TOP > SaaS > マーケティング > SNSマーケティング > セミナー集客に必要な5つの考え方とは?具体的な集客方法も解説
セミナーをリード獲得や受注といった成果に結びつけるためには、一定数の集客が必須になります。
しかし、セミナー開催のノウハウがない企業をはじめ、なかなか参加者を集められない企業も多いはず。
多くの参加者を集めるには、ターゲットを意識した考え方やコツが必要になってきます。
この記事では、セミナー集客の考え方やコツ、オンライン・オフラインそれぞれの具体的な施策などについて解説します。
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このページの目次
セミナーに多くの参加者を集めるには、ターゲットとなる顧客を意識した考え方が重要です。
セミナー集客をするうえで、まず行うべきことはターゲットの明確化とセミナー自体の設計です。
などを明確にしましょう。
例えば、リード獲得を目的とするのか、受注を目的とするのかでも集めるべき客層が異なり、発信するべき情報も異なります。
ターゲットを明確にしたら、セミナーのテーマ、構成、登壇者を具体化していきます。
また、ターゲットの参加しやすい開催日時を設定することも重要です。
セミナー集客を行う場合、基本的にはLP(ランディングページ)が必要になります。
LPを見て参加するかどうかを判断する人も多いため、セミナーの特長や参加メリットなどを訴求できるよう、内容を充実させましょう。
必ず記載するべき情報としては、以下が挙げられます。
特にセミナーのテーマや講演内容、登壇者の情報などは参加を決める重要な要素となるため、前面に出すと効果的。
また、単純にサイトのデザインやビジュアルを充実させることも重要です。
セミナーの準備、LP作成が完了したら、実際に各チャネルで集客を行っていきます。
大きく分けて、自社サイト、SNS、メールなどのオンラインチャネル、電話やDM、対面での案内などのオフラインチャネルがあります。
基本的には、アクセス数や接触できる人数が多いチャネル、ターゲットがよく使うであろうチャネルを中心に、複数のチャネルで告知を行うことが前提となります。
それぞれのチャネルでの告知方法については次章以降で詳しく紹介します。
セミナーの目的によっては、既存顧客や過去にアプローチした顧客に案内するのも有効です。
既存顧客は製品についての知識があり、ファン化できていれば交流を通じて見込み顧客の獲得にも一役買ってくれるでしょう。
また、マーケティング目的のセミナーでは本来の趣旨とは離れますが、顧客同士の情報交換の場になることで、アップセルやクロスセルにつながる可能性もあります。
セミナー集客が1回目からうまくいくことは、実際にはなかなかありません。
基本的には、何度も開催してブラッシュアップしていくことを考えるべきです。
その際、前回の集客方法がどの程度効果的だったかをしっかり検証することが重要です。
LPの内容や構成、各種チャネルでの配信方法や文面などに対して、CVR、申込数など、どの程度成果に結びついたかを数値で記録しましょう。
何度も開催することでデータが溜まり、それを分析することで次第に集客手法が洗練されていきます。
セミナー集客のコツをさらに詳しく知りたい方はこちら
実際にセミナー集客を行ううえで中心となるのが、Web上やメールで案内するオンライン施策です。
自社サイトや製品サイトにセミナーの情報を記載し、LPに誘導する手法。
すでに会社や製品に興味のある層を獲得できるため、受注目的のセミナーと相性が良い手法と言えます。
情報を掲載する位置は、ヘッダー付近や目に入りやすい箇所が良いでしょう。
また、セミナー情報とあわせて過去の開催情報や当日の写真などもアクセス可能にしておくと、参加のハードルを下げることができます。
ディスプレイ広告とは、Web検索の検索結果画面に表示される広告枠のこと。
ここにセミナー告知を出稿することで、多くの人の目に触れることが期待できます。
特に関連性の高い検索ワードに対して表示することで、ターゲットに近い属性の人や、興味を持っている人に対して訴求でき、集客につなげやすくなります。
リスティング広告とも近い手法ですが、画像や動画を利用できるため工夫次第でより効果的に運用できるのが特長です。
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FacebookやX(旧Twitter)、Instagram等のSNSで告知する手法。
この手法の特長は、SNS自体の利用者が多く、うまく拡散できれば一気に数十人〜百人単位での集客も期待できるという点です。
