Sansan(サンサン)株式会社の決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2018/09/04

執筆: 山中勝輝

販管費が88億円に!上場が噂される名刺管理サービス「Sansan」の第11期決算

第11期決算公告

Sansanの業績推移

決算期
(百万円)
16/05
(第9期)
17/05
(第10期)
18/05
(第11期)
売上高 3,150 4,834 7,318
営業利益 △1,350 △656 △3,006
経常利益 △1,362 △657 △3,022
当期純利益 △1,366 △667 △3,294
利益剰余金 △1,366 △667 △3,294

2018年第11期の売上高は73億1,800万円、前年同期比51%増と急成長しています。しかし、当期純利益は30億円の最終赤字。

赤字の原因は売上高を超える販管費、特にCMなどの広告宣伝費によるものと考えられます。2014年からの売上高と販管費の推移を見てみましょう。

売上高は2014年から右肩上がりとなっていますが、それに伴って販管費も急増しています。名刺管理ソフト市場は、LINEのmyBridgeやWantedlyのWantedly Peopleなど、競争が激化しています。そのため、Sansanはマーケティング活動を拡大し、一気にシェア獲得へ動いていることが分かります。

さらに、今期の決算公告のポイントは、第9期から第11期まで当期純利益と利益剰余金が同額となっていることです。Sansanは近いうちの上場が噂されている企業です。ここ3期で減資をして利益剰余金のマイナスを補填していることからも、上場への準備を進めていると考えられます。

Sansanとは

Sansanは7,000社の企業が導入する名刺管理サービス「Sansan」と200万人が使う名刺管理アプリ「Eight」を展開しています。「Sansan」は法人向け名刺管理サービスで業界シェア81%を獲得しています。

42億円の資金調達を実施

Sansanは2017年8月に未来創生ファンド、DCM Ventures、Salesforce Venturesから総額42億円の資金調達を実施。累計資金調達額は82億円となりました。この資金調達を受けて、Sansanは海外マーケットのマーケティング活動に力を入れ、アジアNo.1のビジネスプラットフォームを狙うのが目的です。

今後の業績や上場への動きに注目していきたい企業です。

会社概要

会社名 Sansan株式会社
事業内容 クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売
所在地 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル 13F
設立日 2007年6月
代表 寺田 親弘
資本金 46億716万円(資本準備金も含む)

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