【最新比較】不動産向けCRMツールおすすめ11選!メリットや選び方・導入事例も紹介

【最新比較】不動産向けCRMツールおすすめ11選!メリットや選び方・導入事例も紹介

記事更新日: 2025/06/23

執筆: 桐野ひさや

顧客対応が属人化し、追客漏れが多いとお悩みではありませんか?

不動産業界では、多くの顧客と物件情報を効率よく管理し、営業機会を逃さない仕組みとして不動産業向けCRMツールが注目されています。

本記事では、不動産向けCRMツールの基本から導入メリット、そしておすすめの不動産向けCRMツール11選をご紹介します。

おすすめサービスの比較を無料で!

不動産向けCRMツールの資料を一括ダウンロード

このページの目次

目次を開く

不動産向けCRMツールとは

不動産向けCRM(Customer Relationship Management)ツールとは、不動産業務に特化した顧客管理システムです。

従来の管理システムや紙ベースでの管理と比較して、情報共有や追客活動の効率化が期待できます。

不動産向けCRMツールは、一般的なCRMツールよりも不動産業務に特化しているため、顧客の希望条件や物件情報の管理など、チーム全体で顧客対応しやすいでしょう。

近年、オンライン相談やリモート内見など、インターネットでの顧客対応が増えたことにより、不動産向けCRMツールを活用した効率的な営業活動が注目されています。

不動産向けCRMツールでできること

不動産向けCRMツールでは、主に下表のような機能が搭載されています。

機能 内容
顧客情報管理 顧客の基本情報や取引履歴、対応履歴などが一元管理できるため、社内の情報管理がしやすくなる。
物件情報管理 物件の詳細情報や写真・間取り図などを管理し、顧客への提案をスムーズに行う。
賃貸ポータルサイト連携 SUUMOやLIFULL HOME'Sなどの賃貸ポータルサイトと連携し、物件情報の掲載や反響の管理を効率化できる。
追客自動化 顧客の行動履歴に基づき、適切なタイミングで自動的に追客メールやLINEメッセージを送信。
見込み客等へのメール自動配信 ニーズに合わせた物件情報を自動でメール配信し、反響を促進。
リード管理 見込み客の情報を管理し、営業活動の優先順位付けや進捗状況の把握を行う。
商談管理 商談の進捗状況や取引金額、担当者などの情報を管理し、営業プロセスを可視化。
コミュニケーションツール連携 LINEやメールなどのコミュニケーションツールと連携し、顧客との連絡を一元管理できる。
データ分析 営業活動や反響データを分析し、効果的な営業戦略の立案に役立つ。


