営業担当はもちろん、社外の人と接する機会が多い方にとって、どんどん増えていくのが名刺。管理に困ることもありますよね。
より手軽に名刺管理を行いたい方におすすめしたいのが、名刺管理アプリです。
今回は数多くある名刺管理アプリの中から、おすすめの9選を紹介します。
無料で使用できるアプリと無料使用期間があるアプリとがありますので、ぜひ最後までご覧ください。
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
画像出典元:「Eight」公式HP
AIと手入力を組み合わせた最高水準の技術で、名刺を正確にデータ化するEight。このアプリを通じて繋がると、相手の近況情報が通知されるようになります。
また、すぐに名刺情報へアクセスでき、メモの検索やグループ分けも可能。気軽に連絡できるメッセージ機能もあります。
・名刺を撮るだけでデータ化
・近況情報の通知
・名刺情報へのアクセス
・メッセージ
・パソコンからも使用可能
基本的には無料で利用可能です。
社内で顧客情報の共有がしたい!という場合にはEight Teamプラン(1チーム月額12,000円+11名以降はアカウント料400円/人)があります。
流通
101〜250人
つながりたくない相手ともつながってしまう
つながりたくない相手ともつながってしまうところです。過去に取引していた会社と継続してつながるかどうかは、自分で決められる設定にしてほしい。転職後は、自分で設定を切り替えないと自動的に転職先がばれてしまうので、個人情報が洩れすぎだと思います。
製造
1001人以上
画像認識能力も高く動きもサクサクと動くので使いやすい
画像認識能力も高く、動きもサクサクと動くので使いやすいです。各自で名刺情報をアップデートするだけでよく、自動で情報が紐づく機能は大変便利です。4枚までまとめて撮影できるところは非常に使い勝手が良いと思いました。
画像出典元:「Wantedly People」公式HP
400万人が使っている人脈・名刺管理アプリが、Wantedly Peopleです。スキャンした名刺データから相手に関する情報をその場で検索できます。
すべての名刺情報は人工知能によって処理されるため、セキュリティ体制も安心です。
・1回の撮影で10枚同時読み込み
・スマホの連絡先と同期でき、着信に名前表示
・連絡先の共有
・データの移行
・連絡先をCSVに保存
無料です。
その他
31〜50人
勝手に登録されるので不安
あまり気付かれたくない相手先に、自分がいる会社が取引先であることが知られてしまったので、このときが一番困りました(仕事先の詳細もプライベートな情報だと思うので)。初期設定は、自動登録ではないほうがいいと感じました。
イベント企画
2〜10人
スマホとも連携出来て便利
名刺情報を読み込んで電子管理してくれるので、面倒なファイル管理が必要なくなりました。スマートフォンと連携させれば自動的に電話帳にも登録されるため、着信時などは名前表記が出て使いやすいです。
画像出典元:「CAMCARD」公式HP
1,000社以上で導入されているCAMCARD。OCR機能があるため最短5秒でデータ化でき、全社員で名刺情報を共有できる仕組みが整っています。
外部サービスとの連携も充実しており、柔軟な使い方ができる名刺管理アプリです。
・マルチデバイス
・共有
・スキャナ利用
・簡易SFA
・メルマガ配信機能
・人事情報配信
・多言語対応
通常利用には費用が発生しますが、無料トライアルが用意されています。
STANDARD:1,400円 / ID / 月
PROFESSIONAL:2,200円 / ID / 月
メーカー
101〜250人
検索機能が便利だが認識機能が少し甘い
名刺に書いてある文字を正確に認識されない時があります。 写真で撮影して、登録するときに、登録された企業名や名前が全く違う文字で認識され登録されていて自分でもどこの企業かわからない時がありました。
IT
2〜10人
Excelにエクスポート可能で他の資料にも活用できる
名刺撮影による情報の一括登録と同期、エクセルにデータをエクスポートできるところが使いやすい。エクセルにすることで、そのほかの資料作りにも活用が可能。
