ウォンテッドリー株式会社の決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2019/01/29

執筆: 山中恵子

経常利益3.4倍!採用領域に加えてマーケティング領域へと展開する「ウォンテッドリー株式会社」の第1四半期

2019年8月期 第1四半期 業績

  • 営業収益:6億8,700万円(前年同期比+58.8%)
  • 営業利益:9,500万円(前年同期比+252.5%)
  • 経常利益:9,500万円(前年同期比+235.0%)
  • 四半期純利益:5,600万円(前年同期比+376.4%)

2019年第1四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し売上高が58.8%増、営業利益が約3.5倍と大幅な増収増益となりました。


営業収益の四半期推移

9月から11月にかけての第1四半期は季節的にやや弱含む期間ですが、有効求人倍率が高水準で推移し、人材採用の需要が活発な状況が続いている背景もあり、ビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly」は堅調に成長を続けています。

転職活動や学生の就職活動、企業の人材採用活動においてインターネットなどのテクノロジーの活用は拡大傾向となっており、当第1四半期末時点で登録企業ユーザ数は3万222社、登録個人ユーザ数は163万8,959人となりました。

販売管理費の四半期推移

販売管理費は、事業拡大に伴い人件費を中心に費用が増加しました。

2017年、2018年の第2四半期にはPeopleへの積極的な広告宣伝費を投下していますが、2019年もPeopleへの先行投資は継続予定です。

Wantedlyの主要サービス

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会社訪問サービス「Wantedly Visit」

Wantedly Visitは、転職活動・仕事探しに使える国内最大の無料のビジネスSNSです。給与や勤務時間といった条件面ではなく、会社の想いやビジョン、働いている人たちに”共感”することで、自分の働きたい企業を探すサービスです。

 

当初は、スタートアップ企業を中心に利用されていましたが、自治体や大手企業の利用も増加しています。

 

会社のミッションやビジョンに共感したユーザーが、募集ページにある「話を聞きに行く」ボタンを押すことで気軽に会社を訪問することができ、「話を聞きに行く」ボタンは現在月に7万回押されています。

 

Facebookとの連携も可能で、募集ページへの来訪者の半分はSNS経由というのが特徴です。2012年2月のサービス正式ローンチからこれまで月間200万人を超えるユーザーが利用するサービスに成長しています。

Wantedlyのビジネスモデル

 

登録ユーザは20~30代が8割を占め、職種はエンジニアやデザイナーなどITリテラシーの高いユーザが多く登録しています。また近年、インターンのニーズが増え、Wantedlyを通してインターンシップを経験する学生も増加しています。

 

利用企業ユーザはWeb・モバイル関係が相対的に多いですが、企業の業種は多様で従業員数100名以下の企業が中心となっています。

 

採用側の企業は企業向け管理ツールWantedly Adminを利用します。Wantedly Adminは、SNSを活用して低コストで優良人材を獲得できるサービスです。

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つながり管理アプリ「Wantedly People」

Wantedly Peopleは無料の名刺管理・連絡先アプリです。スマートフォンのカメラで最大10枚の名刺を一括スキャン、即データ化し連絡帳に追加できます。

 

2016年11月にリリースして以来、現在は300万人が利用しています。経営層・部課長以上の役職者が多数利用し、20代~30代が45%、40代~50代が46%と幅広い年齢層となっています。

 

Wantedly People - 「話題」機能内の広告メニュー

 

Wantedly People の「話題」機能内にWantedly People Adsの提供を2017年7月より開始しました。Wantedly Peopleのユーザー層は高所得なビジネスリーダーが多く、リーチしづらいビジネスリーダー層へのアプローチが期待できる広告を提供しています。

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ビジネスチャット「Wantedly Chat 」

Wantedly Chatは、無料のビジネス用グループチャットアプリ(旧Sync) です。

 

セキュリティ対策を一層強化した、100名以上の規模の企業向けの有料サービス「Wantedly Chatビジネスプラン」も提供しています。

Wantedlyのこれから

2019年8月期は前年比3割増収を計画しており、現時点では計画通り進捗しています。今後は、企業ユーザ層の拡大、個人ユーザ層の拡大、対象市場の拡大を目指します。

企業ユーザ層の拡大としては、中小企業・スタートアップだけでなく大企業の開拓も行います。顧客が首都圏に集中しているので、非首都圏での開拓も行っていきます。さらにグローバル展開も加速させていきます。

個人ユーザ層の拡大としては、PeopleとVisitの連携強化でよりアクティブなプラットフォームにし、さらなる個人ユーザの獲得を狙います。

対象市場の拡大としては、既存の採用領域に加えて、Wantedly Peopleを軸にマーケティング領域へと展開していきます。

画像出典元:「ウォンテッドリー」決算説明資料

 

 

2018年 通期決算

  • 営業収益:21億6,300万円(前年比+67.7%)
  • 営業利益:1億8,100万円(前年比+182.5%)
  • 経常利益:1億7,700万円(前年比+198.9%)
  • 純利益:1億400万円(前年比+303.5%)

2018年連結会計年度において、営業収益は前年比+67.7%の大幅増収、営業利益は約3倍となりました。

人材採用の需要は活発な状況が続いており、人材採用活動におけるインターネット活用も拡大傾向にある中、ビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly」は堅調に成長を続けています。

平成30年8月末時点で登録企業ユーザ数は前連結会計年度末から4,430社増加し2万8,807社、登録個人ユーザ数は前連結会計年度末から59万4,101人増加し148万4,713人となりました。

主力サービス「Wantedly Visit」「Wantedly Admin」のサービス改善への取り組みや既存サービスの拡大を図る一方、つながり管理アプリ「Wantedly People」の展開や海外市場の開拓も進めています。

画像出典元:「ウォンテッドリー」決算説明資料

会社概要

会社名 ウォンテッドリー株式会社
事業内容 ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営
所在地 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F
設立日 2010年9月
代表 仲 暁子
資本金 2億2,595万円

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