となっております。
食品宅配事業の『Oisix』『大地を守る会』『らでぃっしゅぼーや』などを運営する「オイシックス・ラ・大地株式会社」の決算を見ていきます。
2020年3月期 第2四半期の連結業績は、売上は増収となり、EBITDA・営業利益についてはOisixの新規PR費用増などにより減益となりましたが業績予想に対して売上・EBITDA・営業利益ともに順調に進捗しております。
【グラフ】第2四半期 業績推移
事業別で見てみますと、「Oisix」はミールキットのニーズ増で会員数は13万人を突破し、好調で成長スピードが加速いたしました。また、集客拡大に向けた先行投資として「クレヨンしんちゃん」とのコラボやテレビなどへの露出が増え、社会の関心を集めました。
「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」はプロモーションを抑制し、オペレーションエクセレンスやサービスレベルの向上作業に注力したため一時的な運営費用の比率が上昇しました。その他事業は保育園卸の大幅な黒字化による利益が増加しました。
【トピックス】Twitter口コミ数とテレビ露出など
なお、通期業績予想には変更ありません。
画像出典元:「オイシックス・ラ・大地株式会社」決算説明資料
食品宅配事業の『Oisix』『大地を守る会』『らでぃっしゅぼーや』などを運営する「オイシックス・ラ・大地株式会社」の決算を見ていきます。
2020年3月期 第1四半期の連結業績は、減収減益となり、特に四半期純利益は前年同期と比べて約50%減となっています。
大幅な減益の要因は、前年同期の業績に18年2月に買収した連結子会社「らでぃっしゅぼーや」の4カ月間の損益が含まれていたため。
買収に関連し、前年同期の税金費用が少なかった反動もあり大幅な減益となりました。売上高は3%減、営業利益は11%減となり、買収に伴う特殊要因が業績を押し下げる結果に。
【グラフ】連結業績推移(実力値)
しかし、18年3月の損益を除外した3ヶ月間の業績を比較すると、売上高は6.6%増、営業利益は0.5%増と、ともに増収増益となっています。
国内宅配事業の主要3ブランドでは「Oisix」が大幅増収となり好調。
19年3月から実施したテレビCMなどの大規模なプロモーション施策などの影響で、定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」の会員数が大きく増加。
CM開始時の約20万6,000人から、同年6月末には約2万人増え、売上高の増加に大きく寄与しました。
それに伴い、プロモーション施策などでセグメント利益は減少しています。
一方、「大地を守る会」と「らでぃっしゅぼーや」の業績は落ち込みました。
19年6月26日、「ヤマト運輸株式会社」と協業の検討に関する基本合意書を締結。
同時に、「ヤマトホールディングス株式会社」および「株式会社農林漁業成長産業化支援機構」を引受先とする第三者割当による新株式の発行について決議しました。本第三者割当により、約8億円を調達することとなり、競争力強化のため、食品流通全体サプライチェーンのネットワーク構築への設備投資に使用する予定とのこと。
20年3月期通期の業績予想は、据え置き。前期に対して増収減益を見込んでいます。
17年10月、「オイシックス株式会社(2000年6月設立)」と「大地を守る会(1975年8月設立)」が経営統合し、「オイシックスドット大地」を設立。
のち18年2月、「らでぃっしゅぼーや株式会社」を子会社化。同年7月に現在の「オイシックス・ラ・大地株式会社」に商号変更しました。
3ブランドそれぞれに、安心・安全な食品の流通を通して、顧客の生活・価値観に沿った「コト」をお届け。
画像出典元:「オイシックス・ラ・大地株式会社」決算説明会資料
営業黒字転換!3Qは消費増税と暖冬の影響を受けた「RIZAPグループ」の第3四半期決算
セ・リーグに所属する球団運営会社とその親会社の決算をまとめてみました!
出版社発マンガアプリサービスを中心に急成長する「Link-U」の第2四半期決算
事業拡大期で黒字を継続している「ツクルバ」の第2四半期決算
マザーズ上場へ!電子マネー決済やQRコード決済等、消費者ニーズに合わせた決済手段を提供「GMOフィナンシャルゲート」の第21期決算
世界最速でiPS細胞の具現化を目指すバイオベンチャー「ヘリオス」の通期決算
インフルエンサーマーケティングやMimiTVも好調の「トレンダーズ」の第3四半期決算
マザーズ上場へ!「ヒト.モノ.コト」の正しさを認証、セキュリティシステムで証明、サービスの信頼性を支える「サイバートラスト株式会社」の第19期決算
LINEがグループで300億円出資を決定!巣ごもり消費で需要拡大が期待される「出前館」の第2四半期決算
最終27億円の赤字!新型コロナ追い討ちで資金繰りが悪化している「ペッパーフードサービス」の通期決算