画像出典元:「トーニチ・ネクスタ・メイシ」公式HP
「トーニチ・ネクスタ・メイシ」は、初期費用0円/1ユーザーあたり月額660円(税込)~コストパフォーマンスの高さが魅力の法人向け名刺管理アプリケーションです。
営業サポート機能が搭載されており、営業支援ツールとしても活用できます。
名刺情報からコンタクト履歴やタスク管理などを確認できるので、営業活動の効率化にも役立つでしょう。
シンプルな操作のみで簡単に利用できるので、名刺管理ソフトを初めて利用する方でも安心。
最大100名まで利用できる無料トライアルがあり、導入しやすいです。
名刺の登録枚数に制限がないため、追加料⾦は発⽣しません。
1カ月の無料トライアルがあり、導入しやすいです。
画像出典元:「OUR CARD」公式HP
「OUR CARD」は、全従業員が簡単に使えることを第一条件として開発されたUIに優れた名刺管理ツールです。
無料トライアル期間は1カ月間となっています。
営業会社が開発したツールなので、営業職に重宝する機能が充実。名刺情報からワンタッチで電話をかけられたり、メールを送れたり、経路を検索できたり、営業職の業務効率化に直結します。
名刺管理に必要な機能だけを搭載したシンプルさで、1ユーザー1,100円~と安価な料金を実現。
コアな機能を集中的に、かつ安価に利用したい企業にうってつけです。
初期費用 | 0円 |
月額費用(税込) | 1,100円×ユーザー数 |
2年目からは年払いとなり、1ヵ月分の料金が無料になります。
【2年目以降の1ヵ月の利用料金】
1,100円 × 11ヵ月分の利用料 ÷ 12ヵ月=1,008円(税込)/1ユーザー
名刺の登録枚数に制限はありませんが、1契約につき3万枚を超えた場合は、別途データ保管料が発生。データ保管量は、1万枚ごとに月額1,430円(税込)です。
そのほか、名刺取込用の専用スキャナとタブレットPCは別途見積りですが、価格はおおよそ12万円ほど。
画像出典元:「myBridge」
myBridgeはLINE社が提供している名刺管理ツールです。
今までの名刺管理ツールは連絡先を同期したり、知らぬ間に相手と繋がっていることがありましたが、myBridgeは名刺管理に特化したツールなので無駄な機能が少なく、とてもシンプルなツールです。
無料です。
一日に登録できる名刺の枚数や入力事項の上限も決められていないので、好きなだけ無料で登録できます。
画像出典元:「Cardful」
得意先やパーティ等で交わした大量の名刺を適切に管理したい場合に適しています。
お得意様情報を営業職や管理職で共有したいと考えている場合にもおすすめです。
無料プランは、名刺の読み取り(OCR)が初回30枚+毎月10枚までと数が限定されています。
1,400円追加してアップグレードすると、枚数制限がなくなります。
画像出典元:「Evernote Scannable」
Evernote Scannableは、簡単に名刺をデータ化できる便利なスキャニングアプリです。アプリを開くだけで自動で名刺を認識し、スキャンします。
明暗やブレ、上下逆転等のデータの補正もアプリが行い使えるデータに自動変換可能なので、大変使いやすいアプリです。
他社の名刺管理ソフトと比較して、名刺の認識精度が高く作業をスピーディーに行えます。
無料です。
画像出典元:「名刺ファイリングCLOUD」
名刺管理に悩んでいる会社や、名刺データを社外へ持ち運べず不便を感じている方には名刺ファイリングCLOUDがおすすめです。
メンテナンスやシステム構築が不要で、手間をかけずに名刺管理が可能です。SNS連携は備えていないため、機密性の高いデータを扱う会社は重宝するでしょう。
無料です。
101枚以上の名刺登録には別途料金が発生します。
名刺管理アプリで名刺をデータ化する方法は、主に2種類あります。
まずはOCR機能による自動入力です。OCR機能とは、画像データから文字を読み取り、テキストデータへと自動的に変換してくれるもの。名刺をデータ化するための手間がかからず、簡単にアプリへ取り込めます。
