株式会社ブシロードの決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査

記事更新日: 2020/03/20

執筆: 山中恵子

『バンドリ!』と新日本プロレスが牽引!過去最高の売上・利益を達成した「ブシロード」の第2四半期決算

2020年7月期  第2四半期決算

  • 売上高:174億2,900万円(前年同期比+13.7%)
  • 営業利益:22億3,300万円(前年同期比+54.0%)
  • 経常利益:22億6,000万円(前年同期比+59.2%)
  • 四半期純利益:12億7,800万円(前年同期比+63.0%)

新型コロナウイルスの影響でイベント中止・延期が続く「ブシロード」の決算を見ていきます。なお、決算説明会開催は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催中止となり、説明会は動画配信となりました。

2020年7月期第2四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し2桁増収増益と好調に推移しています。同期間として過去最高の売上・経常利益を達成。特に利益に関しては、計画を大幅に上回って推移しています。

これは、デジタルIP事業、ライブIP事業ともに好調に推移したことによるものです。

なかでも、音楽部門・スポーツ部門で構成されるライブIP事業が牽引。音楽部門では「BanG Dream!(バンドリ!)」が、スポーツ部門では新日本プロレスが貢献し、当第2四半期においてライブIP事業は四半期として売上高・利益ともに過去最高を更新と絶好調です。

一方、IP発展のための新規イベントの開催や規模拡大による販促費増により、デジタルIP事業は当第2四半期において前年同期比で減益となっています。

セグメント別の業績

セグメント別の業績をもう少し詳しく見ていきましょう。

  • デジタルIP事業

デジタルIP事業は、過去最高の売上高を達成したMOG(モバイルオンラインゲーム)部門が貢献。

9月リリースの「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」(他社IP)が第2四半期にフル寄与。また、12月リリースの「ヴァンガードZERO」等新作タイトルによる売上増に加え、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」や「新テニスの王子様 RisingBeat」等既存タイトルも好調に推移。

MD(マーチャンダイジング)部門は、会場物販や通販などライブ関連グッズの売上伸長や、一般流通における「鬼滅の刃」グッズ等他社IPが好調に推移。

一方、TCG(トレーディングカードゲーム)部門は、売上が減少しています。

 

  • ライブIP事業

音楽部門、スポーツ部門ともに好調です。

音楽部門は、音楽ライブ「Rausch und/andCraziness」において2日間で5.8万人動員し「バンドリ!」関連史上最大規模のライブとなったほか、CDも好調に推移。

スポーツ部門においては、1月に開催された新日本プロレス初の東京ドーム2連戦興行が2日間で7万人を動員するなど大成功。また、11月にリリースしたスマートフォン向けアプリ「新日コレクション」の積み上げによりコンテンツ売上高も伸長しています。

 

資金調達

ブシロードは3月12日、みずほ銀行など7金融機関から80億5,000万円を借入すると発表。無担保での資金調達で、最大5年間で返済予定。

借入の理由として、事業拡大のほか、新型コロナウイルスの影響が長期化した場合の運転資金不足に備えるためとしています。

また、3月16日には、発行済株式総数(自己株式を除く)の6.18%にあたる100万株、20億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。取得期間は2020年3月17日から2020年10月23日まで。

IPディベロッパー体制の強化

IPディベロッパー体制のさらなる強化のため、さまざまな施策を実施しています。

1. 「響」、広告代理店事業を吸収し「ブシロードムーブ」に商号変更を発表(12月)

完全子会社である株式会社響(2020年2月1日に株式会社ブシロードムーブに商号変更)及び株式会社ブシロードメディアは、会社分割(吸収分割)によりブシロードメディアの広告代理店事業を響に承継させると発表。

2. 「劇団飛行船」および「ソプラティコ」の子会社化を発表(1月)

マスクプレイミュージカルや2.5次元ミュージカルの企画・制作・公演事業を展開する株式会社劇団飛行船、及びフィットネスクラブ事業を営む株式会社ソプラティコを子会社化すると発表。

ソプラティコは劇団飛行船の親会社であり、ソプラティコの子会社化を通じて劇団飛行船の子会社化も実施。株式取得日は2020年2月3日、取得価額は非開示。
 

3.  「ブシロードミュージック・パブリッシング」新設を発表(1月)

