産業医紹介サービスについて

産業医紹介サービスを比較!おすすめランキング10選と選び方

記事更新日: 2023/11/02

執筆: 宮林有紀

産業医紹介サービスを選ぶときのポイントは、料金や特徴を比較することです。

自社に合った紹介会社を選ぶことが一番大切なので、ランキング第1位が正しいとは限りません

でも、すべての紹介会社を調べるのは大変ですよね。

そこで、当記事では自社にぴったりなサービスを選べるよう、おすすめの紹介会社8選の情報をわかりやすくまとめました!

その会社だけの特徴を比較・紹介し、「失敗しない産業医の選び方」も解説するので参考にしてくださいね。。

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産業医紹介サービスとは

産業医紹介サービスとは、企業と産業医をマッチングさせたり、企業の労働衛生管理をサポートするサービスです。

常時50人以上の労働者を使用する事業場は、産業医を選任して健康管理を行う義務があります。

その際に役立つのが『産業医紹介サービス』です。

企業が求める人材を紹介してくれるので、産業医を探す時間や手間を減らせます

<産業医が行うこと>
  • 従業員の健康相談
  • リスクがある従業員との面談
  • 衛生委員会の立ち上げ&出席
  • 休職者の復職判定 など


また、産業医の紹介だけでなく、紹介会社のコンサルタントから書類作成サポート等を受けられるサービスもあります。

自社に合った紹介会社を選ぶことが最も大切なので、ポイントを押さえておきましょう。

産業医紹介サービスを選ぶポイント

対応している地域

産業医紹介サービスを選ぶ時は、自社の事業場がある場所すべてに対応しているか要チェックです。

過疎地などの地域に事業場がある場合は、対応範囲だけでなく、十分な候補者(産業医)が集まるサービスかも確認しておきましょう。

産業医の登録人数や登録方法

登録している産業医の数が多いほど選択肢が増えるので、自社にマッチする産業医がみつかる可能性が高くなります。

しかし、最も重要なのは、質の高い産業医を選任することです。

独自の基準を設けて、合格した産業医のみが登録できるサービスだと理想的な人材と出会える確率がアップします。

都市部など、産業医の数が多い地域の場合は、質の高さも条件に加えましょう。

産業医の紹介以外のサービス

産業医の紹介はどのサービスでも行っていますが、違いはそれ以外の部分です。

コンサルタントのサポートや保健師の派遣などを行う紹介会社もあるので、自社の希望に合わせて選びましょう。

オンライン対応や訪問について

オンライン対応をしているサービスを選べば、従業員が出社しなくても産業医に相談できるのでテレワークを行っている企業に最適です。

対面での活動が必要な場合(リスクのある従業員との面談など)は、産業医が企業を訪問するプランがあるサービスにしましょう。

おすすめの産業医紹介サービス5選


(税抜)※first call、リモート産業保健については公式HPに税表示なし

Dr.健康経営 産業医コンシェルジュ

 画像出典元:「Dr.健康経営 産業医コンシェルジュ」公式HP

特徴

Dr.健康経営 産業医コンシェルジュ」は、訪問やオンライン、スポットなどで規模に応じたサポートが受けられる産業医紹介サービスです。

衛生委員会の出席や職場巡視、従業員とのWeb面談など、幅広い産業医業務を依頼できます。人数規模に関係なく単発で産業医面談を依頼することも可能

顧客の約80%が紹介による契約という実績があり、産業医のコミュニケーションスキルの高さ、柔軟性などの質の高さが数字からも伺えます。厳格な面接や研修を突破したプロ産業医が所属していることが特徴。

おすすめポイント

  • 質の高いプロ産業医がサポート
  • 訪問に限らずオンライン、スポットサービスも可能
  • 能力・性格・人柄ともに良い人材が揃っている
  • オプション料金が発生しない固定制

 

料金プラン

料金プランは4つあり、訪問プランが月額40,000円〜、オンラインプランが月額30,000円〜、相談窓口プランが月額20,000円、スポットプランが1回あたり30,000円〜です。

  訪問プラン オンラインプラン 相談窓口プラン スポットプラン
月額費用
(税表記なし)
40,000円〜 30,000円〜 20,000円 30,000円〜/1回

 