利用できる機能は、導入する不動産向けCRMツールによって異なります。

効率化したい業務や使いたい機能に合わせて、導入するCRMツールを選びましょう。

不動産業がCRMツールを導入するメリット

不動産業がCRMツールを導入すると、社内の情報共有がスムーズになり、顧客対応や営業活動が効率化します。

また、顧客対応で得た情報を元にデータを分析すれば、より効果的な営業戦略が打ち出せるかもしれません。

ここでは、不動産業がCRMツールを導入することで得られるメリットを4つご紹介します。

1. 顧客情報の一元管理と共有が可能

不動産業がCRMツールを導入する最大のメリットは、顧客情報や対応状況を一元管理でき、社内での情報共有がしやすくなる点です。

例えば、問い合わせ履歴や来店記録などが社内でリアルタイムに共有されていれば、担当者が休みの場合でも統一した顧客対応が可能です。

また、複数の担当者とやりとりしている顧客の情報も、CRMツール上で情報共有できるため、情報の重複や登録漏れを防げます

顧客の行動履歴や反応・興味関心などの細かなデータを残しておくことで、より的確なアプローチも可能となるでしょう。

2. 追客漏れ防止と成約率の向上

CRMツールでは、顧客の行動履歴や問い合わせ内容を登録できるため、追客漏れ防止や成約率の向上が期待できます

例えば、メールの開封状況や物件閲覧履歴をもとに関心度の高い顧客を抽出し、優先順位をつけてアプローチすることで、より高い成果が期待できます。

また、定期的なメール配信やリマインダー機能を活用すれば、追客の一部を自動化できます。

営業効率と成約率を同時に向上させる手段として、不動産業でのCRMツール導入は有効な選択肢といえるでしょう。

3. 営業や接客の属人化を防げる

営業活動や顧客対応の履歴を社内で共有できれば、担当者に依存しない顧客対応が可能になります。

不動産業では、特定の担当者に業務依存しやすく、引き継ぎや情報共有が不十分だと、顧客対応の遅れや情報漏れにつながることも少なくありません。

CRMツールを活用すれば、顧客の基本情報や対応履歴がシステム上で確認できるので、担当者が不在の場合でもスムーズに対応できます。

担当者の急な退職や異動があっても、顧客対応の質が安定し、営業ノウハウの蓄積も可能になるため、顧客対応の品質向上も期待できます。

4.データ分析による効果的な営業活動ができる

CRMツールでは、登録した情報からデータ分析ができるため、より効果的な営業戦略の立案が可能になります。

例えば、「どの広告媒体からの問い合わせが多いか」「成約率の高い営業パターンは何か」といった分析を通じて、成果につながる施策にリソースを集中させられます。

現在の営業活動でボトルネックとなっている部分や、改善策の検討も可能なため、業務改善や成果の最大化を実現するためにもCRMツールの導入がおすすめです。

不動産向けCRMツールの選定ポイント

不動産業でCRMツールを導入するなら、自社のニーズにあっているか、必要な機能が搭載されているかを確認する必要があります。

ここでは、不動産向けCRMツールを選ぶポイントを5つご紹介します。

1. 賃貸か売買かなど自社の業態に合っているか

CRMツールを導入する際は、賃貸・売買・管理業務など、自社の業態に合わせた対応や機能が利用できるシステムを選ぶようにしましょう。

たとえば、賃貸メインなら手軽にポータルサイトと連携ができるもの、売買メインなら長期的な顧客フォローや物件情報の管理などができるものが適しています。

自社の業務内容や顧客層に合わせてCRMツールを選択すると、業務効率化と顧客満足度の向上が期待できます。

2. 自社に必要な機能が備わっているか

CRMツールを選ぶ際は、自社の業務課題や活用目的を踏まえ、必要な機能が揃っているかを見極めることが大切です。

不動産向けCRMツールには、顧客情報の一元管理・追客機能・自動配信・分析機能など、多様な機能があります。

たとえば、追客業務に課題を感じている場合は、自動メール配信やリマインダー機能が充実しているCRMツールが適しています。

また、詳細な分析機能が搭載されているCRMツールであれば、営業戦略の立案や新人教育にも役立ち、導入効果をさらに高められるでしょう。

3. 連携するポータルサイト数

賃貸や売買業務を強化するなら、連携できるポータルサイトが豊富なCRMツールを選ぶのがおすすめです。

SUUMOやLIFULL HOME'Sなどの主要なポータルサイトと連携することで、物件情報の掲載や反響管理を一元化でき、更新作業の負担も大幅に軽減されます。

さらに、ポータルサイトからの反響情報を自動で取り込む機能があると、より迅速な顧客対応が可能です。

自社が利用しているポータルサイトとの連携状況を確認し、対応範囲が広いCRMツールを選定することが重要です。

4. コミュニケーションツールの対応範囲

こまめに追客活動を行うなら、顧客とのコミュニケーション手段が豊富なCRMツールがおすすめです。

LINEやメールなど、複数のコミュニケーションツールと連携できるCRMツールであれば、顧客との連絡を一元管理したり、迅速な対応ができたりと顧客対応の質を向上できます。

