企業SNSで注目されるには?人気アカウントから学ぶ運用のコツを紹介

企業SNSで注目されるには?人気アカウントから学ぶ運用のコツを紹介

記事更新日: 2025/06/30

執筆: 川崎かおり

企業がSNSで注目を集めることは、効率的なマーケティングとPR活動を実現する上で非常に重要です。

「フォロワーが少ない」「いいねが付かない」といった悩みを抱えるSNS運用担当者の方は、SNSで人気の高い企業アカウントから現状を打開するヒントを見つけてください。

本記事では、企業がSNSを活用するメリット・デメリット、運用を成功させるためのポイント、さらには人気の高い企業アカウントの特徴や魅力を詳しくご紹介します。

企業アカウントの運用精度を高め、企業ブランド力の向上を目指しましょう。

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なぜ今、企業SNSアカウントの人気が重要なのか?

ソーシャルメディア分析ツールを提供している「Meltwater」の調査によると、企業戦略におけるSNSの重要性について、回答企業の約7割が「上昇する」と予測していることが分かりました。

この結果からもわかるように、SNSをうまく活用できない企業は、市場での競争力を失うリスクがあります。

SNSにおける企業アカウントの人気が重視されるのは、SNSが単なる情報発信の場に留まらず、マーケティング戦略の中核を担うツールとして期待されるためです。

企業が自社のSNSアカウントを着実に運用し成長させれば、情報発信力を強化できます。

キャンペーンや新製品発表などでは情報が拡散されやすく、広告の投資効率を向上させることが可能です。

またSNSを通じてユーザーと密接に繋がることができれば、ブランドへの好意度や購買意欲を高めることも難しくはありません。

コンテンツがバズればブランド認知度も向上し、新規顧客の獲得や売上拡大などをスムーズに実現できます。

企業がSNSを活用するメリット・デメリット

SNSを企業のマーケティング戦略に組み込む上で、メリット・デメリットを把握しておくことは重要です。

企業がSNSを活用する際に考慮すべきメリット・デメリットをご紹介します。

企業がSNSを活用する主なメリット

企業がSNSを活用する主なメリットは、ブランド力の向上・情報拡散力の強化・顧客エンゲージメントの向上などです。

これらのメリットについて詳しく見ていきましょう。

企業認知・ブランディングの強化

SNSは情報拡散力に優れており、企業が発信した情報は「いいね」やシェア、リポストなどによって多くのユーザーへ拡散されます。

SNSで自社のブランド価値やアイデンティティを積極的に発信することで、ユーザーからの認知度を高めることが可能です。

またSNSは、画像や動画、テキストといった多彩なアプローチ方法があります。

自社のイメージに合わせた広告展開や情報発信を行いやすく、コンテンツで「自社らしさ」を浸透させることができるのもメリットです。

商品・サービスのプロモーション

SNSはリアルタイム性にも優れており、発信した情報はシェアやリポスト機能などによって瞬時に拡散される可能性があります。

情報を受け取ったユーザーが、自身の口コミを添えて拡散するケースも少なくありません。

口コミが顧客の購買行動に大きな影響を与える昨今、SNSでの広告展開は効率的かつ費用対効果が高いのが魅力です。

SNSで選択できるプロモーションは、ユーザー参加型やインフルエンサーとのタイアップ型などとさまざまあります。

キャンペーンやイベント情報を適切に発信することで、売上拡大を実現することが可能です。

顧客との関係性構築

SNSを運用することで、企業は顧客と直接的かつ双方向のコミュニケーションをとることができます。

顧客からのコメントやDM、リプライなどにリアルタイムで応えたり、質問や要望に耳を傾けたりすることは、顧客との信頼関係を深め、親近感を育む上で有益です。

またSNS上での顧客とのコミュニケーションは、顧客のニーズや不満、あるいは製品・サービスへの期待を把握するチャンスとなります。

これらの声を分析しながら自社の製品開発やサービス改善に活かしていくことで、顧客満足度や企業への好感度をより一層高められる点もメリットです。

採用ブランディングや企業文化の発信

SNSを活用すれば、自社の企業文化や働く環境、社内の雰囲気を効果的に発信できます。

企業の魅力が伝わるコンテンツを発信すれば、求職者に「魅力的な企業」というイメージを持ってもらいやすくなります。

これにより、企業文化に共感する人材の応募を促進し、採用活動の活性化に繋げることが可能です。

特に若い世代においては、SNSを活用した就活や転職活動が盛んです。

