株式会社Welbyの決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査

記事更新日: 2019/09/05

執筆: 編集部

祝マザーズ上場!治療をサポートするアプリが60万DL突破した「Welby」の第2四半期決算

2019年12月期 第2四半期 累計業績

  • 売上高:2億400万円
  • 営業利益:△1億100万円
  • 経常利益:△1億1,300万円
  • 四半期純利益:△8,100万円

治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用を行っている「株式会社Welby」の決算を見ていきます。

2019年12月期 第2四半期の累計業績(非連結)は、売上高は2億400万円、営業利益は△1億100万円、最終損益は△8,100万円の赤字で着地。
Welbyは、今年3月29日に東京証券取引所マザーズに上場したため、前年同期比較はありません。

営業総利益の減少の要因は、前期のスポット売上の影響と、IPOに伴う管理体制強化に2億5,118万円を計上したことによるものです。

セグメント別の業績は以下の通り。

【グラフ】セグメント別の業績

前年同期の特殊要因により、両カテゴリーとも前年同期比で減少していますが、通期に対して予想通りの進捗とのこと。

2019年6月末時点で、各アプリの合計ダウンロード数は約60万回を達成しています。

また、疾患ソリューション事業では、今年3月にマルホ株式会社と「ニキビログ」、5月には 「アトピーノート」をリリース。
皮膚科領域でのPHRサービスを拡大しました。


ニキビログ

一方、マイカルテ事業では、Welbyマイカルテユーザーが登録したかかりつけ医療機関は9,500施設に拡大しています。

なお、通期業績予想には変更ありません。

画像出典元:「株式会社Welby」決算説明会資料

 

 

2019年12月期 第1四半期 累積業績(19年7月更新)

  • 売上高:1億100万円
  • 営業利益:△5,000万円
  • 経常利益:△6,300万円
  • 四半期純利益:△4,400万円


株式会社Welbyは、患者、医師をはじめとする医療関係者、医療関連企業や自治体等とともに共同でサービスの開発・運営を行っています。
2019年3月29日に、東京証券取引所マザーズに上場しました。

「Empower the Patients」を事業ミッションのもと、医療関係者をはじめ、大手の製薬メーカー、医療機器メーカー等とともにPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)プラットフォームサービスの普及に取り組んでいます。
その結果、2019年3月末時点で各アプリの合計ダウンロード数は約56万回に達しました。

セグメントの業績

Welbyのセグメントは「疾患ソリューションサービス」「Welbyマイカルテサービス」の2つに分かれています。

  • 疾患ソリューションサービス

マルホ株式会社と皮膚領域においてニキビ患者向けの「ニキビログ」の提供を開始するなど、PHRプラットフォーム適用疾患領域を拡大したほか、既存サービスからのランニング収益、改修改善のための追加受注などを着実に獲得。

また、営業パイプライン上にある製薬メーカー等からの、当期中に納品見込の新規案件の受注が堅調に推移しました。
ほか、自社開発ソフトウェアとしてのオンコロジー(がん全般)のサービス開発が進捗するなど、事業基盤の強化に注力しました。

  • Welbyマイカルテサービス

各医療機器メーカー、検査会社等との営業連携、サービス連携も引続き強化し、Welbyマイカルテユーザーが登録したかかりつけ医療機関は、2019年3月末時点で11,000施設(無料利用施設を含む)を超えました。

また、大阪市立大学における非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)患者を対象にしたモチベーション管理による脂肪肝の改善を目的とする研究で「Welbyマイカルテ」が採用されるなど、PHRデータの臨床研究における活用も進んでいます。

2019年12月期 業績予想

  • 売上高:10億8,300万円(前期比+34.2%)
  • 営業利益:2億円(前期比+28.7%)
  • 経常利益:1億8,400万円(前期比+19.9%)
  • 当期純利益:1億5,600万円(前期比△11.4%)

2019年12月期の業績予想は、前期に対し増収増益を見込んでおり、黒字化を目指します。

Welbyの通常の取引形態として、製薬企業の決算期のある第1四半期及び第4四半期に納品、検収となる案件が多く、特に近年は外資系製薬企業の決算が集中する第4四半期会計期間に売上が顕著に大きくなる傾向があります。

また特別損益については、特段見込んでいる事項はないとのことですが、前期の税効果会計の影響により、当期純利益は前期比11.4%減の1億5,600万円を見込んでいます。

画像出典元:「株式会社Welby」決算説明資料

 

 

2018年12月期 第3四半期 累積業績(19年3月更新)

第3四半期累計業績は

  • 売上高:4億7,337万円
  • 営業利益:2,745万円
  • 経常利益:2,735万円
  • 四半期純利益:2,207万円

となっております。

 

第7期決算公告

第7期決算は

  • 売上高:4億7,475万円
  • 経常利益:△7,609万円
  • 当期純利益:△7,696万円

となっています。

業績推移

決算期
(百万円)
15/12
(第5期)
16/12
(第6期)
17/12
(第7期)
売上高 237 253 475
経常利益 30 △136 △76
当期純利益 20 △136 △77

事業内容

1

疾患ソリューションサービス

製薬メーカーや機器メーカーをはじめとする企業のプロダクトや疾患ごとのマーケティングおよびプロモーションの支援を行います。

提携会社に、株式会社ケアネットや株式会社エス・エム・エスがあり、医療者から患者までを意識したサービスを提供することが可能です。より効率的なマーケティング活動を支援しています。

 

PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)サービスは以下のようなものがあります。

 

 

2

Welbyマイカルテサービス

「Welbyマイカルテ」は糖尿病や生活習慣病の患者さんの自己管理をサポートするクラウドサービスです。

血糖値・血圧・体重などの測定値や、食事や運動の記録を簡単にできます。さらに、「Welbyマイカルテ」を導入している医療機関とデータを共有することもできます。

 

 

Welbyは患者、医師をはじめとする医療関係者、医療関連企業や自治体等とともに共同でサービスの開発・運営を行っています。

マザーズ上場へ

2月27日、株式会社東京証券取引所より、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されました。

2019年3月29日に上場予定です。

会社概要

会社名 株式会社Welby
事業内容 疾患ソリューション事業
マイカルテ事業
医療データ調査事業
所在地 東京都中央区日本橋本町3-8-3 東硝ビル5階
設立日 2011年9月
代表 比木 武
資本金 6億8,000万円
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