特にLINEと連携できる不動産向けCRMツールなら、若年層の顧客ともコミュニケーションが取りやすく、こまめなフォローが可能です。

5. 誰でも使いやすい操作性か

便利なCRMツールを導入しても、操作が複雑だと現場に定着しにくくなります。

特に営業や事務の担当者は、日常的にCRMツールを使うため、直感的で誰にでもわかりやすい操作性が求められます。

問い合わせ対応や物件提案の履歴がタイムラインで表示されるものや、対応状況がダッシュボードで確認できるなど、視覚的に確認しやすいCRMツールは作業効率を高めます

また、スマホやタブレットに対応しているれば、内見先や外出先からでも情報登録が可能です。。

導入前に無料トライアルや導入サポートを活用して、現場で問題なく利用できるかを確認しておくと安心です。

不動産向けCRMツール比較表の比較表

ツール名 対応業態 特化機能 主な連携ポータルサイト 特徴
nomad cloud
管理システム
追客管理機能
SUUMO・LIFULL HOME'S など
追客営業を自動化したい企業におすすめ
顧客管理CRM(LIFULL)
管理システム
追客管理機能
LIFULL HOME'S など
自動レコメンド機能を活用した追客営業に強み
CANARY Cloud(カナリークラウド)
賃貸
追客管理機能
SUUMO・LIFULL HOME'S・アパマンショップ など
自社の課題を抽出しつつ、柔軟な追客対応が可能
Taski
賃貸
賃貸仲介向け自動追客機能
SUUMO・LIFULL HOME'S など
新着物件メール等、仲介業務に便利な自動追客機能
プロポクラウド
売買
自動物件確認機能
要問合せ
物件確認の負担を大幅に軽減
KASIKA
売買・管理
営業支援サポート
要問合せ
月1定例会で成約効果の高い営業戦略の立案が可能

【賃貸仲介に強い】おすすめの不動産向けCRMツール4選

nomad cloud

画像出典元:「nomad cloud」公式HP

特徴

「nomad cloud」は、反響の一次対応や自動メールなど、追客業務に特化した不動産向けCRMツールです。

反響があったポータルサイトごとに即時対応できるため、作業の効率化や対応漏れを防げます。

マイページを見ている時間帯や開封履歴等、顧客の行動履歴を見て成約率の高い顧客を見極められるので、反響来店率に課題を感じている企業におすすめです。

主な機能・内容

おすすめポイント 25以上の賃貸ポータルサイトとの連携で、物件提案や追客メールの自動化が実現
主な機能
  • 来店率アップのコンサルティング
  • 反響反応漏れ管理
  • 自動追客
サポート体制 導入レクチャーと安心サポートあり
導入実績数 2,000店舗以上
無料トライアル 要問合せ

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

顧客管理CRM (LIFULL)

画像出典元:「顧客管理CRM(LIFULL)」公式HP

特徴

「顧客管理CRM(LIFULL)」は、賃貸仲介業務における顧客情報の一元管理と、反響対応の効率化を実現するCRMツールです。

2種類の自動追客機能を使って、ステップメールを送信したり、自動マッチングした情報を提案したりと、自動で紹介物件量を増やせます。

営業担当ごとの追客状況や成約率も自動集計・分析できるので、担当者ごとの課題や効果の高い営業パターン把握も可能です。

主な機能・内容

おすすめポイント 反響対応をマネジメントし、営業担当ごとの課題分析が可能
主な機能
  • 類似物件のレコメンド
  • 定型文の蓄積と登録
  • ステップメール
  • 自動マッチング機能
  • 業務分析と反響分析
サポート体制 要問合せ
導入実績数 非公開
無料トライアル 要問合せ

