デジタルクリエイタープロダクションの「株式会社エクストリーム」の決算を見ていきます。
売上高は前年同期比133.4%、営業利益は前年同期比666.2%と大きく伸長しました。
事業別では受託開発事業を除き、売上高・営業利益とも前年同期を上回り、コンテンツプロパティ事業は「ラングリッサー」効果が継続、安定的な収益となりました。
今後は受託開発事業の利益貢献が今後の課題のようです。
【グラフ】連結売上高・営業利益・営業利益率推移
ラングリッサー効果が継続していることにより、営業利益率20%超の水準を引き続き達成しました。 前四半期比においてもでは売上高・営業利益率ともに上昇しており、四半期ベースにおいて過去最高を更新。
【グラフ】ソリューション事業 月次プロジェクト数・稼働単価予想および実績
プロジェクト数、稼働単価とも概ね計画通りに推移しており、稼働単価は想定より5,000円~10,000円ほど上回る水準で推移し、社員を適材適所にローテーションさせる仕組みが奏功しました。
採用に関しても前期同様堅調な動きで定期的な技術者面談、フォローアップなどで離職も減少傾向にあります。
2020年3月期の業績予想には変更はありません。
画像出典元:「株式会社エクストリーム」決算説明資料
デジタルクリエイタープロダクションの「株式会社エクストリーム」の決算を見ていきます。
デジタルクリエイタープロダクションとして具体的には、以下のような事業を展開しています。
事業概要
2020年3月期 第1四半期の連結累計業績は、前年同期に対し大幅な増収増益を達成。
売上高16億7,500万円(前年同期比43.9%増)、営業利益3億4,700万円(同6.7倍)、経常利益2億9,200万円(同5.7倍)、最終利益1億9,800万円(同6.7倍)となっています。
全事業セグメントにおいて、売上高・営業利益が前年同期を上回りました。
コンテンツプロパティ事業の利益貢献度が大きいですが、ソリューション事業も順調に推移しており、営業利益率は前年同期比で約14%上昇し、利益率が大きく改善しています。
一方、受託開発事業では大型案件はありませんでしたが、18年5月より子会社化した「株式会社EPARKテクノロジーズ」の収益が加わったことにより、業績に貢献しました。
2018年8月から中国にて配信開始されたスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』における許諾地域の拡大が進んでいます。
具体的には、2019年4月より日本、2019年6月より韓国、ロシアにて配信が開始され、日本・韓国においてはセールランキングにおいて上位を記録し、順調な滑り出しとなっています。
なお、『ラングリッサー』に係るロイヤルティ収益の計上については、各許諾地域における売上集計作業およびライセンス許諾先である天津紫龍奇点互動娯楽有限公司(中国・北京市)からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益に係る報告サイクルが定められていることから第1四半期連結累計期間における収益は、2019年2月~4月の3ヶ月分となっているとのこと。
2020年3月期 通期の業績は、前期に対し増収増益を見込んでいます。
画像出典元:「株式会社エクストリーム」決算説明会資料
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