたカスタマイズ研修も可能で、あらゆる企業の課題に対応します。
カスタマイズ研修の費用についてはお問い合わせが必要です。
同社が実施している公開講座の料金を下表にまとめていますので、費用の参考にしてください。
対象者 | 日程 | 費用(税別) | |
ハラスメント防止セミナー | 管理職向け | 2時間 | 12,000円/人 |
ハラスメント相談対応講座 | 相談員向け | 2日間(計10時間) | 120,000円/人 |
画像出典元:「株式会社ヒップスターゲート」公式HP
株式会社ヒップスターゲートは、企業向けにバリエーション豊かな研修サービスや学びの場を提供する会社です。
ハラスメント研修については、実際の裁判例やケーススタディを活用し「自分ごと」として理解できるように工夫されているのが特徴。
また、受講時間や人数、場所も柔軟に変更できるため、ハラスメント対策の第一歩として気軽に実施するのに適しています。
研修の費用についてはお問い合わせが必要です。
同社が実施していた公開講座の料金を下表にまとめていますので、費用の参考にしてください。
対象者 | 日程 | 費用(税抜) | |
ハラスメント研修 | 管理職・中堅向け | 5時間 | 14,000円/人 |
【オンライン】 職場で取り組むハラスメント研修 |
管理職・中堅向け | 3.5時間 | 15,000円/人 |
画像出典元:「ジャイロ総合コンサルティング株式会社」公式HP
ジャイロ総合コンサルティング株式会社は、中小企業や公的機関への支援実績が豊富なコンサルティングファームです。
多種多様なセミナーや研修が強みで、ハラスメント対策はキャリアコンサルタント、産業カウンセラーの資格を持つ講師によって行われています。
講義は座学が中心ですが、理解度チェックもあわせて行うことで従業員にしっかりと意識づけすることが可能です。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「株式会社ハートセラピー」公式HP
株式会社ハートセラピーは、メンタルヘルス、ハラスメントに特化した研修サービスを提供する実績豊富な会社です。
これまでに延べ1300社を超える組織に2000回以上の研修を行っており、ノウハウは業界でもトップクラス。
内容は組織ごとにオーダーメイド、参加型の内容ですぐに実践可能と充実しており、確実な定着を期待できます。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「株式会社ノビテク」公式HP
株式会社ノビテクは、課題別の研修サービスを中心として企業の組織成長を支援する会社です。
ハラスメント対策としては、管理職と従業員向けにそれぞれ最適化された研修が用意されており、事例を交えたわかりやすい構成が特徴。
所要時間も短くオーソドックスな内容のため、ハラスメント対策にこれから取り組む企業のファーストステップに適しています。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「株式会社きづくネットワーク」公式HP
株式会社きづくネットワークは、セミナーや研修といった「教育」と「動画」を組み合わせて中小企業の成長を支援する会社です。
ハラスメント研修は比較的シンプルな構成ながら、有資格者による講義やわかりやすい動画教材を活かした質の高い内容が魅力。
まずはハラスメントに関する基礎知識を従業員にしっかりインプットしたいという企業にうってつけのサービスです。
詳細についてはお問い合わせが必要です。
ハラスメント対策の手法として有効な研修という手法ですが、実施すべき理由、実施するメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
2022年4月からパワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)が改正され、中小企業を含む全ての企業で防止措置が義務化されました。
これによって、今までは努力義務だった方針の明確化、相談窓口の設置、適切な事後対応などが必須になりました。
また、セクハラや妊娠・出産・育児休業に関わるハラスメントへの規定も一部改正されており、ハラスメント全般への法整備が進んでいます。
こうした状況において、企業が従業員に啓蒙・周知することの重要性も増しており、その手段としてハラスメント研修が必要とされているのです。
ハラスメント対策にはいくつか手法がありますが、単に規則で特定の行動を禁止したり罰を与えても、根本的な問題の解決にはなりません。
なぜハラスメントが起こってしまうのか、それを防ぐにはどんな環境づくりが必要なのかを多くの従業員に理解してもらうことが必要です。
そういった点で、論理的な説明を受け、実際にロールプレイして体感的に学ぶことができる研修は、より本質的で効果的な対策と言えるのです。
マネジメント層向けの研修や発展的な内容の研修は、社内の相談員育成にもつながります。
研修を受けた社員を監視や指導、環境づくりのリーダーとしてアサインすれば、ノウハウを内部化してより効果的に対策できるようになります。
パワハラ防止法の要件には相談窓口の設置も含まれるため、その点でも研修は役立つのです。
ハラスメントのない会社づくりが実現できると、自然と従業員にとってストレスが少なく働きやすい会社作りにもつながっていきます。
働きやすさやワークライフバランスを重視する人も増えており、そうした良い環境ができれば、離職率低下や採用率向上といったメリットも得られます。
ハラスメント研修のサービスを提供している会社は数多くありますが、自社にあったサービスを選ぶために以下のポイントを基準に比較しましょう。
基本的に、大規模、長時間のハラスメント研修ほど費用は高額になります。
安いものであれば数時間で2〜3万円で実施可能ですが、高額なものは数十万円ほどかかります。
予防的な措置であればまずは軽い研修、すでに問題が発生している場合は重点的にと、深刻度と予算のバランスを見て必要十分な研修サービス・研修会社を選びましょう。
ひとくちにハラスメント研修と言っても、サービスによって内容やテーマ、カリキュラムが異なります。
座学中心で原因にアプローチしたものもあれば、ワークショップやロールプレイでより現場での対策に重点を置いたものもあります。
また、対象となる人数や時間、開催場所などもさまざまなため、自社の課題と人員規模、時間の余裕などをもとに最適なものを選びましょう。
在籍している講師の実績や指導のクオリティも、最終的な成果に差が出るポイントです。
臨床心理士や産業カウンセラーといった資格の有無や、大企業への指導経験、経歴などをもとに能力のある講師かどうかを判断しましょう。
また、選択できる講師の数も研修会社によって異なるため、その点にも注意が必要です。
一部の研修会社では、サービス業、ITなど、特定の業界に特化した研修を提供しているケースもあります。
自社で抱えている課題が業界特有のものであれば、こうした研修を利用するとより効果的なハラスメント対策につながるため、必要に応じて利用しましょう。
ここ数年、社会の意識向上や法改正によって、企業におけるハラスメント対策の重要性は急速に増しています。
自社で全ての対策を実施するのは難しいため、専門家による支援やハラスメント研修を適切に利用することが重要です。
研修会社選びにおいては、研修の内容、講師の質、費用、付帯サービスなどを基準に比較して、自社の課題や状況に合った会社を見つけましょう。
画像出典元:O-dan