となっております。
画像出典元:「フィンテックグローバル株式会社」決算説明資料
となりました。
投資銀行業などを行う「フィンテックグローバル株式会社」の決算を見ていきます。
2019年9月期第3四半期の連結累計期間の業績は、前年同期に対して大幅な増収減益となっています。
大幅な増収として、エンタテインメント・サービス事業の「株式会社ムーミン物語」が運営する「メッツァビレッジ」が2018年11月に、「ムーミンバレーパーク」が2019年3月に開業が寄与しました。春休みやGWの需要期をとらえ、2019年7月26日には累計入場者数100万人を達成しています。(2018年11月からの累計)
ムーミンバレーパーク
また、第2四半期以降の子会社増加も寄与し、売上高は前年同期比2.9倍の66億8,900万円。売上原価はメッツァの物販・飲食の商品・材料仕入、諸経費、労務費のほか、子会社増加、企業投資の減損により同4.6倍の44億1,300万円、売上総利益は同1.7倍の22億7,500万円となりました。
本業の投資銀行事業は、M&A関連業務の受託収入、不動産・航空機アセットマネジメント収入、メッツァ賃料収入等を中心とする安定的な収入を確保する体質への改善が進んでいます。
一方、投融資については、アセット投資において特別目的会社を通じて取得した不動産の売却による投資回収(エグジット)がありましたが、ファンドを介したライフサイエンス・IT企業への投資で減損3.6億円が発生したこともあり、投資銀行事業の業績進捗は遅れました。
減益の要因は、投資銀行事業の人員増強による人件費、メッツァ関連費用が増加し、子会社増加の影響も受け、販売費及び一般管理費が増加したためです。
費用として35億8200万円を計上した結果、営業損益は赤字となりました。
ほか、経常損失は支払利息1億500万円を計上したことで△14億4,500万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は、「株式会社アダコテック」の第三者割当増資等に伴う特別利益(持分変動差益)1億2,000万円や、非支配株主に帰属する四半期純損失1億4,100万円により△12億1,000万円となり、赤字幅拡大となりました。
2019年9月期通期の業績予想は、売上高は前期比3倍の110億4,000万円を見込んでいます。
1994年12月、ストラクチャードファイナンスを専門とする金融サービスの提供を目的として「フィンテック グローバル株式会社」を設立。
2005年6月、東証マザーズに上場しています。
上場後は、投資銀行業務に加えて、企業投資(直接投資・ファンドによる投資)、アセット投資、M&Aなど、事業領域を拡大。
近年は「地方再生・地域活性化」「M&A手法を駆使した円滑な事業承継・企業課題の解決」をキーワードにしており、埼玉県飯能市に、北欧のライフスタイルを体験できる『メッツァビレッジ』や、ムーミンの物語を主題とした『ムーミンバレーパーク』をオープンし話題となっています。
画像出典元:「フィンテック グローバル株式会社」決算説明会資料
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