日本オラクル株式会社の決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2019/01/10

執筆: 編集部

営業利益11%増!クラウドサービスが好調な「日本オラクル」の第2四半期決算

2019年第2四半期 累積業績

  • 売上高:912億5,400万円(前年比+8.5%)
  • 営業利益:277億8,400万円(前年比+11.1%)
  • 経常利益:278億2,900万円(前年比+11.3%)
  • 四半期純利益:192億7,600万円(前年比+11.6%)

2019年第2四半期累計期間においての業績は、増収増益となりました。

国内の情報サービス産業においてシステム更新需要のほか、モバイル対応、IoT等デジタルデータを活用した業務効率化、エンドユーザーとの接点強化など企業成長、競争力強化を目的とするIT投資が堅調に推移しています。

第2四半期ではオンプレミスライセンスの売上が下がっていますが、これは季節的な要因で、クラウドについてはSaaS・PaaS・IaaS 全てにおいて順調に売上が伸びています。

各セグメントの業績

クラウド&ライセンスの売上高は、726億7,500万円(前年同期比10.2%増)となりました。「Oracle Cloud Platform」「Oracle Cloud Infrastructure」に対する需要が増加しています。

ハードウェア・システムズの売上高は80億8,400万円(前年同期比2.5%増)、サービスの売上高は、104億9,300万円(前年同期比1.8%増)となりました。

人件費の増加は、社員の専門性を高めるために社員への継続的な投資を行っていることと、営業人員の採用を進めていることによるものです。クラウドビジネスの成⻑に向け、中堅中⼩企業向けだけでなくエンタープライズ向け営業の採⽤も実施していく予定です。

クラウドサービスへの高まる需要に応えるため、「Oracle Cloud」の国内データセンターの開設を2018年2月に発表しましたが、その準備も進んでいます。

画像出典元:「日本オラクル」補足資料

2019年5月期 第1四半期決算

  • 売上高456億4,600万円(前年同期比10.6%増)
  • 営業利益135億5,500万円(前年同期比10.3%増)
  • 四半期純利益94億100万円(前年同期比10.9%増)

2019年5月期第1四半期の業績は、売上高456億4,600万円、営業利益135億5,500万円の増収増益となりました。四半期純利益も前年同期と比べ10.9%増となっています。

日本オラクルの売上高は、2010年5月期決算発表からこれまでの間、継続して右肩上がりに推移、営業利益・当期純利益も2011年5月期決算から連続で増益となっており、全ての項目において過去最高記録を継続して更新中です。

詳しい売上高の内訳を見ていきましょう。

前年同期に対し、クラウドおよびライセンスが42億1,300万円、ハードウェア・システムズでも1億9,800万円増収し、売上を伸ばしました。サービスは2,200万円減収していますが、全体の売上への影響は少なかったようです。

続いて営業利益についても詳しく見ていきましょう。

前年同期に比べ、販管費・売上原価共に増加しています。今回、売上高が大幅に伸びたことにより、コスト増加の影響を受けること無く、営業利益は135億5,500万円の増益となりました。

これまでの一貫した業績黒字を踏まえると、今後も継続した成長が期待出来そうです。

日本オラクルの事業内容

日本オラクルは、米国オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。「データの価値を知として最大化させ、豊かな情報社会を実現する」を経営理念に掲げ、国内を拠点としクラウドNo.1を目指しています。

日本オラクルは、これまで情報システム構築のためのソフトウェア・ハードウェア製品、サポートサービス、コンサルティング、教育関連の事業など様々なビジネスを展開してきました。

主な収入源は、新規ライセンスおよびクラウド事業・アップデート&プロダクトサポート事業など。現在、このクラウド関連事業が、日本オラクルの売上約8割を占めています。オラクルが運営する「Oracle Cloud」は国内外の業界でもっとも多岐にわたって統合されたパブリック・クラウドであり、世界中でトップシェアを誇っています。

さらに、オラクルは社会貢献にも注力しており、活動は多岐に渡ります。教育関連では、次世代を担う子供たちにコンピュータサイエンスを学べる無償の教育プログラムを提供、日本ではNPOと連携し中高生向けのプログラム体験教室や小学生向けのワークショップなどを開催しました。

オラクルアカデミーが日本で開催した小学生向けトレーニング・ワークショップJava for Kidsの様子

他にも持続性に優れた製品開発等でサステナビリティに貢献。寄付やボランティア活動にも参加しており、日本オラクルでは2016年から5つの非営利団体への寄付を開始しています。

日本オラクルのこれから

画像出典元:「日本オラクル」公式HP

2018年8月7日、オラクルの創業者ラリー・エリソンから、最新の自律型データベース・サービス「Oracle Autonomous Transaction Processing」の提供開始が発表されました。現在日本国内での導入は行われていません。来年2019年以降国内提供が開始されればさらなる売上向上が期待できます。

前月の7月18日には、日本オラクルから「Oracle Blockchain Cloud」の国内提供開始が発表されました。企業のブロックチェーン・ネットワーク構築を支援する、ブロックチェーン・プラットフォーム提供サービスです。既にパートナー企業への導入は始まっており、今後国内でシェアを伸ばしていく方針です。

画像出典元:「日本オラクル」公式HP・業績補足資料

会社概要

会社名 日本オラクル株式会社
事業内容 ソフトウェア・ハードウェア事業、クラウドサービス事業など
所在地 東京都港区六本木一丁目6-1
設立日 1985年10月15日
代表 金子 忠浩
資本金 244億8,000万円

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