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

カナリークラウド

画像出典元:「カナリークラウド」公式HP

特徴

「カナリークラウド」は、反響から成約後の分析まで、不動産仲介業務の効率化を支援してくれるCRMツールです。

物件・顧客情報の一元管理や戦略的な営業支援など、優先度の高い営業に集中できる機能が多く、多様な顧客ニーズに合わせた自動追客も可能です。

自動追客はシーンに合わせて柔軟にカスタマイズできるため、顧客との信頼関係も築きやすく来店率アップも期待できます。

主な機能・内容

おすすめポイント カスタマイズ自動追客で業務効率化と顧客満足度がアップ
主な機能
  • 顧客ステータスが確認できるダッシュボード
  • カスタマイズ自動追客機能
  • 詳細な分析機能
サポート体制 導入から導入後まで伴走サポートあり
導入実績数 駅前不動産・三好不動産など多数
無料トライアル オンラインデモあり

料金プラン

料金体系は「初期費用+月額基本料+オプション利用料」が基本です。

IT補助金が利用できる可能性もあるため、詳細はお問い合わせが必要です。

カナリークラウド 含むCRMの資料を一括DL 

Taski

画像出典元:「Taski」公式HP

特徴

「Taski」は、賃貸仲介業者向けに特化した機能を搭載しているCRMツールです。

複数のポータルサイトから届いた反響の対応状況や、媒体別の反響率や来店率の分析など、仲介業務を支援する便利な機能が豊富です。

顧客の希望条件にあった物件が登録されると、自動で新着物件紹介メールが送信されるため営業機会の損失も防げます。

主な機能・内容

おすすめポイント 重説のオンライン作成・管理など賃貸仲介に特化した自動追客機能が特徴
主な機能
  • 反響リアルタイム反映
  • 自動物件紹介メール
  • 重要事項説明書のオンライン作成
サポート体制 導入・運用サポート、コンサルティング部門によるアドバイスも可能
導入実績数 非公開
無料トライアル 要問合せ

料金プラン

  基本プラン
初期費用 50,000円〜
月額利用料 20,000円〜※1
オプション 重説システム:15,000円

(税別)
※1:6IDまで

【売買仲介に強い】おすすめの不動産向けCRMツール3選

プロポクラウド

画像出典元:「プロポクラウド」公式HP

特徴

「プロポクラウド」は、売買仲介業務を効率化する不動産向けCRMツールです。

販売図面にQRコードを貼り付ければ、物件確認の問い合わせに自動対応できます。

自動追客機能で送信されるメールの開封率は平均50%と、顧客満足度の高い追客も可能です。

主な機能・内容

おすすめポイント 最短2秒で物件確認が可能な売買物件確認に特化した機能
主な機能
  • 自動追客機能
  • ホットリード通知
  • 物件QRコード自動生成
サポート体制 オンラインサポート窓口あり
導入実績数 累計740店舗 (2024年12月時点)
無料トライアル 要問合せ

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

KASIKA

画像出典元:「KASIKA」公式HP

特徴

「KASIKA」は、住宅・不動産業界の専任コンサルタントによるサポートが魅力のCRMツールです。

毎月1回定例会が無料実施され、運用フローの見直しや営業支援アドバイスをしてもらえるため、導入から成果創出まで手厚いサポートが受けられます。

自動メルマガ作成&送信や、顧客の行動に合わせたステップメールなど、見込み客へのアプローチの効率化も可能です。

主な機能・内容

おすすめポイント 不動産業界に詳しい専任担当による定例会や導入サポートなど、圧倒的なサポート体制が魅力
主な機能
  • 顧客・商談進捗管理
  • 顧客・追客分析機能
  • 自動生成メルマガ機能
サポート体制 専門性の高いサポートデスクが利用可能
導入実績数 1,000社以上
無料トライアル なし

料金プラン

  工務店・ハウスメーカー 不動産売買仲介 マンション
初期費用 70,000円 70,000円 50,000円
月額利用料 60,000円 60,000円 50,000円

(税表記なし)

売買革命

画像出典元:「売買革命」公式HP

特徴

「売買革命」は、シンプルな機能で営業効率を高める不動産向けCRMツールです。

物件管理・反響集計機能・顧客マイページと、誰でも扱いやすい機能だけをまとめているため、操作に悩まずスムーズに導入できます。

まずは物件情報や反響集計機能など、基本の不動産業務を効率化したい企業におすすめです。

主な機能・内容

おすすめポイント 集客数・成約率を高める効率的なシステム
主な機能
  • 物件・反響情報自動取り込み
  • 顧客マイページ
  • 自動メール送信機能
サポート体制 問い合わせフォームあり
導入実績数 非公開
無料トライアル 要問合せ