具体的な方法としては、広告枠を利用する方法と、すでに運用している自社アカウントで投稿する方法があります。
前者はフォロワーの少ない企業でも多くのユーザーに訴求でき、後者は広告費がかからず、一定数のフォロワーがいる場合はコスパが良いという特長があります。
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問い合わせや購買履歴のある顧客リストを保有している場合は、それに対してメールで告知を行うのも有効です。
他の手法とは異なり、より積極的なプッシュ型の案内を行えるため、高い申し込み率が期待できます。
また、広告費用もかからないため、コスパの良い手法でもあります。
ただし、メールは開封してもらうというハードルがあるため、タイトルや冒頭文でいかに興味を引けるかが重要になります。
企業のセミナー情報を集約した「セミナー集客サイト」は、自前でユーザーやPVを多く持っているため、サイトに出稿するだけでも申し込みを獲得できます。
ジャンルを問わず情報を掲載できる総合的なサイトと、特定ジャンルのセミナーのみを扱う専門型のサイトがあります。
数多くの企業が出稿しているため、申し込みを獲得するためには、差別化できるようなタイトル、メリットの訴求、登壇者の紹介などが必要になります。
65万人以上が利用するイベント・セミナー告知サイト。
初期費用や掲載費用はかからず、申し込みがあった場合に約5%の手数料がかかるシステムで安心して使えます。
開催するイベントやセミナーの種類、支払い方法にも幅広く対応しており、どんな企業でも使いやすいサービスです。
会員数840万人と、国内最大級のイベントプラットフォーム。
ビジネスはもちろん、エンタメやライフスタイルなど幅広いジャンルのイベントの集客が可能で、登録費用や月額費用なしで多くの機能を利用できます。
さらに有料機能も含めると、サブスク管理やコミュニティ機能なども利用可能で、リピーター獲得やナーチャリングにも役立ちます。
セミナー集客サイトについて知りたい方はこちら!
セミナー集客はオンライン施策が中心ですが、顧客の特徴によってはオフライン施策を組み合わせるのも効果的です。
問い合わせや営業履歴のある顧客に直接電話をかけてセミナーを案内する手法。
一件あたりにかかる手間が大きいものの、プッシュ型の提案ができるため、営業力や会話の仕方によっては高確率での申し込みを期待できます。
セールストークが得意で、セミナーのメリットや有用性を訴求できる担当者が架電すると良いでしょう。
なお、顧客リストがない場合は業者から購入することも可能です。
相手企業の担当者に、セミナーの案内をハガキや手紙などの印刷物で送付する手法。
多くの企業がオンライン施策中心に移行しているからこそ、うまく使えば差別化することができます。
大量の企業に一斉送付するというよりは、見込みの大きい顧客や大企業などに狙いを絞って送ると良いでしょう。
その際、ある程度パーソナライズした文面や、印刷物のデザインなどにこだわるとより効果的です。
自社で集客に手間をかけられない、ノウハウがない、アプローチする顧客リストがない場合は、代行サービスを利用するのが良いでしょう。
ここまで紹介した各手法を組み合わせて、集客を丸ごと請け負ってくれます。
また、集客だけでなく、セミナーの設計や当日の運営もサポートしてくれるサービスもあるため、必要に応じて利用すると良いでしょう。
集客はもちろん、イベントページの制作や動画配信、参加者の管理などイベント運営に必要な幅広い機能が備わったツール。
参加者の行動ログの取得やアンケートをはじめとしたコミュニケーション機能、ナーチャリングメール配信など、商談につなげる機能も豊富に備わっています。
初期費用無料で、成果報酬型の集客代行サービス。
ページの文面の原稿を送るだけで、日経のイベント情報サイト「日経BizGateイベントガイド」に掲載でき、手間なく集客が行えます。
サイトユーザーに「意思決定層」クラスを数多く抱えているのも魅力です。
セミナー集客代行について詳しく知りたい方はこちら!
セミナーの目的はリード獲得から受注獲得、既存顧客の満足度向上などさまざまですが、どんな目的でも集客は重要です。
集客を成功させるためには、ターゲットの明確化とセミナー設計が最重要で、続いてLP作成や各チャネルでの集客施策などを的確に行うことが求められます。
複数チャネルで実際に集客を行いつつ、効果検証を行ってブラッシュアップしていくと、より成功確率を高めていくことができます。
画像出典元:O-DAN
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