株式会社自律制御システム研究所(ACSL)の決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2018/08/19

執筆: 狐塚真子

4億6,000万円の最終赤字に!産業用途に特化した国産ドローンの製造を行う「ACSL」の第6期決算

第6期 決算公告

  • 売上高:3億7,018万円
  • 経常利益:△4億5,415万円
  • 当期純利益:△4億6,041万円
  • 利益剰余金:△10億2,126万円

当期純利益は4億6,041万円の赤字となりました。

自律制御システム研究所(ACSL)は、物流・空撮・測量・点検等、産業用に特化したドローンを開発しています。千葉大学特別教授の野波 健蔵氏の完全自律型ドローン技術を応用して、2013年に設立されました。

楽天のドローン配送サービスの「そら楽」で使われている機体の製造も行なっています。

画像出典元:「自律制御システム研究所」公式HP

世界最大手のドローンメーカーである中国のDJIの2017年の売上高は27億ドル。ドローン市場は2020年までに150億ドルまで拡大すると言われている中、ACSLの売上高は3億円に留まっています。

ようやく国土交通省が8月に離島や山間部でドローンによる遠方への荷物の配送を解禁。2020年以降に都市部での商用化を本格的に推進していくと発表したので、これからのACSLの活躍が楽しみです。

多額の資金調達に成功

ACSLはこれまで巨額の資金調達に成功しています。

2016年3月には楽天およびUTECから総額7.2億円の増資を完了し、経営力の強化・売上の成長を遂げています。

また2018年1月9日には、未来創生ファンドおよびiGlobe Partners・みずほキャピタル・東京大学エッジキャピタルが運営するファンドと、投資家の千葉功太郎氏が運営するDrone Fundを引受先とする、総額21億2000万円の第三者割当増資の実施を発表しました。

今後の海外進出によるグローバル環境での競争、技術革新の加速を見据えた中期的な経営資本の増強が目的です。

これにより、ACSLがこれまでに調達した資金は累計で約28億となりました。

マザーズ上場へ

2018年12月21日に東証マザーズ市場に上場しました。

公開価格3400円を下回る初値となりましたが、国産ドローン・ベンチャーによる初のIPOとして注目を集めました。

会社概要

会社名 株式会社自律制御システム研究所(ACSL)
事業内容 自律制御型各種ロボットシステムの開発・製造・販売
所在地 千葉県千葉市美浜区中瀬二丁目6番地1 WBGマリブウエスト 32階
設立日 2013年11月1日
代表 太田 裕朗
資本金 30億4,201万(資本準備金含む)

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