優秀な若年層の採用を目指す企業にとって、SNSの活用は不可欠といえるでしょう。

企業がSNSを活用するリスクと注意点

企業がSNSを活用する際のデメリットといえるのが、「炎上」「成果が出るまでにかかる時間の長さ」「リソースの確保」などです。

これらのリスクと注意点をご紹介します。

炎上や誤発信リスク

SNSは、誤った情報や不適切な表現の投稿が、意図せずとも瞬時に拡散されてしまうリスクが伴います。

アカウントに批判が殺到して「炎上」状態に陥ると、企業の信頼性が大きく低下するかもしれません。

炎上を防ぐには、投稿内容について厳しいチェック体制やガイドラインを設定しておくことや、担当者へのSNS運用研修などが必要です。

成果が出るまでに時間がかかる

SNS運用は、フォロワーを増やし、影響力を高めるまでに時間がかかります。

特に新規アカウントの場合、「なかなかいいねがつかない」といった状況はよくあることです。

運用担当者は、成果が出るまで根気よく発信を続けていかなければなりません。

アカウントを着実に育てていくコツは、長期的な視点を持って戦略的に取り組むことです。

KPI(重要業績評価指標)を設定し、効果測定を繰り返しながら、適宜改善を加えていきましょう。

PDCAサイクルが回り出せばアカウントの信頼性が徐々に高まり、運用効果が見えてくるようになります。

社内リソース不足による継続の難しさ

SNS運用には、企画立案からコンテンツ作成、投稿、効果測定、そしてユーザー対応まで、多岐にわたる業務が付随します。

担当者への負担が大きく、リソースを確保できるかどうかは重要な問題です。

リソース不足によってコンテンツの質が低下したり更新頻度が落ちたりすると、ユーザーが離脱する可能性があります。

アカウントがなかなか育たず、SNS運用によって期待される広告効果やブランディング効果、顧客エンゲージメントの向上が難しくなるかもしれません。

社内リソースが不足している企業は、SNS運用代行といった外部リソースの投入や、投稿予約・分析などを効率化できるツールの導入なども検討しましょう。

各SNSの特徴が知りたい方はこちら

人気企業のSNSアカウント事例

自社のSNS運用に迷ったら、人気企業のアカウントを参考にしてみましょう。

自社コンテンツと比較することで、課題や改善点が見えてくることがあります。

ここからは、X(旧Twitter)・Instagram・TikTokで人気の企業アカウントをご紹介します。

なお、各企業アカウントのフォロワー数は2025年6月現在の数値です。

X(旧Twitter)で人気の企業アカウント

株式会社タニタ(フォロワー数:33.8万人)

株式会社タニタは、家庭用体重計などを製造・販売する計測器メーカーです。

「健康」「まじめ」といった堅実なイメージが強い企業ですが、投稿にはユーモアや毒舌が含まれており、その意外性が受けています。

同アカウントの特徴は、「企業らしさ」と「人間らしさ」のバランスが絶妙であること。

発信内容は単なる製品紹介に留まらず、「中の人」の個性や日常を感じられる投稿が豊富に織り交ぜられています。

フォロワーや他の企業アカウントとの交流も盛んに行われており、気軽に絡みやすいアカウントとして高い人気を誇っています。

参考:@TANITAofficial

SHARP(フォロワー数:84.6万人)

現在のアカウント運営は、退職した元担当者が業務委託で行っています。

企業アカウントではありますが、商品とは無関係の「ねむい」「お腹すいた」といった日常的なつぶやきが頻繁に投稿されるのが大きな特徴です。

自社製品へのツッコミや他社製品への感想などはフォロワーからの反応もよく、注目度の高い企業アカウントとなりました。

同アカウントも、フォロワーとの交流には積極的です。

自社製品を購入したフォロワーに感謝のメッセージを送ることもあり、フォロワーと運営の間にしっかりとした信頼関係が構築されています。

参考:@SHARP_JP

キングジム(フォロワー数:47.1万人)

株式会社キングジムは、ファイルや文房具などを製造・販売する文具メーカーです。

アカウントは「キングジム姉さん」のつぶやきという体で運用されており、飾らない言葉遣いとユーモアのある投稿で人気を集めています。

発信内容は、自社製品の紹介から日常のつぶやきまでさまざま。

アスキーアートが使われることも多く、見るだけで楽しい内容となっています。

同アカウントで人気の投稿は、担当者が一般アカウントの質問に答える「雑談タイム」です。

この投稿には多くのフォロワーが参加し、表示回数も大幅に増加します。

フォロワーとの密なコミュニケーションがアカウントの人気につながっている好例といえるでしょう。

参考:@kingjim

ローソン(フォロワー数:877.9万人)