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産業医クラウド


画像出典元:「産業クラウド」公式HP

特徴

産業クラウドの強みは、質の高い産業医(通過率21.9%)がそろっていることです。

独自に設けた評価基準をクリアした医師しか登録できない仕組みで、産業医に必要なスキルはもちろんコミュニケーション能力や人格までチェックしています。

さらに6つの研修を定期的に受講しているので、産業医のブラッシュアップ支援も万全です。

産業医だけでは手が回らない部分は、保健師やCSチームからのサポートがあり、支援体制も充実しています。

全国に対応していて、導入実績は47都道府県・10,000事業所にのぼりますが、登録医師数は1,549名と少なめです。

地域によってはマッチする産業医が見つかりにくいかもしれません。

おすすめポイント

  • 離職・休職率の減少に役立つメンタルヘルス対策を行う
  • 契約後でも無料で産業医を変更できる
  • 満足できるまで何人でも産業医と面談できる
  • 最短1ヶ月で自社に最適な産業医がみつかる
  • 研修のテーマに合う産業医の紹介サービスもある

料金プラン

初期費用 0円
月額利用料 33,000円/月(税込)

 

first call


画像出典元:「first call」公式HP

特徴

first callは、従業員が24時間365日いつでもチャットで医療相談できるのがメリットで、英語や中国語にも対応しています。

特徴的なのは、経営者向けに、コロナ禍での意思決定をサポートする相談窓口があることです。

最短2週間で産業医を選任できるスピーディーなサービスで、1面談だけの単発依頼もできます。

契約件数は1,000件以上あって、実績も十分です。

日本の医師の約4割(15万人)が利用している「MedPeer」を使ってマッチングする仕組みで、全国展開しています。

法人専用のアプリが用意されていて、PCがなくてもスマホで利用できますが、産業医の訪問がないプランもあるので契約前に確認しましょう。

おすすめポイント

  • テレビ電話での産業医面談
  • スマホアプリで簡単にストレスチェックができる
  • オンラインで健康診断の結果を管理できる
  • 人事の手間を省ける面談調整システム
  • 健康に関するアンケート機能

料金プラン

  プランA プランB プランC
初期費用 要問合せ
50名 40,000円/月~ 40,000円/月~ 60,000円/月~
300名 70,000円/月~ 70,000円/月~ 90,000円/月~
500名 100,000円/月~ 100,000円/月~ 120,000円/月~
サービス内容
  • 産業医訪問
  • first call健康相談
  • ストレスチェック
  • オンライン産業医面談
  • first call健康相談
  • ストレスチェック
  • 産業医訪問
  • オンライン産業医面談
  • first call健康相談
  • ストレスチェック

(税表示なし)

リモート産業保健


画像出典元:「リモート産業保健」公式HP

特徴

リモート産業保健だけにあるサービスは、遠隔面談用のiPadの無料貸し出し(通信費含む)特典です。

労働安全衛生法に対応したプランが月額3万円から利用できるので、お得感があるサービスを希望している企業に向いています。

「医師には言えないことも気軽に相談できる」と、ユーザーから好評なのは産業看護職による面談です。

産業看護職は人事が行っていた書類作成等のサポートも行うため、従業員の負担が軽減します。

幅広いサービス内容でコスパの良さがメリットですが、訪問時の交通費が別途請求されるので予算に組み込んでおきましょう。

おすすめポイント

  • 労働衛生法で定まっている産業医業務全般
  • 看護職による産業保健の業務サポート
  • ストレスチェックの実施&事務の無料代行
  • 精神科産業医や産業保健師への実務相談
  • 管理職へのメンタル対策研修

料金プラン

  基本プラン
初期費用 55,000円(税込)
月額利用料 30,000円/月~(税表示なし)
延長 15分単位:5,000円
  • メンタルケア型(従業員50人未満)
  • 法令順守型(従業員50人以上)
  • メンタルヘルス対策型(従業員50人以上)
  • 健康経営型(従業員50人以上) の4つのプランから選べます

実際に利用したユーザーの口コミ

IT/通信/インターネット

251人〜500人

 

産業医との面談だけでなく、研修も行ってくれる

・産業医の方に社員たちの精神的健康を丁寧にサポートしてもらえるようになるところです。

・産業医の方に定期的に会社に来て頂き、社員たちの相談に乗ってもらい的確なアドバイスによって社員たちが精神面での健康を保ちやすくなるところが決め手となり導入することになりました。

