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昨今、アカウントのフォロワー獲得や認知度向上のために利用が増えているSNSキャンペーン。
なかでもインスタントウィンキャンペーンはすぐに結果がわかり、多くの応募者を集めることができます。
Twitterインスタントウィンにはツールの利用が欠かせず、さまざまな企業がサービスを提供しています。
本記事ではインスタントウィンツールおすすめ16選と、その概要や選定のポイントなどを詳しく解説します。
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このページの目次
インスタントウィンツールとは、SNS向けのキャンペーン管理ツールのことです。
そもそもインスタントウィンとは、SNSでのフォロワー獲得などを目的としたキャンペーン施策のこと。
その場ですぐに当選結果がわかる懸賞システムのことを指しています。
キャンペーンの手法にはいくつか方法があり、Twitterでのアカウントフォロー&リツイート、ゲーム抽選、レシート応募などがあります。
インスタントウィンツールは、このような販促施策の抽選や当選管理を自動化し、分析を可能にします。
ここからはおすすめのインスタントウィンツールを紹介します。
画像出典元:「ラクスタ」公式HP
「ラクスタ」は、多様なニーズに沿ったキャンペーンを実施できるTwitterインスタントウィンツールです。
担当者が企画立案からキャンペーンの運用、改善点の提案までサポートしてくれます。
景品の種類も豊富で、クリエイティブ制作の代行も行ってくれるので、初めてでも安心して導入できるでしょう。
ラクスタの料金については、問い合わせが必要となります。
キャンペーン目的に合わせて2つのプランから選択できます。
ツール費用に企画費も含まれているのが特徴です。
基本形式 | 毎日参加形式 | |
料金 | 要問合せ | 要問合せ |
概要 | Twitterアカウント1つにつき、 キャンペーン期間中1回のみ参加可能 |
Twitterアカウント1つにつき、 キャンペーン期間中毎日1回参加可能 |
キャンペーン目的 | 「フォロワー獲得」 新規Twitterの立ち上げや、 新規ゲームタイトルの事前登録促進など |
「拡散・認知拡大」 キャンペーンの認知拡大や、動画拡散、 アプリリリース カウントダウン キャンペーンなど |
画像出典元:「キャンつく」公式HP
キャンつくは、キャンペーンのセルフ運用&リーズナブルを実現したツールです。
2023年3月時点で、導入数は3,000以上に達しています。
インスタントウィンに必要とされる機能はすべて標準搭載されており、作業の自動化・効率化が可能です。
またキャンペーン初心者でも安心なサポート体制(無償・有償サポートもあり)が整っています。
キャンつくには2つの料金プランが用意されていて、プランごとに対応キャンペーンや抽選結果、利用条件が異なります。
ライト版はどんなアカウントでもキャンペーン実施が可能で、Twitter広告費用も発生しないため、安価にキャンペーンが打ち出せるでしょう。
ただし、ツール利用料のほかに、キャンつくTwitter版利用費用が発生するので、ランニングコストには注意が必要です。
キャンつくTwitter版:初期費用50,000円+月額費用50,000円
キャンつくインスタントウィン | ||
ライト版 | 通常版 | |
初期費用 | 50,000円 | 100,000円 |
月額費用 | 100,000円 | 150,000円 |
対応キャンペーン | リツイート いいね |
ハッシュタグ リツイート いいね |
事前準備 | 抽選結果画像の作成 | Twitter社へのポスト制限解除依頼 |
抽選結果 | ページ遷移 | オートリプライ |
利用条件 | なし | 認証アカウント ポスト制限の解除 広告出稿 |
最低利用期間 | 1ヶ月 | |
オプション | ・フォーム機能:50,000円 ・ユニークコード(URL)DM送信機能:50,000円 ・アカウントお急ぎ発行(最短当日発行):50,000円 ・利用停止保持:20,000円 |
(税別)
画像出典元:「giftee for Business」公式HP
giftee for Businessでは、バリエーションに富んだ商品をURL化してデジタルギフトとして贈ることができます。
2022年10月時点で累計導入件数は1万件以上、法人向けデジタルギフト導入実績No.1。500種類以上の豊富な賞品ラインナップも魅力です。
自社でのキャンペーン・アンケート・SNS登録等の集客を目的とする販促活動を行う際や、社内従業員向けに福利厚生の一部としてインセンティブを渡す際などにおすすめです。
業界最安レベルの導入費用でTwitterやLINEでのインスタントウィンキャンペーンが実施可能な点も見逃せません。
画像出典元:「ATELU」公式HP
ATELUは、TwitterやInstagramでのキャンペーン実施に必要な作業を効率化するクラウドツールです。
SNSマーケティング専門のエージェンシーである、株式会社コムニコが運営しているため、蓄積されたノウハウには安心感があります。
2021年では、年間実施キャンペーン回数が1,879回、月額利用企業継続率は98.0%に到達。
ATELUでは実施するキャンペーンの形式に合わせて、Twitterキャンペーン、Twitterインスタントウィン、Instagramキャンペーンの3つのプランが用意されています。