料金プラン

  利用ライセンス (1ライセンス)
初期費用 350,000円
月額利用料 6,000円

(税別)

その他おすすめの不動産向けCRMツール

いえらぶCLOUD

画像出典元:「いえらぶCLOUD」公式HP

特徴

「いえらぶCLOUD」は、広告出稿や顧客対応など、入力業務を効率化できる不動産向けCRMツールです。

55のポータルサイトに最適した広告をワンクリックで出稿できるため、広告作成時間が大幅に削減できます。

操作性も直感的で、見やすいデザインになっているので、PC操作に不安がある社員でも問題なく活用できるでしょう。

主な機能・内容

おすすめポイント 入力アシスト機能や広告表示チェックなど直感的な操作性で出稿スピードがアップ
主な機能
  • 物件入力アシスト機能
  • ワンクリック出稿
  • 自動マッチングメール配信
サポート体制 専門スタッフによるコンサルティングサポート
導入実績数 15,000社以上
無料トライアル 要問合せ

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

いえらぶCLOUD 含むCRMの資料を一括DL 

みらいえ

画像出典元:「みらいえ」公式HP

特徴

「みらいえ」は、AIを駆使して物件情報の入力や追客営業を効率化できる不動産向けCRMツールです。

入力情報の多い物件情報も、AIの入力補助機能を活用すれば、400項目以上をワンクリック入力できるので、登録業務を効率化できます。

顧客との細かいやりとりや営業進捗が一つの画面で確認できる顧客分析機能を活用すれば、成約率の高い営業パターン分析にも役立ちます。

主な機能・内容

おすすめポイント AIを活用した入力補助機能が活用できるCRM
主な機能
  • AIによる物件紹介コメント生成
  • 物件・顧客管理ができる専用ダッシュボード
  • 物件情報自動入力
サポート体制 電話・チャット・メールサポートあり
導入実績数 2,000店舗以上
無料トライアル オンラインデモあり

料金プラン

  賃貸システム 売買システム 顧客システム
初期費用 50,000円
月額利用料 20,000円 40,000円 30,000円

(税別)

いい生活のクラウド

画像出典元:「いい生活のクラウド」公式HP

特徴

「いい生活のクラウド」は、賃貸業務と売買業務のどちらもカバーできる特化機能が備わったクラウド型CRMツールです。

システム上で空室募集と状況管理が完結し、物件・顧客情報も一元管理できるため、煩雑な賃貸管理業務の負担が軽減できます。

また、売買業務で課題となりやすいお客様からの反響対応も、シナリオ設定すれば初動対応を自動化できます。

主な機能・内容

おすすめポイント 賃貸・売買まで顧客のライフステージに合わせた営業支援が可能
主な機能
  • 媒体反響のリアルタイム反映
  • シナリオ自動追客機能
  • 分析レポート機能
サポート体制 土日祝も対応可能なサポートセンター
導入実績数 法人1,550社以上、4,700店舗以上
無料トライアル 要問合せ

料金プラン

  賃貸管理業務 賃貸仲介業務 売買仲介業務
初期費用 300,000円 150,000円〜 150,000円〜
月額利用料 20,000円〜/法人 15,000円〜 20,000円〜

(税表記なし)

物件王

画像出典元:「物件王」公式HP

特徴

「物件王」は、集客用ホームページとデータを自動連携し、業務効率化できるCRMツールを提供しています。

不動産向けCRMツールとして基本的な顧客・物件管理機能はもちろん、営業活動を効率化するための追客通知機能を搭載。

集客用ホームページにアクセスを増やすためのコンテンツ作成や広告の相談サポートも受けられるので、集客率の向上に寄与します。

主な機能・内容

おすすめポイント 建築業界からの不動産仲介業参入と共に集客もサポートしてくれる不動産CRM
主な機能
  • 顧客管理システム
  • 物件管理システム
  • 営業支援
  • 集客用ホームページ
サポート体制 電話・チャットサポート、営業支援研修
導入実績数 250社以上
無料トライアル なし