「ローソンクルー♪あきこちゃん」というキャラクターが、新商品やお得な情報を発信しています。

ローソンのフォロワーが多い理由の1つは、フォロー&リポストを条件としたキャンペーンを頻繁に実施しているためです。

フォロワーは値引き券や商品が当たるチャンスを求めて、X上のキャンペーンに積極的に参加しています。

また同アカウントの投稿は動画や画像が豊富に取り入れられており、「おいしそう」「買いたい」と思わせるものばかり。

訴求力が高く、人気スイーツの投稿は特に表示回数が増える傾向があります。

参考:@akiko_lawson

Instagramで人気の企業アカウント

東京ディズニーリゾート(フォロワー数:411.2万人)

東京ディズニーリゾートのアカウントは、「夢と魔法の王国」というイメージをそのまま表現した、カラフルで楽しげな投稿で高い人気を誇ります。

同アカウントの投稿は、フォトジェニックなパークの魅力を伝える高品質な画像・動画が豊富です。

季節に応じたイベントや新しいアトラクションの情報も発信されており、情報を求めるファンのニーズにも応えています。

また、フォロワーにはハッシュタグでパークの写真をシェアすることも促しており、ファン同士のコミュニティ感を育んでいる点も大きな特徴。

フォロワー参加型のキャンペーンやコンテストが開催される際には、非常に大きな盛り上がりを見せています。

参考:tokyodisneyresort_official

スターバックス(フォロワー数:399.9万人)

「おしゃれなカフェ」というイメージを損なわない洗練された世界観で、多くのファンを魅了しています。

プロフィールアイコンも統一感があり、細部にまでこだわったデザインが、ブランドの魅力を一層引き立てています。

投稿される画像や動画は「映え」を重視して撮影されており、「おしゃれで食欲をそそる写真」となっているのが大きなポイント。

同アカウントでは、新作ドリンクや季節限定グッズなどの情報がいち早く発信され、新製品を心待ちにしているユーザーにとって、貴重な情報源となっています。

参考:starbucks_j

ドン・キホーテ(フォロワー数:21.2万人)

ドン・キホーテのアカウントは、店内の雰囲気をそのまま模したような賑やかなフィードが特徴です。

投稿内容は主に女性を対象としており、コスメやファッション、美容アイテムなど、女性が関心を持ちやすい商品が紹介されています。

同アカウントの特徴は、フォロー&いいねで応募できるプレゼントキャンペーンや、人気インフルエンサーとのコラボ企画が頻繁に行われていること。

キャンペーンや企画には多くのフォロワーが参加しており、認知度拡大を図る取り組みが充実しています。

また公式アカウントでは珍しく、投稿ではカラフルな絵文字が多用されているのも注目したいポイントです。

「~するよ」「してみてね」といったフレンドリーな口調はフォロワーが親しみを感じやすく、気軽にコメントやリアクションをしやすい雰囲気を醸成しています。

参考:donki_jp

SALONIA(フォロワー数:7.8万人)

SALONIA(サロニア)は、ヘアアイロンやドライヤー、美顔器などを展開する日本発の美容家電ブランド。

同社のアカウントは、ブランドイメージにふさわしいシンプルで洗練された世界観が特徴です。

プロフィール部分にはフリーダイヤルも掲載されており、ブランドに興味を持った顧客とつながるための工夫が見られます。

投稿の特徴は、自社製品を使ったヘアアレンジやスタイリングの方法が、動画や画像で丁寧に紹介されていること。

トレンドのヘアスタイルや季節に合わせたスタイリング提案は、多くのフォロワーにとって実用的な情報源となっています。

各製品の機能性や使い方を詳しく解説する投稿も充実しており、SALONIA製品の購入を検討しているフォロワーに対して、購買を後押しするという役割も果たしています。

参考:salonia_official

TikTokで人気の企業アカウント

三和交通(フォロワー数:36.12万人)

三和交通は、首都圏を中心に展開するタクシー会社です。

タクシードライバーの「おじさん」たちが全力で踊る姿を投稿したところ「面白い」と大きな話題になり、一気に注目度が向上。

タクシー会社らしからぬ“ゆるさ”が若い世代に受け、現在では多くのフォロワーを獲得しています。

三和交通が若者向けのプラットフォームであるTikTokの運営に乗り出したのは、「若手の採用を増やすため」でした。

タクシー業界では、ドライバーの高齢化が進んでおり、若年層の志願者を確保するのが難しい状態です。

しかしTikTokがバズったことにより、若手からの応募数がアップ

2021年度の三和交通の新卒採用は、通常年の2倍となったそうです。

参考:@sanwakotsu

ユニクロ(フォロワー数:50.29万人)