メーカー

31人〜50人

 

秘匿性がないので回答するのが不安

・「ストレスチェックの結果は会社側には開示されません」とされていたはずが、高ストレス面談対象者による面談希望の可否に回答するように会社側から連絡が来たので、情報が筒抜けになっていないかと不安になった。

・面談を希望をする場合にも、回答時に会社側への結果の開示対象となる事を了承するように促す趣旨の記述があった。秘匿性がないと感じて、サービスを受けるのが心配になった。


リモート産業保健の口コミをもっと見る

リモート産業保健 含む産業医紹介の資料を一括DL 

 

ドクタートラスト


画像出典元:「ドクタートラスト」公式HP

特徴

株式会社ドクタートラストは、累計122万人のデータに基づく「STELLA(ステラ)」を運用するなど、企業で働く人の健康管理を専門に受託している企業です。

企業向けサービスとして「産業医による健康管理サービス」「ストレスチェック実施サポート」「保健師による各種サポート業務」等があります。

2,500名以上の産業医が登録していて、契約企業数は3,000社以上です。

従業員の健康管理を一元管理できるアプリなど、様々なサービスがあるので自社の産業保健に必要なサービスを組み合わせることができます。

特徴的なのは、複数の候補者(産業医)と自社の人事担当者が面談をして契約する産業医を選べる*ことで、ミスマッチを減らせます。

専属産業医を希望する場合は紹介制ですが、初年度年収の30%分が紹介手数料として必要です。

*面談は嘱託産業医を希望する場合のみ。

おすすめポイント

  • ドクタートラストの保健師によるサポート(無料)
  • 嘱託、専属、スポット契約、小規模事業場プランから選べる
  • 総受検者数122万人以上のストレスチェックを受けられる
  • 健康管理システム「 Ailes+」で一元管理できる
  • 衛生管理体制アドバイザリーサービスがある

料金プラン

嘱託 専属 スポット 小規模事業場プラン
費用は要問合せ
選任手数料として別途100,000円が必要
選任手数料として初年度年収額の30%
(東京都23区の場合25%)が必要
要問合せ 要問合せ

(税表示なし)

その他おすすめの産業医紹介サービス

THE OCCUPATIONAL HEALTH.


画像出典元:「THE OCCUPATIONAL HEALTH.」公式HP

特徴

「THE OCCUPATIONAL HEALTH.」とは、保健師と産業医がチームで従業員の健康管理にまつわる支援をしてくれる産業医サービスです。

所属するメンバーは全て専業の産業保健師や産業医で、実務経験が豊富です。

また、サポート体制が充実しており、企業担当者とのチャットサポートや従業員との個別対応ができる窓口設置も可能です。

おすすめポイント

  • 保健師と産業医がチームで担当
  • 全て専業の産業保健師や産業医
  • 企業担当者へのチャットサポートは無制限
  • 従業員との個別対応ができる窓口設置
  • 地方企業にも対応(業務委託の可能性もあり)
  • 事務代行
  • 料金の積立利用

料金プラン

THE OCCUPATIONAL HEALTH.の料金は、顧問料金+保健師・産業医利用料金となっています。

種別 料金
顧問料金 10,000円/月~
保健師利用料金 6,000円/30分~
産業医利用料金 30,000円/30分~

(税抜き表示)

顧問料金は対象人数、保健師・産業医利用料金は随時利用か固定利用かで下記のように金額が変わります。

【顧問料金】
1~100名未満:10,000円/月
100~1,000名未満:100名毎に10,000円/月 加算
1,000名以上:別途協議

【保健師利用料金】
随時利用 … 6,000円/30分~
固定利用 … 申し込みした月固定利用時間(6,000円/30分)に基づく月額料金(10時間以上の場合は、5,000円/30分~、30時間以上の場合は、4,000円/30分~で算出)

【産業医利用料金】
随時利用 … 30,000円/30分~
固定利用 … 申し込みした月固定利用時間(30,000円/30分)に基づく月額料金(5時間以上の場合は、25,000円/30分~、15時間以上の場合は、20,000円/30分~で算出)

(税抜き表示)

また、産業医選任報告義務等が発生しない企業には、顧問料金の積立制度も用意されています。

 