連結子会社である株式会社ブシロードミュージックの音楽著作権事業を会社分割(新設分割)し、新設する株式会社ブシロードミュージック・パブリッシングに承継するとともにブシロードミュージック・パブリッシングを100%子会社とすると発表。新設は、2020年4月1日予定。

新型コロナの影響

新型コロナウイルスの影響は大きく、3月中(一部4月含む)の主催イベントは中止・延期。また、新日本プロレスリングにおいては3月21日までの各大会が中止されました。

対策として、各部門においてオンライサービスの強化を行っていくとのこと。また、商品については中国に頼らない製造ラインを確保していくとしています。

なお、新型コロナウイルスの影響は現在精査中であるとし、通期の業績予想について現段階では変更ありません。

24ヵ月分相当(約240億円)の経常運転資金は既に確保しているとのことで、当面の経営状態に問題はなさそうですが、イベントの中止・延期が業績に与える影響は大きいものと思われます。

画像出典元:「株式会社ブシロード」決算説明資料

 

 

2020年7月期 第1四半期決算(19年12月更新)

  • 売上高:83億600万円(前年同期比+12.7%)
  • 営業利益:12億300万円(前年同期比+74.6%)
  • 経常利益:12億2,400万円(前年同期比+75.9%)
  • 四半期純利益:6億4,200万円(前年同期比+85.5%)

『バンドリ!』『新日本プロレス』『カードファイト!! ヴァンガード』といった人気IPを持つ「ブシロード」の決算を見ていきます。なお、ライブエンターテイメントをさらに強化するとして、今期より報告セグメントが変更されています。

●変更前
  • エンターテイメント事業
    (TCG部門/MOG部門/音楽部門/MD部門/メディア部門)
  • スポーツ事業
    (興行部門/MD部門/メディア部門)
●変更後
  • デジタルIP事業
    (TCG部門/MOG部門/MD部門/メディア部門)
  • ライブIP事業
    (音楽&舞台部門/スポーツ部門)

「デジタルIP事業」は、アニメ・ゲームを中心に展開するTCG(トレーディングカードゲーム)部門、MOG(モバイルオンラインゲーム)部門、MD(マーチャンダイジング)部門、及びメディア部門で構成。

「ライブIP事業」は、音楽ライブ等の事業を担う音楽&舞台部門、及びスポーツ興行等の事業を担うスポーツ部門から構成されることとなります。

それを踏まえて決算を見ていきましょう。

2020年7月期第1四半期の業績は、前年同期に対し2桁増収増益、特に利益は大幅増となっています。第1四半期としては過去最高の業績を達成、好調なスタートを切りました。

事業別に見ても、デジタルIP事業、ライブIP事業ともに好調に推移しています。

下記グラフは、セグメント変更に伴い四半期推移を再集計したものですが、デジタルIP事業のセグメント利益が倍増していることがわかります。これは、IPの成長で委員会ロイヤリティが伸長したことが要因。なかでも、自社IPである「BanG Dream!(バンドリ!)」が大きく貢献しています。

【グラフ】売上高・セグメント利益推移

なお、「令和元年台風第19号」の豪雨の影響により、連結子会社である新日本プロレスリングが所有する道場及び寮が浸水。この浸水による被害額として、当第1四半期において災害損失引当金2,610万円を計上し、第2四半期以降にこの被害による受取保険金3,381万円を計上予定。

復旧の見通しは2020年1月で、当該災害が営業活動等に及ぼす重要な影響はないとのことです。

資金調達

ブシロードは、借入金の返済および今後の持続的な業績拡大、企業価値の向上を目的として34億5,000万円の借入を決定。借入先は、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行で、借入実行日は11月29日及び2019年12月2日。

ライブエンターテイメントの強化

ライブエンターテイメント強化の一環として、さまざまな施策を実施しています。

1. 「劇団飛行船」との資本業務提携を発表(9月)

舞台領域での包括的な協力体制を構築するとして、マスクプレイミュージカル(ぬいぐるみ舞台劇)の企画・公演を展開する劇団飛行船との資本業務提携を発表。劇団飛行船の親会社であるソプラティコの14.5%持分を3,335万円にて取得することで資本参加。株式取得日は10月1日。

2. 女子プロレス事業の譲受を発表(10月)

