となっております。
画像出典元:「株式会社KHC」決算説明資料
兵庫県の播磨地域を中心に建設・不動産事業を展開する「KHC」の決算を見ていきます。
2020年3月期第2四半期連結累計期間の業績は、売上高57億4,600万円、最終利益1億8,800万円となっています。
売上種類別の概況は、「住宅請負」は完成引渡棟数が151棟となり売上高36億5,300万円、「分譲用土地」は引渡区画数が121区画となり売上高17億4,900万円、「分譲用建物」は引渡棟数が14棟となり売上高2億7,100万円、「その他」は仲介手数料の増加により売上高7,100万円となりました。
住宅事業を取り巻く事業環境が厳しさを増すなか、新規受注が低調に推移。
今後、新規受注の積み上げ不足による新規着工の減少が、主力の「住宅請負」売上高の下振れ要因となることが懸念されますが、現時点では通期の業績予想に変更はありません。前期比で増収増益を見込んでいます。
2020年3月期第1四半期の連結業績は、売上高27億4,700万円、最終利益5,600万円となっています。計画に対する進捗率は、売上高19.3%、営業利益11.3%、経常利益11.0%、純利益9.9%と低調なスタートに。
当第1四半期連結累計期間における売上種類別の売上高は、
となりました。
KHCは、7月18日付で19,500株の譲渡制限付株式の発行を行っています。なお、通期の業績予想に変更はありません。
株式会社KHCは、兵庫県の播磨地域を中心に建設・不動産事業を扱う子会社を傘下におく持株会社で、2019年3月19日に東京証券取引所市場第二部に上場しました。
2019年3月期通期の業績は、前期に対し減収減益となりました。減収の主な要因は、分譲用土地の在庫不足により分譲用土地販売が減少したこと等によるものです。
当期は4,100万円の設備投資を実施しました。
【グラフ】業績推移
住宅事業の単一セグメントですが、売上種類別の概況は以下のとおりとなります。
売上高:79億600万円(前期比+2.0%)
自然災害の影響による工事着手及び工事進捗遅延が生じたものの、完成引渡棟数は358棟(前期比1棟減)と微減に留まりました。
前連結会計年度にオープンした株式会社勝美住宅大津出張所が軌道に乗り、兵庫県姫路市西部の営業拠点として着実に成果を上げたほか、完成引渡ベースでの平均単価の上昇(前期比3.1%増)もあり、前期比で増収となりました。
売上高:44億7,400万円(前期比△7.1%)
2018年3月期第3四半期から2019年第1四半期にかけて販売が好調であったため、その反動による一時的な在庫減少を招き、当第2四半期以降において販売が減少。引渡区画数は301区画(前期比15区画減)となりました。
売上高:8億5,400万円(前期比+9.0%)
兵庫県神戸市垂水区の建売住宅の販売が好調で、引渡棟数は47棟(前期比6棟増)となりました。
売上高:1億2,800万円(前期比△19.3%)
仲介手数料が減少(前期比17.2%減)しました。
2020年3月期は、前期に対し増収増益の見込みです。
今後は、エリア拡大、顧客層の拡大を図っていくとのこと。また、新築一戸建てだけではなく、リフォーム事業の強化や、保育園の建設をはじめとする中大規模木造建築にも注力していくとしています。
株式会社KHCは、兵庫県の播磨地域を中心に建設・不動産事業を扱う子会社を傘下におく持株会社です。
KHCの前身は、創業者である前田昭雄氏が1981年に設立した株式会社勝美住宅。吸収合併を繰り返し、2006年に持株会社化するとともに、商号を株式会社KHCに変更。
2016年に日本アジアグループ株式会社の完全子会社となり、2019年に東京証券取引所市場第二部に株式を上場しました。
グループは、KHC及び連結子会社5社(株式会社勝美住宅、住宅の横綱大和建設株式会社、株式会社明石住建、パル建設株式会社、株式会社Labo)で構成。
KHCは持株会社としてグループの経営管理及びそれに関連する業務を、連結子会社5社は各社のブランドによる住宅請負をメインとした事業を行っています。
① 住宅請負(注文住宅・リフォーム工事・中大規模木造建築)
② 分譲用土地
③ 分譲用建物
④ その他
画像出典元:「株式会社KHC」公式HP
株式会社KHCは、事業子会社5社の経営管理を行う持ち株会社です。
傘下の事業会社5社において注文住宅をメインに地域顧客の家づくり及び 住宅取得に関するサポートを行っています。
2019年3月19日に東証2部へ上場予定です。
出典:公式HP
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