要問い合わせ
画像出典元:「Atatter F Pack」公式HP
Atatter F Packは、最短5分でキャンペーンの設置が可能なWeb遷移型インスタントウィンです。
実際に効果が発生した実績のあるキャンペーンの中から9つのバリエーションを選出し提供しているので、各企業の課題・目的にあったキャンペーン施策を打ちだすことが可能です。
無料で使えるオプション機能も8つと、コストパフォーマンスの高さも魅力。
Atatter F Packの料金プランは、以下の通りです。
年間パスポート料を支払うことで以下のお得な料金でキャンペーンを利用することができます。
2023年9月末までに契約すれば、初年度通常10万円のところ、年額0円で利用可能です。
【年間パスポート料】(※)
2023年9月末までの契約で初年度
100,000円→年額0円
※契約者と利用するSNSアカウトの所有者が同一企業の場合に限ります。
+
【キャンペーン利用料】
DMプラン | スタンダードプラン | URL発行型プラン | カンバカードプラン |
100,000円 | 150,000円 | 150,000円 | 200,000円 |
キャンペーン参加後に 応募完了ページ を表示。 当選者へ即時 DM送信するプラン |
キャンペーン参加後に 当落選結果ページ を表示。 当選者へ即時 DM送信するプラン |
キャンペーンに 参加するURLを発行。 アプリ内などへ 設置可能なプラン |
カンバセーショナル カードを利用し キャンペーンを 実施できるプラン |
(※税抜表示)
画像出典元:「Booster」公式HP
「Booster」は、TwitterやLINE等の主要なSNSに対応しているインスタントウィンツールで、いつでも好きなタイミングでキャンペーンを実施することができます。
実施できるキャンペーンの種類も豊富で、応募条件を組み合わせて自由にカスタマイズすることが可能です。
また、応募条件は自動でチェックすることができるため、運用担当者の作業負担を減らすことができます。
導入ハードルが低い点も特徴で、SNS運用に注力したい企業におすすめのサービスです。
4種のプランがあり、使用できる機能に違いがあります。
別途フリープランもあるため、使用感を試したり、ミニマムスタートも可能です。
Starter | Pro | Business | エンタープライズ | ||
費用 | 月額払い | 9,800円/月 | 39,800円/月 | 69,800円/月 | 要問合せ |
年額払い | 8,300円/月 | 32,900円/月 | 54,900円/月 | 要問合せ |
(税抜)
画像出典元:「Shuttlerock BBF」公式HP
Shuttlerock BBFは、目的に合わせて様々なX (Twitter)キャンペーン企画から運用までワンストップで任せることができるインスタントウィンツールです。
さらには、当選者の選定や通知、問い合わせ対応、賞品の購入や発送などの事務局業務も行います。
キャンペーンを実施の際は、年間6,000件以上の実績を積むシャトルロックの、専任担当者が戦略を立ててしっかりしたサポートを行うため安心して任せることができます。
企画費用についても、Shuttlerock BBFであれば無料で対応や、長期的な契約期間の縛りがなく、1ヶ月から利用が可能など、制約をおさえて導入ハードルを下げているので、最適なキャンペーン方法がわからず相談先を迷っている方や、SNSキャンペーンの運用経験が浅い企業でも安心して頼ることができます。
<自動化されている機能>
Shuttlerock BBFは、X (Twitter)キャンペーンの企画費用が無料です。
事務局対応など別途費用が発生する部分について公式HPでは開示されていないので、詳細は問い合わせて確認する必要があります。
画像出典元:「RTWIN」公式HP
RTWINは、その場で抽選できるTwitterキャンペーンシステムです。
投稿から参加確認、抽選、DM配信まですべて自動で行えます。
シリアルコードの配布、レポート作成、当選確率のリアルタイム変更などが可能です。
NGWordやブラックリスト、二重当選防止などのキャンペーン補助機能によって運用をサポートしてくれます。
要問い合わせ
画像出典元:「Social Insight」公式HP
Social Insightは、幅広いSNSに対応し、SNS業務を効率化する分析・運用ツールです。
RTキャンペーンやハッシュタグキャンペーンなどを自動化できます。
また複数のSNSアカウントへの予約投稿や投稿までの承認フローの管理も可能です。
自社や競合のSNSアカウントを一括比較し、キャンペーンの反響調査、口コミ分析も可能です。
要問い合わせ
画像出典元:「boite」公式HP
boiteは、Twitterの貢献度を可視化するコミュニケーションツールです。
キャンペーンの分析に特化しており、多角的に分析・振り返りができます。
また顧客の要望や目的に合わせて、オートリプライ、インスタントウィン、チャットボットなどの様々な手法を兼ね備えたツールです。
過去に1,000回以上キャンペーン支援を行った企画力と実績があります。
要問い合わせ
画像出典元:「echoes」公式HP
echoesは、フォロワー獲得だけでは終わらない、その先の販促・売上につなげるTwitterインスタントウィンキャンペーンツールです。
