株式会社スマレジの決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査

記事更新日: 2019/07/11

執筆: 編集部

祝マザーズ上場!軽減税率によるレジ入れ替えが追い風となり登録店舗数6.7万突破した「スマレジ」の通期決算

2019年4月期 通期決算

  • 売上高:19億7,600万円(前期比+41.9%)
  • 営業利益:4億3,100万円(前期比+36.1%)
  • 経常利益:4億800万円(前期比+29.1%)
  • 当期純利益:2億9,300万円(前期比+34.1%)


2019年4月期 通期の業績は、前期に対し大幅な増収増益となりました。

株式会社スマレジは、iPadなどのタブレット上でクラウドPOSレジを提供しています。
2019年2月28日に、東京証券取引所マザーズへ上場しました。

【グラフ】営業利益の増減要因分析

売上高増加の要因は、有料契約の増加(有料店舗率が向上)、解約率の低さによるストック売上の増加、軽減税率によるレジ入れ替え需要の増加によるものです。

それに伴い、売上増加に伴うサーバー費用の増加、人員増加による人件費の増加で、売上原価が増加しました。

また、販売費及び一般管理費の増加要因として、役員・従業員の増加(66名から86名)に伴う人件費及び移動交通費、大阪本社の移転による家賃や減価償却費、売上増加に伴う物流関連費用があげられています。

【グラフ】売上高・営業利益・営業利益率の推移

売上高・営業利益・営業利益率の推移をみると、前期比売上高141.9%、営業利益136%、毎期130%以上の高い成長を継続しています。

【グラフ】店舗数とアクティブ率

顧客ニーズを満たすアップデートに加え、他社が提供する外部システムとの連携によってサービス品質の向上に取り組んだ結果、主力サービス「スマレジ」の登録店舗数は当事業年度末時点で66,821店舗となり、アクティブ店舗率が上昇しました。

【グラフ】利用プラン内訳

「スマレジ」の利用プランの内訳は、上記の割合となっています。
83.7%と最も割合を占めている「スタンダード」は無料プランです。それ以外は有料プランとなっており、プラン毎にサービス内容が異なります。
現時点で、有料プランは16.3%を占めています。

一方、解約率は0.82%と14期も安定して低い解約率を維持低い解約率がサービス品質を証明しています。

【グラフ】取扱金額の推移

年間取扱金額は、前期比39.3%増の6,984億円を突破。キャッシュレス率は横ばいとなっています。

2020年4月期 業績予想

  • 売上高:25億円(前期比+26.5%)
  • 営業利益:4億8,900万円(前期比+13.4%)
  • 経常利益:4億8,900万円(前期比+19.8%)
  • 当期純利益:3億6,800万円(前期比+25.7%)


2020年4月期の連結業績予想は、前期に対し増収増益を見込んでいます。

【グラフ】売上・営業利益・営業利益率の推移(計画)

上場による信頼性向上等により、大型案件の受注も増加し、売上高は高い成長率の継続が見込まれます。
上場時調達資金の活用により、スマレジ4への投資で営業利益の成長はやや鈍化しますが、将来への投資フェーズであり今後のさらなる成長に繋げていく予定です。

スマレジとは

2000年、大阪府岸和田市にて徳田(現 取締役ファウンダー)、望月(現 常勤監査役)の2名によって創業。
ウェブサイト制作を行うフリーランス集団として事業をスタートさせました。

2005年「有限会社ジェネフィックス・デザイン」を設立。
2010年には、システム開発部門を切り分け「株式会社プラグラム」を設立。
翌年2011年に、タブレット POSシステム「スマレジ」リリースしました。

2013年、有限会社ジェネフィックス・デザインを「株式会社ジェネフィックス・デザイン」に組織変更。
また、子会社である株式会社プラグラムを吸収合併し、株式会社ジェネフィックス・デザインから「株式会社プラグラム」に社名変更。

2016年に「スマレジ」導入店舗数が25,000店舗を突破し、社名を株式会社プラグラムから「株式会社スマレジ」に変更しました。

2018年、スマレジの累積取扱高が1兆円を突破。

2019年に、東京証券取引所マザーズに株式を上場しました。

 

事業内容

スマレジは、モバイル POSと呼ばれる「クラウド型POSレジシステム」です。

基本レジ機能の他、リアルタイム売上分析や高度な在庫管理など、アパレルを中心とした小売業や飲食業、サービス業のニーズに応える多くの機能を持ち、従来型 POS レジシステムの枠を超えた、クラウドベースの新しいPOSレジシステム。

インターネットとテクノロジーやデザインの活用により、店舗運営の効率化を実現し、蓄積され続ける販売データを中心とした販売データのプラットフォームを目指しています。


スマレジの機能

画像出典元:「株式会社スマレジ」決算説明資料・公式HP

 

 

第13期決算公告(18年9月更新)

第13期決算は

  • 売上高:13億9,326万円
  • 経常利益:3億176万円
  • 当期純利益:2億1,660万円

 

となっています。

スマレジは、iPadなどのタブレット上でクラウドPOSレジを提供しています。ここ数年で登録店舗は急増しており、それに伴って売上も拡大。2018年には50,000店舗で導入が進んでいます。

画像出典元:「スマレジ」公式HP

また、加盟店が増加したことによりスマレジの累計取扱高が1兆円を突破しました。今後は、データサイエンスチームを発足させてPOSレジの取扱データから消費者行動を分析し、データを販売すると発表しています。

18年10月にHamee株式会社が提供するクラウド(SaaS)型ECプラットフォーム『ネクストエンジン』の連携開始しました。

マザーズ上場へ

2019年1月25日東京証券取引所マザーズへの新規上場を承認され、2月28日に上場予定です。

出典:公式HP・有価証券届出書

会社概要

会社名 株式会社スマレジ
事業内容 ウェブサービスの企画・設計・デザイン・開発・提供、スマレジ事業
所在地 大阪市中央区本町4-2-12 東芝大阪ビル3F
設立日 2005年5月
代表 山本 博士
資本金 1億8,300万円

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