次は、人の手による入力です。撮影した画像がアプリ管理会社のオペレーターのもとへ送信され、オペレーターの手入力によってアプリに取り込みます。
OCR機能はその場ですぐに入力できますが、精度によっては補正に手間がかかる場合もあります。一方、人の手による入力はミスが少なくなりますが、OCRよりもデータ反映には時間がかかります。
どちらのスキャン方法が良いのか、まずは選定しましょう。
名刺管理アプリには、名刺管理以外にも書類保存機能・商談履歴の管理機能・名刺交換した相手の情報収集機能・多言語対応等、様々な機能を付随するアプリがあります。
機能が充実していればいるほど便利に活用できると感じますが、あまりにも機能が多すぎると使い勝手が悪くなってしまうこともあります。
まずは自社にとってどの機能が必要なのか、見極めることが大切です。
MAツールやLINE等といった外部ツールと連携できると、より利便性が向上するため、名刺管理アプリを選定する際にはチェックしておきたいポイント。
普段自社で使用しているツールと連携できるか否かを確認したうえでアプリを導入すると作業効率を上げられます。
自社にとって他ツールとの連携が必要か否かの判断を行い、アプリの選定を行いましょう。
名刺管理アプリは、それぞれのアプリごとに料金体系も様々です。
機能や登録枚数を制限した状態でずっと無料で使えるアプリもあれば、無料プランと有料プランを用意しているアプリもあります。そして、有料利用の前提として無料でお試しできるアプリもあります。
それぞれのアプリによって特徴や機能、料金も異なりますので、今後を見据えてどのタイプのアプリを使うか検討しましょう。
紙の名刺の場合、ファイリングをしたり並べ替えたりと、収納するだけでも時間がかかります。また、ビジネスを展開していく中で名刺の情報が必要になった時も、すぐに探し出すことは至難の業です。
しかし、名刺管理アプリを導入すると、名刺を読み込むだけで情報が取り込まれ、必要な時にすぐ情報を引き出せます。
名刺管理に費やしていた時間や労力を極限まで減らせるのが、名刺管理アプリです。
紙の状態で名刺を管理している場合、その名刺情報を保持しているのは名刺交換をした本人だけだったため、社内で情報共有するのは難しい状況にありました。
その点名刺管理アプリでは、名刺を交換するたびにアプリに情報が取り込まれるため、名刺交換をした本人以外の社員も情報を得られるようになります。
また、各担当者が名刺交換を行うたびに情報がアップデートされるため、アプリに保存されている情報は常に最新のものとなり、よりスムーズに社外交渉が行えるようになります。
名刺管理アプリは社外からも使用できるため、名刺交換をしてすぐにアプリへ情報を登録でき、必要な情報もすぐに探し出せます。
名刺交換を行ってすぐにアプリへ登録することで名刺紛失のリスクを下げることも可能。
電話帳のツールと連携可能な名刺管理アプリであれば、急にかかってきた電話がどこからかかってきたものなのかすぐに判明するため、対応しやすくなるというメリットもあります。
様々な種類のある名刺管理アプリですが、中にはセキュリティ体制が整っておらず情報漏洩の危険性があるものもあります。
名刺管理アプリを導入する際は、どのようなセキュリティ状態なのかをきちんと確認しておきましょう。
名刺の情報はすでに営業履歴や顧客管理といった箇所にまとめている会社も多いと思います。
そのため、新たに名刺管理アプリを導入すると、今まで使用していたソフトとアプリと両方に情報を入力する必要が出てきてしまい、手間が増えてしまう場合があります。
また、従来通り紙でファイリングをした方が使い勝手が良いという意見を持つ社員もいるかもしれません。
現在の自社における名刺情報の管理体制を把握すると共に、今後どのような形態で名刺情報を管理していくのがベストなのかを検討したうえで、名刺管理アプリの導入を行ってください。
名刺の管理がしやすくなり、必要な情報をすぐに探し出せるようになる名刺管理アプリ。
今回は無料で使用できるアプリと無料期間が設けられているアプリをご紹介しましたので、名刺管理に課題を抱えていると感じている方は、ぜひお試しください。
画像出典元:O-dan