THE OCCUPATIONAL HEALTH. 含む資料を一括DL 

 

エムスリーキャリア(産業医トータルサポート)


画像出典元:「エムスリーキャリア(産業医トータルサポート)」公式HP

特徴

エムスリーキャリア(産業医トータルサポート)は日本の医師の9割にあたる31万人以上の医師が登録しているサービスです。

さまざまな専門分野の産業医が在籍しているので、企業の特性(メンタルに問題を抱える社員が多い、女性社員が多い など)に合った産業医を選べます。

産業カウンセラーや第一種衛生管理者といった専門資格を保有するコンサルタントの支援を受けられるのも魅力です。

全国対応しているので地方に事業所がある企業でも安心して利用でき、英語ができる産業医を指定することもできます。

嘱託なら2週間~1ヶ月で産業医がみつかりますが、専属の場合は約半年〜1年はかかるので計画的にすすめましょう。

※産業医が突然退職した場合は、最短時間での紹介が可能です。

おすすめポイント

  • 嘱託、専業、スポット(単発)のすべてに対応
  • 複数の事業所にまとめて産業医を紹介できる
  • ストレスチェックの経験が豊富な医師による体制構築・実施・事後フォロー
  • 31万人以上の医師が登録する「m3.com」をつかって産業医を探せる
  • 産業医決定後も継続してコンサルタントが支援する

料金プラン

  嘱託 専属 スポット
費用 2か月に1回 60分訪問
30,000円〜/月
想定年収×30%を
入職時に支払い
60分
32,000円〜
90分
42,000円〜
1か月に1回 60分訪問
45,000円〜/月
120分
52,000円〜
オンライン面談
30分15,000円

(税抜)

エリクシア産業医


画像出典元:「エリクシア産業医」公式HP

特徴

エリクシア産業医の優れている点は、不調者やハラスメントが発生した場合に人事担当者の悩みに対する解決策を具体的に提示することです。

産業医を紹介するだけでなく、人事担当者向けの専用窓口を設けているので、どんな悩みでも相談できます。

従業員との面談後には、人事に企業リスクを軽減するための対応策を提言するなど、メンタルダウン以外の問題も解決できるのがメリットです。

迅速なレスポンスをモットーにしているサービスなので、「必要なときに連絡がとれない」という事態を予防できます。

通算200社以上と取引した実績があり、契約継続率は98%以上ですが、サービスの提供地域が首都圏、名古屋、大阪に限られているので注意しましょう。

おすすめポイント

  • 書類の書き方マニュアルの提供
  • 衛生管理体制の構築サポートがある
  • 採用率8%の厳選された産業医を紹介
  • 臨床心理士や保健師、コンサルタントのサポートを受けられる
  • LGBT対応やハラスメント問題の相談もできる

料金プラン

初期費用 0円
利用料 100,000円~
※月1回1時間の場合
延長料 15分単位:5,000円

 

エムステージ


画像出典元:「エムステージ」公式HP

特徴

エムステージは、有資格者の産業保健専任コンサルタントによるサポートが手厚いサービスです。

コンサルタントが産業医の初回訪問に同行したり、2回目以降の訪問日を調整するなど継続的な支援があるので初めて産業医を選任する企業でも安心して利用できます。

産業保健業務を管理するシステムを無料で利用でき、業務の効率化に役立つのもメリットです。

全国にある100事業場の産業医を一括で選任した実績があり、地方や僻地エリアにも対応しています。

月額33,000円(税込)から利用できますが、保健師のサポートも必要な場合は、別途料金30,000円(税表示なし)~が発生します。

おすすめポイント

  • 年間55万人が利用しているストレスチェックを受けられる
  • 衛生委員会の立ち上げ&年間計画作成の支援など法令対応をトータルサポート
  • 衛生講話資料や各種書類のフォーマット提供
  • ハラスメント外部相談窓口サービスがある
  • 高ストレス者がいる場合は面談のスポット対応も可能

料金プラン

専属:紹介手数料として提示年収額の25%が必要

嘱託:
  嘱託・プランA 嘱託・プランB 嘱託・プランC
初期費用
選任手数料
0円
月額利用料 30,000円/月~ 45,000円/月~ 70,000円/月~
サービス内容 2ヵ月1回
60分/回
1ヵ月1回
60分/回
1ヵ月1回
120分/回