料金プラン

詳細についてはお問い合わせが必要です。

不動産向けCRMツールの導入事例

ここでは、不動産向けCRMツールを導入した事例を2つご紹介します。

株式会社A社:追客営業にかける時間が大幅に短縮!

従来の追客は、問い合わせなど、顧客の行動に合わせて個別の対応が必要でしたが、不動産CRMツールを導入したことで一括メール送信が可能になりました。

株式会社A社では、これまで何百人もの顧客へ一件ずつメールを送信していましたが、自動追客機能を活用することでメール作成時間を大幅に短縮できました。

問い合わせがあった顧客へ物件を自動紹介したり、各店舗に合わせた追客メールを自動化したり、不動産向けCRMツールの導入で追客活動のさらなる効率化を期待しています。

株式会社B産業:広告費を35%抑え、来店率150%アップ

昨年同時期と比較して来店率が150%アップした株式会社B産業では、不動産向けCRMツールの導入で広告費の削減に成功しています。

CRMツールの反響集計機能を使って、ポータルサイトごとの来店率や成約率を分析し、効果的なものに絞って広告配信をした結果、広告費が35%削減できました。

これまで集客ターゲットが定まっていなかった企業も、CRMツールの分析・集客機能を活用すれば集客力の高い広告出稿や質のよい反響が届きやすくなるでしょう。

不動産向けCRMツール導入時の注意点

メリットの多い不動産向けCRMツールですが、いくつか注意点も存在します。

導入後に慌てないために、特に注意しておきたい次の3つの点もしっかりと確認しておきましょう。

1. 顧客データ移行や運用ルールの整備

CRMツールの導入には、既存の顧客データの移行作業と新たな運用ルールの整備が必要です。

特に既存のシステムやツールから移行する場合、手順や作業工数などを確認しておく必要があります。

また、全社員がCRMツールを使いこなせるよう、運用ルールやマニュアルの策定も求められます。

業務フローに沿って運用ルールを整備することで、CRMツールの導入効果が高まります。

2. 現場社員への操作定着

ITツールに慣れていない人でも扱いやすいCRMツールであれば、導入してすぐにCRMツールの導入効果が期待できます。

便利な機能の多いCRMツールでも、現場で使えなければ導入効果が得られません。

現場の営業担当が積極的に活用できるよう、事前にトライアル等で使用感を確認しておくと安心です。

また、導入後も定期的に便利な活用法を共有できるような環境であれば、社員も操作に慣れやすくなるでしょう。

3. 他システムとの連携

既存システムや他のツールと連携できるCRMツールなら、データの移行や二重入力が不要です。

物件管理システムや会計ソフトと連携できるCRMツールを選ぶと、入力漏れなどのミスやダブルチェックなどの手間が軽減できます。

連携システムが多いCRMツールであれば、将来的に新しいツールを導入する際にも柔軟に対応できるため、長期的な運用にも適しています

まとめ

不動産向けCRMツールを導入することで、属人化しやすい顧客情報の共有が進み、顧客対応や営業の質が向上します。

担当者が不在のときでも統一した顧客対応が可能となるため、顧客満足度の向上とともに業務効率化が期待できます。

不動産向けCRMツールを導入する際は、自社の業態や業務フローに合わせて、適した機能を搭載しているサービスを比較することが重要です。

本記事でご紹介した各ツールの機能やおすすめポイントを参考に、自社に最適な不動産向けCRMツールを選んでみてください。

画像出典元:写真AC

ITサービス比較

不動産向けCRMツール
資料がすぐに届く!
一括ダウンロード

ページトップへ