連結子会社であるキックスロード(12月1日にブシロードファイトに商号変更)において、スターダムの女子プロレス事業の譲渡を受けることを発表。事業譲受日は12月1日、譲受価額は非開示。

3. キックスロード、ブシロードファイトへ商号変更を発表(10月)

スターダムより女子プロレス事業を譲り受けることにより、キックボクシングに限定せず、グループとしての一体感を目的としてキックスロードからブシロードファイトへ商号を変更。変更日は12月1日。

4. 新日本プロレス米国新会社の設立を発表(10月)

連結子会社である新日本プロレスリングは、世界最大規模のプロレスマーケットがある米国に「NewJapan Pro-Wrestling of America Inc.」を11月に設立すると発表。

5. キネマシトラスとの資本提携を発表(12月)

ブシロード及びKADOKAWAは、アニメーション制作スタジオのキネマシトラスと資本提携を行うと発表。12月2日にキネマシトラスが実施する第三者割当増資により発行される普通株式95株を引き受けたことで発行済み株式総数の31.8%を所有することになり、キネマシトラスはブシロードの持分法適用関連会社に

6. サンジゲンとの資本提携を発表(12月)

アニメプロダクションのサンジゲンとの間で資本提携を行うと発表。 株式取得日は12月20 日、取得株式数は250株、株式取得価額は非開示。

上場後も勢いは止まらず。業容拡大が続いています。

今後の見通し

第1四半期として過去最高の業績を達成し、特に利益項目は大幅増となりましたが、第2四半期以降に複数の新規IPのアニメ償却、新作MOGの費用計上、それらに対する積極的な広告宣伝を予定しているため通期の業績予想に変更はありません。

 

画像出典元:「株式会社ブシロード」決算説明資料

 

 

2019年7月期 通期決算(19年10月更新)

  • 売上高:321億7,500万円(前期比+11.4%)
  • 営業利益:30億5,800万円(前期比+4.4%)
  • 経常利益:30億3,100万円(前期比+1.2%)
  • 当期純利益:17億9,900万円(前期比+9.9%)

トレーディングカードゲームやキャラクターグッズの展開・販売のほか、プロレスリングの興業も行う「ブシロード」の決算を見ていきます。なお、ブシロードは、2019年7月29日に東京証券取引所マザーズに上場しています。上場後、初の決算です。

2019年7月期通期の業績は、前期に対し売上高は11.4%成長、すべての利益項目で過去最高を達成しています。

エンターテイメント事業、スポーツ事業ともに増収となりましたが、なかでもエンターテイメント事業の音楽部門とMD部門がそれぞれ前期比で59.8%増、58.8%増と売上高を牽引。この牽引を支える要素の1つが「バンドリ(BanG Dream)!」IPの成長であり、「バンドリ!」IPは年商100億円にあと一歩のところまで迫ってきています。

営業利益は、スポーツ事業が先行投資により前期比で減益となりましたが、主力のエンターテイメント事業が前期比で2桁増益と貢献し全体での増益を確保しています。

株価も続伸しています。「IPディベロッパー」戦略が評価されているようです。

ブシロードの株価推移画像出典元:SBI証券

セグメント別の業績

セグメント別の業績を詳しく見ていきましょう。

エンターテイメント事業

  • 売上高:266億7,500万円(前期比+11.8%)
  • セグメント利益:24億5,000万円(前期比+13.5%)

エンターテイメント事業は、TCG(トレーディングカードゲーム)部門、MOG(モバイルオンラインゲーム)部門、音楽部門、MD(マーチャンダイジング)部門、メディア部門の5部門で展開されています。

2019年7月期の業績は、TCG部門は売上減、MOG部門は横ばいとなったものの、音楽部門とMD部門の伸びが支え、全体では2桁増収となっています。

①TCG部門

  • 売上高:94億3,200万円(前期比△7.3%)

「ヴァイスシュヴァルツ」は11年の歴史のなかで過去最高の売上高を達成しましたが、「カードファイト!! ヴァンガード」「フューチャーカード バディファイト」は前期比で減収に。

一方、海外のカードゲーム事業は年々売上が伸びており、TCG部門の売上高に占める海外売上比率はおよそ26%に。海外の大会参加人数も前大会比で148%と非常に伸びている状況です。

