株式会社ヤシマキザイの決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査

執筆: 山中恵子

上期営業赤字予想から一転、黒字で着地!鉄道業界を支える「ヤシマキザイ」の第3四半期決算

2020年3月期 第3四半期決算

  • 売上高:255億円(前年同期比△3.6%)
  • 営業利益:2億6,700万円(前年同期比△50.1%)
  • 経常利益:3億5,200万円(前年同期比△43.9%)
  • 四半期純利益:2億1,700万円(前年同期比△48.6%)

となっております。

 

2020年3月期 第2四半期決算(20年1月更新)

  • 売上高:154億4,000万円(前年同期比△10.9%)
  • 営業利益:6,600万円(前年同期比△83.8%)
  • 経常利益:1億2,000万円(前年同期比△74.8%)
  • 四半期純利益:8,400万円(前年同期比△74.3%)

鉄道分野を中核に交通インフラを事業領域とする専門商社「ヤシマキザイ」の決算を見ていきます。

2020年3月期第2四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し2桁減収減益となっています。上期営業赤字予想から一転、黒字で着地。これは、単体で受注している案件において、下半期から上半期へ納期及び計上時期がシフトするものがあったためです。

売上高の9割が鉄道事業、1割が一般事業ですが、両事業ともに前年同期比で売上高が減少しています。減収となった要因は、鉄道事業は海外特需案件がなくなったこと、一般事業は市場の需要低迷によるものです。

利益は、減収に伴う売上総利益の減少により前年同期比で減益に。

なお、下期偏重型ながらも、通期の業績予想に変更はありません。前期比で増収減益となる見込みです。

画像出典元:「株式会社ヤシマキザイ」決算説明資料

 

 

2020年3月期 第1四半期決算(19年9月更新)

  • 売上高:75億1,600万円
  • 営業利益:△3,200万円
  • 経常利益:△700万円
  • 四半期純利益:△700万円

鉄道分野を中核に交通インフラを事業領域とする専門商社「ヤシマキザイ」の決算を見ていきます。なお、ヤシマキザイは6月26日に東京証券取引所市場第2部に上場しています。

2020年3月期第1四半期の連結業績は、売上高75億1,600万円、最終700万円の赤字となっています。

鉄道事業は堅調に推移したものの、一般事業において世界経済の不透明感を受け、半導体業界や通信販売業者向けをはじめとして電子部品の受注が減少したことが響きました。

ヤシマキザイは9月13日、米中貿易摩擦の影響による中国経済の減速等により上期の業績予想を下方修正しました。

中国連結子会社の売上見通しが減少するほか、単体で受注している案件においても、上半期から下半期へ納期及び計上時期がシフトするものがあるため売上高が伸びず、上期4,200万円の営業赤字となる見込みです。

なお、通期の業績予想は据え置かれています。

2020年3月期の業績予想

2020年3月期の連結業績は、前期に対し増収減益となる見込みです。

  • 売上高:373億4,200万円(前期比+0.9%)
  • 営業利益:5億1,400万円(前期比△19.6%)
  • 経常利益:6億円(前期比△20.7%)
  • 当期純利益:4億円(前期比△16.5%)

鉄道事業は特需大型案件終了により、減収予想。一般事業は産業機器分野での需要の回復基調に加え、新商材の拡販等により増収予想となっています。

一方、利益は、高利益率の特需大型案件終了により大幅な減益となる見込みです。近年、売上高は順調に案件を獲得し堅調に推移していますが、 利益面は海外子会社業績の影響等もあり、年度毎に上下する傾向が続いています。

画像出典元:「株式会社ヤシマキザイ」決算説明資料

 

 

第74期決算公告(19年5月決算)

第74期決算は

  • 売上高:326億8,799万円
  • 経常利益:4億8,587万円
  • 当期純利益:3億6,448万円
  • 利益剰余金:52億1,106万円

となりました。

業績推移

決算期
(百万円)
16/3
(第72期)
17/3
(第73期)
18/3
(第74期)
売上高 32,831 30,852 32,687
当期純利益 323 373 364

事業内容

株式会社ヤシマキザイは、鉄道事業者に対する車体用品、電気用品等の販売、一般産業向け電子部品等の販売を行っています。

 

鉄道事業


鉄道事業者や車輌・機器メーカーに機器・部品の販売および、機器の保守・点検の管理を行うほか、駅・車輌整備工場・電力システム・信号システムなど、鉄道の運行に必要な設備の維持や向上に貢献するサービスを提供しています。

創業以来、 JR各社と取引を行い北海道から九州まで全国に拠点展開しています。

さらに国外においては、 中国の高速鉄道網の拡充にともない鉄道車両メーカーで売上高が世界最大の「中国中車股伶有限公司(中国中車)」への販売を中心に展開するほか、インドネシア・フィリピン・ベトナム・インド等においても、それぞれ拠点を置き鉄道に関する商材の販売もしくは販路を開拓しています。

一般事業


産業機器メーカー、自動車関連メーカー、業務用機器通販事業者などを販売先
とし、コネクタ・電子部品を取り扱っています。
また、海外の火力発電所用の補修・改造用品や、各種ハーネス加工品、電源ユニットなどのパワーデバイス、微小な気泡を含む水発生装置なども取り扱うほか、医療業界への拡販や道路交通インフラ業界への進出も目指しています。

販売実績

東証2部に上場へ

2019年5月23日、東証2部への新規上場が承認されました。6月26日に上場予定です。

出典:公式HP・有価証券届出書

会社概要

会社名 株式会社ヤシマキザイ
事業内容 鉄道関連製品と産業用電子部品の販売、メンテナンスサービスおよび輸出入
所在地 東京都中央区日本橋兜町6番5号
設立日 1948年10月
代表 高田 一昭
資本金 9,990万円
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