フォロー&リツイートキャンペーンのみならず、ハッシュタグ投稿キャンペーン、クーポン配布型キャンペーン、コラボツイートキャンペーンなどを実施できます。
Twitterキャンペーンの売上貢献度を可視化でき、キャンペーン後の手厚いサポートも用意されています。
要問い合わせ
画像出典元:「デジコ」公式HP
デジコは、1円から発行できるデジタルギフトです。
PayPayポイントやAmazonギフトカードなど最大6,000種類以上からギフトを選べます。
販促キャンペーンだけでなく、Twitterキャンペーン、LINEキャンペーン、アンケート、レシートキャンペーンなどが実施できます。
デジコを活用することで、キャンペーンコストが削減し、在庫管理が不要になります。
▶基本費用:1~10万円(額面)× 数量
▶Twitterインスタントウィン:基本費用+300,000円~
画像出典元:「giff letter」公式HP
giff letterは、Twitter上で熱狂的なファン獲得・SNS運用の工数削減が実現できるクラウド型キャンペーン統合管理ツールです。
SNS累計100万人フォロワーを超えるSNSマーケチームがクリエイティブ作成から広告配信まで一気通貫で対応してくれます。
LPの自動生成機能やクーポンの消込機能も利用可能です。
要問い合わせ
画像出典元:「OWNLY」公式HP
OWNLYは、SNSキャンペーンとUGC活用を一元管理できるマーケティングツールです。
2021年実績で、施策実施数は4,500件以上、エントリー数は2,900万人以上となっています。
15種類以上のキャンペーンを無制限で利用でき、UGC収集から活用までワンツールで実現できます。
またSNS施策の企画から実行まで伴走してくれます。
要問い合わせ
画像出典元:「PARKLoT」公式HP
PARKLoTは、フォロワー獲得と販促を加速させるSNSキャンペーンツールです。
インスタントウィンやクーポン配布、クイズ・診断・ミニゲーム、ギフト券自動送付、Twitter運用などに対応しています。
抽選作業や応募情報の収集、当落結果の連絡などを全て自動化できます。
最短10分でキャンペーンを開始でき、月額制なら何回でも実施可能です。
▶初期費用:無料
▶月額利用料:5万円~(定額プラン)
画像出典元:「SocialDog」公式HP
SocialDogは、Twitterマーケティングのためのオールインワンツールです。
運用・効率化・自動化・分析・アカウント管理などTwitterマーケティングに必要な機能が網羅されています。
2022年10月時点で、80万以上のアカウントで利用されています。
高度な投稿管理だけでなく、フォロー管理、ソーシャルリスニング、アカウント分析・管理などが可能です。
インスタントウィンツールの利用が増えている背景を3つ紹介します。
2019年に矢野経済研究所が調査した「商品券・ギフト券/ eギフト市場に関する調査」の結果によると、2023年にはSNSを活用して電子ギフトを送るソーシャルギフト市場が約2,500億円に成長すると言われています。
ネット上で気軽に送付ができるため、最低発注単価も安く、金券以外にもデジタルギフトなど幅広い利用が可能です。
同時にSNSの利用者も増えていることから、今後の市場拡大が期待されます。
2021年にマイボイスコム株式会社が調査した「【プレゼント・キャンペーン】に関するアンケート調査」によると、2015年から2021年にかけて、スマートフォンからの応募が際だって増加していることがわかります。
10〜40代では、最も多い応募経路となっているようです。
インスタントウィンツールの利用が増えているのは、SNSキャンペーンの応募のしやすさも関係しています。
郵送やはがきよりも、特定のリツイートやハッシュタグ投稿はハードルが低い傾向です。
そのため若年層にアプローチするためには、インスタントウィンツールを活用したほうが効率的にマーケティングを行えます。
最後にインスタントウィンツールを導入する際の比較ポイントを3つ解説します。
インスタントウィンツールが対応しているSNSは各社異なります。
「Twitter」「Instagram」「LINE」「TikTok」など、既存もしくは新規獲得したいユーザー層がどのSNSを多く利用しているかを必ず検討しましょう。
そのうえで、目的に即したキャンペーンが実施可能かをチェックしましょう。
インスタントウィンキャンペーンを実施するには、企画以外にもキャンペーンページの制作から応募者情報の管理まで幅広い業務があります。
そのため、自社で人材を確保することができなければ外部に委託する必要があります。
ツールの使い方のサポートだけでなく、関連業務を委託できるオプションなどがあるかも確認しましょう。
初期費用やランニングコストが高すぎないか、自社に見合っているかは確認しておきましょう。
インスタントウィンツールは無料のものから1回100万円前後のものまであり、ツールによって費用は多種多様です。
相場としては標準機能のみで0〜10万円、それに分析機能やチャットボットなどの機能が搭載されていると10〜100万円となることが多いです。
また単発なのか継続なのかによっても費用は大きく異なります。
最初に予算を設定し、目的と照らし合わせて、その範囲内で最適なツールを選ぶことをおすすめします。
今回はインスタントウィンツールの概要と、おすすめのツールを解説しました。
ツールによって機能や費用はさまざまです。
本記事を参考にしながら、自社の目的に即し、かつ最適なツールを選んでみてはいかがでしょうか。
画像出典元:O-DAN, unsplash