(税別)

スポット:
  スポット・オンライン スポット・訪問
1回60分 35,000円~ 45,000円~
1回90分 45,000円~ 55,000円~
1回120分 55,000円~ 65,000円~

(税表示なし)

さんぎょうい株式会社


画像出典元:「さんぎょうい株式会社」公式HP

特徴

さんぎょうい株式会社は、企業の労働衛生活動のすべてをサポートするサービスです。

コンサルタントは原則全員が「第一種衛生管理者」の資格を保有していて、画一的ではなく自社に合った提案をしてもらえます。

さんぎょうい株式会社は、常に900以上の事業場と取引しているため、蓄積したノウハウの恩恵を受けられるのも魅力です。

医師だけでなく、看護師や社労士、弁護士などいろいろな分野の専門家によるセミナーを受けることもできます。

とても簡単にストレスチェックが行える「Notice」も利用できますが、別途料金がかかります。(Web版500円/1セット、紙版700円/1セット)

おすすめポイント

  • 提出書類の作成サポート&フォーマット準備
  • コンサルタントによる産業医の訪問日程調整など
  • 管理職、従業員、人事それぞれへのメンタルヘルス研修の実施
  • 個人情報漏洩保険など各種保険に加入済み
  • 顧問弁護士への労務問題相談(初回無料)

料金プラン

詳細についてはお問い合わせが必要です。

産業医紹介サービスを使うメリット

ミスマッチを予防できる可能性があがる 

産業医紹介サービスを使うと、自社が求める条件を満たす産業医がみつかる可能性が高くなります。

登録しているたくさんの産業医の中から選べるだけでなく、産業医の紹介に慣れているコンサルタントのサポートを受けることで、ミスマッチのリスクが大幅に減少するでしょう。

人事・労務担当者の負担を減らせる

産業医の選任は人事・労務担当者の大きな負担です。

専門的な知識が必要になる上に、面談日程の調整、給与交渉など産業医とのやり取りもあります。

産業医紹介サービスを使えば、それらを代行してもらえるので、人事・労務担当者の負担が軽くなるのは間違いありません。

コスト削減につながる

産業医紹介サービスを使うメリットは、コスト削減につながることです。

たとえば、無料でストレスチェックを代行するサービスがついていれば、ストレスチェックにかかるコストが浮きます。

労働衛生環境を改善できる

産業医の紹介以外のサービスが充実しているプランを選べば、従業員がいつでも医師にオンラインで相談できるなど、職場の労働環境が良くなります

従業員のメンタルケアや安全な労働環境構築に力を入れたい場合は、紹介以外のサービスにもこだわって選びましょう。

自社に必要な産業医の選び方

専門・得意分野が自社の希望と合っている

産業医とひと口にいっても、メンタルヘルス分野の専門家、労働安全に精通した産業医など、得意分野はさまざまです。

自社が抱える課題を解決できる産業医を選びましょう。

コミュニケーション能力や外国語への対応

従業員がなんでも話せるような、高いコミュニケーション能力がある産業医を選ぶことが大切です。

外国人労働者がいる場合は、英語や中国語などが話せることも必須条件になります。

経験値と報酬額のバランス

産業医(専属)の報酬額は通常の医師と同じで経験値や資格によって決まります。

自社の予算内に収まる範囲でできるだけ実務経験がある産業医を選びましょう。

なお、嘱託産業医やスポット依頼の場合は、月額や利用時間ごとの料金設定が一般的です。

従業員との相性

産業医を選ぶ際には、従業員との相性も考えておくと失敗を防げます。

たとえば、女性従業員が多い場合は、女性の産業医のほうが良いかもしれません。

従業員目線でチェックすることも忘れないようにしましょう。

まとめ

今回はランキング形式で紹介しましたが、産業医を選ぶ際に大切なのはミスマッチを防ぐことです。

後から別の産業医に変更すると二度手間になるだけでなく、再選任するまでの期間に従業員が困るかもしれません。

その失敗を予防するために、自社の希望条件を満たす産業医が登録している紹介会社を選ぶことが大事です。

産業医紹介サービスの費用は企業の規模や所在地による差が出やすいため、比較検討するためには見積もりをとることから始めましょう。

画像出典元:O-dan

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