②MOG部門

  • 売上高74億3,300万円(前期比+0.5%)

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト –ReLIVE-」 (配信元:エイチーム) 、「名探偵コナンランナー 真実への先導者」のゲームを配信開始しましたが、売上高は横ばいで推移。

一方、売上の柱である「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」(配信元:Craft Egg)はApp Storeセールスランキングにおいて初の1位ランクインを達成し、国内ユーザー1,000万人を突破と健闘しています。なお、MOG部門の海外売上比率は14%です。

③音楽部門

  • 売上高:32億6,000万円(前期比+59.8%)

音楽部門は、「バンドリ!」の好調により売上高が前期比で大きく伸長。「バンドリ!」関連のCDは100万枚を突破。2019年2月に同時発売された6タイトルのCDシングルは、すべてがオリコン週間ランキングの10位以内に入る結果に。

また、ブシロードミュージック主催の音楽イベントにはおよそ19万人が来場(ライブビューイング含む)と、とにかく音楽部門は好調です。

④MD部門

  • 売上高:45億5,300万円(前期比+58.8%)

MD部門は、立ち上げ3年で売上高は前期比1.6倍と大きく成長。商品開発と流通において、自社のイベント物販、ライブ物販はもちろん、一般のキャラクターグッズの流通、ゲームセンターのプライズの流通、街中のガチャポンの流通において、通年でしっかりと商品を供給したことが大きく寄与した模様です。

また、全世界・全店舗のアニメイト125店舗にて業界史上初となるアニメイトワールドフェアを開催し、およそ120万人が「バンドリ!」グッズを購入。

MD部門は他社IPの利用も積極的に行っており、「Re:ゼロから始める異世界生活」や「名探偵コナン」などの商品も好調に推移しています。

⑤メディア部門

メディア部門の売上高は資料に明記されていませんが、年末年始特別番組「24時間 バンドリ!TV」の放送や音響制作事業をスタートさせるなど新たな試みによってビジネスの幅を着実に広げているとのこと。

スポーツ事業

  • 売上高:55億円(前期比+9.6%)
  • セグメント利益:6億800万円(△21.1%)

ブシロードは、2012年に新日本プロレスを⼦会社化し、2016年にキックスロードを設⽴しています。新日本プロレスは1972年に旗揚げをした歴史あるプロレス団体で、キックスロードはキックボクシング興行会社であり、キックボクシングイベント「KNOCK OUT」を運営しています。

なぜブシロードは新日本プロレスを買収したのか?

そんな疑問が頭によぎる人も多いのではないでしょうか。選手たちのキャラクターや一人ひとりが紡ぐ物語が、IPとして魅力があったからだそうです。くすぶるIPも再燃させるという戦略は見事に成功。2019年7月期のIPランキングで、新日本プロレスは2位にランクイン。

スポーツ事業の売上高は、主に新日本プロレスの売上高が占めます。ということで、新日本プロレスの業績を見ていきましょう。

●新日本プロレス

  • 売上高:54億1,600万円(前期比+10.8%)

スポーツ事業の柱である新日本プロレスは、投資がかさみ減益となりましたが、売上高は好調に推移しています。2012年にブシロードが新日本プロレスを子会社化して以降、6年間で売上高は5倍以上伸び、2018年7月期には新日本プロレス47年の歴史のなかで過去最高の売上・利益を達成。そして、売上高に関しては2019年7月期にこの記録をさらに更新しました。

興行数は前期に比べわずかに減少したものの、中規模~大規模の興行を連日同一会場で開催する施策により、集客数は増加。興行日程の効率化を図った結果、興行部門売上は前期比で12.8%増に。

ハイライトは、プロレスの聖地と言われているニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行った大会。約16,000席が即日完売し、盛況のうちに終了。

コンテンツ部門は、動画配信サービス「新日本プロレスワールド」が会員数10万人を達成。MD部門は興行集客数の増加に加え、積極的なキャンペーン展開、コラボアイテム等の新商品の開発・市場投入により堅調に推移しています。

2020年7月期の業績予想

2020年7月期の業績は、前期に対し増収増益となる見込みです。

  • 売上高:360億円(前期比+11.9%)
  • 営業利益:31億円(前期比+1.4%)
  • 経常利益:31億円(前期比+2.3%)
  • 当期純利益:18億円(前期比+0.0%)

