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VYOND

記事更新日: 2023/03/07

執筆: 太田繙

編集部コメント

パソコンに不慣れでも操作できるビジネスアニメーション制作ツール

「VYOND」は専門知識不要でビジネスアニメーションが制作できるツールです。

ドラッグ＆ドロップの簡単操作で、誰でもすぐに慣れることができます。

アメリカGoAnimete.Incと株式会社ウェブデモが正規パートナー契約をしているため、競合ツールに比べて日本向けデザインの動画素材が豊富なのも魅力です。

海外製が多いアニメーション制作ツールの中でホームページ、サポート共に日本語対応しているため、初めての動画制作でも安心できるでしょう。

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1つのチームアカウント契約で複数のメンバーを登録でき、データを共有すれば作業効率が大幅に上がります。責任者やメンバーの交代も容易です。

契約は1年単位のプランのみで、契約期間中での解約や払い戻しはできません。

費用対効果：

競合ツールに比べると料金は高めですが、ユーザー追加ごとの価格設定なので、必要なコストだけで使用できます。

UIと操作性：

簡単に操作できることに定評があり、「パソコンに不慣れでも使用できた」とユーザーからの声も。

デザイン：

制服・着物・車など、日本向けデザインの素材が豊富で、アップデートにより時事的な動画素材も追加されています。

このページの目次

1.
VYONDの導入メリット4つ
1.1
1. 専門知識不要の簡単操作
1.2
2. オリジナルの素材も使用可能
1.3
3. 時事的ニーズに応える素材更新
1.4
4. チームでの共同作業が容易
2.
VYONDのデメリット2つ
2.1
1. 契約プランは1年ごとの更新のみ
2.2
2. マスメディアでの使用には別途契約が必要
3.
VYONDの料金プラン
4.
競合製品との料金比較
5.
VYONDの評判・口コミ
6.
VYONDを導入すべき企業・向いていない企業
6.1
導入すべき企業
6.2
向いていない企業
1.
まとめ

目次を開く

VYONDの導入メリット4つ

1. 専門知識不要の簡単操作

VYONDは、専門知識がなくても簡単にビジネスアニメーションが作成できるツールです。

素材を選び、ドラッグ＆ドロップで組み合わせるだけで簡単に操作ができます。

「プレゼンのために急にアニメーションが必要になったが、外注をする時間がない」といった場合でも、VYONDなら即座に対応できるでしょう。

ドラッグ＆ドロップだけでアニメーションが完成

2. オリジナルの素材も使用可能

VYONDは、用意された素材を使用するだけでなく、オリジナルの素材をインポートしてアニメーション制作ができます。

インポートできる素材形式も、JPG・PNG形式の画像ファイル、ビデオファイル、音声ファイル、テキストフォントと多様です。

CM音楽を流したり、商品の実物写真を使用したりすることで、企業ごとのニーズに合わせたアニメーションを作ることができるでしょう。

オリジナル素材をインポート可能

3. 時事的ニーズに応える素材更新

VYONDでは定期的なアップデートで素材が追加されるところも、買い切り型ツールにはない大きな魅力です。

季節の素材に加えて、刀や和柄の素材、手を洗うモーションなど、その時々で話題の素材も追加されていきます。

VYONDなら「今この素材が必要」という企業のニーズにも応えてくれるでしょう。

3月にはイースターイベントの素材を追加

4. チームでの共同作業が容易

VYONDを使用すれば複数メンバーでの共同作業も楽々です。

1つのチームアカウント契約で複数のシートが持てるため、チームアカウントのメンバー同士でデータを共有すれば作業効率も大幅にアップします。

責任者やメンバーの交代も容易なので、案件ごとのメンバー入れ替えにも即時対応が可能です。

メンバーや責任者の交代も容易

VYONDのデメリット2つ

1. 契約プランは1年ごとの更新のみ

VYONDで用意されている契約プランは1年ごとの更新のみとなっています。

契約したチームアカウント内でのシート（ユーザー）追加は日割り計算で行われますが、主となるアカウントライセンスは1年ごとの更新です。

契約期間中での解約や払い戻しはできないため、契約前の事前確認をしておくと安心です。

2. マスメディアでの使用には別途契約が必要

VYONDアニメーションをマスメディアで使用する場合は、問い合わせと別途契約が必要です。

「テレビＣＭを作成したい」など、マスメディアでの使用が主となる目的の場合は、費用が大きくなるでしょう。

プレゼンに使用する、キャンペーンイベントで流すなど、導入前に制作したアニメーションの使用場面を確認しておくことが大切です。

VYONDの料金プラン

契約には事前に14日間の無料体験版への登録が必須であり、その後に年間ライセンスを契約する仕組みです。

シートと呼ばれるチームアカウント内ユーザーの追加ごとに料金が設定されているため、必要な分だけの費用で使用できます。

	価格（税込）
1シート	187,000円
2シート	368,500円
3シート	550,000円
4シート	731,500円
5シート	913,000円
6シート	1,094,500円
7シート	1,276,000円
8シート	1,457,500円
9シート	1,639,000円
10シート	1,820,500円

11シート以降の料金は問い合わせ

競合製品との料金比較

VYONDの料金だけを競合他社と比べると高いと感じるかもしれません。

しかし、動画素材に日本向けデザインのコンテンツが含まれるという大きな魅力があります。

ホームページ、サポート共に日本語に対応しているため、安心して使用できる点もメリットです。

	VYOND	Renderforest Pro	VideoScribe 年間契約
1ユーザー年額	187,000円（税込）	18,997円（税込）	約24,000円（税対応不明） ※相場による変動価格
HPなどの日本語対応	◯	◯	✖️
動画素材の特徴	アップデートで随時追加日本向けコンテンツ有り	50万以上の蓄積動画を利用可能	ライブラリ内の画像 11,000以上