ユニクロのアカウントは、若者向けの最新ファッションや着こなしアイデアをショートムービーで分かりやすく紹介しているのが特徴です。

人気の高いTikTokクリエイターとコラボしている動画も多く、若者層へのアプローチを強化しています。

着こなし動画のテーマは、「体型カバー」「着回し」「高見え」などとさまざまです。

フォロワーが抱えている悩みや不安に対して具体的な提案をすることで、購買意欲を刺激しています。

また同アカウントは、ユーザー参加型のキャンペーンを積極的に展開しているのも大きな特徴です。

例えば、ユーザーが自分のUTコーデを投稿するハッシュタグチャレンジ「#UTPlayYourWorld」では、世界中のファッショニスタが自分のファッションを投稿し、ブランドの認知度を向上させました。

参考:@uniqlo_jp

人気企業アカウントに学ぶSNS運用のポイント

SNSで人気の高い企業アカウントには、いくつかの共通点があります。

自社のアカウントを大きく育てたい担当者は、人気企業のアカウントを参考に戦略を見直してみましょう。

ここでは、企業アカウントの運用効果を上げるための重要なポイントをご紹介します。

フォロワーが伸びる企業は「世界観」と「一貫性」がある

  • SNS運用における世界観:発信するコンテンツ全体に共通するテーマや雰囲気
  • SNS運用における一貫性:設定した世界観をすべての投稿で守り続けること

SNSで人気の高い企業アカウントは、「どのようなコンセプトの下で運営されており、どのようなストーリーを伝えたいか」「どのような雰囲気や価値観を持っているか」が明確です。

投稿を見たユーザーに「この企業はこんなイメージ」という共通認識を与えやすく、企業認知度や信頼感が高まります。

また全ての投稿は、設定した世界観をベースに発信されなければなりません。

投稿写真の色合いやトーン、デザイン、投稿内容、言葉遣いなどは厳密に設計し、統一感を出しましょう。

ブランドの世界観を適切に伝える一貫性のある投稿はユーザーの目に留まりやすく、フォロワーの獲得や、企業認知度の向上につながります。

投稿頻度と時間帯の設計

SNSでは投稿頻度と時間帯の設計が非常に重要です。

投稿頻度が少ないと他の投稿に埋もれやすく、多すぎるとフォロワー離れの原因にもなります。

ターゲットが最もアクティブな時間帯に、適切な頻度で継続的に投稿することが、エンゲージメントやリーチの最大化につながります。

投稿頻度

SNSごとに理想とされる投稿頻度は、以下のとおりです。

  • Instagram:週3~5回
  • X(旧Twitter):1日3~5回

ただし、これらはあくまで一般的な目安であり、最適な頻度はアカウントの属性やターゲット層によって異なります。

キャンペーン中は通常より頻度を上げるなど、状況に応じて柔軟に調整しつつ、投稿ごとの反応を分析して自社に合った運用リズムを見つけることが重要です。

投稿時間帯

ターゲット層がSNSを最もアクティブに利用する時間帯を選択しましょう。

多くの「いいね」「コメント」「シェア」を期待でき、情報が広く拡散されやすくなります。

ユーザーの活動時間はライフスタイルによって異なるため、ターゲット層の分析や見極めをしっかりと行ってください。

例えば以下は、社会人・学生・主婦がSNSを閲覧しやすい時間帯です。

  • 社会人:通勤時間(7時〜9時)、昼休み(12時〜13時)、退勤後~就寝時間まで(18時~22時)
  • 学生:通学時間(7時〜8時)、放課後(15時〜18時)、夕食後~夜間(20時~22時)
  • 主婦:家事が落ち着く時間(12~16時)、夕食後~夜間(20時~22時以降)