エンターテイメント事業は、MOG部門において「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS (スクスタ)」や「カードファイト!! ヴァンガードZERO」等の新規タイトルをリリース予定。これにより売上が拡大する見込みです。

一方、「D4DJ」や「ARGONAVIS from BanGDream!」などの新規IPを育成・発展させるために開発費及び宣伝費への積極的な投資を行っていくため、費用は増加する見込みです。

スポーツ事業では、東京ドームでの2連戦など規模の拡大、そして米国を主とする海外展開も拡大していくとのこと。

試合自体は150試合から160試合が限界であるため、動画配信サービスやテレビ放映を通じて収入を得ようというのが基本的な考え方です。右下のグラフのとおり、世界一のプロレス団体であるアメリカのWWEの収益構造は映像配信等が64%と大きな比率を占めています。新日本プロレスも、将来的には映像ビジネスを拡大させ、映像配信等を中心としたポートフォリオを目指すとしています。

現在は映像配信等が20%と比率が低いですが、この比率が伸びていくと利益も拡大していくと思われます。今後の展開に注目です。

画像出典元:「株式会社ブシロード」決算説明資料

 

 

第12期決算公告(19年7月更新)

  • 売上高:186億9,795万円
  • 経常利益:17億6,110万円
  • 当期純利益:10億5,465万円

と、なりました。

業績推移

決算期
(百万円)
16/07
(第10期)
17/07
(第11期)
18/07
(第12期)
売上高 14,955 15,002 18,698
経常利益 804 △74 1,761
当期純利益 381 55 1,054 

ブシロードは2007年5月にトレーディングカードゲーム(TCG)事業会社として設立されました。
それまで十分開拓されていなかった国内TCG業界で基盤を作ることに成功し急成長を遂げました。
2018年7月決算の売上高は288億8,900万円、経常利益は29億9,600万円。三期連続黒字となり業績も安定しています。
直近3期の成長ぶりは特筆すべきで、2017年3月期の売上高150億円から、186億円、227億円、288億円と年々売上げを伸ばし、4年間でほぼ2倍になりました。

事業内容

近年の成長の要因には業態の変化が挙げられます。それまでの中核事業TCGだけでなく、音楽、スマホアプリゲーム、商品展開、アーティストマネジメントなど幅広いエンタテインメントに事業領域を広げて来ました。
2012年には新日本プロレスを子会社化、その事業立て直しでも注目を浴びました。

 

主要IP

中核事業をIP(知的財産)ビジネスに切り替えるとしています。その代表作には年間売上高40億円を超える『バンドリ!』、『カードファィト!!ヴァンガード』、さらに『少女☆歌劇 レビュースタァライト』などがあります。

・カードファイト!! ヴァンガード
2011年3月に初弾を発売したトレーディングカードゲームを中心に展開しているIP
アニメ、コミック、舞台、コンシューマーゲームなど多岐にわたったメディアミックス展開 

・BanG Dream!(バンドリ!)
キャラクターとライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト
アニメ、ゲーム、リアルライブ、コミックなど様々なメディアミックスを展開

・少女☆歌劇 レヴュースタァライト
ミュージカルを原点としたアニメとの二層展開式少女歌劇という発想から創出されたプロジェクト

東証マザーズ上場へ

6月24日、東証マザーズへの新規上場が承認されました。2019年7月29日に上場予定です。

上場にあたっては発行済株式約1,360万株のうち既存株主の所有する約225万株を売り出し、あわせて210万株を公募増資するもようです。
公募価格、公開価格が決定するのは7月19日ですが、かなりまとまった資金を調達できます

増資については下記、参照にしてください。

出典:公式HP

会社概要

会社名 株式会社ブシロード
事業内容 トレーディングカードゲーム(=TCG)部門
モバイルオンラインゲーム(=MOG)部門
IPの企画・開発・プロデュース
所在地 東京都中野区中央1丁目38-1 住友中野坂上ビル
設立日 2007年05月
代表 橋本義賢
資本金 30億7,497万3,000円
kigyolog_kessanの最新記事をチェック

この記事に関連するラベル

他企業の情報

起業LOG運営のプロトスター社では一緒に働く仲間を募集しております

ページトップへ