Qualtrics EmployeeXM

記事更新日: 2024/02/27

執筆: 川崎かおり

編集部コメント

従業員エンゲージメント向上のためのワンストップツール

「Qualtrics EmployeeXM」は、クアルトリクス合同会社が提供するエクスペリエンスマネジメントプラットフォームの一つ。

従業員エンゲージメント向上のための調査や結果分析、改善のためのアクションまでを同一プラットフォームで行えます。

また高度な統計分析機能を備えたインテリジェンスエンジンを搭載し、次に取るべきアクションを提示。

ユーザー企業が従業員エンゲージメントを高めるために理想的なPDCA サイクルを回せるよう、継続的にフォローします。

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良い点

相関分析により組織毎に改善推奨を算出でき、アクションにつながる分析が可能。従業員調査の配信から集計・分析、エクスペリエンスの最適化までを一気通貫で行えます。ツールの選択肢が豊富で、従業員エクスペリエンス向上のための手札が多いのも魅力です。

悪い点

中小規模の企業には、多彩な機能がオーバースペックとなる可能性があります。

費用対効果:

導入費用・ランニングコストは企業によって異なります。コスパが良い・悪いは一概に判断できません。

UIと操作性:

表示内容をカスタマイズできるダッシュボードを備えており、調査や分析結果の閲覧・管理もストレスを感じません。UIはシンプルで使いやすいのが魅力。

サポート体制:

クアルトリクスの専門チームが運用をサポート。必要があれば、ユーザー企業の目的達成のためのロードマップ設計・ROI モデルの構築などを行います。

Qualtrics EmployeeXMの導入メリット4つ

1. 高度なインテリジェンスエンジンを搭載

高度な統計分析機能を持つエンジンを搭載し、精度の高い現状分析が可能。

フリーテキストに隠れた感情まで読み取れるため、重要度の高いトピックも見逃しません。

検出したトピックは分析・共有が可能で、現場レベルの改善から全社レベルの戦略的改革にまで利用できます

精度の高いデータ分析を実施

2. パルスサーベイで継続的なインサイト収集が可能

高頻度で従業員調査を実施するパルスサーベイツールが利用可能。

配信から分析までワンストップで行えるため、担当者は準備や分析に時間をかける必要がありません。

従業員のインサイトをリアルタイムで拾い上げることで、トラブルが大きくなる前に手を打ったりフォローをしたりが可能です。

パルスサーベイでエンゲージメント改善

3. 退職面談の分析・活用で退職リスクを低下

退職時の面談を詳細に分析し、退職の原因となった要素を特定。

原因が複数ある場合は重要度の高い項目から優先順位を付け、効率的な現状改革につなげます。

また蓄積されたデータから、離職の可能性がある社員をリアルタイムでアラートすることも可能です。

早急なフォローとアクションにより、優秀な社員の離職を防止しやすくなります

離職時インサイトを詳細に分析

4. エンゲージメント改善のための多彩な機能を搭載

パルスサーベイやエンゲージメント調査のほか、360度評価、自動化されたコンジョイント分析とリアルタイムレポートなど、多彩な機能を搭載。

「従業員に今何が必要か」が瞬時に分かり、迅速なアクションが可能です。

また各種ツールは、ニーズに合わせて追加・調整・拡張を行えます。

従業員エクスペリエンスの変化に対応しやすく、効率を重視する企業も満足できるはずです。

継続的にエクスペリエンスを改善

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Qualtrics EmployeeXMのデメリット2つ

1. 機能が多すぎて使いこなすのが難しい

調査や分析のための機能が豊富なのはメリットではありますが、「使いこなせない」と感じる人もいるようです。

ツールを使う目的や期待する効果が明確でない場合、何をどのように活用すればよいか判断しにくいかもしれません。

2. どちらかというと中規模以上の企業向け

豊富な機能や精度の高い分析を備えたツールは、従業員が多くエンゲージメントの形成が難しい中規模以上の企業の方が効果を実感しやすいでしょう。

小規模の企業が導入してもオーバースペックになる恐れがあり、コストの負担のみが大きくなります。

Qualtrics EmployeeXMの料金プラン

Qualtrics EmployeeXMの料金プランの詳細は、問い合わせをする必要があります。

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Qualtrics EmployeeXMの評判・口コミ

従業員のニーズに合わせた福利厚生プログラムの設計に成功
①ゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックスではこれまで、裏付けのない予測に基づいて社員の福利厚生を決定していました。しかしQualtrics EmployeeXMの導入により、社員の希望は予測と大きく異なることが分かったのです。 分析の結果に基づき、弊社では4種類の新しい福利厚生を導入しました。社員からの評判もよく、従業員エンゲージメントの向上に繋がっていると確信しています。

データドリブンな人事施策が可能に
②伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 (略称 CTC )

CTCでは、外部ベンダーに委託して従業員満足度調査を行っていました。しかし「リアルタイム性がない」「データの加工や自社での分析ができない」などがあり、Qualtrics EmployeeXMを導入することに。結果、こうした課題は全て解決され、実測データに基づく人事施策の実施がスムーズになりました。 企業規模が大きくなると、どうしても従業員との人事・経営の距離が遠くなります。しかし我が社においては、Qualtrics EmployeeXMが有益なコミュニケーションツールとして機能していると思います。

効果的な従業員エンゲージメント調査により離職率が10倍改善
③Yahoo Inc.

Qualtrics EmployeeXMの導入により、全従業員が従業員エンゲージメントの調査結果を迅速に確認できるようになりました。従業員の参加から経営による改善アクションの実行までがスムーズで、運用の手間もありません。現在のところ従業員の忠誠度は上がっており、離職率は以前より10倍改善されました。

*「Qualtrics EmployeeXM」公式HP参照

Qualtrics EmployeeXMを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・離職率の高い会社

Qualtrics EmployeeXMで退職者の退職理由や状況を分析することにより、「なぜ離職する社員が出てくるのか」を把握しやすくなります。

またデータが蓄積されれば、同様の状況に陥っている社員を見つけるのも容易です。

社員が離職しにくい環境を構築できる上、離職を口にする前に状況改善のためのアプローチを行えます。

・社内コミュニケーションを強化したい企業

Qualtrics EmployeeXMは、自動化機能を援用し、従業員エンゲージメント調査の結果を迅速に関係者に公表することを可能にします。

組織全体から経営層まで、任意の対象に対して結果開示をスムーズにすることが可能です。

お互いがどのようなことを考えているか理解しやすくなり、同じ企業で働いているという共同体意識を持ちやすくなるでしょう。

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向いていない企業

・従業員が少ない会社

Qualtrics EmployeeXMの高度なインテリジェンスエンジンや多彩なアンケート機能・分析機能は、従業員数が少ない企業にとってはオーバースペックとなります。

せっかく導入しても効果を実感しにくく、コストのムダになるかもしれません。

まとめ

Qualtrics EmployeeXMは、従業員エクスペリエンスマネジメントに最適なツールです。

実際に導入することにより、「職場環境の改善」「離職率の低下」「社内コミュニケーションの活性化」といったメリットを得られます。

Qualtrics EmployeeXMの導入により従業員エンゲージメントが向上すれば、企業のために誇りを持って自発的に活動してくれる、優秀な社員の増加が期待できるでしょう。

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画像出典元:「Qualtrics EmployeeXM」公式HP

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