特に、多くの人が利用する20時~22時は「SNSのゴールデンタイム」とも呼ばれ、投稿が注目されやすい絶好の時間帯です。

中の人(運用者)の「キャラ」づくりが重要

「企業の公式アカウント」という言葉に堅苦しい印象を抱く人は少なくありません。

アカウントを運用する「中の人」のキャラクターを確立することで、フォロワーに親近感を与えやすくなります。

カジュアルなコミュニケーションが生まれやすく、フォロワーの増加を期待できるのがメリットです。

またSNSが重要なマーケティングツールと見なされている現在、SNSには無数の企業アカウントが存在しています。

自社のアカウントが他社に埋もれないためにも、独自のキャラ設定は必要です。

「中の人」のキャラクターでアカウントの人気が高まれば、アカウントの情報発信力はより一層強化されます。

KPI設計と分析の徹底で成果を見える化

企業アカウントの運用効果を確実に向上させるには、成果を可視化して改善を加えていくことが大切です。

適切にKPIを設計して分析を繰り返すことで、どの施策が効果的だったのか・どこに課題があるのかを把握しやすくなります。

以下は、効果的なKPI設計と分析を取り入れた、SNS運用のステップです。

  • 現状分析:現在のフォロワー数やエンゲージメント率、サイト流入数、競合状況などを確認する
  • KGI(最終目標)の設定:具体的かつ測定可能な目標を設定する
  • KPI(中間指標)の設定:KGIを達成できるよう、最適なKPIを設定する
  • 定期的な分析:分析ツールを使用して、効果測定を行う
  • 施策の改善と再計画:分析結果に基づき、施策を改善・再計画する

KGIは、最終的に達成したい目標です。

「1年でフォロワー5,000人獲得」など、具体的な数値を設定してください。

一方KPIは、KGIを達成するために必要な中間指標です。

KGIと同様に、達成したい「インプレッション数」「シェア数」などを数値で設定しましょう。

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SNS運用を効率化するならSNS運用代行がおすすめ

SNS運用に十分なリソースを割けない企業・より高い成果を求める企業は、SNSの運用を代行会社に依頼することも検討しましょう。

企業のSNSアカウントを運用代行に依頼するメリットをご紹介します。

業務負担を軽減し、本業のマーケティング施策に集中できる

SNS運用代行を活用すれば、SNS運用に自社リソースを割く必要がありません。

担当者がより重要なマーケティング施策に注力しやすくなり、マーケティング施策の精度向上および企業全体の生産性向上を期待できます。

SNSの企業アカウント運用では、投稿企画やコンテンツ制作、コメント対応、データ分析などとさまざまな業務が必要です。

担当者が他の業務と兼務しているケースでは業務負担が大きく、SNS運用はもちろん本業のコア業務の質が低下することが少なくありません。

業務品質の低下によって被るダメージを考えれば、SNS運用業務を切り取って外注した方が、企業の成長戦略においては有益です。

専門知識とノウハウで成果につながる投稿ができる

各SNSプラットフォームのアルゴリズム、トレンド、効果的な投稿形式、ユーザーの行動パターンなどは、日々進化しています。

確実な運用成果を求めるなら、多様な業界での運用経験や最新のSNSトレンド・アルゴリズムに関する専門知識を持つ、プロフェッショナルに依頼するのが正解です。

SNS運用代行のプロなら、実績に裏付けされたノウハウの下、ターゲット層に刺さる独自コンテンツの制作や投稿タイミングの調整、デザイン、ハッシュタグの選定などを行ってくれます。

数値目標(KPI)に基づく運用ができる

KPIは、SNS運用の成果を測定するための重要な指標です。

運用代行会社は、フォロワー数、エンゲージメント率、ウェブサイトへのトラフィックなどのKPIを定期的に設定・分析し、運用効果を適切に可視化・改善します。

「どの施策が有効だったのか」「どこに改善を加えるべきなのか」が数値で客観的に評価されるため、スムーズにPDCAを回すことが可能です。

データドリブンなSNS運用を目指すなら、SNS運用ノウハウのない自社社員より、専門知識を備えたプロに依頼した方が、高い効果を期待できます。

「中の人」風の投稿や複数SNSの一元運用も可能

運用代行会社に依頼すれば、企業のブランドイメージに合ったキャラクターやトーンを設定してくれます。

フォロワーの親近感を高めやすく、深い関係性を構築できる点もメリットです。

また企業が複数のSNSを並行して運用している場合は、それぞれのプラットフォームの特性に合わせた運用が必要となります。

運用代行会社に依頼すれば、ブランドの世界観を壊さずに異なるユーザー層に対応した投稿が可能です。

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まとめ

SNSで人気の企業アカウントは、明確な「世界観」と「一貫性」があります。

SNSの運用に当たっては、運用目的や実現したいパブリックイメージを明確にすることが非常に重要です。

自社に十分な運用リソースがない企業・短期間で確実な効果を出したい企業は、プロの運用代行会社に依頼することも検討しましょう。

画像出典元:O-DAN

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