複数の名刺を同時に読み取ることができ、機械学習が進んでいるので精度も上がっています。そのため、撮影して読み取った情報に誤りがあって手直しする必要もなくなるので、重宝される名刺管理ツールです!
複数の名刺を同時に読み取ることができ、機械学習が進んでいるので精度も上がっています。そのため、撮影して読み取った情報に誤りがあって手直しする必要もなくなるので、重宝される名刺管理ツールです!
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Wantedly PeopleはWantedly株式会社が提供している個人用の名刺管理ソフトです。
無料で使用することができ、複数の名刺を同時に取得することや自身のプロフィール欄に複数の名刺を登録することができるなど他の名刺管理にはない独自の特徴を持っています。
Wantedly Peopleの場合、複数の名刺を同時に読み取ることが可能です。さらに、自動的に文字を認識して瞬時にデータ化します。この2つの機能によって名刺登録にかかる時間は大きく短縮できます。
筆者も実際に同時読み取り機能を使用してみました。
実際の画面
最大10枚まで同時に読み取ることが可能ですが、今回は4枚で使用してみたところ撮影がすぐに完了し、わずか数秒でデータを読み取ることができました。とてもスムーズに登録できるので非常に便利です。
ただ、文字認識力がまだまだ低いという印象を受け、複数枚の名刺を同時に読み取るためメールアドレスの英語が上手く認識できない、といったミスもややあるので、正確性を重視するのであれば1枚ずつ読み取るのが無難かと思われます。
Wantedly Peopleでただ名刺情報を管理するだけでなく、交換後の関係性を保つための有効な情報も提供してくれます。相手との人脈を構築するには相手のことをよく知ること、そして共通の話題を持っておくことが有効的です。
アプリ内に「話題」というタブがあります。これは一般的なニュースの表示に近いものですが、より相手に関連する情報が表示されるようになります。例えば上の画像のように、ある特定の会社に関するニュースやその業界でのニュースが表示されます。
こうした情報を知っておくと相手との話のネタとなり、コミュニケーションが図りやすくなることでしょう。
挨拶文は「話題」上で表示
Wantedly Peopleリリース時にはありませんでしたが、「挨拶文」という機能が追加されています。これは自分のアピールができる機能です。
自分のプロフィールを作成しておけば、挨拶文の投稿ができるようになります。上の画像のように入力すれば、「話題」上に表示されるようになります。個人的に知らせたい情報がある場合にも利用価値があります。
それでは早速使い方を説明していきます。
アプリをインストールすると①の画面になり、「今すぐはじめる」を押します。
すると②の画面になるので、画面下の「◯ボタン」を押すと名刺読み取りが開始されます。
③で名刺を撮影し、わずか数秒で名刺を読み取ることが可能です。
本当に数秒で読み取ることができるので、非常にスピーディでストレスなく使用することができました。
名刺撮影後、④の「つながりに追加」を押すと名刺追加され完了です。
⑤は名刺でつながっている人を一覧で見ることができます。
名刺情報も会社名/役職・電話番号・メールアドレス・住所を自動で登録されており、もちろん名刺画像も保存されています。
率直な感想として、とてもスピーディでストレスなく使えると思いました。撮影から名刺情報登録までの流れが非常に早いのは大きなメリットと言えるでしょう。
ただ1つ、強いて言うなら撮影した名刺の画質が悪いと感じました。
EightやmyBridgeは撮影後に手入力されるため画質が非常に高いのですが、Wantedly Peopleはスピードを意識しているのかやや画質が悪く、文字認識力も多少低いように感じます。
・時間がかかっても正確な名刺情報を登録したい方はEightやmyBridge
・スピードを重視したい方はWantedly People
を使用するのが良いでしょう。
Wantedly Peopleは名刺情報登録後、アプリ上から相手にメールを送ることができます。
この機能は他の名刺管理ツールでも同様に準備されてますが、Wantedly Peopleだけは定型文を自動で作成してくれるため、メール送信がとてもスムーズになるのが特徴です。
会社で働いている方は、名刺の情報を社内で共有することもあるでしょう。
Wantedly Peopleを使えば名刺情報をオンライン上で共有することができ、共有方法はリンクをコピー・LINE・メール・Facebookから選ぶことができます。
登録した名刺を社員のメンバーと共有して、営業や業務に活かせるのはとても便利です。
Wantedly PeopleではPCからCSVデータをインポート/エクスポートするだけで名刺データを引き継ぐことができます。
インポートとエクスポートができるサービスは以下です。
引き継ぎ機能はPCからの操作のみ使用できるので注意しましょう。
過去に別の名刺管理ツールを使用していた方は、簡単に名刺情報を引き継ぐことができるので安心ですね。
以上が「実際に使ってみた!Wantedly Peopleの使い方や評判などを徹底解説!」についてでした。
Wantedly Peopleは10枚同時読み込みや、共通の話題をニュースで表示されるなど、他のツールにはない独特な機能を備えています。
また、Wantedly Peopleは無料アプリのため、登録を解除してもリスクは0です。
この他にもEightやmyBridgeなど名刺管理アプリはたくさんあるため、他との比較のためにも1度使ってみることをおすすめします!
画像出典元:「Wantedly People」公式HP
Wantedly Peopleは基本的に無料で使用することができます。
ビジネスで使用する多くのITツールは有料です。しかし、スマホで使用可能なアプリなどは無料での提供が基本となりつつあり、Wantedly Peopleでもこの流れに沿った料金体制となっています。
使用料金は不要
グループ分けをしたり、名刺の管理を簡単にして業務の効率化をしたり、ミスを減らすため。
2018年9月〜2021年8月
・複数枚の名刺を同時に読み込むことが可能。時間の短縮にもつながる。
・メンバー間で名刺の共有ができる。
・精度が良くて、9割くらいは正確なので、修正の手間があまりない。少し傾いていても問題なく読み込んでくれて、助かった。
・日付や特徴もメモすることができる。名刺交換をした人がどんな人物だったか、忘れずに済んだ。
・裏も表も両方登録することが可能。
・シンプルで、直感的な操作ができる。
簡単に読み込めるし、名刺を交換する機会が多い企業には、良いなと感じた。
無料でこれだけ使えるなら十分だし、気軽に導入してみて継続させるのか判断しても良いと思う。
無料
無料
職員が名刺交換をして作ったコネクションやネットワークを、部署内で共有するため。
行政機関だが、所属長の責任のもと部署内で利用していた。
2020年4月〜2022年10月現在も利用中
・無料で使えた。個人情報の取り扱いの観点から、名刺管理のツールの利用は行政機関としてはハードルが高く、部署内でのみで内密で使っていた。そのため、予算化することができず、無料で使えることが必要要件だった。
・スマホカメラでの名刺の読込みがスムーズだった
・誰でも感覚的に使える操作性だった。名刺の読み込みは臨時職員の方にお願いしていたが、システム名やID等を伝えただけで、アプリのダウンロードから名刺の読込みまで、特に細かな指示を出さなくてもやっていただけた。
・自分でも操作してみたが、マニュアル等を確認しなくても、感覚的に使えた。
個人情報の取り扱いなので、行政機関が正式に組織全体で導入するのはハードルが高いと思う。
無料
人事異動や退職後も連絡先を継承するため。
2020年はじめ〜2022年9月
ツールを使っていた組織を退職したため
・登録済みの名刺が重複した際に、わかるようになっていない
・部署内で一つのアカウントを共有するために、複数の端末から自由にアクセスしていた。IDとパスワードを知らなければアクセスできないが、端末認証して管理しているデータに比べると、セキュリティは緩いという印象だった。
・一つのアカウントを部署内で共有して活用していたが、セキュリティ的な緩さを感じる
・「いつ、どこで会ったか」を名刺にメモしていたが、それらの手書き文字を自動で読み込みできない
・異動や退職が多い民間企業では、コネクションやネットワークを組織の財産として維持するために活用するとよいと思う。